「コンテナが不足していると聞く。でも、実際、どれほど、不足しているのかわからない! できれば、コンテナの空きスペースを客観的な数字で確認したい」と考えている方も多いでしょう。
実は、コンテナのスペース状況(可用性)を確認できるサイトがあります。CAx(Container Availability Index)です。この記事では、CAx(コンテナ可用性)の見方や活用方法をご紹介していきます。
コンテナの可用性指数(Container Availability Index)
xChangeの「Container Availability Index」は、コンテナの空きスペースを数値で示した物です。非常にシンプルに設計されており、誰でも簡単に操作ができます。もちろん、英語アレルギーの人でも大丈夫!どうぞご安心ください。
指数の基準
指数は「0.5」を基準にします。2021年1月現在は、依然、0.5を大きく下回ります。
- 0.5を超える=コンテナスぺースは余剰
- 0.5を下回る=コンテナスペースが不足
実際の画面の見方
指数は、年単位と週次ベースの2つがあります。左下にあるインジケータを左右に移動させることで、過去、現在、将来の可用性の推移がわかります。

画像元:https://container-xchange.com/features/cax/
左にある0.5の数字が基準です。0.5より上か下かで判断します。
このインジケーターを左右に動かすと、対象範囲を調整できます。
ロケーションは、どこのコンテナの可用性を見るのか? タイプは、対象とするコンテナタイプです。
2021年以降の展望
コンテナインデックスを見ると、昨年から続いているコンテナ不足は、2019年の38周目(8月頃)の0.5を頂点として、そこから49週目(11月)までは、一貫して不足し続けています。
しかし、2020年の50週目以降は、少しずつ回復傾向に向かっているように感じます。ぜひ、この指数を使い、貴社のビジネス展開にお役立てください。
まとめ
- コンテナの可用性(空き具合)を調べられる。
- 0.5を基準として、それよりも上は余剰。下は不足。
- コンテナは、投機対象にされた。
- 今後は、CAxを追跡して、コンテナスペースを管理することが重要


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