中国から輸入するときの送料は、全体で見直すべき!

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中国から商品を輸入するときの送料を下げたい。」とお考えですか? 中国の送料に関して説明するサイトを見ると、中国国内の送料を下げたり、国際送料を下げたりすればいいと解説し、その具体的な手段として輸入代行(発送代行等)を勧める所が多いです。

当サイトは、輸入代行の仕組み自体は、ある一定規模以下の方であれば、必要だと思います。しかし、一回につき、50キロ~を超えるようになると、ビジネス的にマイナスな部分が大きいです。

  • 輸入代行を使っている時点で負け戦。
  • 輸入代行業者が提供する物流費は決して安くない。

これが結論です。そこで、この記事では、上記の結論に至る理由、物流費の削減に必要な本質的な考え方などをご紹介していきます。

中国から輸入するときの送料

中国輸入を実践すると、ある一定規模以上から送料が気になります!(概ね一回の配送料が100kg程度を超えるほど)ただし、物流費の削減をするための情報を探しても、輸入代行業者や発送代行業者を勧めるサイトが多く、本当の意味で国際物流費を削減するための情報を得ることは難しいです。

一体、どのようにすれば、中国から輸入するときの送料を削減できるのでしょうか? もちろん、表面的な部分であれば、輸入代行等を選ぶのも一つの方法です。しかし、それは、本当の意味での物流費の改善につながらないです。

一体、なぜなのでしょうか? その答えを確認していきましょう!

物流費を構成する三つの費用

まず、国際輸送費を分解します。国際物流費は、以下の3つで構成されています。この内、いわゆる輸入代行等を使い削減ができるのは、2番のみです。つまり、送料を構成する「ほんの一部の料金を小さくできる可能性がある」だけなのです。

  1. 中国側の輸出料金
  2. 中国から日本への国際料金
  3. 日本側の費用

輸入代行や発送代行等の選択は、上流(輸出国側)から下流(輸入国側)と、川の流れの中にあるほんの一部の改善に過ぎない。

まずは、この事実を把握しましょう!

例えば、一本の川があるとします。今、川は順調に流れています。しかし、ある一つの箇所に土がたまり少し水がせき止められています。また、同じ川の別の所でも川の流れが悪くなっています。

一本の川が滞りなく流れることで「川」が川として機能するわけですね! もし、この川の流れをさらに良くしたり、多くしたりするために「川の一部」だけを改善はしないはずです。必ず、川全体を一本の流れとして見直すはずです!

実は、国際物流費も同じことが言えます。輸入代行や発送代行等を使い、物流の中にある一部の箇所を改善したとしても、その効果は限定的になる場合が多いです。

物流を一本の川と考えて、川全体の”流れ”をどのようにしてスムーズになるのか?を考えることが送料の見直しです。つまり、本来あるべき姿の物流改善なのです。輸入代行等を使うことは、本当の意味での物流の改善ではないです。

輸入代行業者を使うと損する理由

では、この物流費を見直すときに、なぜ、輸入代行業者を使うのがいけないのかを説明します。主な理由は、次の2つです。

  1. 代行手数料を甘く見ない。
  2. 輸入代行業者(輸送代行業者)の力はそこまでない。

1.輸入代行手数料を甘く見ない。

例えば、ある輸入代行業者の代行手数料は7%です。あなたは、7%の数字を見て、安いと感じますか? もし、そう感じるななら、少しコスト意識が低いと感じます。

例えば、輸入価格が200万円の物を輸入するとします。代行手数料が7%の場合は….

200×0.07=14万円ですね!

7%と小さく感じる数字であっても、かける対象の価格が大きくなれば、考えている以上に代行手数料が大きくなります。

いかがですか? これでも代行手数料は、安いとお考えでしょうか?

輸入で200万円などは、よくある金額です。むしろ、低い方の金額だと思います。各種代行手数料の数パーセントの手数料は、決して安くないと考えましょう。これが私が輸入代行を使うことが送料の削減(物流関連費の削減)につながらないと考える一つ目の理由です。

2.輸入代行業者(発送代行業者)の規模間は小さい。

例えば、今「輸入代行 中国」等で検索すると、非常に多くのサイトがヒットしますね。輸入商品の買い付けから発送の代行までしてくれるため、とても便利です。しかしながら、国際輸送の側面から考えた場合、輸入代行業者等の規模感は、フォワーダーと比較して、優れていない場合が多いです。

基本的に、国際物流を生業としているのは「フォワーダー」です。フォワーダーは、船舶や航空機を所有するキャリアから輸送スペースを借り、荷主等へ再販売することで利益を得ている会社です。いわば、国際物流のプロです。

一方、輸入代行業者は、商品の買い付け代行から派生したビジネスです。そのため、国際輸送の分野は専業ではなく、付帯業務であることが多いです。

  • フォワーダーは、国際物流のプロ
  • 輸入代行や発送代行は、買い付け側のプロ

まずは、この立ち位置の違いを認識しましょう。そして、輸入代行業者は、国際輸送部分が付帯サービスであるため、はっきりいうと、輸送における価格競争力がそこまで高くないです。なぜなら、輸入代行業者も、フォワーダーなどからスペースを調達していることが多いからです。

フォワーダー → 輸入代行業者(発送代行業者) → 一般の荷主

この形になっていることが多いです。そのため、どうしても、フォワーダーと比べた場合、国際輸送に対する価格競争力は、そこまで高くないです。試しに、発送代行サービス等を提供されている業者のサイトを確認しましたが、「業界最安」や「独自ルート」と書いている割に、全く価格競争力がない所が多かった印象です。

フォワーダーの立ち位置、輸入代行業者(発送代行業者)の立ち位置の違いを理解しよう。その結果、どちらが価格競争力を有するか?つまり、国際輸送を依頼するべき方がわかります。

送料を安くする2つのコツ

では、輸送費の削減をする上では、何が大切になるのでしょうか? まずは、物流費の削減を一部ではなく「全体で考えること」つまり、SCMの考え方を取り入れることです。その他、国際輸送に「ある一定の規模感」を持たせることも重要です。

なぜ、物流に規模感が必要なのでしょうか? その本質的な答えは「貨物にかかる固定費」です。ある商品を国際輸送する場合は、国際輸送費の他、様々な諸経費(固定費)が掛かります。

例えば、日本側のターミナルで発生するTHC、各種サーチャージ、DOC、D/O費、通関関連費、検疫対処料等です。これらの費用は、物量に関係なく、ほとんど同じ(固定費)であるため、輸送する数が少ないほど、一つの商品にかかる物流費(固定費)は、大きくなります。

宜しいでしょうか? この部分は、とても重要です!

商品の輸入にかかる諸経費は、物量に関係なく、ほぼ同じです。物量と関係なくほぼ同じ、同じ、同じです!今回は、100個分を輸入したから、100個分の経費しか掛からない等ではなく、100個で輸入しようが1000個で輸入しようが、必要経費は、大きくかわらないのです。

例えば、輸入に必要な諸経費が合計で5万円かかるとしましょう。

この場合、100個輸入した場合は….

50000/100=500円(一個当たりの費用)

1000個輸入した場合は….

50000/1000=50円が一つの商品にかかる物流費です。

輸入する量に関係なく、必要経費は、ほぼ同じです。だからこそ、一定の規模感で輸入をしないと、貨物にかかる物流費が大きく上昇してしまうのです。

  1. 川の上流から下流までを俯瞰してみる。
  2. 一部を改善しても大きな効果は得られない。
  3. 輸入にかかる固定費は、ほぼ同じ。だからこそ、一定の規模感がいる。

送料を削減するための具体的な方法

ここまでの説明を読めば、送料を下げるために….

  • 輸入代行業者を使えばいい~
  • 発送代行業者を使えばいい~

などのアドバイスが実に表面的な情報なのかがわかりますね! 送料の削減は、全体を見ること。一定の規模感を持つこと。さらに、適切なフォワーダーに依頼することの三つが大切です。

そして、送料を削減したいときに検討する輸送手段は、次の三つです。

  1. LCL(コンテナの混載)
  2. FCL(専用コンテナ)
  3. フェリー輸送

LCLは、一本のコンテナに、複数の荷主の荷物を合積みする方法です。FCLは、一本のコンテナをコンテナごと貸切り輸送する方法。(詳細:LCLとFCLの違いや使い分けの方法)どちらも送料を削減する方法としては適切ですが、ここでは「フェリー輸送」をお勧めしています。

実は、日本と中国・韓国との間には、超高速で定期運航をしているフェリー船があります。フェリー船の特徴は、海上輸送(LCLやFCL)よりも圧倒的に高速で輸送します。それであるにも関わらず、航空機で輸送するよりも価格が安いです。

  • 一般の海上輸送よりも圧倒的に早い。
  • でも、航空機輸送よりも安い。

と、海上輸送と航空輸送の良い所を兼ね備えている輸送です。実は、非常に便利な存在であるにも関わらず、あまり知られていないです。さらに、フェリー輸送の中でも、HUNADEが自信をもって勧められるのがエフシースタンダードロジックス株式会社が提供する「海上速達便」です。

なんと、この海上速達便は、上海などの中国各地から、日本の指定住所まで最短3日間~で輸送。しかも、国際輸送から日本側の通関及び国内配送費用までを全て含めて「KG単価」でわかります。つまり、海上速達便を使うだけで、国際輸送の全体最適化で必要になる「SCM」の考え方を取り入れられるのです。

現在、中国から輸入をされている方で、一回の輸送が50kg~を超える方は、ぜひ、ご検討ください。きっと、現在の輸送方法では実現できない価格競争力と切れ目のない快適な輸送環境が手に入るはずです。皆様のビジネスの成功をお祈りします!

海上速達便の簡易計算ツールで確認する。(物量が最も小さい場合を想定しています)

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