TPP11各国の人口 空港/港までの輸送日数と代金のまとめ

国際輸送
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TPP11が発効したため、日本を含めて11カ国が一つの巨大な自由貿易圏が誕生します。きっと、この機会に海外への活路を見出すべく、様々な調査に乗り出している方も多いはずです。まずは「相手のことを知る」、どこの国で、どんな困りごとがあり、それらの困りごとを自社の製品は、このように解決できる。つまり、マーケットインの観点で市場を探していくと、すんなり販路を拡大できる可能性が高いです。

そこでこの記事では「相手のことを知る」の第一弾として、TPP11各国の主要都市の人口、主要空港、主要港などをまとめてご紹介していきます。また、東京からTPP11各国の主要空港までの輸送代金と所要日数なども併せてご紹介していきます。

EPA

TPP11メンバーは、こんな国々

TPP11は、日本を含めて次の11カ国が加盟しています。カナダ、メキシコ、チリ、ペルー、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、シンガポールです。これらの国々の位置関係がちょうど太平洋をぐるりと囲むため「環太平洋」と言います。ここでは、TPP11のメンバー国のことをもう少し詳しくみていきましょう!

例えば、日本からチリへ貨物を輸送するときは、どれくらいの日数がかかるのか? 輸送代金は、いくらになるのか?などです。また、TPP11メンバーに商品を売り込むときは、相手先の国にある都市を把握も大切です。具体的には、その都市に居住する人口構成、世代構成、宗教、言葉、そして文化などですね。これらのことをつぶさに見ていくと、販路拡大のヒントがあるはずです。

TPP11各国主要都市の人口一覧

TPP11各国の主要都市と人口の一覧をご紹介します。日本は、300万人を超える都市は、東京23区と横浜の2つだけです。次は、大阪と名古屋の200万人台になってしまいます。一方、TPP11の国々を見てみると、日本の主要都市よりもはるかに多い人口を抱えている都市がいくつもあります。

例えば、オーストラリアのシドニーは、460万人。ベトナムのハノイ、ホーチミン、メキシコシティには、それぞれ800万人が住んでいます。東京都の人口が1000万人弱であることを考えると、TPP11には、巨大な都市がゴロゴロとあることがわかります。人口の母体数が大きければ、必ずターゲットになる人がいます。貴社は、それらの方に直接または間接的に商品を供給できるように販売ルートを構築することが重要です。

販売ルートの構築を目指すときに役立つがのジェトロさんの各国の現地情報です。このサイトの中で、現地に関する様々な情報が紹介されています。また、実際に現地へ行き、調査をするときは「スーパーマーケットリサーチ法」なども有効です。ぜひ、ご活用ください。

国/主要都市 人口(万人)
カナダ トロント 280
モントリオール 174
カルガリー 127
オタワ 94
エドモントン 92
ウィニペグ 70
バンクーバー 65
オーストラリア シドニー 460
メルボルン 400
ブリスベン 197
パース 167
アデレード 119
ニュージーランド オークランド 165
シンガポール シンガポール 560
マレーシア クアラルンプール 159
ベトナム ハノイ 758
ホーチミン 861
ブルネイ ブルネイ 42
チリ サンティアゴ 515
メキシコ メキシコシティ 885
チワワ 355
グアダラハラ 150
ティファナ 130
モンテレー 113
メリダ 78
カンクン 62
ペルー リマ 800
ポイント:人口が大きければ、必ず貴社のターゲットになる層が含まれています。各都市における人口構成、世代構成、文化、考え方、食生活、ライフスタイルなどを研究して、自社の供給する商品がぴったりとあてはまる部分がないのかを考えてみましょう!

海上輸送/TPP11各国の料金例・所要日数

コンテナ船

次にTPP11に加盟する国への輸送代金をご紹介していきます。今回、ご紹介するのは、東京を出発地とする海上輸送と航空輸送の2つです。海上輸送も航空輸送も、すべて港間または空港間の輸送を想定しています。いわゆる玄関までの輸送ではないため、あらかじめご了承ください。

下の表をご覧ください。左から国名、主要港、海上運賃の平均、所要日数が並んでいます。各項目の意味は、次の通りです。

  • 国名・そのままです。
  • 主要な港・該当する国でメジャーな港です。日本であれば、東京、横浜、大阪、名古屋のようなイメージです。
  • 海上運賃の平均・東京から各港までの平均値を算出しています。実際は、この価格に各種調整金が上乗せされる可能性があります。
  • 所要日数・港間の輸送日数を指します。

これらの項目の意味を頭に入れつつ、下の表をご覧ください。ちなみに、表の中にある海上運賃は、20フィート・ドライコンテナを想定しております。関連記事:コンテナの種類とは?

国名 主要な港 海上運賃の平均(ドル) 所要日数
カナダ CALGARY 2323 26
EDMONTON 22
MONTREAL 29
TORONTO 30
VANCOUVER 20
WINNIPEG 28
オーストラリア ADELAIDE 880 28
BRISBANE 28
MELBOURNE 28
FREMANTLE 28
SYDNEY 28
ニュージーランド AUCKLAND 1200 37
TAURANGA 37
LYTTELTON 37
NAPIER 37
シンガポール Singapore 477 12
マレーシア kelang 810 12
Kuantan 12
Penang 12
ベトナム Cai mep 640 10
Cat Lai 10
Haiphong 8
ブルネイ Muara 1035 26
チリ ANTOFAGASTA 2547 40
ARICA 39
IQUIQUE 39
LIRQUEN 40
SAN ANTONIO 40
SANTIAGO 40
TALCAHUANO 40
VALPARAISO 40
メキシコ ENSENADA 2708 21
LAZARO CARDENAS 26
MANZANILLO 26
ペルー CALLAO 2229 36

【航空輸送】TPP11各国の代表空港・料金例・所要日数

今度は、各国までの航空輸送に関する情報です。下の表に書いている情報は、

  • 縦、横、高さを100cm=1cbm
  • 重量を200kg
  • 出発空港は、東京

を基準にして計算しています。また、実際に輸送するときは、ここに表示している料金の他、各種調整金が上乗せされる可能性があります。(料金例は、参考程度にお願いします。)

国名 空港名 料金例($) 所要日数
カナダ カルガリー 732 6
トロント・ピアソン 849 6
バンクーバー 732 6
モントリオール・ピエール 849 6
オーストラリア ケアンズ 556 5
ゴールドコースト 556 5
シドニー 849 6
ブリスベン 556 5
ウィーン 659 5
ニュージーランド オークランド 744 5
シンガポール チャンギ 374 5
マレーシア クアラルンプール 338 5
コタキナバル 338 5
ベトナム タンソンニャット 540 6
ダナン 447 5
ノイバイ 540 6
ブルネイ ブルネイ 374 5
チリ アルトゥーロ・メリノ・ベニテス 374 7
メキシコ レオン 948 5
メキシコ・シティ 948 5
トルーカ 948 5
モンテレイ 948 5
カンクン 948 5
ドン・ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ 948 5
ペルー ホルヘ・チャベス 817 5
アレハンドロ・ベラスコ・アステテ 817 2

以上、TPP11に加盟する国々の人口と主要空港・港名の一覧でした。

まとめ

  • TPP11を活用するためには、協定で定められている仕組みを理解することが重要です。
  • ただし、自由貿易を活用するといっても、考える原点は「相手が何を求めているのか?」です。
  • まずは相手のことを知る。これが大切です。
  • 今回は、TPP11に含まれる各国の主要都市の人口、主要港、主要港などをご紹介しました。

ゼロから学ぶTPP(環太平洋パートナーシップ協定)

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