【FTAAP】 TPPやRCEPとは違うの? 参加国は?

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    TTP11やRCEP(アールセップ)などは、すべて自由貿易協定の名称です。TTP11であれば、太平洋をぐるりと囲む地域を中心とした11カ国の協定です。

    一方、RCEPとは、東南アジア諸国に日本や中国、インドなどを加えた国々との協定です。実は、TTP11とRCEPは、それぞれが別々のように見えますが、共通する目標があります。それが「FTAAP」です。そこでこの記事では、TPPなどの拡大目標であるFTAAPの概要と参加している国などをご紹介しています。

    FTAAP

    FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)

    FTAAPは、日本語で「アジア太平洋自由貿易圏」と言います。アジア圏と、太平洋をぐるりと囲む国々の中で巨大な自由貿易圏をつくることです。

    自由貿易圏といえば、同じくTTP11やRCEPなどを聞くことも多いかと思いますが、最終目標はFTAAPの締結であって、TTP11やRCEPは、その前段階の協定にあたります。

    では、このFTAAPをもう少し確認していきましょう! FTAAPのもとになっているのは「APEC」と呼ばれる組織です。

    APECとは、別名、アジア太平洋経済協力会議と呼ばれる物であり、アジア・太平洋地域の平和と繁栄を目指す国際組織です。もちろん、日本もこのAPECの一員です。そして、このAPECに加盟している国を一大自由貿易圏にしたのが「FTAAP」です。

    1.アジア太平洋地域の経済発展を考えて組織されたのが「APEC(エイペック)」
    2.APECの中で提唱された自由貿易圏のことを「FTAAP(エフタープ」です。

    FTAAPの特徴

    FTAAPの特徴は、現在、自由貿易協定を結んでいない巨大な経済国(アメリカ、中国、日本)が一つの大きなグループに属することにあります。

    特に貿易摩擦が激しいアメリカと中国という巨大な二大経済国が一つの自由貿易圏内に入ることは、きわめて大きな意味があります。ただし、実際に構想通りに自由貿易圏を作るには、様々な障害があるため、まずはFTAAPも狭い範囲であるTPPやRCEPの方で貿易圏を実現しようとしています。

    関連記事:APECの国同士を自由に行き来できるAPECカードとは?

    ■ポイント

    • アメリカと中国の二大経済国が一つの自由貿易圏に入る。
    • 大きな摩擦があるため、まずはTPPやRCEPなどで下地を作っている

    では、このFTAAP構想には、どのような国が参加しているのでしょうか?

    FTAAPの加盟国

    FTAAPの参加国は、APECの加盟国と同じです。2018年現在、APECには、日本を含めて21カ国が参加しています。参加国を見ると分かる通り、TPP11やRCEPの加盟国と重複していますね? このことからもTPPなどがFTAAPの前座の存在であることがわかります。

    オーストラリアカナダインドネシア日本
    ブルネイマレーシア韓国ニュージーランド
    フィリピンシンガポールタイ中国
    香港米国タイペイメキシコ
    パプア・ニューギニアチリペルーベトナム
    ロシア

    FTAAPとTPP、RCEPの比較

    では、FTAAPとTPP、RCEPには、どのような国が加盟しているのでしょうか? 下の図がFTAAP、TPP、RCEPに参加している国のまとめです。左側に国名、参加している協定の部分には、カラーを入れています。無色の部分は、参加していないことを示します。

    FTAAP、TPP、RCEPの三つに参加している国は、オーストラリア、ブルネイ、日本、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、ベトナムです。これらの国々は、TPP11の参加国と同じであることがわかります。また、RCEPの国とTPPの国を合わせると、ちょうどFTAAPになることがわかりますね。

    つまり….

    • TPPを成立させる。
    • RCEPを成立させる

    これら2つの協定を成立させることが、最終目標であるFTAAPの実現につながることになります。

    FTAAPTPPRCEP
    オーストラリア
    ブルネイ
    カナダ
    インドネシア
    日本
    韓国
    マレーシア
    ニュージーランド
    フィリピン
    シンガポール
    タイ
    アメリカ
    中国
    香港
    台湾
    メキシコ
    パプアニューギニア
    チリ
    ペルー
    ロシア
    ベトナム
    ラオス
    ミャンマー
    カンボジア
    インド

    目の前にあるTPPだけではなく、その先にあるRCEPやFTAAPをチェック!

    5/18日、TPP11の関連法案が衆議院の本会議を通過しました。これにより、TPP11の発効が大きく前進したことになります。ただし、このTPPは、あくまでFTAAPの前段階の存在であるため、TPPの動きを見るだけでは不十分です。必ずその先にあるRCEPなどによる華経済圏との自由貿易の始まりを想定しておくことが重要です。

    まとめ

    • FTAAPは、TPP11やRCEPなどの自由貿易の最終完成系です。
    • FTAAPは、中国、アメリカという二大経済国がつながる自由貿易圏です。
    • 目の前にあるTPPだけではなく、中華経済圏とのつながりも想定しておくべきです。
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