日本製品を海外販売するために必要なポイントと考え方

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「日本製品を海外に販売したい!」ときは、何をすれば良いのでしょうか? そこで、この記事では、日本製品を海外販売するために必要となる考え方や知識などをご紹介していきます。

日本製品を海外販売するために必要なポイントの結論

  • 海外販売は、海外プラットフォーム上の販売からスタートするべき
  • 販売するべき商品→ 買い手が求める物(自分が販売したい商品から考えない)
  • 自分に足りない能力は、ウェブサービスや外部人材の活用で補う。

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日本製品を海外販売しよう!

「カワイイ」の言葉など、日本の商品が注目されているのを耳にすることが多いです。これを聞き「私も海外販売を始めたい!」と考えられる方も多いかと思います。しかし、思い付くまではいいもの、実際の行動に落とし込むには、様々な知識や心構えが必要です。

仮のお話として、あなたはサラリーマンであり….

  • 自由に使える時間は限られている。
  • 自由に使えるお金は少ない。
  • でも、何とか海外販売を始めたい。

このようなときは、どのようなステップを踏めばいいのでしょうか? この記事では、サラリーマンの人が副業として個人輸出する方法を説明していきます。

海外とのビジネスで起業したい!貿易以外のアイデア3選

日本製品を海外に販売するとは?

日本製品を海外販売するとは「輸出取引をする」ことです。輸出取引となると、コンテナ(大きな箱)に入れて輸送するのを思い浮かべますが、段ボール一つを海外に送ることも立派な輸出です。サラリーマンである以上、まずはダンボール一つから始められる個人輸出をお勧めします。

ここで質問です。なぜ「個人輸出」なのでしょうか? この理由を明確に答えられますか? 実は、ダンボール一つから始める輸出ビジネスは、最初は規模を小さくして行うため以外にもお勧めする理由があります。それが「外国税関による輸入規制の取り扱い」です。

例えば、あなたが日本から外国に向けて貨物を輸出するときは、必ず「輸入国側の規制」を確認する必要があります。輸出する品目によっては、現地税関の許可を受けるために「輸入ライセンス」が必要だったり、特別な承認(FDAなど)が必要だったりします。しかし、ある一つの条件を満たすときは、輸入国側の規制が外れます。それが「個人輸入する」です。

個人輸入とは、相手側の立場から言う「輸入」です。つまり、あなたが日本の販売者であり、海外の相手(最終ユーザー)に直接販売することで、輸入国側において、相手は「個人輸入」という形になり、輸入国側にある様々な規制から外れます。

例えば、本来、輸入国側(輸出先の国)において、海外の食品を輸入するときは、特別な承認が必要だとします。しかし、相手の立場(相手の国の人)でいう「個人輸入」に該当すれば、特別な承認を必要とせず、輸入できます。輸出先の相手を商売目的ではない個人に限定することで、輸入国側の厳しい輸入規制を回避できるのが個人輸出をする最大のメリットです。

海外の個人に対して、個人輸出をするべき理由:輸入国側の法規制の対象外になる→輸入者が手軽に輸入できる。

輸出ビジネスと自分の立ち位置

輸出ビジネスをするときは、自分の立ち位置や存在意義、取れるリスクを明確にすることが重要です。

  1. 誰に対して、何を売るのか?
  2. どこまでのリスクをとれるの?

1.誰に対して何を売るのか?

「輸出ビジネスを始めたい。でも、具体的に何を売ればいいのかわからない。」このような方は、意外に多いです。この場合は、売る相手の選定と商品需要の調査から始めることをお勧めします。誰に対しての「誰に」とは、事業者なのか、それとも個人使用者なのか?を指します。相手が事業者であれば、商品を売るときのポイントは「相手が儲かるのか?」です。

一方、相手が個人使用者のときは、商品自体の特性や商品を手にした後の未来を見せるのがポイントです。よって、相手が商売目的なのか? それとも個人使用目的なのか?によっても、お勧めするポイントが明確に違います。やはり、誰に売るのか?の部分が重要です。この記事でお伝えする個人輸出ビジネスは「海外にいる個人使用目的」で輸入する人が第一のお客様です。

次に何を売るのかの「何を?」の部分です。ここは、海外における商品に対する需要から判断します。よくある間違いは「ランドセルがいいみたい」とニュースを鵜呑みにして販売することです。この場合、おそらく失敗します。市場の需要は、刻一刻と変化しているため、すでに陳腐化した情報になっている可能性が十分にあります。

商品に対する需要は、海外アマゾンやその他、ECサイトのランキング、インスタグラムやフェイスブックなどで確認ができます。ネット上での販売が中心になる個人輸出は、これらのツールをどれだけうまく活用して市場を調査するのかが勝敗の分かれ目です。

2.どこまでのリスクをとれるのか?

サラリーマンであり、妻子持ちの方は、お小遣い制により、月に決められた金額しか使えないことも多いです。この場合、自身にこう問いかけていただきたいです。「仮に失敗したとき、どこまでのリスクをとれるのか?」です。商品を仕入れたのに全く売れないなど海外取引は、トラブルになることが多いです。これらをどこまで受け入れられるのか?を考えてみましょう!

仮に仕入れた商品がすべて売れなかったとしても、明日のご飯が食べられないなど、危機的な状況に陥らないようにリスクをコントロールすることが重要です。

  • 販売する相手とリスクを明確化する。
  • 買い手目線の「欲しい」を調査する。

販売する2つの手段

実際に日本製品を海外に販売する方法は、どのような方法があるのでしょうか? 個人輸出かつインターネット上からの操作できる、この2点を前提に考えると、以下の2つの内、いずれかを使うのがおすすめです。

  1. 海外販売対応のカートシステム
  2. 海外販売のプラットフォーム

1.海外販売対応のカートシステム

海外販売対応のカートシステムとは、カラーミーやストアーズなどに代表するASPです。ネットショップのASPとは、ショップを運営するにあたり必要なすべての機能(在庫管理~入金、発送処理)を提供する事業者です。ネットショップを運営したい人は、このASPと月額契約をするだけで、簡単にネットショップを開業できます。この内、カラーミーなどは、多言語に対応しており、外国向けに販売できます。

主なメリットとデメリット
  • 月額あたりの料金が安い
  • 初期コストも不要
  • 有力な見込み客を集客するのが大変

2.海外販売のプラットフォーム

海外販売のプラットフォームとは、アマゾン、楽天、EBAYなどのサイト上に商品を掲載して販売することです。ご存知の通り、これらのサイトは、非常に知名度があり、購買意欲が高い人が集まるのが最大の特徴です。つまり、このようなプラットフォーム上で販売をすることにより、集客部分をアマゾンなどに頼れることが最大のポイントです。

よって、海外販売をしたいと考えたときは、まずはプラットフォーム上での販売をお勧めします。

主な海外販売プラットフォーム

海外アマゾン、アリババ、楽天、EBAY、Qoo10

まずは海外販売プラットフォームでのスタートがオススメ!

海外販売のための基礎知識

ここで海外販売をするにあたり、よくある疑問について考えてみます。全く経験したことがない人にとって、特に気なるのは、次の3つだと思います。

  1. 英語力
  2. 決済方法
  3. 発送方法

1.やっぱり英語力は必要!?

海外販売ときくと、英語力が必要だと感じます。実際のところは、どうなのでしょうか? 結論から申し上げれば、そこまで必要とすることはないです。中学校一年で習うレベルの英語を理解できれば、十分に可能です。もし、英語がわからなくても「グーグル翻訳」などを使えば、簡単な文章であれば、十分に「相互」に変換できます。

例えば、お客さんから来たメール(英語)を日本語にする。 海外向けの商品販売ページを英語で表現する などの作業は、グーグル翻訳などを使うことにより、ある程度、対応できます。もし、ご自身での作業がどうしても難しいときは、ココナラ、クラウドワークス、ランサーズなどのサービスを使えば、いくらでも依頼ができます。

  • 翻訳が得意な人
  • 海外販売サイトの構築が得意な人
  • 商品の登録を請け負う人
  • カスタマーサービスを提供する人

など、実に様々な人に依頼できます。しかも、意外に安く依頼できるため、非常に利用価値があります。

2.決済方法はどうするの?

海外販売をするときの決済方法は、次の2つの内、いずれかを利用します。

  1. 海外販売プラットフォームやカートシステムで提供している決済機能
  2. ペイパル決済

海外販売プラットフォームなどを利用して販売している方は、そのサービスの中に「決済システム」が用意されているため、別に新しく考える必要はありません。ただ、販売プラットフォームやカートシステムを使わず、売り手と買い手との間で、直接取引をするときは、ペイパル決済が便利です。

ペイパルは、売り手と買い手との間に入り、決済システムを提供するサービスです。海外販売をする上でのトラブルは、物を送ったのに、料金が送られてこない。または、お金を支払ったのに、物が送られてこないなどがあります。この点、ペイパルを利用すれば、トラブルが発生したときに、さまざまな仲裁の仕組みがあります。

3.発送方法

海外販売した商品の発送は、主に「EMS(国際スピード郵便」を使います。もちろん、郵便には、これら以外にも、船便やSAL便などもあります。しかし、配送料金が安いほど、相手先に商品が届くまでの期間が長くなり、その分、トラブルになる可能性が高くなります。やはり、少し料金が高くても、最短・かつ、現在地を把握できる「EMS」が圧倒的に便利です。

EMS以外では、民間配送業者(DHLなど)による配送サービスがありますが、基本的に料金が非常に高いと考えた方いいです。ちなみに、海外販売プラットフォームの内、アマゾンなどは、この発送作業ですら、アマゾンの倉庫が行ってくれます。(アマゾンFBAサービス)アマゾン以外で販売しているときは、入金確認がとれた後、EMSを使い発送するのが一般的です。

成功するために必要なこと

海外販売を成功させるためには、どのようなことが必要なのでしょうか? 良いツールを使うことでしょうか? 高いお金を支払いコンサルタントを雇うことでしょうか? もちろん、これらも必要だとは思いますが、もう少し根本的な部分を考えると、次の3つだと考えます。

  1. 買い手目線になること
  2. 「あなた」から購入する意味を持たせる
  3. リピートしたくなる仕組みを作る

1.買い手目線になること

海外販売をするとなると、ご自身が売りたい物、または扱いたい物を販売する方が多いです。しかし、これは間違いです。結局のところ、海外販売、国内販売問わず、販売するべき商品は「求められているもの」です。どれだけ機能的に優れても求められていない物(機能)は無意味です。ご自身の立場から販売するのでなく、買い手目線に立ち、販売するのがポイントです。

「買い手は何を求めているのか?」これを徹底的に調べるのが最大のポイントです。

2.「あなた」から購入する意味を持たせる

お客さんがあなたから商品を購入する意味はありますか?

例えば、同じ商品を販売している あなた、ライバルA、ライバルBがあるとします。お客さんにとっては、どこで購入しても同じ商品が手に入るため、正直なところ、どこで購入しても同じです。このとき、あなたは、お客さんに選ばれる自身はございますか? お客さん目線で語るなら、あなたを選ぶ理由はありますか? これに明確に答えられない場合、あなたの海外販売は、価格だけの勝負になる可能性が高いです。

例えば、「僕は日本で販売している○○の分野の専門家である、僕に頼めば、この分野の商品であればすぐに探せる」なども立派な購入理由です。つまり、他社との差別化ポイントです。もう一度、お聞きします。お客さんは、あなたから購入する理由はございますか?

お客さんは、あなたから購入する理由があるのかを考えてみよう!

3.リピートしたくなる仕組みを作る

プリンター商法をご存知でしょうか? 安いプリンター本体機を販売して、インクで儲ける手法です。インクといえば、プリンターには必要な物です。つまり、リピート購入を期待できるため、最初にプリンター本体を安く販売しても、儲かる仕組みです。ここまでとはいきませんが、似たようなリピート購入の仕組みを作ることは重要です。というより、リピートしなければならないように仕向けるとも言います。

以上、サラリーマンが個人輸出ビジネスを始めるにあたり、大きく失敗しないために必要な最低限のポイントでした。もし、まずは一万円でも二万円でも海外向けに販売したいときは、アメリカアマゾンでの販売がおススメです。アメリカアマゾンでの販売をするときにサポートしてくれるのがアマゾンアメリカのFBA代行「US-BUYER」さんです。

ポイント:販売するべき商品は、あなたが売りたい商品ではない。求められている商品です。そのためには、「お客さんが何を求めているのか?」を徹底的にリサーチします。リサーチとは、海外と日本の価格差を追い求めることではありません。お客さんが求めるものを調べることです。関連記事:この商品に注目! 東南アジアのECで売れている7分野

まとめ

  • 日本製品を海外販売するには、海外販売プラットフォームとカートステムのいずれかが便利
  • まずは海外販売プラットフォーム上での販売からスタートするのがオススメ
  • 自分が足りない能力は他者の力を借りましょう!
  • 売り手目線ではなく、買い手目線で考えることが最大のポイント

副業から始める輸入ビジネス まずはアマゾンからスタート!

「海外販売をしたい!」どのような売り方・手段がある?

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