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【3強国】コーヒー豆の輸入国と輸入量


 

 

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輸入スーパーに行くと、コーヒー売り場には、たくさんのコーヒーが販売されています。多くのコーヒーが並んでいる陳列棚を見ると、一体、どれを選べば良いのかわからなくなりますね。コーヒーの数だけ外国があるという夢を描きつつ、海外産コーヒーについて調べてみました。

そこで、この記事では、コーヒー豆の主な生産国、輸入量、輸入価格、シェアなどについてご紹介していきます。これからコーヒー豆の輸入ビジネスをする方に向けて、輸入単価、輸入国、コーヒー豆に関するキーワードもご紹介しています。

なお、必要な場合は「コーヒー豆の輸入手続きの方法」の記事もご覧ください。

コーヒー豆の輸入国は?

関税法上、コーヒー豆は、次の4つに分類(今回は、インスタントは無視)されています。

  1. 煎った物×カフェイン有り
  2. 煎った物×カフェインなし
  3. 煎っていない物×カフェイン有り
  4. 煎っていない物×カフェインなし

豆を焙煎しているのか?によって植物防疫法の適用有無が変わります。輸入国によっては、関税率も変わります。「コーヒー豆の輸入」を考える場合は、種別や国等によって、適用される法律や関税率等がかわることを覚えておきましょう!

輸入コーヒー豆の3つの特徴

さて、そんな輸入コーヒー豆は、財務省統計局の情報を調べると、以下、3つの特徴があることがわかります。

  1. コーヒー三兄弟はコロンビア、ブラジル、ベトナム
  2. インドネシア産はカフェイン有と無しで3倍ほどの価格差
  3. コーヒーを煎ったものはアメリカ、スイスが強い

1.コーヒー三兄弟は、コロンビア、ブラジル、ベトナム

日本の気候上、コーヒーを栽培することは難しいです。そのため、焙煎していないコーヒー豆については、すべての国の商品について「関税無税」で輸入ができます。これは、農産品などの一次産品に高額な関税をかける日本としては、とても珍しいケースです。逆に言うと、それだけ日本国内では、コーヒーが採れないといえます。

コーヒーは、煎っていない物と煎っている物に分かれます。煎っていない物の代表は、コロンビア、ブラジル、ベトナムです。これら三か国からの輸入量は、他国に比べてとても多いです。また、煎っていない豆は、すでに無税輸入が行われているため、新しいEPA(経済協定)による拡大などもなさそうです。これら3か国の内、ベトナムについては、日本との距離的な関係から他の二国より有利だと言えます。

2.インドネシア産のカフェイン有と無しは3倍の価格差

インドネシア産のコーヒー豆は、煎ってあるもの、ない物とで約3倍の価格差があります。(後述するグラフの赤文字部分)もしかすると、ここにインドネシア特有の理由があるのかもしれません。「なぜ、これほどの価格差が生まれるのか?」を知ることによって、新しいビジネスチャンスがあるはずです。

3.煎ったコーヒーは、アメリカとスイスが強い!

煎っていないコーヒーは、無税で輸入できる一方、煎ったコーヒーは、約12%の関税がかかります。この分野のコーヒーは、さきほどの「コーヒー三兄弟」が活躍する市場とは様子が異なります。アメリカやスイスといった先進国が一気に上位に食い込みます。この理由は、コーヒーを煎るための設備を所有しているのが先進国だからなのでしょうか? 理由はよくわかりませんが、データ上はアメリカとスイスの二強市場になっています。

アメリカとスイスを比べると、関税上、有利になるのは「スイス」です。アメリカは、WTO税率の12%が適用されます。一方、スイスは「日スイスEPA」が適用されるため、関税無税で輸入ができます。今後、アメリカとの二国間FTA(自由貿易)が検討されていますが、間違いなく、このコーヒー分野も交渉の対象になるはずです。

輸入統計データ(コーヒーの原産国と日本港到着価格(1kgあたり)

それでは、財務省統計局のデータから、2016年4月~2017年3月までの一年間に、日本へ輸入されたコーヒーに関する一部の情報です。表の左側から、生豆(カフェイン有り)、生豆(カフェインなし)、焙煎済み(カフェイン有)、焙煎済み(カフェイン無し)です。各種類ごと、上から日本への輸入数量が多い順に並んでいます。

右横にある価格は、日本の港へ着いたときの「1kg」あたりの価格です。つまり、この価格の中には、コーヒー自体の価格+現地から日本までの輸送費+保険代金などの諸経費がすべて含まれています。データから、日本へは「生豆状態+カフェイン有」が最も多く輸入されているのがわかります。

  • 煎っていない物×カフェイン有=HS:0901.11.000
  • 煎っている物×カフェイン有」=HS:0901.12.000
  • 煎っている物×カフェイン無し=HS:0901.21.000
  • 煎っていない物×カフェイン無し=HS:0901.22.000

生豆

(カフェイン有)@1kg

生豆

(カフェイン無し)@1kg

焙煎済み

(カフェイン有)@1kg

焙煎済み

(カフェイン無)@1kg

ブラジル¥347コロンビア¥485アメリカ¥1,254アメリカ¥1,420
ベトナム¥209ブラジル¥452英国¥1,687スイス¥2,011
コロンビア¥390ベトナム¥347スイス¥2,051スペイン¥1,820
インドネシア¥283エチオピア¥788コロンビア¥943ブラジル¥1,610
グアテマラ¥444メキシコ¥572ペルー¥1,140イタリア¥1,416
エチオピア¥369グアテマラ¥613イタリア¥1,458ベトナム¥1,074
タンザニア¥360インドネシア¥1,021ブラジル¥980フランス¥1,141
ラオス¥310アメリカ¥1,141グアテマラ¥1,435英国¥2,944
ニカラグア¥408ドイツ¥892ベトナム¥553エチオピア¥9,040
エルサルバドル¥395ホンジュラス¥954ケニア¥1,402ドイツ¥3,365
ホンジュラス¥372ペルー¥892インドネシア¥1,292コロンビア¥10,059

各国のコーヒーに関するキーワード

それでは、上記の表で登場した国をいくつかピックアップして、さらに「どのようなコーヒーが求められているのか?」を知る手掛かりになるキーワードをご紹介していきます。

国名キーワード国名キーワード
ブラジルショコラメキシコシナモン
サントスマヤ
ピーベリーベラクルス
キリマンジャロケニアマサイ
マンデリンケニアaa
ミナスジェライスジャマイカブルーマウンテン
モカイエメンモカ
モランゴバニーマタル
有機キューバcubita
ダテーラクリスタルマウンテン
ドリップルワンダニャルシザ
ピロンルワンダ
ベトナムジャコウネコカークランド
ハノイcoe
コロンビアスプレモレメラ
ゲイシャドミニカ共和国プリンセサ
エクセルソワイニー
インドネシアスマトラバラオナ
マンデリン東ティモールエルメラ
カロシレテフォホ
ジャコウネコキリレロ
トラジャパルシック
ガヨウマウンテンパナマゲイシャ
コピルアクエスメラルダ
パナマゲイシャ
ルアックドンパチ
バンドン中華人民共和国雲南省
グアテマラアンティグアエクアドルビルカバンバ
ブラジルイエローブルボンガラパゴス
ショコラアメリカ合衆国アメリカーノ
サントスアメリカンブレンド
ビーベリー最古
ハニービキニ
マンデリンヴィンテージ
ベトナムジャコウネコミャンマーブルックス
エチオピアイルガチェフェボリビアラパス
モカタイチェンマイ
シダモチェンライ
ネキセバーディー
ストロベリーマラウイゲイシャ
タンザニアエクアドルコンゴ民主共和国キブ
モンデュールイタリアイタリアンロースト
ンゴロンゴロカフェインレス
アデラカリアーリ
キゴマキンボ
アルーシャマキネッタ
キリマンジャロラバッツァ
マチャレビアレッティ
モシオーストラリアマズバズ
ラオスdao
パクセフィリピンジャコウネコ
エルサルバドルパカマラバタンガズ
サンタリア痩せる
温泉アラミド
研究所台湾ジャコウネコ
コスタリカブリット雲林
ペルーチャンチャマイヨ北投
ティアラ古抗
ペルーシュエチオピアイルガチェフェ
ジャコウネコ香港中環
カハマルカウガンダブルーナイル
マチュピチュルウェンゾリ
リマホンジュラスコパン
peopletreecoe
醤油パプアニューギニアシグリ
マウントハーゲン

 コーヒー関連のニーズがわかるキーワード群

今度は、消費者は、コーヒーの原産国に関わらず、コーヒー自体に「何を求めているのか?」を知る手掛かりをご紹介しています。これらのキーワードから、コーヒーを飲む人の人物像、ニーズ、そして求めている具体的な規格なども見えてきます。「なぜ、コーヒーを求めているのか?」、この問いかけへの答えをご自身で色々と考えてみましょう!

コーヒーに関するニーズの種類キーワード群
健康や効果に関するキーワード胃もたれ、貧血、頻尿、シミ美白、便秘解消、肝臓、がん抑制、眼精疲労、顔パック、ダイエット、だるい、勉強効果、タンニング、血圧、老化防止、たんぱく室、ニキビ、口臭、血糖値、血管年齢、喉が渇く、ニキビ、アレルギー、太る、体臭、虫歯、腸、糖尿棒、痛風、糖質分解、尿酸値、尿路結石、脳梗塞、脳しゅよう、脳卒中、脳は、脳貧血、疲労回復効果、美容に良い・悪い、薬の副作用、妊娠中の影響、夜何時まで、低血圧症、低血糖、低血糖時、低血糖発作、むくみ、めまい、ピロリ菌、プロテインとの飲み合わせ、飲み方、デトックス中、残留農薬、四歳児、ph調整、ポリフェノール
産地等に関するキーワードハワイ、ペルー、パナマグアテマラ、ハイチ、エチオピア、グアテマラ、ブエノスアイレス、ニカラグア、パナマ、イエメン モカマタリ、ルワンダ、ドミニカ ワイニー、パナマ ボケテ
品種や味等に関するキーワードゲイシャ種、ピーベリー、ジャコウネコ、甘い香り、ダークロースト、酸味少ない。深入り、ノンカフェイン、バニラの香り
売り方に関するキーワード50g、60g、70g、100g、114 117、1kg、200g、250g、2kg、3キロ、業務用 1kg、ギフト500円、700円、1000円、3000円、5000円、飲み比べセット、アウトドア用、詰め替え、フェアトレード
コーヒーの関連品に関するキーワードウォーマー、デカンタ、ハリオ、バーミックス グラインダー、ハンドブレンダー
挽き方に関するキーワード6番、7番、8番、9番

まとめ

コーヒー豆の輸入国と輸入量をご紹介してきました。コーヒー豆の主要な輸入先は、コロンビア、ベトナム、ブラジルの三か国です。これらがほぼ煎っていないコーヒー豆の市場を占有しています。一方、煎っている豆は、アメリカやスイスが強いです。また、これら以外にも数字を見比べると「おや?」とする部分が何個かあります。これらを深く調べていくと、輸入ビジネスの穴を見つけられるかもしれません。

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