タイ輸出・シルバー、ベンジャロン焼きアロマが堅調!

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    アジア各国とアメリカの様々な商品や業界の貿易動向を紹介する。タイからはシルバージュエリーやアロマキャンドルの紹介と輸出動向、アメリカのスタートアップがコロナ前に開発したマスク一体型パーカー、カンボジアのレンガ、ベトナムで開催中の日本製品展示会の話題をお伝えする。

    タイ/シルバージュエリーとベンジャロン焼きの輸出

    タイ  コロナ禍でも堅調のシルバージュエリー

    タイの宝飾品業界はコロナによる影響を大きく受けている。しかしながらシルバージュエリーは例外だ。タイ銀輸出協会(TSEA)会長のウドムダンガラム氏によると、昨年の同時期と比較しての輸出額はやや減少しているものの9%にとどまっている。

    タイシルバージュエリーの主要な市場はアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港だ。またインドは新興市場として期待されている。タイ銀輸出協会(TSEA)とタイ国政府商務省国際貿易振興局(DITP)は、近いうちにタイのシルバージュエリーを広く紹介する展示会を予定している。

    タイシルバージュエリーの考察

    タイは世界最大のシルバージュエリー輸出国だ。その職人技は200年の伝統を持つ。また業界は中小企業が多く、大企業などが独占する業界ではないため、多様なデザインやコンセプトを生み出す風土があるそうだ。銀輸出協会のウェブサイトによると、タイ貿易振興局は、既存のマーケットプレイスと連携したオンライン取引に力を入れ、可能性のある市場の開拓を目指すとのことだ。世界経済低迷のなか、金銀の価格が高騰している背景もあり、今後も見通しの明るい業界と言えるだろう。

    タイ ベンジャロン焼きに入ったアロマキャンドル

    タイの伝統的な陶器であるベンジャロン焼きの入れ物にアロマキャンドルを入れた、Thaniyaブランドの製品が、ヨーロッパのインテリア業界で注目を浴びている。容器のデザインは伝統的なものから現代的なものまで幅広い。キャンドルは香りの良いタイ米のジャスミンライスを使用。20以上もの香りを持つと言われるジャスミンライスの米ぬか油から作られたキャンドルは、溶けても人体の体温とほぼ変わらず、肌に塗ることもできる。

    タイ アロマキャンドルの考察

    Thaniyaは元々、タイのアロマ製品業者だったが、2代目の現社長がビジネスの成長を見据え、タイの伝統的な陶器であるベンジャロン焼きに着目した。タイでは日常的にベンジャロン焼きの陶器が家の内外を飾っている。またキャンドルもタイならではのジャスミンライスを使用した。ジャスミンライスから作られたロウはスキンケアもできる。

    このように、いくつもの付加価値を取り入れることで、タイ製品としての特徴と独自性を兼ね備えた製品を開発。2代目社長は「起業家には自社製品のあるべき場所を見つけてほしい。そして品質が保証されれば、価値と価格は自然と決まるだろう。」と答えている。海外輸出にも力をいれ、日本市場も大きな期待を寄せている。

    ちなみにアロマキャンドルの輸入に際し、美容・健康増進等の効果をうたっている場合は医薬品医療機器等法の規制を受けることがあるので注意が必要だ。

    米 マスクと一体化したパーカー

    アメリカのスタートアップ「G95」は、細菌を防ぐ素材を使った衣料品を発表してきたが、今年に入ってのコロナウィルスの感染拡大により、にわかに世間の関心を集めている。そこで最近発表したのは、ジッパーを引き上げるとマスクのように口元を覆うことができるパーカー。

    同社によると、空気をろ過するこの素材は、理論的には医療マスクより多くの細菌を防ぐ性能があるという。また同社は、製品に使われる素材を使って、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(FEMA)やミシガン州の病院向けにマスクを製造している。海外輸出にも対応。

    マスクと一体化したパーカーの考察

    G95は元々、大気汚染から保護するために開発したネックウォーマーを開発していた。会社を立ち上げた社長の夫が、中国出張を経て病気になったのがきっかけだそうだ。そのため、販売当初の消費者の多くは旅行者で、その後、花粉症やペットやダストアレルギーなどの疾患を持つ人々が続き、山火事の煙を防ぐなどの目的でも購入されていた(ただし、煙の汚染物質は完全にブロックされないとのこと)。

    また寒冷地用の素材はペットボトルを再利用して製造され、暑い気候用には麻素材を使用しており、持続可能性を訴える製品でもある。マスク兼用のパーカーは昨今、国内外でも多くの企業やスタートアップが手がけるようになっている。しかしG95のように、コロナ以前から開発を手がけている会社は少なく、開発に十分な時間を費やしていることは信頼に値するだろう。

    カンボジア 古代の技法で作られたレンガ

    カンボジアの観光名所でもあるアンコールワット寺院の改修工事には、古代の技法を蘇らせたレンガを使用している。レンガを製造しているAngkor Tile Handicraft Factoryは1989年設立。カンボジア国内の寺院修復のため、専門家のアドバイスを元に古代のレンガを復活させた。この技法で作られたレンガは、現代のものよりはるかに厚く、優れているという。

    カンボジアのレンガ考察

    カンボジアにはレンガ造りの建物が多く、加えて近年、中国や英米などからの投資による建設プロジェクトも増えたため国内需要が高く、多くのレンガ工場が存在する。しかしその一方で、工場での低賃金および危険な労働、さらに児童労働などの問題が発覚し、国際的にもその人権問題が指摘されている。

    日本ではインテリアやガーデニング用としてアンティークレンガの人気が高まっており、記事で紹介したような復刻されたレンガも需要があると言えるだろう。しかし輸入に際して、製造過程の労働環境についても意識を向ける時代が来ており、気をつけたいところだ。

    ベトナム 日本製品の展示会開催中

    ハノイでは8月24日から10月30日まで、日本貿易振興機構(JETRO)主催による日本製品の展示会「Good Goods Japan 2020」を開催する。高品質な家庭用グッズをメインにした展示会で、日本企業46社が参加。製造プロセス、原産地、使用方法や収納方法なども含めて紹介する。また期間中、日本とベトナム企業のビジネスマッチングもオンラインで行われる。

    日本製品展示会の考察

    2019年末のJETROの調査によると、調査に協力した日本企業の40%が今後3年間でベトナムの事業拡大を検討しているという。その背景には米中間の緊張の高まりがあり、日本企業は中国での事業規模の縮小を視野に入れる傾向にシフトしており、このような結果になったと見られている。またベトナムは、タイ同様にコロナ感染拡大を抑えたこともあり、2020年に異例のプラス成長を予測されている。一部オンラインとはいえ、展示会の開催ができる事自体が、ベトナム経済の見通しが明るいことを示していると言えるだろう。

    この記事の元記事

    • DITP, A Fragrance of Contemporary Thainess
    • Fast Company, This hoodie comes with a built-in mask
    • Cambodia News English, The Ancient Craft Of Brick Making
    • The Phnom Penh Post, Brick prices climb to towering highs on demand from Sihanoukville
    • Vietnam Times, Vietnamese, Japanese enterprises to gather at “Good Goods Japan” exhibition
    • DITP, Trade Talk with Kittisak Udomdangaram, President of the Thai Silver Exporters’ Association (TSEA)

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