【輸入】アウトドアで珈琲がトレンド キャンプ用コーヒーメーカー

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    2020年のアウトドア業界は「三密を避けたレジャー」として大きな注目を浴びた。なかでも自宅でキャンプ料理を楽しんだり、ベランダでキャンプを体験する「おうちキャンプ」がトレンドとなり、「アウトドアのインドア化」が大きな特徴だ。

    同時に、テレワーク需要でコーヒーへの注目もさらに上がった。パンデミック以前から「グルメコーヒー」へのシフト傾向があったが、そこに発生した在宅ワーク需要によって、さらなるニーズが高まったのだ。特徴はニーズの多様化だ。

    サブスク、健康志向、フレーバーコーヒー、カフェインフリー、アジアコーヒーなど製品やサービスの多様化、充実化が目立っている。またコーヒー業界大手ネスレの成長も見逃せない。自宅でコーヒーを作る人が世界的に急増したため、家庭用のコーヒー製品の需要が伸びた。2020年はネスレにとって「黄金の年」と断言しているほどなのだ。

    そこで今回は、ニッチな分野にも見える「キャンプコーヒー」に着目したい。アウトドアとコーヒーは、パンデミックによって潜在的なニーズを引き出した。いまやその二つの分野が合わさって、新たな文化を生み出している。

    日本を含む各国メディアは、アウトドアでコーヒーを楽しむためのコーヒーメーカーの製品情報を日々発信している。そうした記事を参考に、アメリカそして東南アジアのトレンドや製品情報から、輸出入ビジネスチャンスを探っていきたい。

    アジア キャンプカフェがブーム!アメリカのユニーク商品にも商機

    タイ:キャンプ場とカフェ人気でビジネスチャンスが拡大中!

    タイではキャンプ需要が伸びている。設備やアメニティが充実したグランピング各施設は、国内観光客の予約でいっぱいだという。また、手軽で安くアウトドア体験ができる個人経営のキャンプ場も、週末は混雑しているそうだ。

    そして、国内のコーヒー需要も高まっている。過去5年を見ても5~8%の成長傾向と分析された。そして都市部ではカフェ文化が活況を呈している。タイのカフェトレンドの特徴は、ユニークなサービスと質の高いコーヒーだ。コンセプトのしっかりした店内に、コーヒーの味に厳しい地元客が訪れている。なかでも特筆すべきは「かまぼこ」という名のアウトドアカフェだ。

    キャンプ場のようにテントが並ぶスタイルのテラス席には、日本食とコーヒーがふるまわれている。このようなキャンプ・コーヒー・日本の組み合わせが現地の人々に受けているという現象には、ビジネスチャンスを感じずにはいられない。キャンプ用コーヒーメーカーのみならず、日本的な「おうちキャンプ」グッズの輸出にも商機があるとも言えるのではないだろうか。

    キャンプ用コーヒーメーカーに話を戻そう。

    タイにおいて将来性があるという裏付けともなるイベントが予定されている。トレードショー「Thailand Coffee Tea & Drinks」の一部イベントとして、「コーヒー・トラベラー・コーヒー・キャンプ」が、今年7月末~8月頭にかけてバンコクで開催される。キャンプでコーヒーを楽しむためのトークイベントや、製品展示が予定されているのだ。

    キャンプ用コーヒーメーカーの分野の成長が期待される。同時に、タイから新しい製品やサービスが生まれることにも期待したい。

    ベトナム:独自のフィルターがキャンプに最適!輸入チャンス!

    ベトナムには独自のコーヒー文化が存在する。ベトナムコーヒーだ。独自フィルターで粗びきコーヒーを抽出する。コーヒーには練乳をたっぷり入れる。ベトナムコーヒーの独自フィルターは「カフェ・フィン(Phin filter)」と呼ばれる。軽い薄手のステンレス製で、使い捨ての紙フィルターは使用しない。このフィルターは非常に軽くて小型のため、持ち運びに最適だ。

    現地の貿易会社によると、カフェ・フィンは旅行やキャンプに最適なコーヒーメーカーだと断言している。しかしこのフィルターがキャンプに最適だという情報は、日本のアウトドアコーヒー市場には行き渡っていない。キャンプ用品市場をターゲットとした輸入に商機を見いだせるのではないか。

    一方、ベトナムへの輸出チャンスはどうだろうか?

    本ブログの過去記事「コロナ後の世界経済の回復は?貿易予測と商機を読み解く」では、ベトナムではキャンプが新しいトレンドとなっている話題を紹介した。

    同時に、タイと同じようにベトナムでも、カフェ文化に新しい風が吹いている。サイゴンに新しくオープンしたカフェではキャンプ体験ができると現地で大きな注目を浴びているのだ。この店のコンセプトは、タイ、韓国、日本などのアジア諸国で人気のあるキャンプカフェがモデルとなっているそうだ。

    「キャンプカフェ」がアジアのトレンドということは、キャンプコーヒーもトレンドであるといって過言ではないだろう。キャンプでコーヒーを楽しむ文化は、東南アジアでもトレンド前夜となっているようだ。今後の動向に期待したい。

    アメリカ:大手メーカーが世界を席巻 アイデア商品に輸入チャンスあり?

    アメリカはアウトドア大国だ。アウトドア製品もアメリカの大手メーカーが世界市場をターゲットにしている。アメリカのキャンプ文化は、日本と違ってキャンピングカーやトレイラーによる移動方法が発達していて、持ち運べるアイテムが多い。キャンプ用品は、そうしたスタイルに合わせたグッズが開発されてきた。

    また、アメリカのアウトドア関連の記事には「キャンプの芸術」という言い回しがよく見受けられる。その背景には、開拓者やカウボーイといったアメリカの歴史がある。カウボーイ文化が現在のアメリカのキャンプ文化のルーツなのだ。その証拠に、「カウボーイコーヒー」と呼ばれるキャンプで作るコーヒーレシピがある。カウボーイコーヒーは、鍋に沸かした湯に挽いたコーヒー豆をそのまま投入したシンプルなレシピだ。

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    こうした伝統を背景に、アメリカのキャンプコーヒーは進化を遂げている。キャンプで使われるコーヒー抽出の代表的な方式は以下の4つだ。

    • ドリップ
    • エスプレットメーカー
    • パーコレーター(直火コーヒー)
    • コーヒープレス

    いずれの方式もアメリカの大手メーカーが手がけており、現地で人気のある製品はすべからく、日本にも輸入されている。

    そこで着目したいのは、スタートアップやデザイン会社がてがけるアイデア商品だ。日本でも人気が出そうな製品を3つ紹介したい。

    Final Press :お茶も入れられるスティック状の極小コーヒーメーカー

    筒状のフィルターに持ち手がついたシンプルな構造。フィルター内に茶葉またはコーヒーを入れる。そしてカップの中のお湯にフィルター部分を浸すだけ。使い捨てのペーパーフィルターを使わないエコ製品。持ち運びも楽な極小設計だ。

    Go Sun:マグにもなる高機能充電器付きコーヒーメーカー

    コーヒーメーカーとマグが一体化した製品だ。容器の底にヒーターがついたプレス式コーヒーメーカーで、容器ごとコーヒーを飲める設計になっている。この製品のもう一つの特徴は、高機能充電器が付随していることだ。この充電器は一般AC電源はもちろん、別売りのポータブル太陽光パネルでの充電も可能。USBの形状も3種類に対応し、ワイヤレスチャージャー機能もついている。

    Planettary Design 「Bru Trek Expedition Coffee Kit」:キャンプコーヒー愛好家向け!?ジュラルミンケースに入ったコーヒーメーカー 

    頑丈なジュラルミンケースを開けると、緩衝材のケースに入ったコーヒーメーカー部品が並んでいる。まるでスパイ映画に出てくる武器ケースのような、遊び心のある製品。ケースは熊のアタックにも耐えうる頑丈さ。コーヒーメーカーはフレンチプレス方式でマグも複数揃っている。

    まとめ

    日本に輸入されているアウトドア用コーヒーメーカーは、アメリカの大手メーカーが独占しているといっても過言ではない。キャンプコーヒー文化が成熟しているアメリカには、スタートアップや中小企業によるアイデア商品が開発されている。そこに輸入チャンスが見出せる。

    東南アジアに目を向けると、キャンプ文化およびコーヒー文化が爆発的に成長中だ。日本からの輸入製品が受け入れられる準備が進んでいると言って差し支えないだろう。

    また東南アジアにおいてキャンプ用コーヒーメーカー業界はまだ未熟だが、アメリカや日本にはないようなユニークな製品が生まれる可能性が大きい。また、本記事ではベトナムのカフェ・フィンを例に挙げたが、すでに存在する現地の製品が、日本のキャンプ文化にマッチする可能性もある。

    冒頭に触れた「アウトドアのインドア化」が進むいま、ターゲットはアウトドア愛好家だけに限ることはできないだろう。市場の成長は多いに期待できる。今後の各国の動向が見逃せない。

    >>その他のセカイマを確認

    この記事の参考サイト
    • PR Times,ソトレシピ総研「キャンプトレンド調査2021」
    • Bangkok Post, Nestle begins street cafes
    • Bangkok Post, Into the outdoors
    • Bangkok Post, Not quite a staycation
    • Bangkok Post, Coffee run
    • Nguyen Coffee Supply, What is vietnamese Phin Filter?
    • VN Express, Coffee shop in Saigon’s District 2 offers camping experience
    • Iowa State University, American camp culture: a history of recreational vehicle development and leisure camping in the United States, 1890-1960
    • Kickstarter, FinalPress: A new way to brew great tasting coffee & tea
    • Yanko Design, THIS PORTABLE COFFEE MAKER IS POWERED BY A SOLAR BANK THAT CAN CHARGE FIVE DEVICES SIMULTANEOUSLY!
    • Yanko Design, LOVE COFFEE? PROTECT IT WITH THIS MILITARY-GRADE COFFEE KIT DESIGNED FOR CAMPING!
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