中国輸送の「着値」がわかるすばらしさ!知らない方が良い真実

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中国から商品を購入して日本に輸送する場合を想定します。この場合、売り手が手配する国際輸送と買い手が手配する国際輸送(ノミネーションフォワーダー)の2つがあります。

さて、ある程度、大きな商売になると、輸送料金をより安価にするために、LCLやコンテナを検討するときがきます。輸入代行やクーリエ等の小規模輸送では割高になるタイミングがきます。本日は、そんなときに知っておきたいことをご紹介していきます。

輸入貨物の流れ FCLとLCL/CFSは、どのように輸入許可になる?

  1. 中国輸送には、意味不明な料金を請求されやすい。
  2. 日本側の着値がわかるのは、とても便利

この記事では、上記2つの意味を説明していきます!

中国輸入・着値がわかる利便性

中国からできるだけ安く、大量に貨物を運ぶ場合は、次の3つの方法があります。いずれも海上輸送であり、価格を下げる上では重要な輸送方法です。

  1. コンテナ輸送
  2. コンテナ未満輸送
  3. フェリー輸送

最も安価かつ大量に運べるのはコンテナ輸送です。コンテナ輸送は、20フィートコンテナ1本○○円と輸送価格が決まっているため、貨物を大量に運ぶほど、貨物あたりにかかる料金は下がります。

例えば、ある区間のコンテナの輸送料金が10万円だとしましょう。輸送する貨物が1000個の場合と2000個の場合は、一つの貨物にかかる輸送料金は、次の通りです。

  • 1000個の場合=100円(100,000/1000)
  • 2000個の場合=50円

コンテナの輸送料金は、固定されているため、中身の個数が変わることで、貨物一つあたりの輸送料金は、大きく変化します。貨物を積めば、積むほど料金を安くできる。コンテナ輸送は、大量輸送をするときに欠かせない方法です。

コンテナ輸送の問題は着値がわかりづらいこと

魅力的なコンテナ輸送ですが、問題もあります。それが「日本側の着値」が把握し難いことです。この着値とは、日本側のある地点(例:倉庫)につけるまでのご自身が支払う全ての費用を指します。つまり、下記の費用の合計が「着値」です。

  • 中国から日本への国際輸送代金
  • 諸チャージ
  • 日本側の輸入通関
  • 輸入税(関税や消費税)
  • 税関検査代
  • 日本国内配送代

実は、この着値が把握し難いのは、コンテナ以外のLCL、航空輸送、フェリー輸送も同じです。国際輸送全体でも言えることです。

「結局、私は、いくら支払えば良いのか?」これに対する明確な答えを見つけづらいです

例えば、中国から輸送し、アマゾンのFBAに入れる場合は、当然、倉庫に入れるまでの全ての費用を知りたいです。しかし、それが難しいのが国際輸送です。他、自社の倉庫等にコンテナ等を付ける場合の輸送料金を知りたいこともあるでしょう。この場合の価格も把握がし難いです。

着値を把握し難い理由とは?

なぜ、着値を把握し難いのでしょうか? これは、国際輸送業界全体として言えるのですが、あえて把握し難くしているというのでしょうか。そういう風に仕組まれている部分もあります。

例えば、着値の内、国際輸送関連費用がのっているアライバルノーティスには、●●チャージ、○○チャージ、××チャージなど、とにかく意味不明な項目を列記し、荷主からお金を巻き上げる仕組みがあります。これは、一度でもアライバルを見たことがある方は痛いほどわかります。

これをアイスクリームの注文に例えるなら……

バニラアイスだけを注文したにも関わらず、その上に○○フレーバーやギラギラとした色のチョコレートなどが勝手にトッピングされているイメージです。勝手にトッピングされているのに、バニラアイスを食べるために、トッピングされている物も含めて引き取らなければならないのですね!

この他、荷主に貨物が届くまでには、多数の業者が絡んでいることも、荷主が着値を把握し難くなっている理由でもあります。国際物流で日本側の着値を知るのは、本当に難しいです。適正な価格で請求されていると思ったら、実は、最後の国内配送料金でボッタられている可能性も十分にあります。まさに知らぬが仏。被害に遭っていることも気づかないから、成り立つ部分もあるのでしょう。

着値を提示するのが海上速達便やD2D!

本格的な国際輸送サービスを利用すると、日本側の着値を把握することがとても難しいことがわかります。実際、貨物が到着するまでの価格を調べたら「え、全然、安くないじゃん!」と嘆く人が多いのも事実です。それほど、着値を把握するのは難しいです。

そんな海上輸送業界でも、依頼を受けるときに日本の指定地までの「着値」を提示するサービスがあります。それが「海上速達便」や「D2D」です。これらのサービスは、中国各地から日本の指定地までの料金を「着値」で提示してくれます。

例えば、中国の○○から、大阪市○○区○○町の倉庫までの費用は「250円/kg(数字は単なる例)」などと提示してくれます。もし、あなたが100キロを運ぶなら、250円×100=25000円。これが大阪市○○区○○区の倉庫までの着値です。まで。まで。までです。

何度もいいます。大阪港に到着の費用ではないです。大阪港から輸入通関をし、さらに国内配送をした後の「到着価格」です。これを○○円/kgで把握ができるのです。(輸入諸税・税関検査代は別)ほぼ全ての輸送費用が含まれた上での価格になっているので、できるだけ明瞭会計な国際輸送を利用したい方や輸入コストを正確に把握したい方に特におすすめです。

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