街角で目にする接骨院。腰痛、捻挫、スポーツ事故などでお世話になりますね!そんな接骨院は、主に2つの収益源があります。
- 療養費(保険診療)
- 事故などによる自由診療費
接骨院のサイト等で「交通事故にも対応できます!」と、大きくアピールするのは、自由診療による高額な収益が見込めるからです。つまり、儲かるからです。
HUNADEとしては、上記について意見を述べるつもりはないです。それぞれの経営者がそれぞれのポリシーに従い運営すれば良いと思います。しかしながら、もう少々、別の視点をもてば、上記2つ以外のキャッシュポイント(収益源)を作り出せるのにな~とも感じています。
そこで、今回は、もし、もしシリーズの第二弾。接骨院経営と貿易ビジネスの合わせ技をご紹介します。
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接骨院が貿易をするなら?
接骨院は、利用者(患者)さんに施術をすることで、療養費又は、自由診療報酬を受け取ります。支払いが国から行われるのか?又は、保険会社又は利用者から行われるのか?の違いはありますが、基本的には、待ちのビジネス、受け身型の収益モデルだと言えます。
例えば、他の業界のように「今週末まで限定!腰痛診療、50%オフキャンペーン~!」や「今なら、クーポンを使ってお得にケガの施術を受けましょう!」「一回の施術でスタンプ1個。5個集めたらティッシュをプレゼント!」などのキャンペーンは難しいです。どう考えてもおかしすぎます。
売上の増加とスタッフの関係
接骨院の売上の増加は、一日の利用者数と施術内容、施術にあたる柔道整復師の数に関係してきます。売り上げの拡大には、利用者の増加が必要。利用者を増加させると、柔道整復師の人件費が膨らみます。つまり、完全に労働集約型の収益構造です。純粋に接骨院だけでは、売り上げの拡大は厳しいと予想できます。
接骨院の最大のポイントは、地域と根ざしていること
しかしながら、そんな接骨院にも魅力があります。それが地域に根ざした経営ができることです。良い評判は自然とお客さんを呼びます。口コミの好循環が起きれば、無理な営業をしなくても良いです。また、実際に接骨院という「箱」がある為、その箱を活用すれば、接骨院ビジネス以外のキャッシュポイントを作れる可能性があります。
例えば、輸入物販です。自分の接骨院に来院する利用者の顧客層はわかりますね? 日々、柔道整復師として利用者とのやり取りしていれば「どのようなことに困っているのか?」「何を必要としているのか?」などが手に取るようにわかるはずです。つまり、ここにチャンスがあります。
もし、接骨院自体が大きな施設であるなら、接骨院と相性がいい、フィットネス、ヨガ講座、ピラティス、ストレッチ屋さんなどを入居させて、テナント収入等も得られます。つまり、属性情報ですね!これにマッチさせることで、多角的な収入を得られる可能性が高いです。
接骨院の箱を活用し、属性情報にあった商品開発ができる!
例えば、あなたの接骨院に来院する利用者が膝の痛みに困っているとしましょう。では、この膝の痛みを少しでも緩和するには、何が喜ばれるのでしょうか?
例えば、サポーターは、いかがでしょうか? 日本よりもケア関連品に優れている国からサポーターを輸入し、接骨院内の片隅(例:待合室など)で販売(何も言わずに展示するだけ=販売を強調しない)するのはいかがでしょう? もちろん、サポーターなどはどこでも売っています。「そんなの販売しても売れない」と考える方も多いでしょう。
しかし、世の中はおもしろいものです。実は、世の中に出回っている在り来たりな商品でも、人は接触回数が高い人が勧める商品を購入することが多いです。根拠は…..なしです!でも、たぶん、そうです。
胡散臭いセールスマンからサプリメントを勧められるより、あなたの身内、友達、家族から勧められた方が購入すると思いませんか? それとと同じです。実在する接骨院の柔道整復師としての信頼を武器にすることで、物販という新しい分野に進出できる可能性があります。

接骨院に訪れる客層(属性情報)にマッチした物販を展開できる
別の自分の接骨院だけで販売しなくても良し!同業者でもOK!
実は、この物販は、もう一つのポイントがあります。それは、同業者への横展開です。おそらく、接骨院を経営している同志は、同じ問題を抱えているはずです。少しでも売り上げを上げたいけれど、スタッフを増やすのは厳しい。かといって、利用者(患者さん)を強引に集客するのは無理。
でも、もっと接骨院を大きくしたい!と考えているはずです。つまり、あなたは、それら同業者に対して、卸販売をすることで、一気に売り上げを拡大できる可能性があります。
例えば、接骨院の客層にマッチする究極のサプリメントを開発する。海外の工場と独占販売契約を結び、日本向けには、一切販売できないようにしておきます。というか作られせないようにします。これで、日本で商品を展開するときは、必ずあなたを通して行われます。
仮のお話として….
- 自分の接骨院利用者にサプリメントを販売するときは、一般小売価格として5000円で販売する。
- 同業他社の接骨院にサプリメントを販売するときは、卸価格として3000円で販売する
などです。上記のように卸と小売りの二段階で価格設定をしておくことで、同業者への横展開が可能になります。あなたの商品を卸す同業者(接骨院)を見つけるだけで、どんどんと売り上げが上がる仕組みです。
余裕があれば、接骨院に関する物販サイト(EC)を展開してもOK
当然、接骨院の中だけで展開しなくても良いです。余裕があれば、自社ECサイト、アマゾン等でも販売できます。法律上、可能かはわかりませんが、現役接骨院が開発したことを前面にした商品開発も面白いはずです。他、お客さんのペルソナを「同業者」にしても良いです。
例えば、接骨院を経営する人が、どのような商品があれば、助かるのか? などを考えてみましょう。お客さんと接触する機会が多いから、○○という商品があると便利なのかもしれません!これは、接骨院を経営するあなただからこそわかることもあるはずです。

物販の対象は、利用者だけではなく、同業者もありえることを覚えておきましょう!
YouTubeでのブランディング展開もできる!
上記の物販は、YouTubeとあわせることで、さらに強力なマーケティングができます。
例えば、現役の接骨院が体の不調やストレッチの方法などを紹介する動画等を公開します。徐々に人気が出来た所で、自身のブランドを前面にした商品開発をします。仮にチャンネル名が「接骨ABCちゃんねる」なら、このネーミングと自身を模したイラストを商標登録するのですね!
ヒカキンさんが「みそきん」を開発したようなイメージです。ある一定のブランディングが出来れば、規模の大小はあるもの、似たようなことをできる可能性が十分にあります。
つまり….
- 接骨ABCちゃんねるのサプリメント
- 接骨ABCちゃんねるのサポーター
- 接骨ABCちゃんねるの膝宛て
このように独占的、排他的なブランディング戦略をしていけば、小さな接骨院であっても非常に大きな売り上げを立てられる可能性があります。現在、接骨院を経営されている方は、上記の考え方を参考にして、接骨院と貿易ビジネスの両輪で展開してみませんか?
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!


国際輸送の見積もり依頼例
種別 | 積み地 | 揚げ地 | 品目 | 輸送モード |
個人 | 横浜 | ダルエスサラーム | トラクター 800KG | 海上輸送 |
法人 | 新潟 | バンコク | 中古タイヤ 2トン | FCL |
個人 | 横浜 | ダルエスサラーム | トラクター 800KG | 海上輸送 |
法人 | 新潟 | バンコク | 中古タイヤ 2トン | FCL |