TPPで輸入・輸出を制限している物品のまとめ

TPP/日欧/日米協定
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TPPは、自由で開かれた環境の中で貿易取引を活発にして、お互いの経済を発展させることを目的としています。そのため、この目的を妨げる規制や制限をすることはTPPで禁止しています。ただし、加盟国で合意した一部の物品については、制限を認めています。そこで、この記事では、各国別にTPPで制限をしている品目をご紹介していきます。

TPPで輸出入の制限をしている物品とは?

TPP=自由貿易は、公平な環境の下、経済発展を目指すのが目的です。これを達成するため、TPP加盟国は、他の加盟国に対して、自国企業と他国企業とを差別扱いすることを禁止しています。ここで言う差別には「自国企業だけに参入を認めること」「他国企業の製品だけに不当な制裁金を課す」などがあります。これらと合わせて以下の制限物品(加盟国で合意)を除き、各国が独自に輸出入を制限をすることは認めていません。

輸出入を制限する物品として加盟国間で合意している物

ベトナム

  • 右ハンドルの自動車(左ハンドル改造車もNG。クレーン、掘削機、ごみ収集トラック、清掃車、建設トラック、フォークリフトはOK)
  • 中古品(衣類、履物、プリンター、ラップトップ、冷蔵庫、家庭用電気用品全般、医療器具、家具、家庭用品全般(陶器、ガラス、金属、ゴム、樹脂製品など)、自動車、トラクター、タイヤ、チューブ、エンジンなど)
  • 自動車用部品(一部除外規定あり)
  • 生産されてから5年を超えた自動車

メキシコ

  • ガソリン/ディーゼル燃料
  • 中古(タイヤ、衣類、車)

カナダ

  • 禁止産品(著作物の複写)
  • 中古車の一部
  • 人に危害を与える●器や一部の出版物

チリ

中古車全般

ペルー

  • 中古のタイヤ
  • 放射性物質をエネルギーにする機会
  • 中古(衣類、履物)
  • 中古車
  • 中古の自動車部品
  • 中古のエンジン

ブルネイ

2006年の関税令で規定するアルコール類

禁止物品の除外品からチャンスを考える

ベトナムは、中古品に対して厳しい制限をしています。ただし、禁止物品の中を確認すると「但し書き」があり、除外指定されている物があります。

例えば、建設用のトラックは、中古品であっても輸入に制限がないです。また、フォークリフトやクレーン車などの「働く車」も全体的に規制が緩いようです。よって、私が中古建機の輸出ビジネスをしているなら、このあたりの「除外品」を狙って輸出産品を選定していきます!ベトナム政府は、このリストに記載していない貨物は、輸入制限等を行うことができないからです。

もし、不当に輸入制限をすれば、TPPの協定違反となり、ISD条項により、ベトナム政府を提訴することも可能です。

まとめ

  • TPPは自由な環境下での貿易を目指す。
  • 協定のルールから逸脱した所で、自由に制限を与えることは認められない。
  • この記事に記載している物品以外は、輸入や輸出禁止の制限を与えてはならない。

ゼロからのTPP!基礎知識から原産地の証明方法までを網羅

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