貿易の会社を設立したい!検討するべき5つのポイント

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ジェットセッターとは、いつでも、どこでも、好きな所で生活ができる人たちの総称」当サイトは、これを実現するために貿易会社の設立(起業)をお勧めしています。今、この瞬間も、どこか自分の人生に疑問を感じているなら、最後までお読みいただけると幸いです。

とはいえ、貿易となると「英語が必要だから自分では無理だ」や「難しい資格や許認可が必要だろう」と考える方も多いでしょう。この記事では、これらの疑問も解決できるようにしています。途中、フォワーダー社長からの熱いメッセージもあります、ぜひ、あわせてご覧ください。

  • 起業に関連するコンサルタント業に注意する。
  • 個人事業主でスタートすればOK!
  • まずは一円を稼ぐ体験が重要
  • 基本的は、リスクの対価としてのリターン
  • 比較サイトを使った業者選定にも注意

  1. 貿易会社を設立(起業)する!
    1. 貿易業とは?魅力やメリットは?
      1. 輸入業
      2. 輸出業
      3. 貿易会社(輸出や輸入)の仕事内容の例
    2. 貿易会社を設立するときの6つのポイント
    3. 1.仕入れ時に利益を創ることを意識
        1. 輸入ビジネスの利益率の例
        2. 輸出入のリスク例
    4. 2.起業に必要な資金(資本金)と経費
        1. 輸出・輸入の経費例とは?
    5. 3.語学力はグーグル翻訳やアウトソースを活用
      1. どうしても言葉に不安がある場合は?
    6. 4.貿易会社(輸入業・輸出業)の資格、許可や認可は不要!
        1. 許認可が必要な品目例
        2. よく輸入されている品目例
        3. よく輸出されている品目例
    7. 5.会社設立(法人化と個人事業主のメリット)
      1. 1.海外ビジネスの補助金
      2. 2.信用を得られやすい。
      3. 3.節税効果が高い!
        1. 関連:貿易会社と融資や補助金との関連性は?
    8. 6.貿易会社を設立する流れ
      1. 1.貿易の目標を明確にすること
        1. 様々な貿易ビジネスモデル
        2. 参考情報:ワインの輸入はねらい目
      2. 2.誰が何を求めている?
      3. 3.商品の売り方、販売方法を考える。
      4. 4.必要なスキルと足りない場合の外注
      5. 5.その商品、輸出(輸入)ができそう?
      6. 6.貿易3点セットの準備
        1. 1.開業届
        2. 2.輸出入者コードの取得
        3. 3.リアルタイム口座
    9. 【実践】ECを活用し小規模ビジネスを始めよう!
    10. 貿易商の将来性・ジェットセッターとは!?
    11. ジェットセッターになるには?
      1. 1.お金を稼げる仕組みを整える。
      2. 2.現地でのパフォーマンスを最大化する
      3. 3.テスト販売を実行する。
    12. よくある疑問
      1. Q.今、会社員です。何から始めればいいですか?
      2. Q.貿易ビジネスの社長の年収は?
      3. Q.英語の必要性は?
      4. Q.屋号、ネーミング、ロゴ、名刺はどうすればいいですか?
      5. Q.輸入と製造物責任法(PL法)の関係は?
      6. Q.輸入と消費税、関税の関係は?
      7. Q.お勧めの本は?
      8. Q.輸出入ビジネスと円高、円安の関係は?
      9. Q.輸出と消費税のお話
      10. Q.輸入・輸出と古物商免許
      11. Q.貿易相談ができるところは?
      12. Q.フェアトレードとは?
      13. Q.その他、貿易会社の設立、東南アジア関連のお役立ち記事を教えて!
        1. Q.フォワーダービジネスの詳細を教えてください。
      14. Q.仕入れた商品の持ち帰り方は?
        1. Q.株式と合同はどちらがいい? 最低資本金は?
        2. Q.個人事業主が活用したい制度は?
      15. Q.海外保険の考え方は?
      16. Q.安全情報の収集方法は?
      17. Q.予防接種について
      18. Q.海外航空券とホテルの手配。お得な方法は?
      19. Q.現地費用を安くするコツは?
    13. まとめ

貿易会社を設立(起業)する!

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この記事をご覧になっている方は「貿易」という世界に大きな期待をしていることでしょう。実際、貿易ビジネスは、裾野が広く一生の仕事として取り組むのには、非常に魅力的です。

新しく貿易会社を設立するためには、どのような資格や経験、準備が必要なのでしょうか? 貿易と聞くと、大きな企業だけがするビジネスのように感じます。しかし、それは一昔前のお話です。インターネットが発達した世の中は「個人」でも貿易会社の「長」になることは十分可能です!

貿易業とは?魅力やメリットは?

貿易会社の仕事内容は、海外の商品を輸入し販売又は、日本の商品を海外に輸出することです。ただし、「輸出入」といっても、非常に多様な方法があり、船や飛行機のコンテナ単位で取引もあれば、ECサイトを通して、小包単位でやり取りをすることもあります。

基本的な流れは、輸出・輸入に関わらず、ECサイトなどを経由した小規模取引から開始。販売数の増加に合わせてLCL単位やFCL単位でやり取りをするのが王道です。もちろん、自分のレベルが上がれば、輸出入が難しい他法令が関係する商品を取り扱うこともできます。

個人的には、貿易の魅力やメリットは、次の3つにあると思います。

  1. 自分らしい形でビジネスができる。
  2. 誰かを雇わなくてもいい。一匹狼で活動ができる。
  3. 海外と日本との「穴」を見つければ、比較的、簡単に商売になる。

例えば、学歴なし、職歴なし、派遣社員、ブラック企業社員等、日々の生活に苦労していたり、将来に切望を感じていたりする方でも、大企業の正社員以上、いえ、それよりも自由な暮らしや働き方を実現できる可能性があるのが魅力だと思います。

以下、輸入業と輸出業について簡単に説明していきますね!

輸入業

輸入業務とは、海外の商品を調達し、日本国内で販売する業務です。このときの「調達」と「販売方法」には様々なパターンがあります。

例えば、現在、ネット上で「お手軽輸入ビジネス」として紹介されているのは、中国等のECサイトで商品を調達し、それを日本のアマゾンやメルカリ等で販売することです。これを自社のネットショップで販売する方法もあります。

この他、あえて上記のようなECでの販売を行わず、日本にある大手実店舗で商品を販売する方法もあります。商品の調達方法と販売方法を工夫し、あなただけの輸入業を展開することができます。

  • 個人による再現性は? → 十分可能。むしろ個人が多い。
  • 輸入業と円高・円安の関係 → 一般的には、円高時には有利。円安時には不利
  • セミナー → ほぼゴミセミナー。参加するなら公的機関のセミナー!
  • 利益率 → 最低30%前後~
  • 年収は? → 青天井です。
  • 輸入業務の流れは → 輸入業務の流れを参照
  • 許可や許認可は? → 後述しています。

輸出業

輸出業務とは、日本又は、第三国の商品を調達し、必要な国に商品を届ける業務です。大きな企業の専売特許のように感じますが、最近は、個人でも挑戦する人が増えています。その要因の一つがebay、アリババなどのネット上のツールの発達です。

例えば、ebayを使えば、簡単な初期設定を済ませるだけで、海外に向けて商品を販売できます。販売した商品は、郵便局のEMSやその他の配送会社を使い発送します。参入障壁が非常に低いため、サラリーマンや主婦の立場でありならも取り組めるのが魅力です。

実際、ebay取引を工夫すれば、小さな取引から信じられない規模の取引にすることができる可能性もがあります。よって、とりあえず輸出をしたい方は、まずはebayだけで取り組んでみるのもいいと思います。

  • メリット:消費税の還付を受けられる。 デメリット:資金リスク等
  • 開業するには?→ 税務署に開業届。税関から輸出入者符号の発効を受けるのみ
  • 個人や個人事業主の再現性→ 十分可能
  • 中古車の輸出をするには→ 少しハードルが高い。まずは実際にやっている人に弟子入り
  • 古物商との関係性は? → 中古品を扱うときに必要

貿易会社(輸出や輸入)の仕事内容の例

  • サプライヤーの開拓
  • 商品開発やクレーム処理
  • 納期や費用管理
  • 日本や海外の販路拡大
  • 先方との各種打ち合わせ
  • 出荷処理
  • ECサイトの管理

などの多方面で活躍できる可能性があります。ただし、貿易会社といっても、誰かのサポート(通関代行、輸入代行、発送会社等)は、職域が限られているため、上記よりも仕事は少ないです。

貿易会社を設立するときの6つのポイント

  1. 仕入れ時に利益を創ることを意識
  2. 起業に必要な資金は関係なし
  3. 語学力はグーグル翻訳やアウトソースを活用
  4. 設立資格・許可、許認可
  5. 会社設立(法人と個人事業主のメリット)
  6. 貿易会社を設立する具体的な流れ

1.仕入れ時に利益を創ることを意識

貿易会社は、どれほどの利益率があるのでしょか? これは、取り扱う商品によっても全く違うため、一つの例としてご紹介します。ところで、巷のアパレルショップでは、時期が過ぎようとする商品のクリアランスセールを行います。

店舗ごとにも異なりますが、表示価格の70%や80%オフとの表示もあります。彼らは、なぜ、あれほどまでの値引きができるのでしょうか? また、私自身の通関実務の経験でも次の事例があります。

輸入ビジネスの利益率の例
  • 中国産のインボイス1着100円(日本輸入価格)。それが店頭で1着3000円。
  • 一つ100円のサプリメントが小売りで3000円

平均的には、約30%ほどの利益を得られることができればいいです。基本的に、輸入の仕入れ時に「販売時の利益率がほぼ決まる」といっても良いです。この点をしっかりと覚えておきましょう!

輸出入のリスク例

貿易会社のリスクも、あわせてご紹介します。

輸入
  • 商品の品質リスク
  • そもそも商品が届かない。
  • 物流リスク
  • 仕入れた商品が売れない→在庫リスク
  • 法令リスク→故意に変わらず、何らかの法令を違反する。
  • 商品に起因する事故→製造物責任法
  • 為替相場の変動リスク
輸出
  • 製造工場から荷物が届かない。
  • 物流上で事故が発生する。
  • 法令リスク
  • 資金回収リスク
  • 為替相場の変動リスク

少し考えただけでもこれだけのリスクがあります。しかし、心配無用です。これらのリスクは適切に管理している限り、ほとんど障害とはならないです。

2.起業に必要な資金(資本金)と経費

「今、お金がなくて起業ができない」

「資金が溜まってから起業しよう」

などと考えている方は、今一度、本当にできないかを考えた方が良いです。資金力と起業には、ほとんど因果関係はありません。貿易業の起業は、非常に小さな資金からでも実現できます。

例えば、身の回りにある「不用品」を販売し、資金を作り、それを元手に、中国から商品を輸入。これをメルカリやヤフオク等でも販売ができます。(数万円起業も可能)

私たちは、どうしても「起業」に対して特別なことを考えてしまいがちです。ただ、実際は、「その程度」のお話であるため、気軽に挑戦する方が良いと思います。

ポイント:貿易業をするための資金=大きく考えなければ、数万円でも可能。ただし、資金力があることで貿易分野を広げられることも事実です。

輸出・輸入の経費例とは?
輸入
輸出
  • 商品代金
  • 輸送代金
  • 保険代金
  • 輸出通関費用
  • 税関検査代金
  • 保税区への国内配送代金
  • バンニング費用(必要な場合)
  • PL保険

3.語学力はグーグル翻訳やアウトソースを活用

もし「私は英語や中国語ができないから、貿易はできない!など、必要なスキルがない」と考えているなら、それは誤りです。たしかに、貿易をする上では、英語や中国語を使う場面はあります。

例えば、仕入れ交渉、契約交渉などどです。一昔前は、どうしても電話などでの英会話が必要であったため、ある一定の英会話力が必要でした。しかし、2020年現在、この状況は全く違います。

アリババアリエクスプレスなどを活用すれば、サプライヤーの開拓から、製品の買い付けまでをオンラインで完結できます。実際に使うとわかりますが、日本の通販サイトで商品を買うように、商品を輸入できます。(メッセージは、グーグル翻訳で簡単に日本語、又は英語にできます。)

誤りの例:TOEICができるから貿易会社を運営できる→完全な間違い。英語はただの道具。

どうしても言葉に不安がある場合は?

もし、どうしても海外とのやり取りが難しい場合は、やりとりを代行する業者やパートナーを見つけることも一つの方法です。

例えば、フリーで貿易代行業務をしている方は、クラウドワークスやランサーズ、@SOHOなどに登録している場合が多いです。ここでパートナーを開拓してみましょう。

弊社には、様々な海外パートナーがいます。これらのパートナーに依頼をし、買い付け代行や荷物の転送等をしてもらうのも一つの方法です。その他、メキシコ、インドネシア、オーストラリア、イタリア等の複数のパートナーがいます。

4.貿易会社(輸入業・輸出業)の資格、許可や認可は不要!

個人、法人問わず、貿易会社を設立する上での許可(許認可)や資格は不要です。行政機関に届け出も不要です。もちろん、通関士や貿易実務検定などの資格も不要です。これらは、貿易関連会社に就職するときに役立つ資格であり、自ら貿易会社を設立する方は不要です。

例えば、輸入をするときに輸入免許がいる。輸出をするときに輸出免許(免許番号)がいるなどは完全に間違いです。基本的に、下記に示す一部の品目を除き、誰でも自由に貿易取引ができます。

許認可が必要な品目例
  • 医薬品、化粧品など→ 医薬品製造販売業の許可
  • アルコール類(日本酒、ビール、ワイン他)→ 輸出・輸入共に国税庁から酒税免許要
  • 中古品→ 最寄りの警察署から「古物商の許可
  • 水産物→ 経済産業省から輸入割当
  • 毒劇物→ 毒劇物事業者の登録
  • モデルガン→ 銃砲刀剣類所持等取締法に抵触してないこと
  • 米の輸出→不要。相手国側の植物検疫制度、放射能規制などを要チェック
  • 米の輸入→ やや難しい。米麦等の輸入納付金の仕組みあり。
  • 車やバイク→ 不要。強いていうなら古物商の免許
よく輸入されている品目例
イタリア食品ハム農産物香辛料
ウィスキーハリボー文房具香水
うなぎビール宝石
うにピスタチオ北欧雑貨植物
オーガニック食品フォアグラ水産物
おもちゃベトナム食品毛皮生ハム
オリーブオイルベビー用品木材繊維
お菓子マンゴー野菜動物
お酒ワイン洋酒
カカオ化粧品洋書はちみつ
カルディ家具用語ハチミツ
キウイ家電葉巻ファッション
クラフトビール果物紅茶健康食品
クリスタルガイザー絵本チョコレート
コーヒー豆海外食品楽器ドイツビール
コスメ海老漢方パスタ
コロナビールタバスコ牛肉家具
サーモンタピオカシュールストレミングチーズ
スパイス日用品スポーツ用品
よく輸出されている品目例
アルファード医薬品植物
ヴェルファイア化粧品食品
お菓子果物和牛
トラック危険物水産物
ハイエース牛肉盆栽
バイク錦鯉中古タイヤ
ハリアー軽 トラ中古家電
プラド鶏糞中古農機具
ホタテ古着日本酒
マスク雑貨農産物
酒類廃プラスチック

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特別な許可が必要な貨物例(他法令)
お酒の輸入ビジネスを始めたい!

A級やB級などのグレードがあり、貿易関係の事務処理レベルを示す資格です。
通関業者にて「他人の申告を代行するとき」に必要な資格です。=自らの貨物の申告をするときは、不要。

5.会社設立(法人化と個人事業主のメリット)

貿易会社を設立するときは、法人の方が良いのか? それとも個人事業か?この点に迷われる方が多いです。個人的な意見は、個人事業主でスタート。事業が軌道にのったら法人化だと考えます。

法人化をすることで得られるメリットは、次の三つです。

  1. 海外ビジネスの補助金を獲得しやすい。
  2. 信用を得られやすい。
  3. 節税効果が高い。

1.海外ビジネスの補助金

日本政府は国内市場の縮小を考えて、民間企業に海外進出を後押しする補助金を出しています。

例えば「国際展示会出展サポート事業」は、国際展示会へ出展するときのアドバイスを専門から受けられます。また、貿易に関わらず、新しく何らかのビジネスを始めるときのお金を融通してくれる事業もあります。これらのサポートを受けられる要件として「法人」の場合が多いです。

もし、これらの補助金の取得を視野に入れて会社の設立を考えているなら、最初から法人にします。ただし、法人にするときは、資本金や登記といった手続きが必要です。個人事業主のように「税務署に開業届を出せば完了!」とはならないため注意しましょう!

2.信用を得られやすい。

通関業者は、輸出入申告の代理をする会社です。本格的な貿易ビジネスをすると関わることが多いです。フォワーダーは、貨物の輸送を担当する業者です。輸送したい二地点を指定するだけで、最適な物流を提案してくれます。輸出入をする方にとっては、どちらも非常に頼りになる存在です。しかし、これらの会社のダメな点があります。それが「閉鎖性」です。

実は、貿易関係の会社は、非常に閉鎖的であるため「新規の貿易参入者」の依頼を断る可能性が高いです。特に法人格がない「個人事業主」への扱いはヒドイです。新規の依頼者には、ほとんど「門前払い」されると考えておきましょう。特にAEOの認定を受けている通関業者が厳しいです。また、外務省から認証を受ける「ABTC」などの取得も法人の方がスムーズです。

3.節税効果が高い!

もし、あなたがサラリーマンだとすると節税という言葉に「脱税」を連想する方が多いでしょう。しかし、節税と脱税は、法を逸脱しているのか?の点で決定的に違います。

サラリーマン経営者以外の経営者は、常に税金との戦いをしています。最新の税法を理解し、自分にとって最大限のメリットが得られるように考えます。この節税の観点で言えば「法人」を作るのが最強の節税方法です。(ここで言う法人とは一人法人又は家族だけの法人を指す。)

例えば、一つの法人を作り、その法人の代表者を自分にします。いわゆる「一人法人」です。法人と聞くと、何百人、何千人のイメージがありますが、別にたった一人が所属する法人でも問題は有りません。この法人の中で、ご自身に対する「役員報酬」を設定。これが役員の「給料」に値します。そして、役員報酬の額は自由であるため、月額6万円などにします。

なぜ、月に6万円しか受け取らないのでしょうか? この答は「法人としての収入」そして「個人としての収入」にあります。 これ以上の内容は、公の場に書くのは気が引けるため、ご自身で調べるようにしてください。

関連:貿易会社と融資や補助金との関連性は?

貿易会社は「物販」という実ビジネスであるため、銀行からの融資を受けやすい業種だとも言えます。特に創業時の融資、日本海側の港が設定している補助金沖縄県の振興を助けるための補助金等の活用ができます。

6.貿易会社を設立する流れ

会社の設立方法や補助金などの申請は、その手の専門家に任せれば、簡単にできます。貿易会社を設立するときは、その辺りの事前準備より、貿易の流れ(輸入業務の流れ、輸出業務の流れ)や販路の獲得などの方が重要です。貿易の流れとは、商品の買い手から売り手までをうまくつなげることです。具体的には、次の5つがあります。

  1. 目標を明確にする
  2. 誰が何を求めているのか?
  3. 商品の売り方、販売方法を考える。
  4. 必要なスキルと足りないスキルの外注化
  5. 必要な資格や許認可がある?
  6. 貿易3点セットの準備

1.貿易の目標を明確にすること

「どこまでの規模で貿易をするのか?」を明確にします。

例えば、あなたが現在、サラリーマンであり、帰宅後の時間や週末を使って貿易をするのであれば、そこまで大きな貿易はできないはずです。せいぜい、アメリカのアマゾンや中国のサイトで仕入れた物を日本のアマゾンやメルカリ、ヤフオクなど転売する形が理想的な姿だと思います。

一方、すでに個人事業主であり、自由に時間を使えるなら、展開する貿易ビジネスは、ご自身次第です。最初は、アマゾンやヤフオクなどからスタート。後々、40フィートのコンテナなどを使ったビジネスもできるでしょう! あなたは、どこまでの貿易ビジネスをしたいですか?

様々な貿易ビジネスモデル

貿易といっても実は様々なモデルがあります。よく貿易=単純な価格比較ビジネスを思い浮かべる人がいます。しかし、それは誤りです。やり方等を工夫すれば、リスクや稼げる幅を自由にコントロールできます。

例えば、貿易ビジネスには、次の形が一般的です。

  1. 単純な輸入、輸出
  2. 三国間貿易
  3. 保税転売
  4. 輸入代行
  5. 輸入代理店

とはいえ、中には…..

「昔は貿易会社で事務をしていた。現在、フリーランスや会社員をしている。資金的な問題、子育ての問題などがあり上記のモデルは中々、難しい!」という方もいます。

この場合は、必ずしも自身が貿易をする必要はありません。貿易をする人をサポートすることで、間接的に貿易ビジネスができます。

例えば、フリーランスが良く利用するクラウドワークスやランサーズ又は、ココナラなどのサイトを見れば「貿易ビジネスのサポート」を求めている方がたくさんいらっしゃいます。これらの方に対して、あなたが持っている経験やスキルなどを販売してお金を稼げます。ただし、どこにでもいる貿易事務だと競争が激しくなるため、自分なりの「武器」を考えます。

上記の考え方を応用すると、貿易ビジネスにも実に多様な物があることがわかります。

  • 貿易事務×プロダクトデザイン。
  • 貿易事務×経理処理
  • 貿易事務×EPA対応
  • 貿易事務×インドネシア語対応
  • 貿易事務×海外向け情報発信

など、貿易事務に何か一つをかけ合わせると、あなたしかできない「特別な貿易事務」ができます。貿易業界は、非常に大きなお金が動いているため、お客の心を掴む「特別事務」は、きっと末永く依頼がくるはずです。「自分は、その他の貿易事務と何が違うのか?」「何を提供できるのか?」ぜひ、そのあたりをじっくりと考えてみましょう!

参考情報:ワインの輸入はねらい目

あまり知られていませんが、ヨーロッパのワインには大きな可能性があります。もちろん、一般的なワインではないです。これだけ情報化社会になった日本でも、未だに情報すら入っていないワインがたくさんあります。そこに大きなチャンスがあります。おっと、これ以上は一切言いません…汗

ご自身の環境にあった「貿易」を目指そう!必ずしも貿易プレイヤーを目指す必要はなし。

2.誰が何を求めている?

貿易ビジネスの使命は、求められている商品を提供することです。適切なタイミング・場所で求められている商品を届けること。これにつきます。

輸出(輸入)する国では「誰が何」を求めていますか? もしかすると、その商品、まったく必要とされていない可能性があります。あなたが売りたい商品ではなく、求められている商品が何かを探しましょう。それさえ見つかれば、あとはひたすら商品を供給していくだけです。

3.商品の売り方、販売方法を考える。

誰が何を求めているのかがわかったら、それをどのように伝えていくのかを考えます。外国へ商品を販売するときは、何らかの方法で商品情報を伝える必要があります。最も有力な方法が「現地国の販売網を抱えているバイヤー」への案内です。現地のバイヤーは、商売につながれば、意外にすんなりと商談が成立します。

しかし、いきなり海外バイヤーに連絡をすると、言語面の部分でもハードルが高いのも事実です。そこで、ネットの力を利用します。

現在は、かつてないほどインターネット網が発達しています。特にソーシャルサービスの発達によって、日本や外国という区別なく情報が伝わります。このすさまじく開かれたインターネットを使えば、効果的に情報発信ができます。

例えば、Youtubeを使った動画配信、フェイスブック広告やグーグルアドワーズを使ったピンポイントの告知などです。また、自社運営サイトの外国版を作成して、海外向けの情報を発信もできます。しかも、それらはテレビなどに比べて、大幅に小さい費用で行えます。インターネットを駆使すれば、あなたの素晴らしい商品を容易く発信できる環境は揃っています。

関連:輸出ビジネスの始め方 中小企業が小資金でスタート!

ネット以外であれば「海外展示会」などがおススメです。展示会に来る人は、どんな立場(買い手や売り手)であっても、何かいい商品がないか?=儲かる商品はないか?を考えています。つまり、展示会にいる時点でかなり購買意欲が高いユーザーと言えます。これを活かさない手はないです

フェイスブック広告やグーグルアドワーズなどのインターネット広告は、掲載料金自体にお金がかかることはありません。クリックされるまでは、お金を支払う必要がないため、適切な広告文とリンク先ページの改善をしていけば、最小の予算で多数の人へ伝えられます。

4.必要なスキルと足りない場合の外注

どんなに優秀な人でも一人でするには限界があります。これは貿易ビジネスでも同じです。貿易ビジネスの知識や経験は、次の物があります。

  • 外国語に堪能であること
  • 現地情報に精通していること
  • 人脈があること
  • 通関に関する知識があること
  • 資金管理、資金調達に関する知識があること
  • 現地市場の分析
  • 販売先の開拓や維持
  • サイトの運営
  • キーワード分析
  • 文章設計の力
  • 商品設計
  • 販売管理
  • フィードバッグ

そこで誰かと一緒に組むことを考えます。相手の価値観を共有しあえること、遠慮なく意見を言い合える関係が理想です。それぞれが持っている長所と短所をうまく補完しあいながら、一つの大きな目標に向かいます。これは、すべてを一人でするよりも何倍も効率がいいです。誰と一緒に組むのか?によって、実現する世界が大きく異なります。

とはいえ、組む相手を見つけるのは簡単ではありません。そこでおススメするのが「クラウドワークス」などの仕事依頼サイトです。クラウドワークスは、フリーランスで仕事を依頼したり、受けたりできる「仕事のマッチングサービス」です。このサービスを利用すれば、自社に新しい人を雇わなくても、足りない技術を補えます。

例えば「会社のサイトを新しくしたい」と考えているとします。このとき、自社には適切な人員がいないときは、新しく人を雇うことを考えます。しかし、ご存知の通り、人件費は最も重くのしかかる費用であるため、気軽に人を雇い入れることは避けたいです。そこで「クラウドワークス」などを使います。

クラウドワークスには、それぞれの分野の専門家がいます。できること、できないことなども明確に説明されているため、自社に必要な技術を持った人に適切な依頼をしやすいです。依頼料金も一つの単位ごとにお金を支払えばいいだけの仕組みになっているため、新しく人件費を抱える必要もなくなります。クラウドワークスのメリットはそれだけではありあません。

実際にプロジェクト単位で仕事を発注できるため、仕事を引き受けてくれたワーカーの仕事ぶりが「実際の仕事」を通して判断できます。もし、そのワーカーの仕事ぶりに満足すれば、長期的に一緒に仕事ができます。実際、私自身もこの方法により新しい人脈を手に入れて、サイトの保守作業などをお願いしています。

5.その商品、輸出(輸入)ができそう?

貿易の取り扱い品目の中で規制されている物があります。それが「医薬品(美容・健康食品含む)」「食べ物」「植物」などです。特に医薬品関係は、強い規制があるため、輸出や輸入の両方で検討品目から除外します。この他、輸入貿易管理令輸出貿易管理令なども注意します。これらの規制は、輸出入する商品ごとに細かく決まっているため、よく確認する必要があります。
まずは、アメリカのアマゾンから仕入れる→日本で販売するでもOKです。この場合は「US-BUYER」さんなどの代行を使うと便利です!

6.貿易3点セットの準備

これから貿易ビジネスをする場合は「貿易三点セット」を準備しましょう。それが次の3つです。

  1. 開業届
  2. 輸出入者コードの取得
  3. リアルタイム口座の開設
1.開業届

開業届とは、税務署に「これから個人ビジネスを始めます!」と宣言することです。この開業届を提出することで、事業に必要な様々な費用を「経費」として計上ができます。

例えば、物販ビジネスを始める方であれば、商品の仕入れ代金、仕入れをするための交通費、各種文房具、通信費、接待交際費、ネットショップ開設費などを経費にできます。現在の立場は、どのような物であっても、ビジネスとして何かをする場合は、必ず提出するべき書類です。

詳しくは、最寄りの税務署に聞きましょう!

2.輸出入者コードの取得

輸出入者コードとは、各貿易者に特定のコードを発給し、このコードに様々な情報を紐づける仕組みです。

例えば、貿易者Aさんは、90292029202というコードを付与されたとしましょう。そして、Aさんは、輸出や輸入をするさいに、この90292029202を使い申告をします。これにより、税関のシステムにAさんは、●●という商品を輸入した~輸出した~等の情報が記録されていきます。

税関のシステムに記録された情報は「実績」として積み上げられていき、税関検査等を実施するかの判断に使われます。つまり、Aさんは、適切な申告をするほど、良い実績が積み上げられていき、税関検査の頻度が下がります。この逆の場合は、頻度が上がります。

詳しくは、輸出入者コードとは?をご覧ください。

3.リアルタイム口座

リアルタイム口座とは、輸入時にかかる関税や消費税等を輸入者の口座から引き落とす仕組みです。輸入ビジネスを始める場合は、必ず開設をしておきましょう。このリアルタイム口座を所有するだけで、通関業者等が依頼を受けてくる可能性が高ります。

詳しくは「リアルタイム口座を開設するべき理由」「リアルタイム口座の残高不足への注意」をご覧ください。

貿易を始める場合は、以上3点の準備を進めましょう!

【実践】ECを活用し小規模ビジネスを始めよう!

貿易会社を設立(起業)するためには、様々なステップ、知っておくべき知識が必要です。ただし、何よりも重要なことは「まず始めてみること」です。輸出、輸入に関わらず、まずは「一円を稼いでみること」が何よりも重要だと思います。

実際の所、2020年現在は、小規模で貿易ビジネスをするためのECサービスが充実しています。

  • 輸入した物をメルカリ、ヤフオク、アマゾンで販売してみる。
  • 無料で構築できるBASEを使い、輸入品を販売してみる。
  • BASEを使い海外販売をしてみる。
  • EBAYを使い、小さな海外輸出を経験してみる

など様々な方法があります。そして、始めるための資金もほぼ不要です。始めるために高い料金等が必要になるわけではないため、今すぐ、誰でも小さな貿易ビジネスをスタートできます。

関連記事:「輸入」サンプル請求から本格輸入までの全手順

ちなみに、私の場合は、テスト販売として、ある商品を輸入。これをBASEで販売したことがあります。以下は、そのテスト販売をしたときのBASE売上の管理画面です。

  • 2020/11/2 319,000円
  • 2020/11/7 160,000円

どちらも一桁の個数に満たない販売数であり、利益率は約30%です。つまり、これだけでも、11/2日の一日で10万円、11/7日には約5万円の利益を得ています。(商品代金、国際送料、輸入諸税、BASE手数料(約7%)をすべて引いた金額)もちろん、信じなくてもOKです。

BASEの売り上げ画面

  1. 商品を仕入れる。
  2. BASEに掲載する。
  3. 売れる。
  4. 入金される
  5. 発送する。
  6. BASEから振り込まれる

この6ステップのみです。これ以外は、ほぼ何もしていないです。(発送業務すら外注)ちなみに、これ以外の日で売り上げが立っていないのは、「テスト販売であること」そして「在庫がない」この2つの理由だけです。また、新しく在庫を仕入れれば、同じように売り上げは上がると考えています。(BASEでの販売=本業ではないため)

ここでお伝えしたいことは「まずやってみること」それが大切だということです。うまく商品を仕入れて販売等をすれば、雇われの身では得られない収益チャンスがあることがわかります。始めるのに、お金も人脈も不要です。やる気だけです。

貿易商の将来性・ジェットセッターとは!?

2020年現在は、全世界が新型コロナウィルスにより混乱しています。各企業は大幅に業務を縮小し、力のない所はどんどんとつぶれています。

ところが、貿易関連業界は、そこまでコロナウィルスによる影響を受けていない所が多いです。むしろ、コロナ前よりも物量が増えている所さえもあります。国際物流を扱う、あるフォワーダーさんは、連日、残業が続いていて困っているというほどです。

なので、基本的には、貿易ビジネス、物販ビジネスは、この世があり続ける限りなくならない堅い業界だと考えています。とはいえ、既存のやり方のまま行くとは思いません。一昔前よりも情報が伝達するスピードが恐ろしく早まっています。

小資本で誰でも簡単に参入ができるようになってきている。それが貿易業界や物販業界、そして物流業界の流れです。よって、今後、貿易商には、ITリテラシーと現地情報の収集力が必要だと考えます。

2021年では、小さな子供から大人まであらゆる世代の人がスマホを手にしています。「○○に来ている!」とつぶやけば、それに即座に反応する人がいます。日本の裏側、ブラジルから商品を購入することも簡単ですね。

ネットは、誰もが簡単に、世界のどんな情報にもアクセスできる道を開きました。もちろん、これには、善し悪しがあります。貿易ビジネスに限定すれば、価格情報の「見える化」により、「昔と比べてやりずらくなった」と、嘆く貿易関係者も多いです。(この道20年以上)やはり、今後の貿易は…

  • ITリテラシー
  • 情報収集力
  • 語学力

この3つが必要です。当サイトでは、世界中どこにいても働ける人、もう少しいうなら、理想のライフスタイルを実現できる方を「ジェットセッター」と定義しています。

元々、ジェットセッターとは、自家用ジェット機を持ちながら、世界中好きな所に行き生活をする方を指していました。この定義とは若干異なると思いますが、当サイトが推奨するライフスタイルにきわめて近いと考えています。

あなたに、ジェットセッターになっていただきたい!

私は、こう考えています。しかし、だからといって、当サイトは、コンサル契約やオンラインサロン等に加入させません。純粋に、ジェットセッターとして生きていただきたいと考えています。

ジェットセッターになるには?

ジェットセッターの条件は、「どこでも生活費を稼げること」です。私を含めて一般的な人は、生活をするために、どこかでお金を稼ぐ必要があります。=労働が必要。勤めなければ、お金が入らず、生活ができないからです。非常に当たり前です。

では、仮に働かなくても生活費が入ってくるとしたら、あなたの生活はどのように変化すると思いますか? 例えば、少なくても次の変化があるはずです。

  • 拘束される時間は一切なくなる。
  • 人のために自分の人生の時間を消費しなくてもよい。
  • 拘束されていた時間を使い、別の何かを始められる

実際、私自身もほぼジェットセッターの生き方を実現しており、この記事を書いているときも、冷房が効いた部屋の中で、コーヒーを飲みながら、あれやこれやと好きなことをつづっています。

では、具体的にどうすれば、ジェットセッターになれるのでしょうか? これは一つの提案だと受け取っていただければと思います。もし、私が独身で、特に何かの制限や制約を受けない立場なら、現状のすべての立場を捨てて一度、リセットします。

例えば、会社を辞めて、国内の別のところに行く。海外に行くなどがあげられます。あえて「不快な世界」や「刺激的な世界」に身を投じることで、これまでの価値観がすべてぶっ壊されて、きっと何か気づくことがあると思います。

結局、どんな頭の良い人であっても、論理的に考えて最も適切な生き方(道)を見つけるの難しいです。物事はそんな単純ではないです。だからこそ、頭の良い人から見ると「常識外れ」にうつることが結果的に、人生の生き方を左右する出来事になることも多いです。

私の人生もあなたの人生も「有限」です。人生の選択権は、あなたにしかないです。親を含めて、誰にも指図する権利はないです。どうぞ、ご自分の好きなように歩んでみて下さい。その結果、結局、失敗したとしても、それは、それで納得ができると思います。少なくても私はそう思います。

2020年現在、世界はコロナの影響で渡航制限がなされています。もし、解除になったら、ぜひ、行動に移していただきたいと思います。私的には、海外の発展途上国に行くことをお勧めしています。それを実行するための具体的なステップは次の通りです。

  1. お金を稼ぐ仕組みを整える。
  2. 現地でのパフォーマンスを最大化する。
  3. テスト販売を実行

1.お金を稼げる仕組みを整える。

アルバイトなどで生計を立てている人は、働いた分の賃金しかもらえませんね。仮に一か月間、海外に暮らそうと思えば、その間の収入は、ゼロ。その上で、現地での生活費がかかります。仮に正社員でも有給休暇には上限があるため、働かなければ無収入になることとしては、本質的に同じです。

もし、あなたがジェットセッターとして生きたいなら、どこで、どんなことをしていても、お金が入ってくる仕組みを作る必要があります。もちろん、その収入を入れるための方法は何でも良いです。

例えば、最も気軽、かつ、お金をかけずに仕組みを作りたいなら、ブログも一つの手です。「ブログなんて無理だよ~」と思う方は、別の方法でお金が入る仕組みを整えます。

例えば、アマゾンを使った物販ビジネスも良いですね!他には、喫茶店広告スペースビジネス、ガチャポンビジネスなどもあります。一度、仕組みを作ってしまえば、あとは、修正や微調整をするだけでコントロールできるビジネスが理想です。

もし、あなたが国際輸送関連の業務経験があるなら、フォワーダービジネスもお勧めします。

2.現地でのパフォーマンスを最大化する

現地に来たのであれば「行った甲斐があった」と言える滞在にしたいですね。仮にあなたが何らかの商品を輸入するビジネスをしているのであれば、前回とは、違う市場へ赴いてみることもありです。市場を少し変えるだけで、扱っている物がガラリと変わるのがアジアでのマーケットの特徴です。

現地ではやっているアニメ、映画、本なども抜け目なくチェックです。可能であれば、ラング8などで知り合った現地の人と会い、色々とおしゃべりをして情報収集をすることも一つの手です。扱っている商品を求めている人は、どのような場所にいるのかを意識することが重要です。

3.テスト販売を実行する。

海外での情報収集も終わり、いよいよ日本に帰国です。ただし、手ぶらで帰国しません。現地で手に入る物、かつ日本での販売価格に開きがある物を購入して持ち帰ります。

例えば、○○国の○○という商品は、日本での販売価格は、およそ5倍以上です。しかも非常に需要が高いのに、供給者が圧倒的に少ないです。それを日本へ持ち帰り転売します。もちろん、税関への申告は「商売目的」として行います。また、食品届が絡む物などは、輸入が難しくなるため、避けたほうが無難です。(実はここにもチャンスがあり)

日本へ帰国するときに「ただ、帰国する」のではなく、少しでも旅費を浮かせるように、または、それ以上に儲かるように、現地から価格差がある物を持ち帰るようにします。

持ち帰った商品は、アマゾンやメルカリなどでテスト販売をして売れ行きや改善点を検証します。もし、評価が高ければ、いつでも追加発注できるようにサプライヤーとの連絡を続けておきます。後は、これを繰り替えし、より確かな収益源を築いていきます。

よくある疑問

最後に、よくある疑問をまとめています。

Q.今、会社員です。何から始めればいいですか?

まず一万円でも良いので海外のサイトから商品を調達し、これをメルカリやヤフオク等で販売することからスタートしてみましょう!もちろん、最初は全く売れなかったり、大損したりする可能性もあります。いい意味でも悪い意味でも、始めることに意義があります。

また、同時に公的機関ミプロが主催するセミナーに参加したり、HUNADEサイト内にある様々な記事を参考にしたりすれば、少しずつ結果が出てくると思います。まずは小さく始めることが大切です。「○○になったら~」と考える内は、無理です。今すぐ、行動を開始することが何よりも重要です。

【副業】個人輸入で副収入を得よう!月5万円を増やす戦略

Q.貿易ビジネスの社長の年収は?

青天井だと思います。うまくやっている人は、とても儲けています。

例えば、ある国に建設機械を輸出している社長は、一回の取引額が1億をこえることもあります。仮に、これが○○%の利益率だったらいかがでしょうか? すべてご自身の腕次第です。但し、世の中に蔓延する「コンサル大先生」が発信する情報には、ご注意ください。

少し冷静になって考えればわかるはずです。 そもそもビジネスでうまくいっていれば、コンサル生なんて募集しないのです笑 コンサル生を募集している時点でお察しがつきます。

Q.英語の必要性は?

貿易ビジネスには、英語が必要です。但し、どこかの貿易会社に所属しない限り、英語ができないからといって、貿易ビジネス上、不利にならないです。グーグル翻訳を使えば、海外の交渉等は簡単にできます。ぜひ、英語ができないからといって、諦めないようにしましょう!

Q.屋号、ネーミング、ロゴ、名刺はどうすればいいですか?

海外の人とのやり取りを考えて、表面に日本語、裏面に英語で情報を書くと良いです。(反対でもOK)このとき、名前、顔写真、SNSアプリ(WE CHATなど)のQRコードを添えると良いです。

屋号は、貿易をしていることがわかる●●トレードとする方が多いです。もし、ある程度、自身の販売商品等が定まってきた場合は、オリジナルのロゴや商品名を考えて「商標登録」をしましょう。現在は、非常に情報拡散が激しいため、すぐにまねされてしまいます。

もし、ネーミングやロゴ等の案が浮かばない場合は、クラウドワークスやランサーズ等でコンペをしてみましょう。数万円の料金でたくさんの中から選べます!

Q.輸入と製造物責任法(PL法)の関係は?

輸入品の場合、製造物責任法は、輸入者が責任を負います。よって、ある一定規模で輸入品を販売する場合は、PL法に対応するための「PL保険」に加入する必要があります。他方、輸出の場合は、輸出PL保険をかけることでリスクを低減させているところもあります。

貿易のリスクを小さくする4つの保険戦略

Q.輸入と消費税、関税の関係は?

輸入時には、原産国、品目に応じた関税や消費税が発生します。関税は「EPA制度」を活用することで無税や減税などにできます。他方、消費税は、一律10%がかかります。(食品関連品の輸入には、軽減税率が適用される)詳しくは、以下の記事をご覧ください。

Q.お勧めの本は?

貿易ビジネス(輸入・輸出)に関するお勧めの本

Q.輸出入ビジネスと円高、円安の関係は?

輸出入ビジネスは、為替の影響により収益が上下します。先方との交渉をするさいは、この為替の変動リスクをある程度、考えた上で交渉をする必要があります。基本的に、輸入であれば「円高」、輸出であれば「円安」になることで収益性が高くなります。

円高・円安で輸出や輸入をする企業の売上はどう変化する?

Q.輸出と消費税のお話

海外に商品を輸出するひとは、輸出後に「日本国内で、仕入れ時に支払った消費税の還付」を受けられます。詳しくは輸出取引と消費税の関係 抜け目なく稼ぐには?をご覧ください。

Q.輸入・輸出と古物商免許

日本国内で中古品の売買をするときは「古物商の免許」が必要です。免許がないと、仕入れができなかったり、売却ができなかったりします。もちろん、これは、海外から中古品を輸入して販売するときや、この逆のパターンの時にも必要なるケースがあります。詳しくは、以下の記事を参照

輸入と古物商の関係 必要なケースは?2020年4/1日改正

Q.貿易相談ができるところは?

巷では、輸出ビジネスセミナーや輸入ビジネスセミナー等、怪しい物がたくさん開催されています。多くは、数十万円のコンサル契約を目的とするものであり、個人的な意見としては「不要」です。

代わりに輸出入ビジネスのセミナーは、ジェトロやミプロの公的機関が開催する物を利用すると良いともいます。関連:初心者必見!貿易(輸入・輸出)セミナー情報

機関名内容
税関 輸出入通関手続き、関税率など、貿易関連のことなら何でも相談できます。
ジェトロ主に輸出支援をしています。輸出全般に関わる疑問を解決できます。
ミプロ主に輸入支援を行っています。輸入手続きに関することはもちろんのこと、輸入に限らず起業全般についての相談ができることが特徴です。
厚生省/食品検疫所医薬品や食品を輸入するときに必要な手続き、検査依頼などを行います。
農林水産省/植物防疫所植物を輸入するときの手続き全般の相談
経済産業省輸出貿易管理令、輸入貿易管理令、関税割当に関する相談ができます。

Q.フェアトレードとは?

フォアトレードとは、低賃金労働や劣悪な環境の中で生産された商品を否定し、買い手が適切な価格で商品を購入するにより、フェアなトレードを実現する取り組みです。2021年現在の仕組みで言うと「SDGs」の考え方にも通じます。

今後、貿易をする上では、このフェアトレードやSDGsの考え方が非常に重要になってきます。

Q.その他、貿易会社の設立、東南アジア関連のお役立ち記事を教えて!

Q.フォワーダービジネスの詳細を教えてください。

フォワーダービジネスとは、国際輸送を必要とする荷主様を「取り次ぐ」だけで収益を得られる物です。個人・法人問わず、加盟金や登録代金等も一切不要です。この事業は、とある大手NVOCC様の依頼を受けて弊社が代理で募集をしています。

おそらく、海上輸送経験がある方ならすぐにわかると思いますが、要は「輸送スペースを必要とする荷主の開拓」をするだけでコミッションが発生します。もちろん、本業、副業等の制限も自由。自社の輸送サービスとして再販売もできます。詳しくは、以下2つの記事をご覧ください。

Q.仕入れた商品の持ち帰り方は?

現地で仕入れた商品には、次の2つの持ち帰り方があります。

  1. 別送品
  2. 旅具通関(ハンドキャリー)

別送品とは、現地の郵便局など荷物を「別送品」として送ることです。別送品として送ると、帰国時に「一緒に持ってきた扱い」になり、旅行者の携帯品免税が適用されます。ただし、別送品として送る場合でも、それが商売目的であるときは「携帯品免税の適用は除外」されます。

旅具通関とは、総額30万円までの貨物を簡易的な通関で処理できる仕組みです。よく大きなスーツケースに入れて、ドカンと輸入している方は、この旅具通関をしています。ちなみに、商売目的の商品を個人使用目的として偽って通関することも可能です。ただし、そのようなことは、数が増えてこれば、おのずと無理が出てきます。

Q.株式と合同はどちらがいい? 最低資本金は?

登記関連で必要な費用が違いますが、その他の税制上の扱いは変わらないため、どちらでもいいと思います。ただし、広く認知されているのは株式会社であるのは事実です。また、最低資本金は1円でも可能ですが、スタートアップとしては、100万~500万くらいがおおいきがします。

Q.個人事業主が活用したい制度は?

以下、4つの仕組みをフル活用することで、合法的に「節税」ができます。

  1. 青色申告
  2. 青色事業専従者給与
  3. 小規模企業共済
  4. 経営セーフティーネット

Q.海外保険の考え方は?

海外に行ったときに病気やケガをすると、高額な医療費がかかります。日本は、医療制度が整っているため、1000円の治療費が、本人は、わずか300円を支払うだけす。しかし、海外では、この治療費の全額負担が求められます。

例えば、海外にいるときに、風邪をひいてしまった。転んでけがをした。虫歯になった~などがあります。日本に帰国してからでも大丈夫な症状であれば、我慢できないことはありません。しかし、そうではなく、今すぐ、病院へ行く必要があるときもございます。このようなとき、高額な医療費がかかるからと言って、治療を受けないわけにはいきませんね。そこで役立つのが「海外保険」です。

海外保険に入れば、万が一、海外で何らかの治療を受けることになっても、その全額(補償内容によりことなる)を保険会社がカバーしてくれます。これで、万が一の医療体制の確保ができ、とても安心ですね。海外保険の加入は、次の三つのポイントを考えます。

  1. 自身が持っているクレジットカードの補償ではカバーできないか?
  2. 期間はいつからいつまでなのか?(出国日と帰国日
  3. どこまでの補償が必要なのか?

です。具体的な補償内容などについては、各、保険会社のサービスページでご確認ください。

Q.安全情報の収集方法は?

海外に行くときは、現地の治安状況を確認します。何年か前、バングラデッシュのカフェ?で日本人が被害にあった痛ましい事件がありましたね。ここまで悲惨な事件は、なかなかありませんが、いわゆる軽微な犯罪は、よくあります。

例えば、フィリピンのマカティ(繁華街)を歩いていたら….や、タイのバンコクで、同じ日本人ぽい人から○○被害に合った。という事例はたくさんあります。一見すると、平和に見えて、実は争っている国もあります。カンボジアとタイなどですね。やはり、現地に行くのであれば、必ず最低限、安全情報を確認した方が良いです。

外務省の海外安全情報

Q.予防接種について

海外では、日本では蔓延していない病気が流行っている可能性があります。特に、東南アジアなどは、まだ、いろいろな部分で未成熟であるため、その危険性が高いです。

例えば、

  • トレッキングなどへ出かけようとするとき。
  • 動物園にいくとき。
  • ジャングルツアーにいくとき
  • 川下りツアーへいくとき

など、少し自然があふれる場所へ行くときは、注意が必要です。

Q.海外航空券とホテルの手配。お得な方法は?

海外航空券とホテルを手配します。もちろん、旅行代理店に全てをお任せすることもできますが、それだと、費用的にも高い場合が多いです。やはり、無駄な経費を少なくして、貿易ビジネスが完全に軌道にのるまでは、経費は節約するべきです。経費の節約は、海外航空券予約サイトやアプリが役立ちます。

例えば、JALの航空券を購入するとしても、JALやANAのサイトから直接購入するよりも、以下にご紹介する旅行サイトを通して購入したほうが安い場合が多いです。これらのサイトは、航空券だけの購入もできますし、ホテルとのセットもできます。自由度が高いため、比較検討しましょう。

  • フリーバード
  • トラベルコちゃん
  • エアトリ

もし、安さを求めるのであれば、LCCまたはスカイチームに所属している航空会社のチケットを狙います。また、現地のホテルだけを吟味するときは、アゴダやエクスべディアの予約も有効です。すべてインターネット上で予約を完了できるため、現地のフロントにてややこしいことを言われないメリットもあります。

Q.現地費用を安くするコツは?

完全に貿易ビジネスが立ち上がっていないときは、やはり現地での滞在費を安くすることが重要です。安くする上で役に立つのがアゴダです。もちろん、歩き回り、なるべく安い宿を探すことも一つの手です。

しかし、この宿選びなどに時間を費やすのは、あまりにももったいないです。やはり、ネット上で予約と決済ができるサイトを利用するべきだと考えます。

アゴダを使えば、一泊一万円というホテルを使う必要もなく、かといって、集団宿泊施設(ドミトリ)に泊まる必要もないです。自分の身の丈に合った最適な宿を探せます。現地で滞在するホテルは「自分の疲れがなくなり、かつ、ある程度の品質」であれば、どこでも良いと思います。

また、現地での食費などにも気を遣います。私たち日本人を含めて、外国人に対して「二重価格」を設定しているお店があります。要は、同じ商品であっても、現地人には、一本100円、外国人には、1本300円などと価格差をつけている所です。一回の額的には大したことはありませんが、つもりにつもり、大きな費用になります。このあたりも注意すると良いですね。

関連記事:安い滞在費で住める国まとめ

まとめ

  • 自分なりの「貿易」を見つけよう。
  • 貿易会社の設立には、許認可、資格等は不要。
  • 法人化と個人事業主は、設立のしやすさ、信用性などに違いがある。
  • 最初は個人事業。うまくいったら法人の道がおススメ。
  • 法人には、補助金、信用性、節税などの面で効果がある。
  • 法人には、株式と合同の2つがある。
  • 合同は新しくて若い会社にピッタリ!
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