国際総合物流展 2021年 愛知国際展示場のレポート

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    *当サイトの記事を編集・加筆等し、公開する行為をお断りいたします。

    2021年3月9日から12日までの間、中部国際空港(セントレア)に隣接する「アイチスカイエキスポ(愛知国際展示場)」で国際総合物流展が開催されました。この記事は、国際総合物流展の様子を写真と共にご紹介していきます。

    国際総合物流展2021

    国際総合物流展とは、その名の通り、国際物流に携わる様々な企業が自社のサービスや商品を発表する展示会です。港湾事業者、NVOCC、フェリー会社などはもちろんのこと、梱包会社、パレット会社、物流倉庫や物流ラインの会社などが参加されています。

    国際総合物流展のホームページによると、アジア最大級、日本国内唯一の国際物流に関する先進的な技術やサービスを見学できると記載されています。(詳細は、国際物流展の概要を参照)

    この展示会は、展示者と来場者のどちらかの立場で参加し、展示者は出展料を支払うことで参加ができます。一方、来場者は、一般とプレスの2つに分かれ、基本的にどなたでも参加ができます。(事前登録をすることで入場無料)

    来場者は、ネット上で事前に参加申し込みをし、当日、会場の受付窓口で手続きを済ませます。なお、展示場内は、基本的に写真撮影は禁止です。そのため、私はプレスの枠で登録をし、写真撮影ができる状態で入場しました。

    *以降の会場内の写真は、プレス登録をしているため撮影ができているとご理解ください。

    国際物流総合展 国際物流総合展 国際物流総合展 国際物流総合展 国際物流総合展

    場内に到着したら、登録所にて受付を済ませます。

    国際物流総合展

    国際展示場へのアクセス情報

    国際総合物流展が開催されているときは、名古屋駅、豊田市駅、刈谷駅から無料のシャトルバスがあります。(所要時間60分~)電車等で来場する場合は、中部国際空港の改札を出た後、ターミナル2の方向へ進みます。(改札から約5分で到着します。)

    自動車で来場する場合は、「セントレア東」で下車した後、スカイエキスポに向けて直進します。一日中、車を止めたい場合は東横INホテルの近くにある「タイムズセントレア空港東」の駐車場が便利です。一日の定額制で停められます。(会場までは歩いて10分ほど)

    *国際総合物流展内にも駐車場はあり!

    全体の印象

    今回、初めて国際総合物流展に参加しました。第一印象は、会場は非常に大きく、出展企業は多彩だと感じました。正直、大きすぎて何から周れば….と困るほどです。まずは会場内の案内図を見てから流しで一周。その後、気になる企業ブースに立ち寄るなどの見学方法をお勧めいたします。

    この展示会には、国際物流に付随するあらゆるサービスや商品、先進技術が展示されているため、EC販売事業者の方、貿易をしている方、国内外の配送事業者の方は必見です。きっと、貴社の業務改善のヒントを見つけられるはずです。

    なお、この先は、私が個人的に気になった、以下3点について述べていきます。

    1. 地方港のブースが多い。
    2. EC運営者に便利な自動仕分け機
    3. その他の便利グッズ

    1.地方港のブースが意外に多い。

    企業の中で意外に目についたのが「地方港」の出展です。

    例えば、下関港、舞鶴港、石狩港などです。これら日本海側の港関係者の出展が目立ちました。彼らの訴求ポイントは、BP対策(災害対応)、中国と韓国とのフェリー船ダイレクトサービス、ロシア極東ルートなどです。特に現在、別の港から日本海側に切り替えてくれた場合は、様々な補助金や助成金があることを強く説明されていました。

    詳細は日本海側の国際ターミナルと助成金をご覧ください。

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    2.EC運営者向けの自動仕分け機

    EC運営者が関係する商品としては「自動仕分け機」の出展がございました。これは、箱の重さと容積等を自動で計測。この数値を基準にして、自社が提携する配送業者の中から最も配送料金が有利な物を自動判定。かつ、選んだ配送業者専門のバーコードラベルまでを貼り付ける機械です。

    例えば、あるEC運営者がA、B、Cの配送会社と契約しているとしましょう。それぞれの提携配送会社は、配送するエリアや価格競争力はバラバラです。このとき、ECの現場スタッフの立場で考えると…

    • この箱の大きさは、Aの方が良い。
    • これは●●だからBの方が良いかな!?

    と、ある程度、「勘」や「経験」に基づき配送会社を選んでいることがあります。もちろん、経験や勘を否定するわけではないです。ただ、毎日、何十件、何百件も行っていると、必ずしも適切な配送業者を選んでいない可能性がありますね!

    やはり、ある程度の「惰性」で配送業者を選んでいる側面があると思います。つまり、これが会社としては「余分な配送費用」を支払うことにつながります。この機械は、配送の無駄にメスを入れます。

    商品の重さ、三辺の合計値を計測、これに納期、配送先などを考えた上で、自社と契約する配送業者の中から最も適切な業者を自動選択します。さらに、選択した業者に対応するバーコードまで自動で添付してくれる優れものです。

    *このように画面上に自動判定結果が表示されます。コスト削減効果を視覚的に判断できるため、とても良いですね!少額のコスト削減を積み上げると、大きな物になるはずです。

    国際物流総合展

    いかがでしょうか? 現場スタッフの勘による配送業者の選択は、会社としは非常に大きなロスにつながっている可能性があります。EC運営者の方である程度の規模感がある所は、このような設備を導入されるのもいいかもしれませんね!

    ちなみに、こちらの会社の担当者の方に….

    この設備は、導入するのにけっこうな費用が掛かりますよね!?

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    と質問したところ….

    はい、やはりある程度はかかりますね!ただ、EC運営者の方は共同で所有する所も多いですね! その場合は、比較的小規模な事業者様でもご利用しやすいかと思います。

    との答えが返ってきました。で、私は、ここでまた一つのビジネスモデルを考えてしまいました。この設備を導入し、小規模ECショップにまた貸しすることもできるのでは? もしくは、発送処理の代行です。もちろん、精査は必要なのですが….汗

    *設備自体は、けっこう大きい印象です。

    国際物流総合展

    ベルトコンベアで荷物が運ばれてきて、この黒い棒の下を通過するときに、三辺の合計値と重さが計測されます。

    国際物流総合展 国際物流総合展

    そして、レーンの最後には、バーコードの貼り付け君が待機していて、適切な配送業者に対応するラベルを自動で貼り付けてくれます。

    1. 荷物の計測
    2. 適切な配送業者の選択
    3. 対応するバーコードラベルの貼り付け

    この1~3のステップを自動で行ってくれます。

    国際物流総合展

    なお、詳細は「寺岡精工」さんにお問い合わせください!

    3.その他の便利グッズ

    その他、国際物流に付随する便利グッズ等も展示されていました。

    貨物追跡用のデバイス

    こちらは、ユーピーアール株式会社さんが提供されている「パレットのトラッキングシステム」です。 自社の荷物が「今、世界のどこにあるのか?」を監視できます。

    国際物流総合展示会

    このようにパレットの中に追跡するためのデバイスを挿入します。これで世界のどこにいても、随時貨物を追跡できます。

    国際物流総合展示会

    腰痛防止に便利!

    物流の仕事といえば腰痛。腰痛と言えば物流と考えられるほど、国際物流の業務と体への負担は関係します。こちらのスーツを着用すると、重い荷物を持ち上げるときに機械が補助してくれます。

    国際物流展示会

    かがんだ状態で荷物を持ち上げるときは大変ですね!このようなときも機械がグイーンと動き、荷物を持ち上げられます。また、中腰や前かがみのときも、一定の体勢(角度)を補助します。

    国際物流展示会

    様々なエアクッション

    こちらは、コンテナをバンニングするときに、貨物と貨物のスキマに詰め込むためのエアクッションです。その名も「カーゴセーフエアバッグ」です。

    提供元:中津紙工株式会社

    国際物流展

    エアチェイン

    こちらは、強度エアクッションですね!通常の物より非常に強度があります。写真奥にもあるように、ワイン等の物を運ぶときに利用価値がありそうです。うまく表現できませんが、とにかくエアクッションなのに強度が高いです。

    提供元:親和パッケージ株式会社

    国際物流展示会

    「スチコン」コンテナ不足に対応するONE WAY型

    昨今のコンテナ不足やプラスチック資源の処理問題を解決するための「ONE WAY型のコンテナ」の展示も多かったです。

    国際物流展

    コンテナ内部の湿度や温度から守るグッズ

    コンテナの温度や湿度から守る関連グッズも数多く展示されていました。

    国際物流展

    例えば、ドライコンテナの内部温度は洋上で70℃前後になるとも言われています。この温度変化に対応するために、リーファーコンテナの導入する方も多いです。しかし、実際は、リーファーを導入するまでもない。でも、ドライコンテナよりも温度ダメージを減らしたいとの輸送ニーズもあります。この商品は、まさにこれに応える物です。

    国際物流展 国際物流展

    この他、写真を撮ることはできませんでしたが、ドライコンテナをリーファーコンテナとして利用するために、発泡スチロールでできたコンテナを開発している会社もありました。すべて発泡スチロールでできているため、低温を維持できる上、コンテナ自体も非常に軽く出来ています。

     

    まとめ

    今回、国際物流展を通じて、日本の物流業界にある先進的なサービスや商品を知ることができました。百聞は一見に如かずとの言葉がある通り、「業界内」に居たとしても、あえて展示会等に参加するのは意義がある物だと考えます。

    あなたが考えている上に、私が考えている以上に、世の中は広いです。「え、こんな考え方もあるんだ~」「へ~こういう便利な物が出てるんだ~」と気づかされることは多いはずです。国際物流展は、毎年、行われているため、まだ参加したことがない方は、一度は訪れて頂きたいと思います。

    国際物流を工夫することで工数の削減やコストの削減ができることは多々あります。ぜひ、貴社の業務の中にうまく取り入れていただき、ますますのご発展をお祈りいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。

    HUNADEより

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