D2Dと中国輸入代行サービスの比較 専門領域が全く違う!

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この記事は、中国輸送サービスD2D」と中国輸入代行サービスとの比較をしています。

中国から商品を輸入し、日本で国内販売を検討されている方も多いでしょう。アリエクスプレスアリババ等のECサイトを使えば、誰でも輸入ができます。しかし、これを「本格的な輸入」にしようとすると、つまづくことが多いです。

中国から日本へは、様々な輸送方法があります。空に代表するクーリエ、コンテナが思い浮かぶ海上輸送など、一利用者としては、どのような観点で比較し、検討すればいいのか悩みます! また、最近は、これらの輸送モードと合わせて、中国輸入代行サービスなる物まであります。

そこで、この記事は、中国国際輸送のプロが提供するD2Dと、中国輸入の代行サービスを比較していきたいと思います。

関連記事:D2D・海上速達便とLCL輸送・フェリーとの比較を解説!

中国輸送D2Dと中国輸入代行サービスを比較

中国輸入の代行サービスとは?何が便利なの?

中国の輸入代行とは、中国の商品を買い付けて、日本まで発送してくれるサービスです。買い付ける場所は、アリババ等のECサイトの他、中国の現地市場での買い付けなど、様々な所があります。

代行サービスを使う理由は、言語的な問題、品質的な問題、決済上の問題、日本までの送料をまとめたいなど、様々な物があります。代行理由は様々ですが、日本に居ながら中国の商品を仕入れられる点に最大の魅力を感じている方も多いでしょう。

*検索サイトを使い「中国 輸入代行」と検索すると、たくさんのページがヒットします。国際輸送の最適化を考えた場合、本当に中国輸入代行サービスを使うのは、適切なのでしょうか?

一方、D2Dは、中国物流の専門企業「エフシースタンダードロジックス株式会社」が提供する中国輸送のサービス名です。(買い付け等のサービスはなし)

そこで、誰に依頼するかを検討するさいに、次のような疑問が生まれます。

中国輸入代行サービスに依頼すれば、海上速達便やD2Dなどは使用しなくても良いのでは?

私もこの部分が気になります。両サービスの違いを確認していきましょう!

D2Dと中国輸入代行サービスの違い4選!

D2Dと中国輸入代行サービスの違いは、次の4つです。

  1. 買い付け専門と輸送専門
  2. 価格競争力
  3. 提供業者の信頼性(安心できる?)
  4. 法令順守

比較1.最大の違いは、買い付けの有無と輸送の専門性

輸入代行サービスとD2Dとの最大の違いは、買い付けと輸送など、専門領域の違いです。

  • 輸入代行=買い付け代行が本業で、国際輸送サービスは付帯部分(おまけ)
  • D2Dは、物流のプロが提供する国際輸送の専門サービス

つまり…………….

  • 輸入代行サービス=買い付けサービスあり。でも輸送の価格競争力が低い。
  • 国際輸送サービス=買い付けサービスなし。でも、輸送の価格競争力が高い。

もし、現地側で商品調達の代行を希望する場合は、輸入代行サービスが便利です。一方、アリババ等でのECサイトでの調達を含めて、ご自身で荷物を調達ができる方は、D2Dサービスをお勧めします。

比較2.価格競争力

輸入代行サービスは、中国側での買い付けの他、日本までの国際輸送を提供しています。しかし、この国際輸送は、本業(買い付け)に対するおまけ的な側面が大きく、あまり有利な輸送価格を持っていません。理由は、輸入代行サービス会社は、その輸送スペースを国際輸送専門の会社から調達していることが多いからです。仕組み上、国際輸送専門の会社よりも、輸送価格が劣ることが多いです。

例えば、冒頭から登場するエフシースタンダードロジックス株式会社さんは、年間のコンテナ取扱本数は、10万本を超えます。既述の輸入代行会社とは、大人と子供、それくらいの輸送力の違いがあると言ってもいいでしょう。国際物流は数が物を言う世界です。

輸送量がある=輸送価格が優れるの方程式が成り立つのも必然なのです。

  • 多少、国際輸送費が高くてもOK。買い付けサービスがほしい方→ 輸入代行サービスが良い。
  • できるだけ国際輸送費を最適化したい(安くしたい)→ D2Dがお得!

比較3.提供業者の信頼性

複数の輸入代行会社様のサイトを確認した所……

  • 一体、どこの誰がやっているのかわからない。
  • 通関業の許可は?
  • 第三者機関からの認定は?
  • 海上輸送は、誰がしているのかよくわからない。
  • 通関業務は、誰が申告しているかよくわからない。
  • 配送業務は、日本の港へ到着後~お届けまでの流れが不明瞭

など、不明な部分が多いです。ちなみに、輸入代行サービスは、通関業の許可等も不要です。誰でも自由に、何の許認可もえず、いつでもスタートできます

そうです!この記事をお読みになったあなたでも今すぐ「よっしゃ、輸入代行はじめよ!」と軽いノリで始められるビジネス。それが輸入代行サービスです。

一方、エフシースタンダードロジックス株式会社は、税関から通関業の許可を受けている「通関業者」です。これは、税関長から、資力、コンプライアンス等など総合的に審査をされて、はじめて得られる物です。誰でもできる輸入代行とは似て非なる物です。さらに、各種、国際輸送の団体(IATA、JIFFAなど)からも正式なメンバーとして認定を受けている点にも注目です。

  • 運営者等は気にしない。とにかく代行をしてほしい方は、輸入代行サービスを。
  • 運営者の身元が確かで安心して任せたい方は、D2Dがオススメ!

比較4.法令順守

昨今は、企業活動の中での「法令順守」が求められています。これは、個人事業等、小さな貿易をする人も同じです。規模の大小に関わらず、法令違反をすると、代償は極めて大きいです。

例えば、利用予定の輸入代行会社について、次の3点は、しっかりとクリアになっているのかを確認しましょう!

  • 通関業務の担当者がはっきりしている。(通関業の許可の有無)
  • 納税申告に関わる点の情報を開示してくれる。
  • 事後調査に協力してもらえる。

あなたが検討している輸入代行会社は、いかがでしょうか?

  • 税関の事後調査は、テキトーでOK!と考えている方=輸入代行がオススメ。
  • 税関の事後調査にしっかり対応した適切な申告をしたいと考えている方=D2D

 

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この記事の執筆者
HUNADE

貿易サイト「HUNADE」の代表。通関業者で勤務した経験をもとにして「もっと貿易を身近に。」をミッションに活動中!難しい貿易をできるだけわかりやすく解説し、貿易の一助になることが目標。基本的には、東海地方に住みながら国内各地、海外などでも活動し、できるだけ柔軟な発想を維持できるように努力しています!

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