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輸出市場・タイ人に好まれない日本のモノとは?

この記事は約6分で読めます。


日本のモノを好むタイ人でも、中には苦手なモノもあります。さて、それは何でしょうか? 今回は、タイ輸出を検討している方に向けて、タイ人に好まれない?日本の物をご紹介していきます。

タイ人が好まない日本の物

カフェのコーヒーは好きだけど、缶コーヒーは好まない。

ここ5年程、バンコクの街中やデパート内には数多くのカフェ店が誕生しました。コーヒーを好むタイ人が増えており、人気メニューは甘いコーヒーとスムージーです。どの店もスムージーのメニューは豊富で、中には行列が出来ている店もある程です。タイにカフェ文化が広まっているのであれば、日本のように缶コーヒーも人気なのだろうと思われるでしょう。

しかし、実際はほとんど売れていません。タイにはBirdyという味の素の缶コーヒーが昔からありますが、もの凄く甘い!正直、飲めたモノではない。一口飲んですぐに捨てて以来買っていません。フジスーパーにはUCCの缶コーヒーがありますが、値段は50Bと微妙。この価格なら、多少高くてもカフェ店で買った方がいいでしょう。最近はタイ産のコーヒーが次々に出てきましたが、売れている印象はありません。タイでカフェ店のコーヒーを飲んだら、缶コーヒーは飲めないと思います。

タイ産のビールは、暑さと辛い料理に合う!日本のビールは勝てない!

タイのビールと言えばビアチャン、ビアレオ、シンハーです。どれも伝統的なビールで根強い人気を誇っています。苦みがあり、まろやかさをあまり感じませんが、飲み続けるとなぜかハマる味です。タイの暑さや辛い料理にも合う味と言った所でしょうか。この強力な3つのビールに対抗すべく、10年程前に日本のスーパードライがタイに上陸しました。

スクンビット地区の居酒屋にはほぼおいてあり、日本人には大変好まれています。フジスーパーやドン・キホーテにもありますが、タイ人には売れていないように感じます。知名度が今一つなのかもしれません。

もし人気があればコンビニにも置かれるはずですが、これまでスーパードライを見かけたことがありません。タイ人の友人にス―パードライを飲んでもらった所、タイのビールに比べて軽くて飲みやすいと言われました。しかし、彼が今も愛飲しているのはシンハーです。タイビールの苦みに慣れ親しんでいるタイ人にすれば、タイ産のビールこそビールなのでしょう。

なぜ、定番の味で勝負しなかったのか?悔やまれる日清カップ麺。

タイのカップ麺と言えばママーが有名で種類も豊富です。価格は13B程。日本のカップ麺に比べたら、正直、味はかなり落ちます。しかし、タイ人には絶大な人気を誇っています。そんな強力なタイのカップ麺市場へ日清が参入しました。“ついにきたか!”と喜んだものですが、カップ麺を見て?と思いました。あの定番品ではなく、タイのマーケットに合わせた感じのタイ風味のものでした。価格は20B。トムヤムグン、ミントポーク、ムーマナオ(レモン)など計7種類。その中からミントポークを食べましたが、全く好きになれない味でした。

どうもタイ人の味覚に迎合している味で、世界で何十億食をも売った日清のカップ麺がこんな味に変わり果てたことに大変ショックでした。それ以来、新作が発売されても買っていません。ママーより7B割高ですが、この7Bの差はタイ人にはかなり大きいと思います。はっきり言って、タイ人には売れていません。なぜ、オリジナルの味で勝負しなかったのだろう?あの味は、絶対にタイ人も好きな味です。企業戦略なので仕方ありませんが、大変悔やまれます。

だいたい予想はついていた。漬物を好きになるには時間がかかる。

タイ料理に日本の漬物的な気の利く一品は見当たりません。キャベツや草、キュウリが添えられる位です。一般的な日本食でのたくわんやおしんこ、カレーライスの福神漬け、牛丼の紅ショウガ、というようなぴったりハマる一品がタイでは主にキャベツなのです。そのため漬物を知らないタイ人は多く、スーパーに置かれている種類も少ないです。

辛くて味の濃いタイ料理にキャベツは合いますが、キャベツが漬物の代わりでいいのでしょうか。しかしタイ人には、パリパリ食べるキャベツが最高らしいのです。また、キムチを好きなタイ人は多く結構買っている人を見かけます。キムチの辛さは人気ですが、梅干しの酸っぱさは不人気です。

お店で食べられるから、わざわざ冷凍食品を買う必要がない。

タイ料理の冷凍食品を買っている人は意外に多いです。私もたまに買いますが、想像以上の味で結構いけます。特にタイの炒飯はおすすめです。そんなことから、日本の冷凍食品もさぞかし人気だろうと思っていましたが、あまりパッとしません。

日本産のタイのグリーンカレーやガッパオライスの冷凍食品は売れていますが、餃子やコロッケ、エビフライ、たこ焼きなどは売れていないようです。バンコクには、本格的なたこ焼きのお店がそこそこありますから、わざわざ冷凍食品を買ってまでという発想はないのか?手間もかかりめんどうなのかもしれません。

冷凍食品ではありませんが、冷蔵のタイ風にアレンジしたカップの茶碗蒸しはかなり人気です。1カップ20Bと結構いい値段なのに買っているタイ人をよく見かけます。これはタイ企業のつくっている茶碗蒸しです。茶碗蒸しはタイ人には受けると思いますので、ぜひ日本産も入荷して欲しいです。

日本の鶏肉のおいしさは、タイ人には伝わっていない。

肉料理の中でもタイ人は鶏肉を好む人が結構多いです。鶏料理は種類も多くどれもおいしいです。焼き鳥や唐揚げの屋台は結構見かけますし、KFCやそれを真似た鶏肉屋台店も人気です。また、コンビニにあるタイ産の鶏ささみはよく買われています。そんなタイ人の鶏肉好きなことをサーチしたのでしょう、日本の鶏の足や鶏ささみはドン・キホーテにもありますが、買っているタイ人をほとんど見かけません。

なぜゆえに日本の鶏肉にタイ人は目がいかないのか? タイの鶏肉は安く人気があるので、価格が高い日本の鶏肉は特別なモノではないのでしょう。タイ人にしてみたら、あえて買わなくても味はわかる。こんな気がしますがどうでしょうか?“これは、タイの鶏ささみよりうまい!”とすっかりハマった友人も少なからずいますが、まだまだ日本の鶏肉のおいしさは知られていません。

もっとアレンジすれば、日本食の世界は広がる。

カップ麺のうどんやそばは好きだけど、生麺にネギやつけ麺、天ぷらを買って食べるという発想はタイ人にはありません。またタイでは生の卵を食べるのは危ないことから、生で食べる習慣もありません。現在は改良され、生で食べられるタイ産の卵が増えてきましたが、それでもタイ人は食べません。納豆を買ってもそのまま食べます。“納豆には、生卵とネギなどをかけて食べるとおいしくなる”と何度も友人に勧めましたが、まだ実行されていないようです。

一方で、生麺の焼きそばにキャベツや豚肉、もやし、にんじん、そして紅ショウガを買って調理している知人友人が増えています。このように日本食のアレンジが進めば、おいしい日本食をもっと知るようになるでしょう。それを願うばかりです。

まとめ

  • コーヒーを飲むようになったタイ人でも、缶コーヒーはそんなに飲まれていない。
  • タイ産のビールはタイ人に絶大な人気。日本のビールの味は軽く、勝てない!
  • 日清のカップ麺にショック!タイ風の味で、これはタイ人に受けてるのか?
  • 予想通り漬物は不人気。好きではないと思っていた茶碗蒸しは人気です。
  • 納豆に生卵はまだまだだが、生麺の焼きそばを調理するようになっている。
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