輸入ビジネスのメリットとデメリット

壁輸入ビジネス
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輸入(物販)は、誰でも始められる再現性が高いビジネスです。もし「何かの商売を始めたい!でも、何から始めたらいいのかわからない!」方は、輸入ビジネスをお勧めします。事業モデルがとてもシンプルであり、初心者から始められるビジネスとしては、大きな魅力があります。そこで今回は、輸入ビジネスにおける「メリット」と「デメリット」をご紹介していきます。

輸入ビジネスのメリットとデメリット

輸入ビジネスのデメリット

まずは、輸入ビジネスの悪いところ(デメリット)から確認していきましょう。主な物として次の五つがあります。

  1. 言葉の壁が高い。
  2. 不良品のコントロールが難しい
  3. 知識不足が銭失いにつながる
  4. 関税と関係法令の知識が面倒
  5. 公的機関に社名などが公表されることがある

1.言葉の壁が高い

壁

やはり外国との取引となると、言葉の壁があることは事実です。「英語はできなくても何とかなる」と言っても、できることに越したことはないです。もし、この言葉の壁があるときは、それを補うツールや、人材を取りそろえる必要があります。

例えば、グーグル翻訳を使えば、ほとんどの英語文章を一瞬で日本語に変換できます。もし、先方へのアプローチがしたいのであれば「クラウドワークス」などを使い、輸入交渉に長けている人にスポット的な依頼をすることもできます。また、最近では「コニャック」に代表される翻訳サービスなどを使えば、双方向に文章を翻訳してくれるサービスなどもあります。

もし、自身の英語力を高めたいのであれば「大手英会話スクール」のような無意味な所ではなく「英会話・ぜったい・音読 【入門編】―英語の基礎回路を作る本」「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 」などの本を使い「グロービッシュ」レベルの英語を習得します。別に英語翻訳者になるわけでないため、そこまできれいな発音を求める必要もないです。

■言葉の壁の壊し方

1.英語が得意な人の任せる。
2.自身の英語力をあげていく。簡単な意思疎通ができる程度で十分です。

2.不良品などを送られてくることがある

輸入ビジネスでは、日本のように品質が良い物だけが送られてくることは稀です。「不用品が含まれていて当然」このような考え方で割り切らないと大変です。ただし、ある程度は、契約により「不良率」を抑えることはできます。

できることなら「もし、送られてきた商品がこのような場合は、不良品。ここまでは良品とする」など、商品のコンディションと、対処方法をあらかじめ契約により決めておくようにします。これにより、品質に関する契約が全くないときよりも、不良品率を下げることができます。もちろん、このようにしていても不良品がゼロになることはありません。

不良は必ず発生します。輸入ビジネスでは、不良発生の可能性を見越して、価格付けを行うことが重要です。

3.知識不足が銭失いにつながる

輸入ビジネスの場合、輸入するための知識が不足していると、それが「大きな出費になること」があります。

例えば、商標権侵害貨物を輸入しようとするときです。日本には、商標権を侵害している貨物は「輸入禁制品」として輸入することはできません。仮のお話として、ディズニー系の商品を輸入しようとするときは、必ず輸出元(商品を製造した工場)などが、ディズニーの正規ライセンサーであることを証明する書類が必要です。

もし、日本への輸入時に、この証明書が提出できなければ「商標権侵害貨物」と認定されてしまい、全量積戻しや、「破棄命令」が出されます。もちろん、この場合のすべての費用負担の義務は、その商品を輸入しようとした輸入者にあります。商品を全部捨てることになっても、それに対する補償費用は一切ないです。

輸入ビジネスにおける無知は「銭失い」につながる

4.関税と関係法令の知識が面倒!

日本に何らかの商品を輸入するときは、商品ごとに関税がかかります。この税金は、一律に同じではなく「何を輸入するのか?」「それをどこから輸入するのか?」によって、変わってきます。したがって、同じ商品を仕入れるときであっても、A国であれば10%の関税、C国であれば0%ということもあり得ます。やはり関税分野であっても知識が必要です。

また、このような事例もあります。赤ちゃんが使う器具を輸入しようとしたら、食品衛生法により留められたなどです。実は、単なるおもちゃ、ぬいぐるみなどであっても、幼児が使う可能性がある物については、すべて食品衛生法が関係します。このようなケースであっても、検査に係る費用、港に留め置く費用などで、多額の費用が掛かった人もいます。

関税と関係法令の知識が面倒!でも、とても大切です。

5.公的機関に社名などが公表されることがある

輸入するときは、法律を守ることが求められます、そのため、輸入に関する何らかの法律を破ると、場合によっては、公的機関のウェブサイトに社名などが公表されることがあります。

例えば、食品検疫所の場合「食品衛生法違反者リスト」として厚生省が作成する資料の中で掲載されます。

食品衛生法 違反事例

以上が輸入ビジネスのデメリットです。ここから先は、メリットをご紹介していきます。

輸入ビジネスの7つのメリット

輸入代行のポイント

1.事業モデルがシンプル

昔から変わることなく存在するビジネスと言えば「物販」です。これは、コロンブスらが活躍していた大航海時代から変わらないことです。

「物を安く買って高く売る」これが輸入ビジネスの本質的な部分です。あえて、別の言い方をすれば「適切な物を適切な人に渡すこと」とも言えます。別に複雑な取引があるわけではないため、初心者にも取り組みやすいビジネスです。

2.個人事業主や一人株式会社でも十分運営できる。

輸入ビジネスは、ビジネスの成功と会社の規模(形態)はそれほど関係ありません。何十年も貿易をしている。社員もたくさんいるのに「ショボイ利益」しか上げられない会社がある一方、たった一人で行っているにも関わらず、大きく成功している人もいます。それが貿易の世界です。

輸入ビジネスは、会社の規模=信用とはならない。たった一人の会社であっても、こっそりと大規模な取引ができます。

3.新規事業としてのリスクが小さいです。

「すでに何らかのビジネスをしている。でも、今後のことを考えて新しい収益の柱が欲しい!」このような方であっても、輸入ビジネスを始めることはリスクが小さくてお勧めです。輸入ビジネス最大のリスクは、商品の全損にとどまります。他の事業のように、始めるために多額の資金が必要になったり、多額の借金を抱えたりすることも少ないです。

適切な在庫コントロールさえ行っていれば、輸入ビジネスのリスクはほぼないと考えても良いです。

4.儲けるために自分が動かなくても良いです。

医者、弁護士などは、高度な能力と、多大な時間を投資した上でなれる職業です。当然、それに見合うように、一般的な職種よりも高い給料が支払われます。ただし、これらのビジネスには、共通する問題点があります。それは「結局、自分の時間の切り売り=収入になる事」に変わらないことです。

もちろん、時間の切り売りと言っても、一般の労働者が時給1000円だとすれば、彼らは、10倍の10000円かもしれません。当然、時間当たりに支払われる単価は高いです。しかし、この点を含めて考ても「自分の時間を切り売り=収入」となる点は同じです。この点が輸入ビジネスでは大きく違います。

輸入ビジネスは、何らかのサービス(医者であれば診療。弁護士であれば、裁判など)を提供してお金をもらうわけではありません。商品が欲しい人に対して、適切な「物」を供給するだけのビジネスであるため、利益を得るために自身の貴重な時間を切り売りする必要がないことがわかります。

もちろん、輸入ビジネスをするときには、商品のリサーチや単純な作業を行う必要があります。しかしながら、これらの作業は、必ずしも自身が行う必要はありませんね。外部に委託する、いわゆる外注するようにすれば、この作業ですら、大きく削れます。

自身の時間を削り対価を得るわけでない。「物」を販売して利益を得ている=儲けるために自分の貴重な時間をささげなくても良い

5.自社に人を雇い入れることも不要 外注化ができる

輸入ビジネスには、リサーチ、発送業務、管理業務、荷受け業務、ラベル貼り付け業務などがあります。これらの作業は、あらかじめ決められたマニュアルさえ作ってしまえば、誰でもできることばかりです。よって、業務を細分化して、できることをどんどん外注化してしまえば、収入の増加と共に自分の時間がなくなることはありません。

また、このように「誰かに作業をお願いするとき」でも、必ずしも「自社の人」を使う必要はありません。「クラウドワークス」などのお仕事探しサイトを使えば、簡単に「作業の外注先」を探すことはできます。最近では、輸入~荷受、ラベルの貼り付けまで一般的に行ってくれる専門業者もあります。

このようなことを考えると、輸入ジネスを始めたからといっても、自社に人を増やす必要もなく、毎月かかる人件費など「見えないプレッシャー」を抱える必要はなくなります。

6.輸入ビジネスの環境が整っているから取り組みやすい。

輸入の便利なこと

最近は、輸入ビジネスを行うための良い環境がそろっています。主な物として、次の項目があります。やはり、インターネットという技術が物とサービスなどを国境を越えてシームレスに展開されるようになったことが大きなポイントです。また、LCC(格安航空会社)の発達もあげられます。

・インターネットの発達
・お仕事サイト(外注先の確保)
・海外サイトからの情報の収集(インターネットによる情報収集の手軽さ)
・EPA(FTA)の発達(自由貿易による関税ゼロ)
・LCC(格安航空会社)の発達

7.市場は飽和しない。細分化すれば大手にも勝てる。

一般的に中小零細企業や個人事業主は、資金力、人材面などが、大手企業と比べると弱いです。しかし、この小さい会社だからこそ、勝負できる世界があります。それが「輸入ビジネスにおけるスモール市場」です。具体的には、一つの市場を細かくして、そこでナンバーワンになることです。

例えば、バナナを考えてみましょう! バナナ一つを考えててみても、そこには「色々と求めること」があるのがわかります。ある人は、●●産のバナナが欲しいと考えているかもしれません。また、ある人は、バナナを「青いまま」食べたいかもしれません。このようにバナナ一つであっても、そこには色々と求めていることが違うことがわかります。

バナナの需要.HUNADE

例1:バナナ→熟れているものが欲しい→ケーキ作りに利用したい。→輸入し後、わざと極限まで熟れさせたらどうなるのか?

例2:無農薬のバナナが欲しい→外国産のバナナには大量の農薬がかけられている→この不安を取り除く商品は作れないのか?

実は、これらの価値観の違いが一つ一つの市場であり、輸入ビジネスをする上でのターゲットになります。もちろん、このようなことは、大企業であっても周知の事実です。有名大学を卒業したエリートの方たちが、市場分析などを行って、日々、マーケティング策を考えているため、私たちのような小さな貿易者が戦っても全く勝ち目がないような気がします。

しかし、ご安心ください。どんなに小さな会社であっても、勝ち目はあります。そう言いきれる理由が「市場の規模」です。大手企業の場合、どのような市場に参入したとしても、それなりの時間と労力がかかります。つまり、大手企業の場合は、必ず十分な利益が見込める市場を狙わなければなりません。これが大手企業における最大の弱みです。

一方、小さな企業の場合は、大手企業のように、参入する市場に対して規模感を求める必要はありません。「小さくても積極的に狙いに行けること」が最大の強みです。そのため、大手企業が狙わない市場(規模的に狙えない)を狙うようにすれば、たとえ一人個人事業主や一人株式会社であっても、十分に成功する可能性があります。

以上、輸入ビジネスにおけるメリットとデメリットのご紹介でした。

輸入ビジネスのメリット・デメリットのまとめ

輸入代行のメリット

5つのデメリット

  1. 言葉の壁が問題
  2. 不良品などを送られてることがある。
  3. 知識不足が銭失いにつながる
  4. 関税と関係法令の知識
  5. 公的機関に名前がさらされることがある

7つのメリット

  1. 事業モデルがシンプル
  2. 個人事業主や一人株式会社でも十分運営できる。
  3. 新規事業としてリスクが小さい
  4. 儲けるために自分が動かなくても良い
  5. 自社に人を雇い入れることも不要 外注化ができる
  6. 輸入ビジネスの環境が整っている
  7. 市場は飽和しない。細分化すれば大手にも勝てる。
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