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現地発!カンボジアのビジネスチャンスはここに有り!

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世界遺産のアンコールワットと内戦、地雷のイメージが強いカンボジアですが、ビジネスの視点で考えた時、どんなチャンスがあるのでしょうか。この記事では、カンボジアの基本情報を交えながら、そこにあるビジネスチャンスをご紹介していきます。尚、ここで記述している基本情報は全て2017年のデータです。

カンボジアのビジネスチャンス

タイの隣国であるカンボジアには、どのようなビジネスチャンスがあるのでしょうか? カンボジアは、後発発展途上国(LDC)です。経済的な発展が著しく遅れている国との扱いを受けているため、日本へ輸入するときは、カンボジア産の物には、関税がかかりません。

ただし、経済発展が遅れているといっても、実際、カンボジアに行くと、そのギャップに驚かされます。アンコールワットの近く、舗装がまばらな道路沿いにも立派なホテルが林立しています。一体、カンボジアとは、どのような国なのでしょうか? また、どのような部分にビジネスチャンスがあるのでしょうか?

平均年齢は、24歳。若者がイケイケな国

若者

カンボジアの人口は1601万人で、平均年齢は24歳です。働き手となる若者の人口が多いことがこの国の一番の特徴です。今の日本では考えられませんが、カンボジアの農村地の若者は、7~8人兄弟が普通です。これが若い世代が多い理由です。また、カンボジアの面積は日本の約半分、18.1万㎢です。国土はそれほど広くないですが、タイ、ベトナム、ラオスと陸続きです。

隣国のタイやベトナムは、カンボジアよりも先に経済成長を遂げて来ました。カンボジアは、2011年頃から約7%の経済成長が続いています。それに合わせて賃金も上昇中ですが、それでも他の国々と比べて最低賃金が圧倒的に安いです。また、カンボジアのローカルマーケットで販売されている日用品や衣類は、ほとんどが中国、タイ、ベトナムの製品です。食品以外での自国製品をみることはありません。

主な輸入先:34%が中国、13%がシンガポール、13%がタイ、10%がベトナム、4%が日本です。日本からの輸入品は車両・バイク・自転車などの乗り物や建設機器、織物用の糸や繊維製品などが多いです。

カンボジア人の主な交通手段のバイクは、HONDA、SUZUKI、YAMAHAなどの日本ブランドです。車に乗る人も増えてきましたが、TOYOTAが人気です。また、国内で販売されている自転車のほぼ全てが日本からの中古車です。日本の機械の精密さや壊れにくさはカンボジア人から大きな信頼を得ています。

ポイント:リペアパーツなどに需要があります。

カンボジアの輸出先

一方、カンボジアの輸出先はどこの国なのでしょうか? 統計によると、21%がアメリカ、9%がイギリス、9%がドイツ、8%が日本、7%が中国です。カンボジアが輸出している物は、衣料品や靴などです。日本への輸出品も衣類や靴などの履物、かばん等が多いです。

カンボジアにおける主要な産業は、次の通りです。カンボジアの経済特区(経済の発展を促すための地区)では、日系の工場なども年々増えています。これにあわせて工場で働く人も増えていますが、まだまだ観光業に従事する人が多いのが実情です。

  1. サービス業(GDPの約42%)
  2. 工業(GDPの約32%)
  3. 農業(GDPの約25%)です。

カンボジアの宗教・タブーとサービス精神

宗教に関しては、カンボジア人のほとんどが仏教徒です。若者でも宗教行事に積極的に参加する人が多く、信仰熱心です。年上の人を敬う習慣や価値観などは日本と似ている部分があると思います。少数ではありますがイスラム教徒もいます。

カンボジアのタブーとサービス精神

カンボジア人は大きな声をあげたり、怒りの感情を表に出すことがタブーです。笑顔を絶やさず、穏やかな性格の国民が多い点はサービス業にとって大きなメリットです。特に、アンコールワットがあるシェムリアップなどの観光地ではサービス業のクオリティーの評判も良いです。但し時間のルーズさや、仕事より家族を優先するのが当然というような価値観の違いは少し苦労する点です。

カンボジアで感じる5つのビジネスチャンス

カンボジアのビジネスチャンスの特徴は下記の5つです。

  1. 若者の多さ
  2. 最低賃金の低さ
  3. 日本への信頼かつ親日
  4. 穏やかでまじめな国民性
  5. 経済成長率の高さ

具体的には、次のようなサービスにチャンスがあると感じています。

1.カンボジア国内でUS$が使える

カンボジアは、自国紙幣の信用度の点から、US$が国内でそのまま流通しています。銀行口座を開設する際は、カンビジア人であっても、ドル建てがほとんどというのには大変驚きました。カンボジア通貨のリエルもありますが、両方の通貨を混ぜて支払えます。

 
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2.インターネットを使ったサービス

カンボジアのホテルやレストランでは、6年前から無料WIFIが当然のように提供されてきました。ローカルのレストランやカフェでも無料WIFIが当たり前です。もちろん国内の通信会社でも様々なインターネットプランがあり、都心部のカンボジア人であれば誰でもスマホを持っています。そのため、インターネットを使ったサービスには、大きなチャンスがあります。

例えば、最近国内で始まった「PASS APP(パス・アプ)」や「GRAB(グラブ)」という配車サービスがあります。カンボジアではバスや電車の公共の乗り物がまだ普及しておらず、タクシーやトゥクトゥクが主流です。カンボジアでは、これらの配車アプリを使いタクシーを呼ぶことが普通です。

配車アプリを利用する側としては…..

  • すぐにタクシーを呼べる
  • 不当な料金を支払わせられる心配がなくなる

ドライバー側としては、集客がしやすくなる

など、双方にとって利点があります。もちろん、これは交通系のお話に限ったことではありません。困っている人と困っている人をITの力で結びつけるマッチングアプリは、どんな分野にでもチャンスがあります。

3.カンボジア人が求める美容

美容

カンボジア人の「美白」に対する憧れは男女共に大変強いです。日本人が見て美人だな、イケメンだなと思っても「黒いからモテません。」というコメントが返ってきます。また近年、男性は抜け毛、女性は脱毛に気を使う人が増えています。

隣国からの美容液や増毛剤は少し高くても買う傾向があります。ただし、今まで、これといった大きなヒット商品を聞いたことがありません。また、化学物質が強すぎて肌が爛れてしまうなどの事例もあります。日本の技術には信頼があるので日本の製品があれば、少し値段が高くても中流層以上であれば気にとめる人が多いはずです。

美白と抜け毛にチャンスあり!

4.医療と健康

カンボジアでは医療の設備がまだまだ整っていないのが現状です。農村部では貧困の為、重症ではなくても病院に行けず亡くなってしまう人も多いです。教育の差もあり、健康に対する知識も足りていないことが多いです。

小さな子供に炭酸系のジュースや化学調味料を多く使用したお菓子を毎日与えるのが普通です。また、高血圧のお年寄りに糖質の多いジュースを飲ませたり味の濃い食事を与えたりしています。一方、中流層以上はジムに通ったり、健康食品など値段が高くても購入する人が増えてきました。

近年は、健康食品を使用したマルチビジネスも増えています。健康ドリンクのようなものを1本400ドル程で販売しているのを見かけたことがあります。病気予防に関するサービスやアドバイザーの育成、本当に体に良い健康食品の販売等は、カンボジア人の為にもなるビジネスとなるはずです。もちろん、これはチャンスです。

考え方のポイント:正しい栄養教育を提供できる方法はないのか? その先には、何らかのビジネスチャンスがあり! 教育の先に販売のチャンス!

5.愛国心と日本製品への憧れ

カンボジア人は愛国心が大変強いです。現状カンボジアが輸出している製品で大きな割合を占めている衣類や靴も、ローカルマーケットではカンボジア製品を見かけることがありません。理由は他国から輸入したほうが安く、利益が多くなるからです。また、観光客向けの土産物もベトナム製やタイ製品が多いのが現状です。

もし、質が良く購入しやすい価格の自国製品があればローカル、外国人共に購入する人は増えるはずです。カンボジア産のオーガニック胡椒の販売で成功した事例もあります。また日本製品であれば「中古でも欲しい」というのがカンボジア人の一般的な考えです。

カンボジア人は手先が器用なので少し壊れた電化製品やバイクであればすぐ修理してしまいます。その後、再度故障したとしても修理代が高くないのであまり気にしません。日本では廃棄するような電化製品や乗り物でもカンボジア国内で売れるはずです。実際、農機やバス、バイクや自転車などはかなり古いものでも修理された後に販売されています。

以上、カンボジアの現状と、そこから感じるビジネスチャンスでした。

まとめ

  • カンボジアは、若者が多い典型的な成長国です。次世代の若者には大きなチャンスがあり!
  • 様々な分野で需要と供給のアンバランスがある。そこをITサービスを活用して埋めていく
  • 美容と健康には、大きなチャンスがあり!いち早くブランドを確立した人が勝ち
  • 特に肌が黒いことにコンプレックスを抱えている人が多い。その部分を訴求する製品はチャンスあり
  • ガラクタをゴミと考えるのはやめましょう!少し見方を変えれば、そこにはチャンスあり!
  • カンボジアの人は、愛国心が強い。本当は自国のものを買いたい。カンボジアの現地生産、現地展開できる商品を供給するとチャンスがあるかも。
  • カンボジアから商品を輸入する人は、特別特恵税率が適用される。つまり無税。日本に輸入する品目の中で関税が高いものは? それをカンボジアから発掘すればどうなる?

基幹記事:貿易会社の設立ガイド

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