中国から日本への輸入で最も一般的な船便輸送。コストは抑えられる反面、航空便と比べて時間がかかり、手続きも複雑です。この記事では、船便輸送の基礎から、港別の所要日数、実際の費用、手続きの流れまで、実務で必要な情報を完全網羅します。
中国輸入の海上輸送入門
船便輸送は、中国から日本への輸入におけるスタンダードな輸送手段です。大量の荷物を比較的安価に輸送できる反面、所要日数が長いのが特徴です。なお、ここでいう船便は、郵便などの小包のお話ではなく、コンテナやLCLなど、もうう少々、大きな規模感の輸送です。船便より海上輸送の言葉の方がしっくりときます。
海上輸送の特徴
- 輸送コストが航空便の1/5~1/10程度
- 所要日数は通常4~10日(港により異なる)
- 大量輸送に適している
- 天候や港の混雑による遅延リスクあり
輸送形態の種類
船便輸送には、主にFCLとLCLの2種類があります。
- FCL
- LCL
1.FCL(Full Container Load)
- 1コンテナすべてを使用する輸送形態
- 20フィート、40フィート、40フィートハイキューブが一般的
- 大量輸送に適している
- 混載よりも輸送コストを抑えられる
- 荷物の積み替えがないため、破損リスクが低い
コンテナ一本の荷物を大量に輸送したい人に便利!
2.LCL(Less than Container Load)
- コンテナの一部のみを使用する混載輸送
- 小口貨物に適している
- 最小ロットは通常1CBM(立方メートル)
- 積み替え作業があるため、FCLより若干割高
- 輸入国側のCFSチャージに注意
- 他の荷主の貨物と混載されるため、スケジュールが読みにくい
他、若干、意味合いが違いますが、航空輸送並みの速さを誇るフェリー輸送があります。
船便のメリット・デメリット
メリット
- 航空便と比べて大幅に安価
- 大量輸送時のスケールメリットが大きい
- 重量制限が比較的緩やか
- 大型貨物の輸送が可能
- 危険物輸送への対応
- 航空便で運べない危険物も輸送可能
- バッテリーなどの制限が比較的緩やか
デメリット
- 最短でも4日以上必要
- 通関や国内配送を含めると2週間以上かかることも
- 天候による遅延リスク
- 港の混雑による遅延可能性
- 予期せぬ検査による停滞
- デマレージ・デテンション費用
- 倉庫保管料
- 検査費用の発生など
航空便との比較
船便と航空便の違いは、次の通りです。
船便 | 航空便 | |
所要日数 | 4~10日 | 1~3日 |
費用 | 300円~/kg | 2000円~/kg |
最小ロット | 1CBM | 1KG |
重量制限 | 緩い | 厳しい |
スケジュール | 低い | 高い |
危険物対応 | 対応可能 | 制限あり |
主要港別の所要日数と費用
中国の上海及び深圳から日本の横浜、神戸、名古屋、大阪等の主要港への所要日数と費用は次の通りです。
上海発、日本の主要港前の所要日数
上海港は、中国最大の港であり、日本向けの定期便も充実しています。
- 横浜港:3~4日
- 神戸港:4~5日
- 名古屋港:4~5日
- 大阪港:5~6日
- 博多港:3~4日
上海発の輸送費の目安
※為替や燃料サーチャージにより変動
FCL運賃例
- 20フィートコンテナ:150,000円~200,000円
- 40フィートコンテナ:200,000円~250,000円
- 40フィートハイキューブ:220,000円~270,000円
LCL運賃
- 最低料金(1CBMまで):20,000円~
- 追加1CBMあたり:15,000円~
深セン発の所要日数
深センは電機・電子機器の輸出が多い港です。
- 横浜港:5~6日
- 神戸港:6~7日
- 名古屋港:6~7日
- 大阪港:7~8日
- 博多港:4~5日
深圳発の輸送費の目安
FCL運賃
- 20フィートコンテナ:180,000円~230,000円
- 40フィートコンテナ:230,000円~280,000円
- 40フィートハイキューブ:250,000円~300,000円
LCL運賃
- 最低料金(1CBMまで):25,000円~
- 追加1CBMあたり:18,000円~
中国からの海上輸送費用の内訳
船便輸送(海上輸送)では、次の費用が発生します。もし、あなたが中国から商品を輸入する場合は、下記の輸入国側の費用を支払うことになります。具体的な金額は、日本に貨物が到着したときに発行されるアライバルノーティスに記載されています。
海上運賃の基本構成(輸入国側の費用)
日本国内の宅配等を使う際の送料に相当するものが「基本運賃=オーシャンフレイト」です。この基本内の他、燃料等の変動を加味したサーチャージがあります。
- 基本運賃(オーシャンフレイト)
- BAF、CAFなどの燃料サーチャージ
- 輸入国側の港の費用(日本側)
- 各種追加費用(デマレージなど)
輸入国側(日本側)の港における費用
- 輸入通関費用
- 税関検査代金
- 横持運賃代金(税関検査目的)
- 他法令対応費(例:食品検疫ななど)
- デリバリーチャージ
- DOフィー(D/O発行手数料)
各種追加費用
デマレージ・デテンション
- コンテナの返却が遅れた場合の追加料金
- FCLの場合、通常5日間がフリータイム
- その後1日あたり3,000円~5,000円程度の追加料金
例えば、コンテナヤードから一定の期間内に貨物を引き取らないとデマレージが発生します。また、一定の期間内に空のコンテナ(デバン後)をコンテナヤードに戻さないと、ディテンションチャージが発生します。
デマレージとディテンションチャージの意味 コンテナの返却期限と搬出期限
検査関連費用
- 税関検査が入った場合の立会費用
- X線検査費用
- サンプル採取費用
例えば、輸入申告の結果、税関検査になったら支払います。検査は強制であり、輸入者の責任と費用の下、行われます。
保管料
- フリータイム超過の場合の倉庫保管料
- 1日あたりCBM単位で計算
これらの全ての支払い金額の合計がランディングコストです。(輸入原価)
国際輸送の流れ
それでは、実際に海上輸送をする時の手順を確認していきましょう。今回は、中国の工場(倉庫)から商品を輸入するケースを考えてみます。
中国輸入における輸送は、売り手側が手配することが一般的です。(CIF)しかし、輸送業者の選択を広くしたり、より価格競争力がある輸送を利用したりする場合は、買い手側が中国からの国際輸送を手配した方が良いです。
ここでは、売り手側が手配する国際輸送の手順と買い手側が手配する国際輸送の手順を分けて説明します。
1.売り手側が手配する海上輸送
売り手側は、買い手との交渉の後、速やかに取引を進めていきます。輸送業者の選定、出荷書類の準備を開始します。
交渉妥結例:日本の大阪港までの運賃込みの取引をするなど。
1-1. 必要書類を準備する
売り手は、船積みや輸入国側で必要にある書類を用意します。
1-2. 輸送業者を選定する
売り手は、中国側の複数のフォワーダーに依頼をして輸送価格の見積もりを取ります。
- 見積もり取得(最低3社以上推奨)
- 所要日数の確認
- サービス内容の比較
1-3. 出荷手配(中国側)
中国の売り手は、選定したフォワーダーに正式な輸送予約をします。かつ、同時に中国側の輸出通関の準備にとりかかります。
船や輸出通関の手配
- 船便の予約
- コンテナサイズの確定
- 集荷日時の調整
インコタームズと国際輸送の関係
中国の売り手側が海上輸送を手配する場合は、基本的にCIF条件(インコタームズ)で価格の見積もりをしてくることが多いです。
例えば、CIF YOKOHAMA 2000USD契約なら….
- 売り手が横浜港に到着するまでの輸送費を負担
- 売り手が海上保険をふたん
を手配する条件の下、商品代金を含めて総額2000USDであることを示します。
CIF YOKOHAMA 2000USDの価格に含まれる物
- 商品代金
- 中国から横浜港までの輸送費
- 中国から横浜港までの海上保険代金
1-4. 出荷当日の対応(中国側)
出荷当日は、FCLの場合は、指定のコンテナヤードまで輸送します。LCLの場合は、指定の保税倉庫などに輸送します。その後は、外装状態の確認、ラベル・マーキングの確認等が行われて、中国側の輸出通関を受けます。無事に輸出許可を受けて、貨物が船舶に船積みされると、フォワーダー(船会社)からB/Lが発行されます。
発行されたB/L原本は、輸入者(日本側の買い手)との取引状況に応じて原本を送付をしたり、留め置いたりします。通常は、船舶へ貨物が船積みされた時点で、売り手側から買い手側に船積書類(インボイス、パッキングリスト、B/L等のコピー)が送付されます。
1-5. 輸送の追跡
買い手は、B/L番号等で貨物の現在地を追跡できます。また売り手が作成したインボイス等の書類を揃えて、通関業者等に転送し、日本側の輸入通関の準備に入ります。
1-6. 本船到着と輸入通関
中国の貨物船が日本に到着する日を「ETA」と言います。日本の買い手は、ETAになる前までに税関への輸入申告(予備申告)を行い、日本に貨物が到着後、できるだけ速やかに貨物を受け取れるように準備します。
の通関の準備とあわせて、ラストワンマイルの手配もします。ラストワンマイルとは、輸入許可後の国内配送です。コンテナ単位で輸送するならドレーの手配。混載単位で輸送するなら、混載便を手配します。
上記の準備により…..
- 税関への輸入申告が滞りなく行える。
- 許可後の国内配送がスムーズにできる
などを実現できます。なお、通関、国内配送の手配、税関検査への立会いなどは、すべて通関業者やフォーダーなどが一括で請け負ってくれます。気軽に相談をしてみましょう!
2.買い手側が手配する海上輸送
もし、海上輸送を買い手側が手配する場合は、日本側でお付き合いがあるフォワーダーの協力が必要です。まず、中国の売り手とは、貨物の引き渡し場所を確定します。
例えば、中国国内の倉庫、工場、又は港などです。インコタームズでいうと、EXWやFOBなどが関係します。
仮にEXWで貨物を引き取る契約なら….
「EXW AT 中国国内の具体的な工場名や倉庫の住所」
などのように確定させて、その場所で引き取る前提で、売り手から貨物の引き渡し価格みを見積もってもらいます。FOBなら、中国側の港で引き渡しを前提する価格です。
中国側の貨物の引き渡し地点から、日本までの国際輸送費の見積をもらう。
中国国内の貨物の引き渡し以降の輸送費(中国から日本への国際輸送、日本側の通関及び国内輸送費)は、日本のフォワーダーに見積もりを依頼します。これにより、中国国内の引き渡し場所から日本までの物流費用がわかります。
輸送の見積に必要な情報
フォワーダーランキングの記事を参考にして中国と日本との国際輸送を得意とするフォワーダに見積もりを依頼します。見積もりには、最低限、次の情報などが必要です。詳細は、フォワーダーへの見積りを依頼する時に必要な情報をご覧ください。
- パッキングリスト
- 引き渡し場所(中国のどこで貨物を引き取る)
- インコタームズ
以上のポイントを踏まえることで、中国からの海上輸送をスムーズに行えます。なお、中国輸送には、コンテナ船の他、フェリー船という超高速の輸送方法があります。なんと、上海出発から三日目に日本の指定場所に届けることができます。
もし、このような海上輸送でも航空輸送並みに速いサービスについて知りたい方は、引き続き記事をご覧ください。
参考情報:中国からの海上輸送を最短にする方法
中国からの海上輸送の内、最も速いサービスは、フェリー輸送です。コンテナ船と比較すると圧倒的に速いです。状況によっては、航空便よりも速く届く可能性もあります。
中国と日本のフェリー輸送には、このような特徴があります!
- 搬入作業、船速が早い。(基本、コンテナのHDS相当が標準)
- スケジュールを読みやすい。
- 航空輸送よりも割安かつ緊急輸送可能
- 現地の工場から港までも安定している。
- 当然、輸入許可まの時間も短く、リードタイムを削減できる。
- 輸送品質が高いため、精密機器の輸送にも利点があり。
- リードタイムが非常に短いため、無駄な在庫を抱えなくてもよい。
- 入港日の当日搬入が可能。1パレットから輸送できるのが良い
コンテナ輸送と比較すると、フェリーは、運賃自体は、高いもの、貨物を素早く輸送できる点や、航空輸送よりも割安な料金体系が決定的な違いです。
- コンテナよりも貨物を早く輸送できる。
- 航空輸送よりも安く輸送できる
- ぎりぎりまで生産ができる。
ギリギリまで貨物を生産できる!とは、本船が出航するギリギリまで商品を製造することです。このぎりぎりまで生産できるポイントがカット日です。
カット日とは、輸出予定の船に貨物を積む混むための期限です。各荷主は、このカット日に間に合うように、輸出商品の準備や書類の準備を終えておく必要があります。コンテナ船とフェリー船は、このカット日が違います。
コンテナ船(LCL)とフェリー船のカット日の比較
ここで注目していただきたいのは、コンテナ輸送とフェリー輸送の間にある「三日の差」です。
例えば、上海発のコンテナ船は、カット日(カット時間)が「火曜日の午後」に設定されています。荷主は、このカット日に間に合うように、工場出荷、輸出通関等を手配します。
一方、フェリー輸送のカット日は「金曜日午後」です。コンテナ輸送は、火曜日午後、フェリー輸送は金曜日午後のことから約3日間の差がありますね!製造メーカーにとって、できるだけ多く製造し、一度の輸送量を最大化するのは大切です。その意味において、フェリー輸送のカット日と納品日が短いのは、大きなメリットです。
フェリー輸送は、カット日が後ろ倒しになっている。(カット日と納品日が近い)ギリギリまで製造ができることが大きなメリットです。
中国からフェリー輸送の日数例
日本と中国間のフェリー輸送は、航空機輸送に引けを取らないほど、高速で輸送します。かつ、航空便よりも圧倒的に安いです。
例えば、上海から大阪を結ぶフェリー船であれば、約48時間で上海港から大阪港までの輸送が完了します。日本に到着後は、通関等を経て、さらに1日~2日ほどで貨物を受け取れます。中国から約3日~4日ほどで日本の指定場所まで輸送ができます。
例:DIGISHIP Super Expressの場合(フェリー船使用)
中国各地 | 日本全国の玄関先までの輸送日数 |
上海、青島、石島 | 3日 |
大連 | 4日 |
天津、厦門 | 5日 |
広州 | 6日 |
例:DIGISHIP(LCL使用)
中国側出発地 | 輸送都市例 | 日本の玄関先まで到着する日数 |
上海 | 東京・大阪 | 7-8日 |
名古屋 | 7-9日 | |
博多 | 8日 | |
広東発(広州、深圳、東莞) | 東京大阪・名古屋 | 12-13日 |
博多 | 13日 | |
青島発 | 東京大阪・名古屋 | 7-8日 |
博多 | 12日 |
フェリー、コンテナ、航空輸送の違いと優位性(魅力)
コンテナ船とフェリー輸送は、全く別物です。フェリー船とコンテナ船は、同じ「船便」とは考えず、必ず区別しましょう。
- フェリー船は、航空輸送並みに速さを追求した船便
- コンテナ船は、たくさん運んで送料を低くした船便
フェリー、コンテナ船、航空輸送の違いと優位性について興味深い資料があります。(関光汽船株式会社様作成)資料では、航空輸送、フェリー、コンテナをリードタイム、コスト、輸送品質の観点で7点評価しています。フェリー輸送は、コンテナ輸送と航空機輸送のデメリットをカバーしていることがわかります。
航空輸送 | リードタイム | ●●● |
コスト | ●●●●●●● | |
輸送品質 | ●●● | |
フェリー輸送 | リードタイム | ●●●● |
コスト | ●●●● | |
輸送品質 | ●●●●●●● | |
コンテナ輸送 | リードタイム | ●●●●●●● |
コスト | ●● | |
輸送品質 | ●● |
資料の引用元:関光汽船株式会社作成の資料
フェリー船とコンテナ船との比較
フェリー | 比較ポイント | コンテナ |
入港当日 | 搬入日 | 基本は入港日翌日 |
〇 | 定期航路・定期搬送 | △ |
速い | 船速 | 普通 |
少し割高 | 料金 | 大量の物を割安に運ぶ。 |
〇 | 料金のわかりやすさ | 不明確な部分が多い。 |
フェリー輸送を検討する基準
フェリー輸送を検討する基準を説明します。
「どれくらいの物量であれば、フェリーを使えばいいのか?」
一回の輸送量が100kg~200kgを超えるようになったときです。これくらいの物量になったら、クーリエ(ダンボールのドア間輸送)ではなく、フェリー輸送やLCL輸送を検討しましょう!
ただし、100kg超え=必ずフェリーとは考えないようにします。ある一定の物量を超える他、輸送に求めている速度等を勘案して判断します。そんなに急ぎでない貨物に対して、無理にフェリー船を使わなくてもいいと思います。
フェリー?航空便?コンテナ船?の基準例
- 一回の輸送が100KG~×最速で輸送したいなら航空便
- 一回の輸送が100KG~×ある程度の速度で良いならコンテナ船
- 一回の輸送が100KG~超えた場合×航空機並みの速さを求めるならフェリー船
中国輸入でフェリー船を検討してみよう!
中国と日本間にも多数の高速フェリー輸送サービスがあります。上海~大阪間を結ぶ次の2つのフェリー会社の他、九州の門司港や下関を結ぶフェリーもあります。
- 蘇州號(スーゾゥーハオ)
- 新鍳真(しんがんじん)
- 上海~下関ルート
1.上海フェリー / 蘇州號(スーズーハオ)
- ルート:上海~大阪
- 大阪輸出 毎週金曜日12:00⇒日曜日正午頃上海
- 大阪輸入 毎週火曜日11:00上海⇒木曜日08:30大阪
毎週木曜日に大阪入港したら、当日に搬出ができます。(当日配送体制可能)
2.日中国際フェリー / 新鍳真(しんがんじん)
- ルート:上海~大阪
- 毎週土曜日 上海出港→毎週月曜日 神戸または大阪入港
- 毎週火曜日 神戸または大阪出港→毎週木曜日 上海入港
3.蘇州下関フェリー / 大阪~下関ルート
- ルート:太倉発~下関
- 月曜日24時 水曜日10時
- 金曜日21時 日曜日7時
フェリー輸送の欠点は、原則、日本の港までの輸送であること
そんなフェリー輸送にも注意点があります。それが日本側の通関以降の手配と費用です。実は、フェリー輸送は、航空便×小包配送でおなじみの「玄関先」までの配送はしてくれません。大阪や神戸など、フェリーが到着する港までの輸送が基本です。日本側の通関や国内配送等を自分で行う必要があります。
この不便を解消しているのがフレートマンロジックス株式会社のDIGISHIPです。
DIGISHIP Super Expressの特徴
DIGISHIP Super Expressは、フェリー輸送のスピードを活かしながら、日本到着後の手配も一気に引き受けて、玄関先まで配送してくれるサービスです。つまり、日本側の輸入通関から国内配送手配等をしなくてもいいのです!
DIGISHIP Super Expressは、日本の任意の場所(例:東京都○○区○○町、宮崎県○○市など)までの着値をキログラム単価で表示しています。
- キログラム単価の例: 上海→大阪 250円/KG
- 上記の条件の下、100KG輸送する場合→ 250,00円+関税+消費税+税関検査(発生時のみ)
ECサイト運営者にとって日本の玄関先配送までの着値がわかるのは、利益計算をする上でも非常に重要ですね! DIGISHIP Super Expressのメリットは、その他にもあります!
- 中国仕入れ時に、日本の着値の計算ができる。
- 中国側の売り手によるキックバックなどを防止できる。
- 意味不明な海上輸送費を請求されない。
- 日本側の通関、国内配送の手間がない。
やはり、いつ、いくらで届くのか? の部分がすぐにわかるのは良いですね!
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法人 | 惠州市 | 六甲 | 機械 | FCL |
法人 | 川崎 | ロンドン | 一般雑貨 100kg | 航空輸送 |
個人 | 東京 | 韓国 | 生鮮フルーツ | 相談希望 |
法人 | 惠州市 | 六甲 | 機械 | FCL |