中国との貿易でよく使う港を地図上に表示!各都市からの運賃は?

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お手軽中国貿易の代表格「アリエクスプレス」などで商品を購入すると、チャイナポストなどを使って配送されてくることが多いです。一つ一つや単品の購入であれば、特に問題はありませんが、何かをまとめて購入したいときは、小口輸送の分、送料がかさみます。ここで、海上輸送を検討します。

海上輸送とは、LCL(コンテナ未満の貨物)や、20フィートや40フィートのコンテナなど、一度に大量の貨物を輸送することです。一度に運ぶ量が圧倒的に多くなるため、その分、商品にかかる輸送コストがぐっと小さくなります。

そこで、この記事では、中国の主要な港の一覧をご紹介していきます。

PR 貿易初心者でも利用可能な中国直通海上輸送とは?

中国貿易の主要港一覧

中国から海上輸送するときは、当然ながら、向こうの港で船積みされます。では、あなたが仕入れる先は、中国側のどこの港から、輸出しているのかをご存知でしょうか?

例えば、上海であれば、上海港から輸出する!ということはわかります。しかし、内陸部にある「成都」や「重慶」「武漢」などはいかがでしょうか? これらの都市から荷物を出すときは、一体、どこの港まで陸送した後、船に積み込まれるのでしょうか? この記事では、そのあたりのことを含めてご紹介していきたいと思います。

中国主要都市一覧

下の地図をご覧ください。こちらが中国の主要貿易港です。特に上海、深圳、広州などの港は「中国十大港」として有名です。

地名読み方英語名港コード
上海シャンハイShanghaiCNSHA
青島チンタオQingdaoCNTAO
石島セキトウShidaoCNSHD
天津テンシンTianjinCNTSN
大連ダイレンDalianCNDLC
広州コウシュウGuangzhouCNCAN
NanshaCNNSA
厦門アモイXiamenCNXMN
深圳シンセンShenzhen/ShekouCNSHK
張家港(蘇州)チョウカZhangjiagangCNZJG
常熟(蘇州)ジョウジュクChangshuCNCGU
太倉(蘇州)タイソウTaicangCNTAG
寧波(浙江省)ニンボーNingboCNNGB
舟山シュウザンZhoushanCNZOS
営口(遼寧省)エイコウYingkouCNYIK
東莞トウカンDongguanCNDGG
香港ホンコンHongkongHKHKG
黄埔コウホHuangpuCNHUA
秦皇島(河北省)
シンノウトウQinhuangdaoCNSHP
恵州ケイシュウHuizhouCNHUI
新港シンコウXingangCNTXG
塩田エンデンYantianCNYTN
珠海シュカイZhuhaiCNZUH
順徳ジュントクShundeCNSUD
泉州センシュウQuanzhouCNQZJ
湛江タンコウZhanjiangCNZHA
中山チュウザンZhongshanCNZSN
南海ナンカイNanhaiCNNAH
南通ナンツウNantongCNNTG
福州フクシュウFuzhouCNFOC
無錫ムシャクWuxiCNWUX
洋山深水港ヨウザンシンスイコウYangshanCNYAN
江陰コウインJiangyinCNJIA
南京ナンキンNanjingCNNKG

また、上記以外にも成都、重慶、武漢、南京などからの船積みもあります。これらの都市には、港がないわけですが、一体、どのようなルートで輸送しているのでしょうか?

各都市からの輸送ルート例:

例えば、中国の内陸部でる成都、重慶などから東京向けに荷物を送るときは、次の港を経由して、海上輸送されることが多いです。武漢や南京周辺であれば、上海発東京行の船。一方、成都や重慶周辺であると、広州の近くにある「NANSHA」という港から出すことが多いです。それぞれの都市からは、陸送。その後、海上輸送に切り替えるということですね。では、これがわかると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

輸送に関する条件の見直しを検討

記事の冒頭でも申し上げた通り、中国輸入をすると、どうしても価格を追求しなければならないときがきます。この価格を引き下げる方法としては、仕入れ先と価格の再交渉をすることと合わせて、必要であれば、新しい仕入れ先を開拓することも考えなければなりません。仕入れ先を開拓するときは、商品自体の品質レベル、価格などを見極めることはもちろんのこと、取引先から日本までの輸送費を考える必要があります。

例えば、CIF TOKYOで見積もりを欲しい!と打診すれば、中国から日本までの輸送費をすべて相手が負担する条件で仕入れられます。後は、日本側の港以降の部分を輸入者自らが行えば、いいだけですから、輸入原価の算出が簡単にできます。ただ、CIFよりもさらにコストカットをしたければ、中国側の港でのFOBを求めます。

例えば、成都であれば「FOB NANSHAの価格を教えてほしい」と告げます。ただし、もうお分かりだと思いますが、FOB NANSHAの価格は、成都から出荷する貨物は、NANSHA 経由で輸出されることを知っていることで、初めて要求できるものです。使う港を知っているからこそ、具体的な港名を指定して、FOB価格を要求できます。

輸出元の港を把握することで、その仕入れ先と契約したときにおけるFOB(海上輸送費)の見立てができる。

例えば、成都の工場で作られた商品は、成都→NANSHA→東京。重慶で作られた商品は、重慶→上海→東京の輸送ルートのが予想できます。こららの輸送費や所要日数などを総合的に考えて、どちらの仕入れ先が自社にとって輸送上、有利なのかを判断できます。

参考情報1:中国における各都市と東京を海上輸送するときのフレイトの一例

中国の各都市の一覧と、東京港まで輸送するときの海上運賃例をご紹介します。(参考情報)この他、サーチャージや日本側でかかる諸経費などがオンされます。また、この逆で、取扱量により、もう少し安い場合もあります。前提する条件により、大きく異なるため、参考程度にお願いします。

都市名最寄りの港20フィート40/40HQ
上海Shanghai~700ドル~1100ドル
青島Qingdao
天津XinGang
深圳Shenzhen
大連Dalian
寧波Ningbo
蘇州Taicang、Zhangjiagang
舟山Zhoushan
香港Hongkong
廈門Xiamen
南京Shanghai
重慶Nansha
武漢Shanghai
成都Nansha
広州Nansha

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参考情報2.XingangとTianjinの違いとは?

  • TIANJIN=天津の地名を表す言葉
  • XINGANG=港を表します。分解すると….XIN新 GANG港 新港を表す言葉です。

天津市内には、2つの港があります。そして、天津港を表す目的で「通称:新港XINGANG」と言います。

  1. 天津新港 CNTXG(ポートコード)
  2. 天津港 CNTSN(ポートコード)

また、エフシースタンダードロジックス株式会社の一社員さんの見解として、天津港については、次のようにおっしゃっています。

天津新港は、天津市塘沽区にある新しく建設された、中国最大級の深水港です。鉄道網および交通網も整備されており、内モンゴルなどのカシミヤやソバの実などの輸出港としても使われています。天津は、元々、石炭の輸出港です。そのため、20年前までは、塘沽区の港湾地区の道路は石炭色に染まっていた記憶がございます。(当時のお話)

また、首都の北京市に近いこともあり、中国の港湾の中では比較的規則に縛られ厳格な港です。ただ、2015年の不慮の事故発生からは、化学品の輸出入が難しくなり、自動車メーカーが原材料を輸入する所としては厳しい状況が続いています。

引用元:エフシースタンダードロジックス株式会社さんの社員日記

中国の港を動画で楽しもう!

まとめ

  • 中国における代表的な都市をご紹介しています。
  • 内陸部にある都市は、沿岸部の港まで陸送後、海上輸送されます。
  • 内陸部にある都市の貨物は、どこの港から輸出されるのかを把握します。

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この記事の執筆者
HUNADE

貿易サイト「HUNADE」の代表。通関業者で勤務した経験をもとにして「もっと貿易を身近に。」をミッションに活動中!難しい貿易をできるだけわかりやすく解説し、貿易の一助になることが目標。基本的には、東海地方に住みながら国内各地、海外などでも活動し、できるだけ柔軟な発想を維持できるように努力しています!

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