タイ発の輸送(コンテナ)主要国までの輸送料や日数がわかる

タイ発の国際輸送 タイ
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タイは、地理的な要素から東南アジアや東アジアの中心的な存在です。日本とは、古くから国交があり、自動車メーカーを中心として数々の日系企業が進出しています。近年は、タイ人の所得が大きく向上し、日本を訪れるタイの人たちも増加しているとも聞きます。「タイで売れる日本の物」は、そんなタイ人の趣向の一部を表したものです。

さて、タイを考えたとき、あなたの中は、どのようなイメージがありますか?

  • 有望な輸入先でしょうか?
  • それとも輸出先でしょうか?

私自身は、タイの経済状況や国民所得などを考えると、どちらの側面で有望だと考えます。しかし、ここで忘れてはならないのは、タイとの貿易をする上で、必ずしも「日本との間の取引にはこだわる必要はない」点です。

日本の企業がタイの産品を仕入れて、アメリカに販売もできます。

又は、タイの産品をマレーシアやベトナムの工場に輸送。そこで二次加工をした後、オーストラリアなどに輸出するのも良いですね!

  • タイを基準にして、全世界にむけて輸出する
  • 又は、全世界からタイに輸出する

など、少し柔軟に考えると、あらゆる貿易の可能性があります。そこで、この記事では、タイ発の主要国までの国際輸送代金、輸送日数、対象国とのFTA状況などをご紹介していきます。

タイ発の国際輸送

タイ発の国際輸送

タイからの国際輸送代金と輸送日数

下の表は、タイの港「Laem Chabang」から、各国主要な港までの国際輸送代金、日数、FTA締結状況をまとめた物です。

一覧表の見方

  • 価格はUSドル
  • 150-350は、複数の価格があり、150ドル~350ドルの間という意味
  • 上記の価格は、オーシャンフレート(港から港の海上運賃のみ)
  • その他の費用(タイ国内の輸送、タイ港での積み込み費用、輸入国側港での費用は入っていない)
  • 関税制度は、タイから対象国に輸出したときに利用できるFTAを示す。
  • 倍率とは、オーシャンフレートを何倍すれば、輸入港荷揚げ後の費用になるか?を示す。
  • 例えば、東京の150-350であれば、これを3倍くらいした価格が東京港の「荷揚げ後費用」と同水準
  • なお、倍率は、タイから近郊国であるほど激しい。
  • 北米・ヨーロッパなどは、輸入国側の港での費用(Port of discharge)が全体的に安い。
タイ/Laem Chabang から~~~↓ 20フィート 40フィート 輸送日数 関税制度 倍率
日本/東京 150-350 200-550 14 日タイEPA
日アセアンEPA
3
日本/大阪 150-500 200-850 3
日本/名古屋 150-350 200-550 3
インド/Jawaharlal Nehru 600-900 850-1500 12 アセアン-インド 2
インドネシア / ジャカルタ 200-600 350-900 7 アセアン 2
シンガポール 120-750 100-800 6 アセアン 4.5
香港 40-300 90-600 7 アセアン-香港・中国 3.1~10
中国 / 上海 100-250 150-400 12 アセアン-香港・中国

タイ-中国

不明
韓国 / PUSAN 200-400 400-600 14 アセアン-韓国 3.5
マレーシア / Port of Tanjung Pelepas 120 100 5 アセアン 2~5
ベトナム / Ho Chi Minh 60-600 80-900 5 アセアン 2~5
アメリカ/ロングビーチ 1300-2300 1650-3300 30 未締結 1.2
アメリカ/ニューヨーク 2200-3000 3200-4200 40 1.2
ドイツ/ハンブルク 800-1800 1500-2800 35 2
オランダ / ロッテルダム 800-1200 1500-1900 35 1.5
 台湾 / Port of Kaohsiung 160 300 10 4
ドバイ / Jebel Ali 220-1800 400-2600 20 1.5~3

タイからの輸送代金や輸送日数を調べるには?

タイからの概算の輸送代金を調べるときは「Freightos」などのオンライン見積ツールを使うと便利です。オンラインツールで概算料金を確認した後、さらに詳細な金額を業者に見積もると良いと思います。もし、ご希望であれば、弊社のパートナー企業である「NIPPON47」が具体的なお見積りをさせていただきます。

NIPPON47は、日タイ間の航空輸送をメインにしていますが、実は、タイ発の船便の手配も可能です!ぜひ、一度、ご利用くださいませ。

タイの最新のFTA締結状況を調べるには?

その他、タイにおける最新のFTA締結状況を調べたいときは「RTA Database」が便利です。ちなみに、このデータベースで調べると「タイのFTA締結数」よりも多く表示されます。これは「GSIP」と呼ばれる発展途上国同士の貿易協定による物です。

rta database

画像:WTO RTA DATABASE

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まとめ

  • タイは、成長著しいアジア圏の中心的な位置にある
  • タイと絡めたビジネスは、必ずしも「日本ありき」で考えるのはやめよう!
  • タイからアメリカ、アメリカからタイなどのスキームも考えられる。
  • 輸送代金、輸送日数などの見積は、ネット上から簡単に取得できる。
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