代替肉の輸入手続き 関税率・HSコード、メリット等を紹介

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    肉の消費を減らそうとする動きがあります。シンガポールでは「培養肉に関するガイドラインの選定」アメリカでは「培養肉ベンチャーの躍進」などです。最近、日本でも「ヴィーガン」や「代替肉」との言葉を目にすることが多くなってきました。

    そこで、この記事では、代替肉のメリット、デメリットと輸入時の手続き(関税、消費税、HSコード例)等をご紹介していきます。ちなみに、私はヴィーガンではなく、ただの「雑食」です。平均的な人と同じ食生活です!(別に代替肉を推奨していないです)

    代替肉の関税率等を知りたい方はこちら

    代替肉の輸入

    代替肉は「食料危機」に備えるための食品として、昆虫食と同じく、少しずつ認知度が上がっています。特に、2019年末から続く、コロナ環境下では、その流れが加速しているように感じます。

    代替肉とは?

    代替肉の読み方は「だいたい肉」です。代替の字の通り、肉ではなく植物です。具体的には、大豆、キヌア、ひよこ豆、レンズ豆などの大豆性食品を食肉のように加工しています。欧米諸国では「Fake meat」の名でも知られています。

    代替肉が注目されている3つの理由

    なぜ、代替肉が注目されているのでしょうか? その理由は、次の3つです。

    1. 環境問題
    2. 動物への考え方の変化
    3. 健康上の問題

    1.環境問題

    代替肉を推進する方は、人間と動物の天然資源の消費量を引き合いに出し、どちらがより天然資源の消費量が少ないと説きます。

    例えば、次のような考え方です。

    1.植物(天然資源)→牛が食べる→人間が牛を食べる(植物を食べた牛)

    2.植物(天然資源)→人間が食べる

    上記、1と2を比べると、天然資源の植物の消費量は、動物の方が多いとのこと。(私の考えではない)つまり、最近のトレンドである「持続可能な社会システムの構築」ともつながる考え方です。

    2.動物への考え方の変化

    2つ目が人間が生きるために、動物の命を犠牲にしてもいいのか?との思想からくる物です。

    3.健康上の問題

    3つ目は、各種慢性疾患など、健康上のリスクを下げたい方が増えているためです。

    次に、代替肉のメリット、デメリットを確認していきましょう!

    代替肉のメリット、デメリット、主なブランド

    代替肉のメリット、デメリットや主なブランドは、次の通りです。

    メリット

    • 心筋梗塞、肥満、癌などの肉食由来の健康リスクを下げられる。
    • 大腸菌やサルモネラへの感染リスクを下げられる。

    デメリット

    • 代替肉に関するガイドラインが未整備
    • 美味しくない代替肉が多い。
    • 安全でない成分や添加物が含まれる可能性
    • 肉からしか摂れないビタミン12の欠乏
    • 生肉よりもナトリウムが多い。
    • 小麦、大豆などのアレルギー症状の人は難しい

    どんな食べ物にもメリット、デメリットがあります。必ず両方を比較検討して選択していきたいですね!続けて代替肉のブランドをご紹介します!

    代替肉のブランド

    アメリカには、多くの代替肉ブランドがあります。主なブランドは、次の通りです。

    • Beyond Meat
    • Gardein
    • Tofurky
    • Fieldroast
    • MorningStar

    以上が代替肉に関する基礎的な情報です。さらに詳しく知りたいときは、代替肉の有用性に関する文献(英文)等を参考にして下さい。

    以上が代替肉の基本的な知識です。ここからは、代替肉を輸入する場合をご紹介していきます。

    代替肉の輸入手続き

    代替肉は、肉に見せた「植物」です。よって、輸入時には、次の機関が関係します。

    1. 税関
    2. 食品検疫所

    一見すると、肉の規制である家畜伝染病予防法が関係しそうです。しかし、こちらは、植物であるため不要です。また、植物輸入で関係する植物防疫法も、高度に加工されている植物のため不要です。

    • 動物検疫所→関係なし
    • 植物検疫所→関係なし

    HSコードの参考例と輸入関税率

    代替肉関連のHSコードは、以下2つにより決まります。

    1. 原材料の成分割合(成分ごとに%表示)
    2. 加熱処理 または生肉か(レンチンのようにすぐ食べられる状態)

    例えば、成分割合であるなら、代替肉に含まれる原材料をリストアップします。

    • 大豆55%
    • 砂糖20%
    • 添加物(○○)1%

    などです。税関は、この配合率から、関税分類決定の規則に基づく適切なHSコードを決めます。もし、輸入予定の代替肉の適切なHSコードを知りたいときは、上記の成分リストの他、現物等を税関に持参して「事前教示」を受けます。

    例えば、大豆を主成分とする代替肉のHSコードと関税率は、次の通りです。

    • HSコード2106.10前後
    • 関税率10.6%(WTO税率)
    • 日米貿易協定適用 5.3%(2021年1月現在)

    食品検疫所に提出する書類

    税関の他、食品検疫所への申請も必要です。これは、食品衛生法に基づく「食品としての安全性の審査」です。税関とは全く別の視点で審査が行われます。(審査の観点例)

    • 日本で禁止の添加物を使っていないか?
    • 使用基準がある添加物は基準以下か?
    • 不衛生な環境で製造されていないか?
    • どのような包装等をしているか?
    • 加熱処理等は、十分行われているのか?
    • カビ等の有害物質は、検出されないか?

    などです。これらの点を輸入前の段階から審査を受けて準備をします。ちなみに、食品検疫所に提出する書類と税関に提出する書類は同じ物で良いです。(食品検疫所の方が提出する書類が多い)食品の輸入方法は「ゼロから覚える食品輸入」の記事をご覧ください。

    まとめ

    • 持続可能性な社会の実現や食糧危機等の観点から代替肉が注目されている。
    • 代替肉はメリットとデメリットがある。
    • それぞれを詳しく確認することが重要
    • 輸入時のHSコードは、代替肉を構成する成分が重要
    • 成分リストを入手し、税関と食品検疫所から確認を受けよう。
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