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私が果物農家ならこういう輸出に挑戦する。最低、3つのキャッシュポイントを作れる!

この記事は約5分で読めます。

隣の産地が台湾・香港・タイに対して果物の輸出を成功させている!と聞き、触発されて、乗り遅れまいと追従する。

しかし、上記の場合、最終的に断念するケースが多いです。なぜなのでしょうか? これには、検疫条件と市場の飽和が関係します。小さな農園には、小さな農園の戦い方があります。

今回は、もし、私が果物農家なら、こういう輸出を試みる~という観点で記事を執筆していきます。数量が少なく輸出を諦めている農家さん、インバウンドの需要を取り込みたい農家さん、少し考え方を変えるだけで輸出っぽくない輸出ができます。

ぜひ、ご自身にあった輸出ビジネスを展開しましょう!

 

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輸出っぽくない輸出とは?

海外に向けて果物を輸出する!もし、私が果物農家なら、きっとそう考えるでしょう。所で、果物の輸出で世界的に有名な企業をご存じですか? きっと皆さんも一度は、食べたことがあります。そう「ゼスプリ」です。あの会社は、キウイフルーツだけで大きな会社になっています。ゼスプリ同様、こだわりぬいた果物を作れるなら、日本だけなく世界を目指したいですね!

ただ、実際は、高いハードルがあり!

実際に果物を輸出する際は、検疫条件等が関係し、他の品目よりもハードルが高いです。日本政府と相手国との植物検疫条件が設定されている場合に、初めて輸出チャンスがあります。検疫条件が未設定又は、個別に決まっていない場合は、輸出は難しいです。

果物農家にとっての輸出のハードルは、各国との検疫条件と考えていいでしょう。他、冷蔵輸送や商品の品質問題、商習慣等、定期性、定量性等のハードルもありますが、検疫条件に比べたら枝葉末節です。

小規模農園の打開策!輸出の概念にとらわれないこと

実際、海外に果物を輸出できるのは、自治体、ジェトロ等の公的機関、信用金庫等がタッグを組み、産地が一丸となり取り組む場合が多いです。一つの果物農家だけで輸出するとなると、その再現性は、総じて低くなると考えてもいいでしょう。

ただし、これは「普通の輸出」をする場合です。実は、小さな農家さんは、疑似的な輸出ができます。おそらく、一軒又は数軒の果物農家さんが行うなら、以下の方が再現性が高いと思います。

  1. インバウンド客に対する果物狩り
  2. 手土産による持ち帰り
  3. 簡易輸出による個人輸出

1.インバウンド客に対する果物狩り

これは、私自身の経験でもありますが、香港の方(中華圏の方)は、果物狩りを好む方が多いと感じます。まずは、そこで、まずは、インバウンドのお客さんを自社農園に引き込み、果物狩りをして頂くようにします。

一つ目のキャッシュポイント:果物狩り収入

2.手土産による持ち帰り

2つ目は、外国人が農園を去るときに、お土産として購入して頂きます。なお、お土産は、日本国内で消費する分と、そのまま海外に持ち帰る分の2つがあります。私なら、海外に持ち帰られるように手配します。

当然、果物は植物検疫の対象です。よって、もし、自社農園の果物を持ち帰ってもらうためには、日本側で植物検疫証明を取得する必要があります。逆に言うと、取得してあげれば、彼らは持ち帰ることができるのです。ここに大きなヒントがあります。


東南アジア 販路開拓


通常ですと、植物検疫=難しい。で思考が停止します。しかし、そうではないのです。どうすれば、実現できるのか?を考えます。当然、その答えを見つけられれば、お土産に対してもキャッシュポイントを作れます。そして、すでに私が考えているサービスがありました笑 やっぱりね!という感じです。

植物検疫証明書を取得することは難しくないです。ぜひ、ご自身で調べてください。

参考情報:植物検疫早見表(手土産品)

2つ目のキャッシュポイント:手土産で作る

3.簡易輸出による個人輸出

3つ目は、簡易小包を使った輸出です。段ボール一つから輸出するビジネスですね!これを行います。植物検疫早見表(国際郵便物)を参照して、海外発送可能な国を確認します。この国々に含まれる所であれば、小包で果物を輸出ができます。(保冷等の輸送サービスがあれば)

対象は、海外に住む個人です。つまりB TO Cですね!もし、日本側で植物検疫証明書が必要であれば、それを含めておこないます。ダンボール単位の輸出であれば、ハードルも一気に下がりつつ、小規模単位でも取り組めるのが特徴です。

個人輸出のポイントは、1番の観光農園に訪れてくれた際に、顧客情報を取得しておくことです。

例えば、ワッツアップ、WE CHAT、インスタなどでもいいです。これらに登録をしてもらうようにしていただき、いつでも、ダイレクトメッセージを送れるようにします。

これにより、例えば….

「2023年分の予約を始めます!必要な方は予約と事前決済をお願いします!」

とメッセージを出して、果物を売る前の状況で現金を手に入れられます。これにより先行して資金を入手できるため、果物の栽培や品質管理等に時間等を集中できます。

当然、この方法は、海外向けだけではないです。日本人向でも同様です。国内、海外ともに、自社農園の果物に対するファンを作ることが大きなポイントだと思います。(リピート戦略)

参考情報1.JA至上主義からの脱却を!

青果物の流通で大きな役割を持つのはJAです。一農家としては、JAとのお付き合いを少なくすることはできても、完全にやめられないです。これが現実問題だと思います。

ただし、昔から続くJAとのかかわり方を維持するのはよくないと思います。別にJA以外にも販路はあります。JAは、一つの販路に過ぎないです。何十年、JAに商品を卸しても、農園のファンは増えません!国内、海外に対して新しい販路(ファン)を増やしませんか?

3つ目のキャッシュポイント:通販で定量分を販売する。

 

参考情報2.香港向けサイトの運営も可能

HUNADEでは、香港向けに自社農園の情報を発信したい方を募集しています。すぐに結果はできないかもしれませんが、少しずつ改良を重ねていき、一緒に「果実」を受け取ることができれば幸いです。

お問い合わせ先

 

まとめ

  • 輸出の概念にとらわれないようにしよう!
  • 小さな会社は、小さくてもできる疑似的な輸出あり
  • 田舎の常識、仲間内での狭い範囲のやり方を継続するのはやめましょう!
  • 自社で難しい場合は、迷わず外部への委託を考えましょう。
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