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私がカフェを経営しているなら、こういう貿易をする!乳酸菌、GABAの活用

この記事は約6分で読めます。

日本全国、どんな規模の街でも必ずあるのがカフェ(喫茶店)です。外資系大手から、昭和感あふれる街角喫茶まで様々なタイプがあります。 最近は、カフェの乱立状況に加えて、インフレの影響により、カフェ自体の経営を諦めようとしている方もいらっしゃると思います。

今回は、もしもしシリーズの第三弾、もし、私が喫茶店をしているなら、こういう貿易ビジネスをする~をご紹介したいと思います。想定は、すでにカフェを経営している方です。

 

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カフェの経営者が貿易をするなら?

カフェ/喫茶店といっても様々な形態があります。コンセプトもバラバラです。

例えば、名古屋周辺に多いコメダ珈琲は、できるだけ滞在時間を長くするために、ボックスタイプのシートが多いです。独特な真っ赤なシートが特徴であり、ついつい長居した経験をされた方も多いでしょう。ちなみに、コメダの食事は、とにかくでかい、量が多いので気を付けましょう。

ドトールコーヒーのコンセプトは、スペシャルティコーヒーと日本のよいものとの融合。スターバックスコーヒーは、コーヒーを販売するのではなく「第三の場所を売る」がコンセプトです。また、東京では、面白いカフェがたくさんあるようですね!まさにカフェの戦国時代です。

私は、カフェの経営自体はわかりません!当然、外部にはわからない苦労があるのでしょう。ですから、この記事で紹介する案は、一つの話のネタとして考えて頂けると幸いです。

カフェの現状を推察してみる。

2023年8月現在の状況を考えると、当然、カフェや喫茶店にもインフレの影響が来ているはずです。

例えば、一つ500円でモーニングサービスを提供しているお店があるとしましょう。もし、この価格を据え置くなら、当然、提供するサービスの質は落ちます。バターの使用量を減らしたり、提供するパンを半分にしたりするなどです。

ただ、考え方を少し変えれば、別の商品でキャッシュポイントを作れます。


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例えば、健康志向で重宝されている「乳酸菌」や「GABA」などですね! これを「パワードリンク」などと称して新しい商品として提供できないかを考えてみます。乳酸菌といえば、あのドリンクが有名です。女性が配っているあれです。あの飲み物に似た物をカフェで提供できないかを考えます。

実は、乳酸菌、GABAなどは、輸入されています。粉末上になっている為、これを活用して別の商品として提供すれば、大きく利益が取れる可能性があります。(乳酸菌パワードリンクとして提供など)少子高齢化、収入が下がっているとは言え、未だに健康食品のCMが流れ続けています。つまり、それだけ市場として大きいわけです。この分野にカフェ経営(喫茶店)として進出できないかを検討するのですね!

乳酸菌やGABAの原産国や輸入価格(日本の港到着)の価格も全て公開されています。以下は、乳酸菌とGABAの輸入状況です。

乳酸菌の輸入状況(HS:3002.49-000)

税関の事前教示によると、乳酸菌のHSコードは「3002.49.000」です。このコードを基に貿易統計で調べた物が以下の表です。最も安い乳酸菌は、シンガポール産のKG470円です。この価格は、CIFであるため、シンガポールからの送料込みです。

例えば、輸入後の物流費、通関手続き、国内配送料を30%と仮定して、600円/KGで取得できたとしましょう。この場合、1gの単価は、0.6円です。仮にこれを5g使い、牛乳等に混ぜて提供し、通常の牛乳より100円ほど上げた価格にしたらいかがでしょうか? 何なら後述するGABAも配合しても良いと思います。

ちなみに、某有名な乳酸菌飲料には、5gの乳酸菌が含まれています。某飲料が5gなら、こちらは10g入れても良いと思います。10g入れても乳酸菌の原価は、6円ですから。

年間数量(KG)KG単価
アメリカ合衆国14993829140
大韓民国611424447
ブルガリア340005883
シンガポール32000470
中華人民共和国295507411
デンマーク2536186521
英国120575766
アイルランド11369440827
フランス786417538
カナダ37454160

乳酸菌の輸入状況(HS:2922.49.000)

税関の事前教示によると、乳酸菌のHSコードは「2922.49.000」です。GABA(ギャバ)は、別称、ガンマ-アミノ酪酸と言います。様々な文献、サイト情報によると、この成分は、以下のような効果・効能があるかも!?と言われています。

  • 安眠効果!?
  • 肌のハリやツヤアップ!?
  • ダイエット効果!?
  • 精神を落ち着かせる!?
  • 糖尿病の改善に効果!?

なお、すべてに「!?」マークを付けている点は、十分にご理解をお願いします。かもです。かものお話です。このような効果・効能を標ぼうし、商品提供すると、薬機法違反の為、十分に注意しましょう!

国名年間数量(KG)KG単価(円)
中華人民共和国6331586670
アメリカ合衆国1300049315
ドイツ285074290
台湾215888621
フランス1194001298
ブラジル941163942
オランダ93750725
インド296956088
オーストリア10000739
ポーランド74324504

カフェ貿易のポイント

乳酸菌、GABA等は、何か特別な物に感じてしまいます。大企業が独占的に使用できる~ようなイメージですね!しかし、貿易統計等で確認すると「な~んんだ、普通に輸入してるじゃん!」となります。乳酸菌であれば、比較的、小ロットで購入できる可能性が高いです。また、物自体も小さいです。

このビジネスのポイントは、混ぜて別の物にすることです。これにより、乳酸菌やGABA自体の販売競争に巻き込まれず、利益を残しやすいです。特に、自身の城、あなたは、喫茶店のオーナーであるわけですから、乳酸菌を配合した様々な商品を開発できるはずです。

例えば、牛乳に乳酸菌+GABAを配合して、当店特性の「パワードリンク」と称して販売してみるのは、いかがでしょうか? あとは、食味の問題ですね。その辺は、正直、わからないです。私は、食のプロでも栄養のプロでもない為、あとは、ご自身で色々と思考錯誤することだと思います。

商品自体の内外価格差だけで儲けることだけが輸入ではないです。輸入した商品を活用し、別の商品にして販売するモデルも検討してみましょう!

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