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中国からのFCLとLCLをDIGISHIPに切り替えるための手順書

通常のFCLとLCLからDIGISHIPに切り替える

今、グローバル物流の世界で大きな変化が起きています。DIGISHIPは、中国から日本への輸入物流を根本から変えるサービスです。

この手順書は、2024年現在も昔ながらのFCLやLCL輸送からDIGISHIPへの移行を検討している企業のためのガイド記事です。

  • 即時見積り
  • オンライン完結
  • 一気通貫

などを特徴とするDIGISHIPへの移行は、単なる輸送手段の変更ではなく、デジタル時代のサプライチェーン最適化、国際物流のDX化そのものです。

この記事では、DIGISHIPの特徴を詳しく解説し、社内での検討プロセスから、実際の導入手順、サプライヤーとの交渉など、移行時に考えるべき点をご紹介していきます。

DIGISHIPの主な特徴

DIGISHIPの最大の特徴は、その運営元企業にあります。実は、DIGISHIPの運営は、数十年もの間、中国との輸送を展開するフォワーダー出身者が行っています。近年のDXブームの下、ぱっと出のIT企業が運営する輸送サービスとは大きく違います。

DIGISHIPは、フォワーダー事業が中心であり、IT分野は、近年の事業展開による産物です。価格競争力を有している上、国際輸送をする方々が求めるシンプルかつ、必要性が高い機能を満たすツールである点が特徴です。

例えば、DIGISHIPには、次の機能があります。

  • 即時見積り価格の表示(すぐに見積もり価格を表示)
  • 見積価格は、中国からの国際輸送費+通関+国内配送
  • 中国と日本の住所、郵便番号による正確な料金検索

現在、通常のFCLやLCLを利用されている方は、ぜひ、DIGISHIPの一貫輸送の快適さを味わっていただきたいと思います。この記事では、FCLやLCLからDIGISHIPへの切り替えを検討している企業様に向けて、具体的な検討部分を含めてご案内していきます。

既存のFCL(コンテナ)、LCLとの比較

既存のFCL、LCL、DIGISHIPとの比較です。

既存のFCLやLCLは、未だにファックスや電話、メール等でのやり取りをすることが多いです。DIGISHIPは、この部分に大きなメスを入れています。

  • オンラインで全ての作業ができます。
  • FCL、LCLのどちらも使えます。
  • スタートアップ企業から、ベテラン企業まで使い心地が良い操作性
  • 無駄な電話でのやり取りも不要。通関指示、質問も全てチャット
  • 納期遅延を回避するためのリアルタイムトラッキング

LCL、FCLとの主な違い

特徴 FCL LCL DIGISHIP
コンテナ利用 1コンテナ コンテナの一部 柔軟に対応可能
最小ロット 大量 小ロット可能 小ロット~大量
価格設定 コンテナ単位 容積重量基準 一貫(輸送+通関+国内配送)
見積り 時間がかかる 時間がかかる 即時表示
手続き アナログが多い アナログが多い 全てオンライン
輸送時間 比較的早い FCLよりゆっくり 効率的(一貫輸送、特にフェリー版は非常に早い)
追跡 限定的&遅い 限定的&遅い リアルタイム
柔軟性 低い 中程度 高い

DIGISHIPの利点

  • 効率性: FCL、LCLと比べて手続きが簡単。時間とコストを削減
  • 透明性: 即時見積りで輸入原価を把握
  • 柔軟性: 小ロットから大量輸送まで対応
  • 一貫性: 中国からの輸送、日本での通関、国内配送までの一気通貫
  • 利便性: オンラインで完結!無駄なやり取りも不要

 

必要な商品を必要なだけ運べる仕組み。簡単、かつ分かりやすい。これがDIGISHIPの目指す中国国際輸送です!

 

DIGISHIPへの切り替えための検討手順

もし、貴社がスタートアップや比較的、小さな企業体であれば、すぐにDIGISHIPに切り替えられるでしょう。

しかし、長年、中国輸入をされている企業様は、切り替える場合にもリスク評価、効果測定などが必要となるはずです。また、企業によっては、既存フォワーダーとのしがらみなどもあるでしょう。 ここでは、それらを踏まえて、DIGISHIPへ切り替えをする場合の検討手順をご紹介していきます。

  1. 社内稟議の準備
  2. DIGISHIPのメリット
  3. 導入コストの比較
  4. ROIの試算
  5. リスク評価

1. 社内稟議の準備

まずは、社内稟議の準備をします。現状の輸送コスト、リードタイム、コンテナ/LCLの利用状況と取扱量をまとめます。既存の国際輸送実務の中で感じている課題や問題点等を洗い出し、貴社の現状を把握されることをお勧めします。

2.DIGISHIPのメリットの整理

1番の現状を把握した後は、DIGISHIPのメリット、導入時の効果などを検討します。

例えば、次のように導入後の効果を検討していきます。

検討観点 DIGISHIP導入時の効果
コスト削減の可能性 DIGISHIPは、国際輸送+通関+国内配送の一気通貫の価格体系です。不明瞭な輸送価格、通関、アライバルノーティスの料金に悩まされなくなります。
業務効率化の見込み DIGISHIPは、誰もができる国際輸送をも表にシステムを設計しています。社内の”貿易職人”に頼らなくても誰でも管理及び指示ができる仕組みです。
リスク軽減効果 DIGISHIPは、通関、デバン、D/O処理、国内配送などのすべてを一貫体制で処理していまます。プロセスごとに複数の業者が介在する場合と比較して、圧倒的に短い時間での処理を実現しています。当然ながら、貨物の現在地を把握するための追跡もリアルタイムで提供

 

貴社の現状とDIGISHIP導入の効果等は、DIGISHIPの運営元が提案させていただきます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。(DIGISHIP公式サイトへ移動

 

3.導入コストの試算

次にDIGISHIPを導入する為のコストを計算します。実は、DIGISHIPを導入するための費用は不要。オンラインサイトDIGISHIP CONNECTに会員登録するだけで、どなた様も自由に利用ができます。分厚いマニュアル等を読み込む必要もなく、画面の指示通り、直感的な操作をするだけで使えます。

なお、すでに社内にて別のシステム等で管理している場合は、お気軽にご相談ください。

4.ROI(投資対効果)の試算

次にDIGISHIPを導入した場合のコストの削減効果を考えます。この時の削減には、直接の輸送料金の削減の他、業務効率化による人件費等の削減があります。

例えば、直接の輸送料金の削減は、既存のフォワーダーとの契約も深く関係します。すでに長期的に有利な価格を提示されている場合は、現状維持との結論でも良いと思います。

digiship

もし、特に理由もなく、何となく取引を続けている。何年も取引交渉をしていないなどの場合は、価格競争力が失われている可能性が高いでしょう。既存のフォワーダーと交渉をしつつ、DIGISHIPを導入した場合とを&検討してみましょう。

他、DIGISHIPの導入により、既存の貿易業務の工数や貿易職人を減らし、投資効率が大幅に上がる可能性もございます。1の投資をして2の効果を得るより、4や5の効果を得られた方がよいはずです。

DIGISHIPは、直接的な料金の削減効果の他、業務改善等による間接的な料金削減の効果もあります。

5.リスク評価

DIGISHIPに数々の魅力があるとは言え、新しい輸送業者に依頼する場合は、様々なリスクとなることが考えられます。これらのリスクを評価し、予め対応方法を検討します。

リスク例 概要
オペレーショナルリスク
  • DIGISHIP CONNECTの操作ミス
  • 社内システムとの連携不良
サービス品質リスク
  • 予期せぬ配送遅延
  • 輸送ルートでの品質管理
  • 緊急時の対応能力
  • カスタマーサポートの質の低下
コストリスク
  • 予想外の追加費用の発生
  • 移行期間中の一時的なコスト増加
ビジネス継続性リスク
  • 重要な出荷タイミングでのトラブル
  • バックアッププランの不備
  • 既存フォワーダーとの関係悪化
技術的リスク
  • システム障害やダウンタイムの発生
  • サイバーセキュリティ
契約リスク 新しい契約条件の不利な影響(中国側の売り手が嫌がる可能性)

 

上記に掲げたリスクは多くの場合、実際に起こらない物です。しかしながら、少しでも安定的なビジネスをする上では「起こりえるリスク」として評価することが重要です。少しでもDIGISHIPのここが不安!などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

上記の点をまとめたら、社内経営陣へのプレゼンテーションを行い、DIGISHIPの導入を検討してもらいましょう!なお、必要な場合は、DIGISHIP担当者によるプレゼン等も可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

サプライヤーとの交渉

社内での検討をする場合は、同時に既存のサプライヤーとの交渉もします。サプライヤーには、DIGISHIPの導入により、良い返事をする所と嫌がる所があります。違いは、中国側のフォワーダーによるキックバックを受け取っているかです。

キックバックを受けている企業は、嫌がる可能性が高いです。逆の場合は、DIGISHIPへの切り替えに協力的だと思われます。

例えば、現在、CIF●●、C&F●●などで契約をしている場合は、「FCA中国の港名」又は、「EXW中国の任意の住所」での価格を提示してもらいましょう! 実は、DIGISHIPは、中国国内のどんな所を引き渡し地点にしても対応ができます。

  • 仮に上海港渡しなら、上海港で貨物を受け取り、日本の玄関先までの価格を提示
  • 広州の指定の倉庫なら、倉庫で貨物を受け取り、日本の玄関先までの価格を提示

DIGISHIPは、中国側の地点、日本側の地点のそれぞれを郵便番号で指定もできます。もちろん、郵便番号で指定してもほんの数秒で、中国の指定地から日本の玄関先までの費用がすぐに表示されます。しかもFCL、LCLの区別なくです。

関連疑問:既存フォワーダーとの関係、しがらみがある場合は?

親子関係の会社などであれば、どうしても「しがらみ」があります。

例えば、大手商社の冠を付けているフォワーダーに依頼しなければならないなどです。この場合は、諦めるしかないと思います。これ以外であれば、しがらみは無いに等しいと思います。

昔からの付き合いだから~などの理由から、DIGISHIP導入によるメリットやコスト削減効果等から目を背けるのは良くないです。

  • 現状の輸送実績
  • DIGISHIP導入による効果

上記2つを比較して、自社の経営者層に説明をしてみましょう!もし、既存のフォワーダーとの関係も維持したい場合は、10の依頼の内、試しに3か4をDIGISHIPにして、そのコスト効果や利便性等を確かめるのも良いと思います。

具体的な切り替え手順

最後にDIGISHIPに切り替えるときの具体的な手順を説明していきます。

1. アカウント作成

  • DIGISHIPの公式ウェブサイトにアクセス
  • 「新規登録」ボタンをクリックし、必要情報を入力
  • メールアドレス認証を完了し、アカウントを有効化

2. 現在の輸送情報の整理

  • 現在のFCLやLCLサービスの実態を把握
  • 頻度、取扱量を整理
  • 現在の輸送コストを算出

3. DIGISHIPでの見積り取得

  • ログイン後、見積りツールにアクセス
  • 中国の出発地と日本の到着地の住所・郵便番号を入力
  • 貨物の詳細(重量、サイズ、種類)を入力
  • 即時表示される見積りを確認する。

4. サービス内容の確認

  • 国際輸送のオプション、通関オプション、国内配送オプションを確認
  • 疑問点は、カスタマーサポートに問い合わせる。

5. 試験的な利用

  • まずは少量でDIGISHIPを利用する
  • 配送のスピード、正確性、追跡のしやすさを評価する。
  • カスタマーサポートの対応や使いやすさを確認する。

6. 契約と切り替え

  • 試験利用の結果に満足したら、正式契約を検討
  • 現在の輸送業者との兼ね合いを考える。

7. 社内体制の整備

  • 担当者向けにDIGISHIPの使い方などを説明
  • 可能なら社内の輸送管理システムとDIGISHIPの連携を検討

8. 完全移行と最適化

  • DIGISHIPに段階的に移行
  • 定期的にパフォーマンスを評価する。
  • DIGISHIPの新機能や改善点を確認し続ける。

なお、どんなにDIGISHIPを気に入ったとしても100%移行することはおススメしません!ビジネスは、常にリスクを考える必要があります。取引量は少なくても、万が一の代替手段を確保するために、いくつのフォワーダーと関係を続ける方が賢明です。

例えば、DIGISHIP以外にも2社ほどのフォワーダーと取引を続けて….

  • DIGISHIP 8割
  • 他社 1割
  • 他社2 1割

などと細く取引を続けるなどです。

まとめ

DIGISHIPへの切り替えは、輸送プロセスの効率化と透明性の向上につながります。オンラインでの完結型サービスにより、時間とコストの削減が期待できます。本手順書を参考に、スムーズな移行を実現し、ビジネスの更なる発展につなげてください。

DIGISHIPは、これまでの中国輸送をスムーズ、かつシンプルにする仕組みです。旧来の不便な部分をできるだけ改善し、中国からの国際輸送をする全ての方に使いやすいように設計しています。ぜひ、貴社からの切り替え相談をお待ちしています。

DIGISHIPサポートチーム一同は、何らかのご相談を受けられるだけでも嬉しいです。

例えば…

「今すぐ、輸送の見積依頼までしない。けれど、利用した場合のあれ、これを確認したいなど」

どんな些細なことでも大歓迎です。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

 

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