輸入の「代行」と「相談」 これらの言葉が意味すること!

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HUNADEの輸入二人三脚支援サービスには、様々な依頼が来ます。

  • 食品の輸入をしたい!
  • CBDオイルの輸入をサポートしてほしい!
  • 国際輸送の相談したい!

などの貿易に関する有料相談を提供しております。さて、相談サービスにお申込みされる方を分析してみると、このような特徴があることがわかります。

 →「代行」と「相談」の違いを理解されていない。

代行と相談の意味を正しく理解されていない方が多いように感じます。そこで、この記事では、輸入取引の「相談」と「代行」に含まれる意味を解説していきます。

輸入の相談と代行

広辞苑によると…..

  • 代行とは、本人に代わって物事を行うこと。
  • 相談とは、意見を述べ合ったり、意見を述べてもらったりして考えること。

とされています。輸入の場合は、次の2つの意味があります。

  • 代行=主体性が他者にあり、他者(他者)に何かを実行してもらうこと
  • 相談=主体性が自分にあり、他社(他者)の意見を聞きながら実行すること

と、弊社の中で勝手に定義しております。主体性が他者と自分とは、どのようなことなのでしょうか?この違いを理解することで、サポートを依頼するときの問い合わせ先、相談先がわかります。

輸入の流れを3つに分解

代行や相談の定義を確認する前に、まずは輸入の流れを簡単に確認しましょう。輸入には、次の3つがあります。

  1. 書類の取り寄せや通関に必要な情報の取得、法令の確認等
  2. 国際輸送
  3. 通関業務

上記1~3をまとめて「輸入」と表現することが多いです。代行や相談は、この3つの流れに代行や助言をしています。おそらく、輸入が初めての方は、代行や助言の内容がわかりにくいと思います。

  • 何を代行してくれるの?
  • どこから、どこまでを相談できるの?

これらをクリアにするのがこの記事の目的です。

1.輸入取引の「代行」に含まれる意味とは?

代行とは「他社(他者)」が主体となり、何らかを実行してもらうことです。代行を依頼する理由は、時間的、スキル的な問題など様々です。そして、輸入の代行には、次の3つがあります。

  1. 通関代行
  2. 国際物流の代行
  3. 輸入代行

1.通関代行

通関代行とは、専門の業者が日本税関に対して輸入を申告し、許可を取得する部分の代行です。この業者を通関業者と言い、税関長から営業許可を受けない限り、業務はできないです。

  • 通関業者に依頼する場合の輸入者は「あなた」
  • 通関業者には、通関の代行と輸入許可後の国内配送の代行を依頼できる

2.国際物流の代行

国際物流の代行は、フォワーダーと呼ばれる方々が行います。国際輸送を代行し、任意の地点間を輸送します。

例えば、上海の港から東京港に輸送してほしい。北海道から香港の○○に輸送したいなどです。当然、国際物流に関連する業務として、輸出入通関を代行することもあります。

  • フォワーダーに代行依頼する場合の輸入者は「あなた」です。
  • 国際物流の代行は、国際輸送+通関の代行+国内輸送等をしています!

3.輸入代行

最後の輸入代行は、国際輸送の部分と通関部分を自らが輸入者となり、輸入後の貨物を客先に届けることです。輸入代行には、営業基準は、一切なく、誰でもすぐにできるビジネスです。

例えば、インドから商品を購入したいAさんがいるとします。しかし、言葉の問題から自分で輸入をするのは難しそうです。そこで、輸入代行業者Bに依頼をして「輸入代行」をお願いします。

依頼された代行業者Bは、インドから商品を仕入れて、自らが輸入者となり輸入。その後、国内品になった物をAさんに渡します。自らが輸入者となり、輸入許可を得た物を依頼者に渡す点が通関代行や国際輸送代行との違いです。

  • 輸入代行業者に依頼する場合、輸入者は「代行業者」です。
  • 輸入代行業者には、国際輸送+日本側の通関を含めて一括で依頼ができる。

通関業者・国際輸送会社と輸入代行の違い。

通関代行と輸入代行は、似ていますが全く違います。

通関業者は、営業上、法的要件があり、誰でもできないです。一方、輸入代行は、誰でも営業ができます。その他、輸入者となる方が違う点にも注意が必要です。

業種営業するための法的要件輸入者となる方
通関代行有り依頼者
国際輸送代行有り依頼者
輸入代行なし輸入代行業者
*輸入者となる方が変わることにより、輸入諸税の納税義務者、仕入れ額控除の問題、輸入通関実績の問題がでてきます!

代行を依頼する場合の前提

代行と聞くと、何でも代行してもらえると錯覚します。しかし、それは違います。通関代行会社や国際輸送会社は、荷主(依頼者)がするべき部分と業者側が提供する部分を明確に分けています。

例えば…

  • 売り手との交渉
  • インボイス等の必要書類の確認や取り寄せ
  • 法的要件の確認

などは、すべて荷主(依頼者)が行います。通関業者や国際輸送会社は、上記は、全て荷主側が準備をする前提で、依頼を受けます。何度も言います。これは荷主が行うべきことです。

輸入通関や国際輸送に必要な書類は、荷主(あなた)が売り手から取得します。通関業者やフォワーダー等があなたに代わり、代行して書類等を用意しないです。

=荷主が売り手から取得します。決して、輸送業者が代行しないので、気を付けましょう!

例えば、食品を輸入する場合は、売り手からインボイスパッキング等を入手するのはもちろんのこと、原材料リストや加工工程フロー図等をあなたが売り手から入手します。

しかし、上記のことを聞くと………

「え、代行してくれないの…汗 自分では難しいわ!」

と感じる方もいる方も多いでしょう。まさにここに応えるのが2つめの「相談」です。

2.相談サービス(コーチング)

上記の通り、通関代行や国際輸送代行には、書類の代行請求や用意等は含まれないです。それらは、すべて荷主(依頼者)が用意する前提で、サービスを提供しています。


*輸入代行は、一見すると、これらの問題がないように思えますが、別の意味で問題です。基本、輸入で仕事をしている人は、輸入代行を使わないです。もちろん、小遣い程度の収入であれば、使う方もいると思いますが……汗

逆にいうと、通関代行や国際輸送の代行は、自身で必要書類の準備等が出来ない限りは、依頼ができないとも言えます。そこで、この準備段階を含めて総合的に支援するのが「相談」です。

相談の主体性は「あなた(依頼者)」です。相談サービスは、そんなあなたをサポーターとして助言します。

例えば、輸入業務のサポートなら….

  • この商品を輸入するときは○○と○○、○○がいるから、売り手から入手してください。
  • 売り手からこういう風に言われているなら、こう答えて下さい。
  • フォワーダーからこの書類が欲しいと言われているなら、これを出してください。
  • この書類のこの部分がおかしいから売り手に訂正を促してください。
  • 輸入通関でここが指摘されるから、この部分をしっかりまとめてください

など、輸入を実現する上で当たる様々な壁を一緒に乗り越えていきます。まさに、二人三脚での支援です。何か疑問に感じた場合は、専門家の知識や経験を基にして、発生する諸問題への対応方法を助言します。

 

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