東京/羽田、大阪/関空、名古屋/中部など、世界には、数えられないほど、多くの空港あります。今回は、そんな数ある空港を識別するための「空港コード」の調べ方をご紹介していきます。
空港を示すコードとは?
空港コードとは、IATA(国際航空運送協会)やICAOと呼ばれる機関により、空港一つずつに割り当てられている識別符号です。世界に一つしかないため、このコードを知るだけで、位置する国と対象の空港がわかります。
例えば、東京にある羽田空港であれば「HND」、名古屋にある中部国際空港であれば「NGO」、大阪にある関西空港であれば「KIX」などです。1つのコードがたった一つの空港を示すため、航空に関係する情報を調べるときに便利です。
貿易ビジネスで空港コードを使用するときは?
では、貿易ビジネスでは、この空港コードをどのように活用するのでしょうか? 様々な使い方があると思いますが、その一つに「航空運送の見積もり」があります。輸送代金の見積もりを取りたいときは、当然、出発地と到着地の空港を指定する必要があります。
このとき、出発地の空港と到着地の空港を…….
「東京から、バンコクまで~」と指定するより「HNDからDMKまで~」と、伝えた方がより正確に伝えられます。なぜなら、必ずしも「都市名=一つの空港」とはならないためです。
例えば、東京であれば、羽田空港 と 成田空港の2つがありますね。これらをまとめて「東京まで~」と表現する方もいます。また、同様にタイのバンコクにもスワンナプーム国際空港とドンムアン空港の2つがあります。東京やバンコク~という地名を指定するより、空港コードを指定する方がより正確ですね。
空港コードの調べ方
世界の空港コードは、IATAのサイトで探せます。一番にロケーションネーム(都市名)などを指定します。その後、国名や地名などを指定すると…..
下の赤枠部分に表示される三文字が空港コードです。
まとめ
- 空港を示す三文字を調べることで正確な見積もりをとれる。
- 空港コードは、IATAとICAOの2つがある。