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バンコクでの仕入れ。私は、こんなお店から購入しない4選!



タイ(バンコク)のバイヤーなら必ず思う。「こんなお店とは取引したくない」

指定したサイズが違う。色が違う。枚数が違う。納期が遅れる。価格が上がっている。怒鳴り合いで取引キャンセル。そんな、付き合いたくないお店とのやりとりなどを紹介します。

【タイ】買い付けの失敗例(Tシャツ編)売れない理由は!?

バンコクで仕入れ!良いお店の条件とは?

こんな条件を満たしたお店とは長く付き合いたい。

いいお店とは長く付き合いたい。バイヤーにとってのいいお店の条件はとても簡単です。

  1. 適正な価格で売ってくれる
  2. 納期を守る
  3. 無理に他のモノをすすめない

日本人からしたら当然のことでしょうが、タイでは当然のことがなかなか出来ないお店が多いです。文化や働き方の違いかもしれませんが、バイヤーとしては仕事になりません。現在も付き合いのあるお店とは、ゆっくり時間をかけて信頼関係を築いてきました。その裏では、我慢の限界を超えて取引を打ち切ったお店もあります。継続するために重要なことは“タイだから”では済ませてはいけないことです。

注文と違うことに怒ったら、店主が逆切れしまさかのキャンセルに!

店主と言い争ったことは数え切れず、あまりの理不尽さに二度と取引するかと思ったことも結構ありました。1,000円のモノを100円で売ってくれ!と言っているのではありません。今日が納期だと念を押したのに、出来上がっていない。前回は100Bで買ったのに、なぜ今回は130Bになるのか?オーダーしたサイズではないのに、なぜ支払いをするのか?私が悪いことは何もないと思います。その時点では怒りがこみ上げ、喧嘩別れすることもありました。

しかしこう思い、お店とは付き合いを継続しています。

「ここはアウェイだし、後々のこともあるから、それなりで納めるか」

この思いに至ったのは、バイヤー駆け出しの当初に衝撃を受けたからです。

私「オーダーしたのはMサイズだ。なぜLサイズなんだ?”」

店主「あなたはLサイズだと言った」

私「違う。この紙を見ろ。あなたにも渡した。ほらMと書いてあるだろう?」

店主「しかし、あなたは口でLと言った」

私「嘘つけ。キャンセルだ」

店主「ああ、そうか。もう二度と取引はしない」

まさか店主が逆切れして取引をしない、と言うとは思っていなかったのでかなり驚きました。タイではこういうのは日常なんだと。それ以来、こちらが悪くなくても全てをお店側に押し付けるのはやめようと。逃げ道を作ってあげようと。日本では聞いたことのない話ですが、欲しい商品があるお店と取引出来なくなるのはバイヤーとしては死活問題です。怒らない、怒らない。

こんなお店とは取引したくない。失敗と成功例。

殴り合い寸前!警察を呼ばれる!そこ迄はいきませんが、かなり言い争い取引をやめた例や、いろいろあったけど成功した例を紹介します。

例1)タイ人お得意の言い訳で、納期が遅れ店主は逃亡!?

ゴールデンウイーク前に日本へ納品するので、余裕をもって1ヶ月以上前にTシャツをオーダーしました。一度だけ買ったことのあるお店で多少の不安はありましが、すぐにサンプルが出来上がり。チェックし、あとは出来上がりを待つのみ。

しかし納期に出来上がらず。お店は閉まっている。電話すると、急用で田舎へ帰っていて来週には戻るので仕上げると。納期の日にお店へ行くが閉まったまま。店主へ電話するも、この電話は現在使われていませんのメッセージ。隣のお店などに聞くと、店主は逃亡したらしい。借金取りに追われ、店をたたみ逃げたのでした。

例2)刺繍の位置を間違えたのに、あやまることなく逆切れ。

チーム用のポロシャツのオーダーがありました。胸にロゴの刺繍を入れるとのことで、刺繍店に相談しオーダー。出来上がった刺繍ロゴをお客さんに画像で送るとOKの返事。お店に製作を指示し、後は待つばかり。出来上がったものに目を疑った。刺繍の位置が違う。右側に刺繍するように描いた紙も渡したのに、なぜ左側に?店主に見せると、顔が引きつっている。作り直してくれと言うと、これまた不思議なことを言う。

「位置は逆だけど、刺繍は問題ない」

いきなり怒りがこみ上げ、覚えている限りのタイ語を駆使して、間違っているのはあなただと言い伝えると、店主は分かった言いながら目は怒りに燃えている。

「買わなくていい。帰れ!」

その後このお店の前を通ることが何度もあったが、あのときのことを店主は自分の中で完結しているようだ。こちらが挨拶すると、ニコニコしながら懲りないことを言う。

「次は間違えない。オーダーはあるか?」

例3)なぜか価格が上がっている。キープを要求した商品がない。

チャトチャック市場、よく買う古着店での話。常連なので価格はそれなりに安くしてくれる。事前に商品画像を送ってくれ、欲しい場合はキープしてくれる。しかし今回に限っては、なぜか価格が高い。聞くと、今回はビンテージもあり質がいいからと。いや、いつもと変わりないと言うが、今回はこの価格でと頼みこまれる。言い値で買うのも嫌なので、多少ディスカウント。キープ品は?と聞くと、売ってしまったと。腹が立ち、買うことなく店を出る。一時間後に店主から電話。

“実は、祖母が入院するのでどうしても……”

嘘ではなさそうなので、今回は折れる。出来るだけ多く稼ぎたかったのだろう。価格が上がったのは今回のみですが、今でも“今回は100B高くするよ”などと冗談を言っている。

付き合いが長くても、タイ人は1Bでも多く取ろうとする癖があります。目先のお金にこだわりすぎているのです。

例4)勝手に色を変えて枚数を増やし、しまいには泣いて頼み込む。

Tシャツ100枚黒をオーダーしたのに、50枚は白に。聞くと、以前は白もオーダーしたので、今回も白はいると思って作ったとのこと。今回は黒のみオーダーだと店主に言うと、店主はすまなそうにしている。その場でお客さんに電話し、どうするかと尋ねると安くなるなら30枚買うと。店主に伝えるが強く否定。

怒りを抑え黒のみ50枚受け取り帰ろうとすると、店主が白をなんとか買ってくれと頼みこむ。何度も安くなるならと押したら、ついに店主がうなずく。涙も流し、わかったわかったと言い安くしてくれた。白を30枚ではなく50枚買った。残りの黒50枚は、2日で仕上げてくれた。このお店とは、持ちつ持たれつ今でも付き合っている。

この客を逃がしてはいけない!と思わせよう。

取引ではいい思いをすることもあれば、嫌な思いもいろいろします。妥協もすれば、頑固にもいきます。これも取引を成立させ、次につなげていきたいからです。こう言うとあれかもしれませんが、こちらがある程度良き理解者になり、タイ人をいい気分にさせてあげることが大事です。そして、あなたのお店でいっぱい買う私は大切なお客さんだよ!と意識させることです。付き合っていくとタイ人もその点を敏感に察知します。

「この客がいないと売り上げが落ちてしまう」

そう思えてもらえるだけでいいです。あきらかに接客態度が違ってきます。ついには一緒に食事に行く仲にもなります。そうなる迄には“バカヤロー”と怒鳴りたいことを必ず経験します。バイヤーなら、誰もが一度は通る道です。

まとめ

  • いいお店の条件は簡単。しかし、それさえも出来ないお店が多すぎる。
  • オーダーを間違えたのに逆切れする。タイでは、そう珍しいことではない。
  • “所詮、タイだから”では済ませず、時間をかけて付き合っていけば上手くもいく。
  • 納期に遅れる。色が違うなどは普通。それでも取引したいが、我慢にも限界がある。
  • この客を逃がしてはならない。お店にそう思わせることで取引が長く続いていく。
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