貿易代金を決済する方法 ペイパル編

この記事は約4分で読めます。

海外販売を始めるときに気になるのが「貿易代金の決済」です。商品を販売したのは良いけれど、しっかりとお金が支払われなければ目も当てられません。また、あなたが輸入者の立場であれば「お金を支払ったのに、物が送られてこない!」または「商品が壊れていた」という状況も考えられます。やはり、あなたが売り手であっても買い手であっても「どれだけ安全に代金の決済ができるのか」が重要です。

そこで、この記事では、貿易代金の決済に便利な「ペイパル」についてご紹介していきます。

PAYPAL

貿易代金は、ペイパル決済が便利です。

貿易代金の決済方法は「T/T決済」や「L/C決済」などが有名です。T/T決済は、いわゆる「銀行振り込み」です。一方、L/Cとは、輸出者と輸入者の間に銀行が入り、貿易書類を銀行経由でやり取りして、決済の安全性を高める方法です。ともに「貿易代金の決済方法」として、広く使われています。本日は、それらとは違う「ペイパル」について詳しく説明していきます。

ペイパル決済とは?

ペイパルは、1998年にアメリカで設立をした「電子メールアカウント」を利用して、個人間で手軽に送金ができるようにした決済サービスです。ペイパルの大きな特徴は、次の3つです。「1.代金の送金と受け取りがメールアドレスを伝えるだけでできる」「2.お金のやり取りにかかる手数料がわずか。しかも瞬時に完了」「3.世界中の人たちとの決済に使える」

1.代金の送金と受け取りをメールアドレスを伝えるだけでできます。

ペイパルを利用するときは、最初にペイパルにアカウントの開設をします。アカウントには、自身のクレジットカード情報の他、メールアドレスを登録します。これでメールアドレスとペイパルの口座(クレジット決済機能)がつながります。これにより、ペイパルに登録している人同士であれば、メールドレスを伝えるだけで、お金の受け渡しができます。

2.お金のやり取りにかかる手数料がわずか。しかも瞬時に完了

ペイパルを使ってお金をやり取りするときの手数料はわずかです。(国内間取引は無料)世界中の人たちと、瞬時にお金のやり取りができるため、銀行振り込みのように入金が反映されるまで待つ必要もありません。

3.保護プログラムが充実しています。

ペイパルを利用するときの最大の目的は、保護プログラムにあります。記事の冒頭でも述べた通り、海外との取引において最も避けたいのは「お金だけ取られること」です。

例えば、あなたが輸入者であるなら「粗悪品が送られてきて困っている」「商品が違う」「そもそも商品が送られてこない」というトラブルに巻き込まれる可能性がありますね。一方、あなたが輸出者でるのなら「買い手との間に代金のトラブルになって困っている」ということもあります。そんな代金決済のトラブルになったときに、ペイパルが間に入ってくれます。

以上がペイパルを利用する3つのメリットです。では、これらのメリットをふまえて、貿易ビジネスとペイパルを考えてみます。

貿易代金の決済上のトラブルを考えると、ペイパル決済をお勧めします。

貿易をするときは、なるべく商社などを通さない直接貿易を目指すことが重要です。買い手であるあなたと、商品を持っている輸出者との間に、業者が入れば入るほど、仕入れるときの価格が高くなるからです。

例えば、よくある事として「輸入代行サービス」があります。英語もできない、注文方法や通関処理などがわからない方にとっては、手軽に輸入できる方法として有名です。ただし、この代行サービスを使う時点で、輸入原価が大きく上がり、あなたが受け取るはずだった利益部分の多くを代行業者に受け取ります。もちろん、あなたが輸出者の立場であっても同じです。だからこそ、なるべく直接取引をしなければなりません。

しかし、直接取引をするからと言っても、代金の決済だけは「直接」行うことは避けた方が良いです。やはり、どんな国、どんな業界にも「詐欺師」は存在しており、お金や商品を詐取される可能性があるからです。せっかく貿易取引をして売り上げ拡大を目指しているのに、拡大どころか詐欺被害にあってしまっては、意味がありません。そこで「ペイパル」が役立ちます。

ペイパルは、商品のお金を支払った人、商品を売ってお金を受け取る人との間に、決済上のトラブルが発生したときは、問題解決のアシスタントしてくれます。具体的には、不要良品が届いたときは、一定の条件の下、商品代金を保障してくれます。また、売り手としてトラブルになったときも「売り手保護プログラム」と言われる救済処理があります。これにより、貿易をするときに発生する決済トラブルの可能性を小さくできます。

関連記事:新決済ペイオニアとは?

まとめ

貿易をするときに最も気になるのが「代金決済のトラブル」です。「商品を送っただけ~、お金を支払っただけ~」というトラブルを避けるために、なるべく安全に決済ができる方法を考えなければなりません。貿易決済上、安全とされるのは「L/C決済」です。決済代金と貿易書類がすべて銀行経由で行われるため、昔から安全に貿易決済をする方法として一般的でした。ただし、実際の貿易取引の現場では、L/Cを嫌がる人は意外に多いです。

そこで便利なのが「ペイパル」です。実は、貿易代金の決済をするときは、ペイパルを通してやり取りをすることがかなり一般的になっています。特に、個人事業主として世界販売をしていたり、どこかの国から仕入れたりするときは、ペイパルによる決済をすることが多いです。もし、なるべく安全な決済方法を望まれているのであれば、銀行振り込みやL/C決済ではなく、ペイパル決済を選びましょう!

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録

[スポンサードリンク]


\ 通関代行・対比表、輸送見積もり好評受付中 /
お問い合わせはこちら!
\ 通関代行・対比表、輸送見積もり好評受付中 /
お問い合わせ先
タイトルとURLをコピーしました