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目次

  1. 経験ゼロからの輸出通関
    1. 輸出通関とは?
    2. 輸出通関の目的
      1. 1.違法貨物の国外輸出防止
      2. 2.輸出統計品目のデータ
      3. 輸入通関との違いは?
    3. 輸出通関の全体的な流れ
    4. 輸出通関の依頼方法
    5. 輸出通関の必要書類
      1. 1.コマーシャルインボイス(必須)
        1. 関連疑問:輸出申告書とインボイスは違うの?
      2. 2.パッキングリスト/梱包明細書(必須)
      3. 3.イラストまたは写真
      4. 4.シッピングインストラクション(船積み指示書)
      5. 5.委任状(必須)
      6. 6.輸出申告書
      7. 7.他法令の確認書類
      8. 貿易の契約状況によって必要になる書類
        1. 1.海上保険
        2. 2.特定原産地証明書
    6. 輸出通関でかかる手数料(費用)
    7. 輸出通関の具体的な流れ
      1. 1.売り手との売買・輸送交渉&契約
      2. 2.船積み書類の作成及び輸送手段の確保
      3. 3.通関業者への依頼(フォワーダーなど)
      4. 4.貨物の搬入
        1. 1.コンテナ輸送する場合
        2. 2.LCL(コンテナ未満)輸送する場合
        3. 貨物外装へのケースマークは必須!
        4. 倉庫への搬入→ブッキングナンバーが重要
      5. 5~7.倉庫への搬入完了→申告&許可
    8. 様々な輸出通関
      1. 郵便として輸出する流れ
      2. 手荷物として輸出(旅具通関)
    9. 輸出通関とインコタームズの関係
    10. よくある疑問
      1. Q.土日も対応していますか?
      2. Q.カット日は決まっていますか?
      3. Q.自分で輸出通関はできすか?
      4. Q.輸出通関費用、義務とインコタームズの関係
      5. Q.消費税はどうなる?
    11. まとめ

輸出通関の流れを徹底解説 必要書類、手数料、依頼方法等

ネットサービスの発展に伴い、昔よりも海外と絡めたビジネスができます。ebay輸出、越境ecの名の下、世界に向けて輸出する方も多いでしょう。そんな輸出をする上で避けては通れないのが輸出通関です。

この記事では、輸出通関の基礎知識、流れ、手数料等(通関業者使用)をご紹介していきます。

  1. 経験ゼロからの輸出通関
    1. 輸出通関とは?
    2. 輸出通関の目的
      1. 1.違法貨物の国外輸出防止
      2. 2.輸出統計品目のデータ
      3. 輸入通関との違いは?
    3. 輸出通関の全体的な流れ
    4. 輸出通関の依頼方法
    5. 輸出通関の必要書類
      1. 1.コマーシャルインボイス(必須)
        1. 関連疑問:輸出申告書とインボイスは違うの?
      2. 2.パッキングリスト/梱包明細書(必須)
      3. 3.イラストまたは写真
      4. 4.シッピングインストラクション(船積み指示書)
      5. 5.委任状(必須)
      6. 6.輸出申告書
      7. 7.他法令の確認書類
      8. 貿易の契約状況によって必要になる書類
        1. 1.海上保険
        2. 2.特定原産地証明書
    6. 輸出通関でかかる手数料(費用)
    7. 輸出通関の具体的な流れ
      1. 1.売り手との売買・輸送交渉&契約
      2. 2.船積み書類の作成及び輸送手段の確保
      3. 3.通関業者への依頼(フォワーダーなど)
      4. 4.貨物の搬入
        1. 1.コンテナ輸送する場合
        2. 2.LCL(コンテナ未満)輸送する場合
        3. 貨物外装へのケースマークは必須!
        4. 倉庫への搬入→ブッキングナンバーが重要
      5. 5~7.倉庫への搬入完了→申告&許可
    8. 様々な輸出通関
      1. 郵便として輸出する流れ
      2. 手荷物として輸出(旅具通関)
    9. 輸出通関とインコタームズの関係
    10. よくある疑問
      1. Q.土日も対応していますか?
      2. Q.カット日は決まっていますか?
      3. Q.自分で輸出通関はできすか?
      4. Q.輸出通関費用、義務とインコタームズの関係
      5. Q.消費税はどうなる?
    11. まとめ

経験ゼロからの輸出通関

輸出通関とは?

輸出通関とは、日本の荷物を外国に持ち出すときに、税関に申告をして許可を受けることです。具体的には、輸出物品に関する書類(インボイス等)を作成後、税関に提出をして審査を受けます。

税関は、提出された書類を審査します。必要な場合は、輸出検査等を行い申告内容の正しさを確認します。無事に審査が終わると、税関から輸出許可がおります。

税関の輸出許可を受けた貨物は、外国貨物扱いです。税関が管理する保税地域で保管されて、本船に積み込まれるのを待ちます。

 

輸出通関とは、内国貨物を外国貨物に切り替える手続きです。

 

■参考情報

輸出許可を受けていない貨物は、内国貨物扱いであり、このままの状態で輸出(持ち出し)をすると、関税法111条の「無許可輸出」に該当します。

輸出通関の目的

輸出通関の目的は、以下2つです。

  1. 違法貨物の国外輸出防止
  2. 輸出統計品目のデータの収集

1.違法貨物の国外輸出防止

  • 輸出禁制品でないか?
  • 特別な許可が必要な物でないか?

税関は、関税法の規定に基づき、輸出可否を判断します。関税法では、特定の物品は「輸出入禁止物品」としています。さらに、商品によっては、関税法以外の法律にも関係する物があります。(他法令が必要な貨物

税関は、輸出通関により、まずは、適切な許認可、違法な貨物を送ろうとしていないかを確認しています。

2.輸出統計品目のデータ

2つ目は、日本から輸出されている品目を統計データとして保存するためです。今、どこの国との貿易が活発になっているのか?など、国際貿易の収支バランスを確認するのは重要ですね!このデーターを取り集めるために輸出通関があります。

*統計データは、財務省統計局の「貿易統計」として誰でも閲覧ができます。

輸入通関との違いは?

輸入通関は、適切な申告をさせることで、国内産業の保護、違法物品の流入を防いでいます。他方、輸出通関は、世界平和を乱す物品の輸出防止が主な目的だと考えてもいいでしょう!

関連:外為法>>輸出貿易管理令

輸出通関の全体的な流れ

輸出通関の全体的な流れは、次の通りです。

  1. 海外の買い手と交渉及び契約書を交わす。
  2. 輸出書類を作成する(インボイス等)
  3. 入金確認や船積み手配をする。
  4. 輸出書類を通関業者に渡す。
  5. 輸出する荷物を用意する。
  6. 配送業者が指定する倉庫に入れる。
  7. 輸出通関及び許可を受ける。
  8. 本船に積み込む
  9. 輸出完了

上記の内、この記事でお伝えするのは、7番の輸出通関です。

輸出通関の依頼方法

輸出通関は、貨物が保管されている保税地を管轄する税関に出向き、自ら輸出申告できます。ただし、この方法は、効率が悪いです。そのため、一般的には、税関申告を代行する「通関業者」又は、フォワーダー(通関業許可)に依頼することが多いです。

輸出通関の必要書類

輸出通関で必要な書類は、以下の7つです。

  1. コマーシャルインボイス
  2. パッキングリスト
  3. シッピングインストラクション
  4. 委任状
  5. イラスト(写真)
  6. 輸出申告書(自分で申告する場合のみ)
  7. 他法令の確認書類(必要な場合)

1.コマーシャルインボイス(必須)

インボイスは、輸出する先の相手と「何をいくらで売却したのか?」を説明する書類です。様々な呼び名があり「商業送り状」や「仕入れ書」とも呼ばれます。これを提出して「貿易取引の内容」を税関に説明します。

関連:プロフォーマインボイス

関連疑問:輸出申告書とインボイスは違うの?

違います。輸出申告書は、税関に○○を輸出しますと、申告する用紙です。他方、その輸出申告書に記載する数字等の根拠がインボイスです。

2.パッキングリスト/梱包明細書(必須)

輸出する貨物の梱包内容を説明する書類です。

例えば、中身が入った10個の段ボールがあるとします。これを税関へ「10個の段ボール箱を輸出します」と申告をしても、どんな商品がどのように含まれているのかはわかりませんね。1個の段ボールにつき1つの商品が入っている可能性もありますし、1個の段ボールにつき10個の商品が入っていることも考えられますね。これを説明するのが「パッキングリスト」です。

Hunade

Hunade

詳細ページ:パッキングリストとは?

3.イラストまたは写真

輸出商品の概要がわかるように写真等を添付します。必ずパッキングリストと照合ができるように取りそろえておきます。

4.シッピングインストラクション(船積み指示書)

輸出者が通関業者へ船積みを依頼する際に提出する書類です。通関依頼の祭に、インボイス、パッキングリストとともに一緒に提出します。この書類には、船積みに関わる情報(荷送人、荷受人、本船、船積港、予定日など)が記載されています。

通関業者は、シッピングインストラクションの情報を基にして、その後に必要になる「B/L Instructions(旧:ドックレシート)」などを作成します。このB/L Instructions(旧:ドックレシート)が船荷証券(B/L)です。

5.委任状(必須)

初めて通関業者に依頼する場合は「委任状」が必要です。通関業者は税関から許可を受けて営業しているため、他の民間企業では必要がない書類を提出します。(法律で定められている書類)要は、あなたの商品の通関を「通関業者に委任すること」を書面上で確認する作業です。

通関業者に「好かれる荷主」と「嫌われる荷主」の特徴

6.輸出申告書

自分で輸出申告をするときに必要です。=マニュアル申告。税関に対して「誰に」「どんな商品を」「どのように送るのか」を輸出するのかを申告する書類です。

輸出申告書とインボイスの関係は、輸出申告書が主、それに従属するのがインボイスです。つまり、輸出申告書の内容を証明する「エビデンス(証拠)」としてインボイスがあります。

7.他法令の確認書類

貨物を輸出・輸入して良いのかの判断は、一元的に税関が行います。しかし、ある特定の貨物は、税関だけでは判断できない場合があります。それが「他法令の確認」と呼ばれる物です。

これは、税関以外の監督官庁が「税関が許可を出す前段階として」貨物の安全性などを審査する制度です。つまり、税関の許可は、これら監督官庁の「確認」がなされてから行われます。この他法令の確認で代表的な物は「植物防疫法」「家畜伝染予防法」「食品衛生法」などです。植物、肉、人の口に入るものなどを輸出入するときに必要です。

貿易の契約状況によって必要になる書類

この他、輸出通関では、以下の書類が関わる可能性があります。

1.海上保険

相手との契約がCIFなどになっている場合は、輸出者側が「海上保険を契約」する必要があります。輸出者は海上保険の契約後、保険証書の裏に「裏書き」を行い、輸入者へ「保険の求償権(保険金を請求する権利)を渡す」ことになります。関連記事:海上保険とは?

2.特定原産地証明書

EPAの利用で必要な書類が「特定原産地証明書」です。輸出国側が本国の指定機関に発給依頼をかけて、出来上がった書類を輸入者へ送ります。輸入者は、現地政府への輸入申告のせいに「特定原産地証明書」を一緒に提出すると、免税制度を利用して輸入できます。

詳細は、EPAマニュアル」をご覧ください。

輸出通関でかかる手数料(費用)

輸出通関では、次の費用がかかります。

  • 輸出通関料(大額)=5900円(大額)又は4200円(少額)
  • 輸出取扱料=平均 5,000円~8,000円/件

大額と少額の違いは、輸出申告価格が20万1千を超えるのか?です。通関日数は、申告内容や実績等にもよりますが、おおむね一日前後で終了することが多いです。(税関検査は別)

輸出通関の具体的な流れ

ここからは、輸出通関の詳細な流れを説明していきます。

  1. 買い手との売買・輸送交渉
  2. 輸出荷物を用意&船積書類の用意
  3. 通関業者等への依頼
  4. 貨物をコンテナ又は、指定地に搬入する
  5. 税関に輸出申告
  6. 輸出許可
  7. 船積み

輸出者のゴールは、税関から輸出許可を取得して、契約通りに貨物を船積みすることです。(FOBの場合)

1.売り手との売買・輸送交渉&契約

輸出通関は、買い手との間で売買契約がまとまり、輸送が必要になったときに依頼します。「何月何日までに、アメリカの○○さんに、○○を○○個輸送する」このように決めてからです。

売買交渉のプロセスは、次の通りです。

  1. 輸出先国側で規制がないか?を確認する。
  2. 輸入者は自国で輸入可能なのか?

実際の取引における輸送上の懸念事項を確認します。インコタームズにより、自らが輸送費を負担する場合は、買い手との交渉と並行して、フォワーダー又は、通関業者に見積もり依頼します。

買い手は、売り手(輸出者側)が作成したプロフォーマインボイスを見て、インコタームズ、売買価格、納期等を書面上で確認します。結果、売買契約の内容に合意するかを判断します。

最終的には、売買契約書を結び、実際の取引に進みます。

2.船積み書類の作成及び輸送手段の確保

売買契約を交わしたら、書類や荷物の準備を始めます。以下の書類を用意しましょう!ネット上には、以下の作成するクラウドサービスやテンプレート等があります。

  1. コマーシャルインボイス
  2. パッキングリスト
  3. シッピングインストラクション
  4. 委任状
  5. イラスト(写真)

これらの書類は、税関への輸出申告書類として活用します。

輸出通関の必要書類 輸出申告書とインボイスは違うの?

必須事項:輸出者と輸入者の双方の会社名(氏名)と住所、連絡先は必須です。書類作成でよくあるトラブルが各種書類の整合性です。例えば、こちらの書類は個数が10になっているのに、こちらは9などです。初歩的なミスが多いため注意しましょう!

3.通関業者への依頼(フォワーダーなど)

全ての書類を作成したら、通関及び船積み依頼をかけます。見積もり内容通りに正式に予約します。ブッキングが完了したら、フォワーダー等から「ブッキングシート」が発行されます。

このシートには、船名や港の情報等の確定情報が記載されているため、これらをインボイス、パッキングリスト、S/I等のそれぞれに記入して書類を完成させます。全ての書類が完成したら、通関業者(フォワーダー)の担当者に送付します。その後、貨物の搬入に進みます。

4.貨物の搬入

輸出貨物は、港又は空港にある「保税区」に搬入する必要があります。具体的な搬入場所は、フォワーダーとの契約が終了した時点で指定があります。

代表的な貨物の搬入方法は、次の2つです。

  1. コンテナ輸送する場合
  2. LCL(コンテナ未満)輸送する場合

FCL(コンテナ輸送)とLCL(混載輸送)のメリット・デメリット

1.コンテナ輸送する場合

コンテナ輸送の場合は、通関業者に依頼をすることで、港から空バン(中身のないコンテナ)を指定の倉庫や工場に手配してもらい、輸出貨物を積み込みます。(バンニング)

2.LCL(コンテナ未満)輸送する場合

LCL輸送の場合は、フォワーダーから指定される港近くの「搬入場所」に自社トラック又は、フォワーダー手配のトラックにより、荷物を輸送します。

搬入場所に到着した貨物は、ケースマーク等の確認が行われます。書類と貨物内容の一致が確認出来たら、搬入は完了です。

なお、指定日までに届けないと「本船のカット日」に間に合わず、船積みができないため注意しましょう!もし、輸出品が他法令対象の物である場合は、事前に入念な下調べが必要です。

例えば、化粧品を他国に輸出する場合は、輸出検討段階でMSDS(マテリアルデータシート)を入手し、規制成分の有無や海上運送上の「危険品目録」に該当しないのかの確認が必要です。

貨物外装へのケースマークは必須!

貨物の外装梱包には、必ずシッピングマーク(ケースマーク)を付けます。これにより、書類と実物の照合が簡単にできます。ケースマークの目的は、他の荷物と間違われないことにあります。そのため、記載方法等も自由で決まりはないです。

例:2個の段ボールがある場合は、PKG NO.1/2、PKG NO.2/2と複数あることを記載します!

倉庫への搬入→ブッキングナンバーが重要

倉庫への配送は、一般の宅配等でも可能です。配送手段に関わらず、伝票には、輸出者名とブッキングナンバーを記載します。保税倉庫では、入庫検量がされるため、パッキングリストと違いが出ている場合は、差し替えを求められます。

搬入方法は自由です。但し、配送業者によっては、時間の関係上、港湾倉庫への入庫を断ることも多いです。一度、配送業者さんに確認をしましょう!

【輸出梱包】 種類、規制、危険品、費用感をプロが解説!

5~7.倉庫への搬入完了→申告&許可

これで貨物の準備は完了です。指定の倉庫で荷受けが完了すると「搬入」扱いです。搬入確認が取れたら税関への輸出申告、必要であれば、税関検査等を経て輸出許可に至ります。無事に輸出許可が下りると、BLのDRAFT(下書き)が送られてきます。

B/Lの記載内容に間違いがなければ、指定のチャージを支払い「B/L原本×3通」の発行を受けます。これで輸出通関から船積み完了までの流れです。

指定倉庫で通関することを前提にする場合は、少なくてもカット日の前々日には入庫します!

様々な輸出通関

輸出には、様々な形態があります。コンテナ等を使った一般的案輸出他、ハンドキャリー通関ATAカルネ通関等があります。また、日本に居住していない人が輸出申告をする為の「税関事務管理人制度(ACP)」等もございます。

郵便として輸出する流れ

*申告価格が20万円以下は不要。20万円超えは申告が必要

  1. 郵便局に荷物を出す。通関委任状も合わせて提出
  2. 日本郵便が管理する保税地に搬入される。
  3. 税関外郵出張所に申告がされる。
  4. 許可後、郵便として海外に発送される。

手荷物として輸出(旅具通関)

*申告が必要な条件は、次の2つの内、いずれかに該当する場合

  1. 荷物の価格が30万円をこえる
  2. 輸出貿易管理令で制限されている物品を持ち出す

輸出プロセスは、次の通りです。

  1. 空港内のボンド(保税地域)に入れる。
  2. その後、税関に申告をし、検査等を受ける。
  3. 許可が得られたら、保税地から搬出。
  4. 税関の確認を受けて荷物として持ち出す。

輸出通関とインコタームズの関係

輸出通関の義務や費用は、インコタームズにより決まります。

例えば、FOBFCAであれば、売り手が輸出通関の義務及び船積みまでの費用を負担します。EX WORKSであれば、買い手が輸出通関の義務と費用負担をします。

インコタームズ毎の輸出通関の取り扱いは、インコタームズ入門の記事をご覧下さい。

よくある疑問

Q.土日も対応していますか?

航空輸送の場合は、土日も対応している可能性があります。一方、海上輸送は土日は休みです。

Q.カット日は決まっていますか?

CY(コンテナ)の場合は、ヤードオープン日以降、カット日までに許可を取得します。一方、CFS(コンテナ未満)の場合は、少なくてもカット日の前々日は入庫が必要です。なお、このカット日は、仕向国や、貨物内容によっても前後するため、詳しくは通関業者やフォワーダーに確認をした方が良いです。

Q.自分で輸出通関はできすか?

可能です。これを「自社通関」と言います。自社通関をする場合は、フォワーダー等が貨物の輸送滝として指定する「保税倉庫がある地域を管理する税関」に対して申告をします。

Q.輸出通関費用、義務とインコタームズの関係

インコタームズでは、輸出義務と輸出費用の扱いを規定しています。

例えば、FCAFOBの場合は、売り手側(輸出者側)に輸出通関の危険負担と費用負担の義務があるとしています。具体的には、次のことを完了するべきと規定しています。

  • 輸出許可書の取得
  • 輸出に必要な安全確認
  • 船積み前検査
  • その他、公的許認可

Q.消費税はどうなる?

海外に商品を輸出すると、国内で物品を仕入れたときの消費税を還付してもらえます。

まとめ

  • 輸出通関は、不正貨物の輸出防止と統計データの取得
  • 買い手側の輸入規制をチェックしよう!
  • 買い手側とプロフォーマインボイスで確認すること
  • プロフォーマで確認できた内容を基にインボイス等を作成
  • フォワーダー/通関業者等は相性が良い所にしよう。
  • 売買交渉、船の選定、貨物の搬入をスムーズにしよう
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