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アメリカの転送サービス 安心できる業者の比較ポイント



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アメリカ


海外通販をすると「当店は、日本に発送していません」と言われることがあります。欲しい商品に限って、日本に発送してくれないため困ります。こんなときに便利なのが「転送サービス」です。転送サービスとは、海外の指定住所で商品を受け取り後、日本に転送することです。アメリカ、イギリス、中国など、世界各国にあります。

そこで、この記事では、転送サービスの基本知識と選定基準をご紹介していきます。また、アメリカの転送サービス業者の比較表も合わせてご紹介しています。

関連記事:アメリカの海外通販サイト75選

転送サービスとは?

転送サービスとは、海外の小売店(アマゾン、ネットショップなど)から発送される商品を同じ国にある転送会社が受け取り、日本に転送することです。

例えば、アメリカのアマゾンで欲しい商品があるとします。この場合、アメリカアマゾン→あなたの自宅と、直接、発送してもらうの理想です。しかし、出品者(販売者)によっては、様々な理由から日本に商品を発送しない所があります。この問題を解決するのが転送サービスです。以下の1~4の流れで貨物を受け取ります。

  1. アメリカの販売者が日本に商品を発送してくれない。
  2. 販売者に転送会社の住所を教える。
  3. 販売者から転送会社に商品が発送される。
  4. 転送会社からあなたに商品が発送される。

下の図をご覧ください。海外の販売者は、送料、日本側の輸入規制、権利関係の問題から、日本への発送を拒否することがあります。

転送業者 (2)

販売者と同じ国にある転送業者が貨物を受け取り、日本に転送します。これで「日本には貨物を発送しない販売者」の荷物を受け取れます。

転送業者イメージ

輸入代行サービスとの違いは?

転送サービスと似ている物に「輸入代行」があります。輸入代行サービスは、商品の購入から発送手続きまでを代行します。一方、転送サービスは、貨物の購入はご自身で行い、貨物の転送だけをします。ポイントは「購入手続きを自分でするのか?」の違いです。しかし、実際の所、転送サービスと輸入代行は併存して提供されているため、これらの違いを意識する必要はありません。

・輸入代行サービス=ショップでの購入+商品の転送(配送手配)
・転送サービス=商品の転送

消費税や関税が発生するタイミングは?

転送サービスを利用したときの関税や消費税は、どのタイミングで発生するのか?これは、次の2つに分けて考える必要があります。アメリカ国内は、州ごとに消費税の取り扱いが違います。最も有名なのがオレゴンです。転送会社がオレゴンにあれば、アメリカ国内における消費税はかかりません。消費税がかかるとすれば、日本に輸入するときです。

日本に商品を輸入するときは、関税や消費税がかかる可能性があります。しかし、これらは、輸入する金額や商品、または原産国によって、課税か非課税なのかを含めて違いがあります。ただ、どんな場合であっても商品価額の合計が20万円以下であれば、運送会社が税関に消費税などを立て替えます。その後、運送会社は、商品の引き渡しのとき荷物を受け取る人から消費税などを受け取ります。これが日本における消費税の仕組みです。

1.アメリカ国内における消費税
2.日本に輸入するときの消費税

アメリカ以外の転送サービスはある?

転送サービスはアメリカ以外にもあります。

例えば、お隣の中国にあるタオバオで商品を購入するための転送サービス。イギリスなど、ヨーロッパ地域の転送サービスを提供するところなど様々です。

転送サービスの9つの比較ポイント

「転送サービス」と検索サイトに入力すると、次々と業者名がでてきます。あまりの数の多さに、比較が難しい方も多いはずです。そこで、ここでは、転送サービスを利用するときの比較検討ポイントを説明していきます。

  1. 転送料金
  2. 送料に注目
  3. 同梱無料
  4. 宅配方法を選べる
  5. 倉庫の保管料
  6. 日本法人
  7. 多彩な決済方法が用意されている。
  8. 検品の内容
  9. 消費税無しの州に所在するか(オレゴンなど)

1.転送料金

転送サービスの利用料金は、大きく分けると「転送料金」と「日本への送料」の2つです。これら2つの基本的な料金の他、利用者が望むことを「オプション」として提供しています。

転送料金の課金方法は、各社により特徴があり、次の3つがあります。重量とは、購入した重さを基準にして転送料金を計算方法。金額は、購入した「価格」を基準にします。もし、このような課金を避けたいときは「定額」で課金する転送会社を選びます。

  • 重量を基準にするところ
  • 購入金額を基準にするところ
  • 定額の所

2.送料に注目

次に日本への送料に注目します。転送サービスは、その国にある代表的な輸送会社を使い、日本に荷物を発送します。転送会社によっては、この日本への送料に、自社のマージンを上乗せする所としないところがあります。

例えば、運送会社の料金が20ドル、これにマージン5ドルをのせて、利用者には25ドルとして配送料金を請求するイメージです。

3.同梱無料

別々の商品を一つの段ボール箱に入れることを「同梱(どうこん)」と言います。一つにまとめてから日本に発送することで、送料を削減する狙いがあります。この同梱作業を無料で提供する所と有料で提供する所があります。

4.宅配方法を選べる

あなたの目的に合わせた「宅配を選べること」も重要です。

例えば、アメリカには、USPS、UPS、FedEx、ヤマト運輸などがあります。各社によって配送料金や届く日数が非常に違います。料金的に最も安い所を選びたければ、USPS(米国の郵便)を選びます。一方「価格はこだわらない!少しでも早く欲しい」と考えるなら、フェデックスを選びます。転送サービスの宅配方法として、様々な選択肢が用意されている所の方が便利です。


■アメリカ商品の海外通販&仕入れ
  • 商品ページをラインで送るだけ輸入ができる。
  • リチウムイオンなどの危険品を輸送できる。
  • アメリカの大型家具を輸入できる
  • 日本へ出荷してくれない商品を転送してくれる。
すべてUS-BUYERで可能です!

5.倉庫の保管料

転送会社の倉庫には、何日間まで無料で保管してくれるのか?もポイントです。この保管期間は、別々の通販会社から商品を購入するときに便利です。

例えば、通販サイトAの商品は、すでに転送会社に到着している。一方の通販会社Bの貨物は、約2週間後に届くなどです。この場合、通販サイトAを無料で保管できる期間が重要です。

6.日本法人であるのか?

転送会社は、良くも悪くも誰でも運営ができます。ホームページの体裁もよく、一見すると大きな会社に見える所でも「副業感覚」の場合もあります。少しでも安心できる会社を望むなら、日本法人または海外法人であり、少なくとも日本向けのサイトには「特定商取引法に関する表記」の有無を確認します。特定商取引の記載がない転送会社は、避けた方が良いです。

7.多彩な決済方法

転送代金の支払いに多彩な決済方法を用意しているのか?も注目です。基本的には、次の2つに対応している所が多いです。

  1. クレジットカード
  2. ペイパル

8.検品の内容

販売者から転送サービスの会社に荷物が配送されます。このとき、転送会社は、届いた荷物の「検品」をした後、日本へ転送します。この検品の基準も業者により違います。あなたが望む検品内容かどうかを必ずチェックします。もし、足りない場合は、お金を支払い検品のレベルを高めます。

  • 無料検品は、商品の数や間違いがないかのみチェック
  • 有料検品は、無料よりも細かい部分をチェック

9.消費税無しの州に所在するか(オレゴンなど)

転送サービスは、どこに所在するのか?を確認します。この所在によりアメリカで消費税が発生するのかが変わります。

消費税が発生しない州:オレゴン、ニューハンプシャー、モンタナなど

以上、9つの観点で転送サービスを比較してみましょう!

主な業者の比較表

「どこの国の転送サービスか?」などの違いもありますが、ここではアメリカにおける代表的な転送サービス会社の比較表をご紹介します。

代表的な転送業者特徴
US-BUYER・重量基準:最低5ドル
・1ドル/0.45KG
・50ポンド越え 0.75ドル/ポンド
・100ポンド越え0.5ドル.ポンド
・配送料金を上乗せしていない。
・無料保管期間は90日間
・購入先とのトラブルにも仲介対応(別途手数料)
・所在地:オレゴン
BeHappy!!!・一か月~最大3か月まで保管料無料
・一般、ゴールド、プラチナ会員ごとに料金差がある。
・転送サービス=荷物の受け取り手数料+送料+転送手数料の合計
・すべて日本人スタッフによる作業
・荷物到着後、24時間以内に荷受け作業を完了
・簡易検品は無料
・保険、詳細検品はオプション
・所在地:オレゴン
はむはむ便・転送料金の安さ
・家族経営によるコスト削減
・転送料金=数量・金額に関係なし
・5ポンド未満 600円+送料
・5ポンド以上 1200円+送料
・USPSを使う転送に特化
・オレゴン
・日本人女性スタッフによる梱包
・軽くてかさばるにも荷物の転送に便利
・検品、保険はオプション
スピアネット・1荷物あたり9ドル
・大型貨物20ドル
・転送料金には、・品目手数料、事務手数料 3ドル、郵便事務手数料 5ドル
・到着から30日間無料保管
・同梱可能
・保険代金 ヤマト 2500ドルまで自動付帯、郵便(EMS) 100ドルまで自動付帯、郵便(PMI)1.6$/100ドル 有料
・英語対応可能 10ドル
グッピング・転送手数料1280円=+2514円~
・30日間保管料無料
・品目手数料あり 5品目まで無料
・ペイパル、Skill決済対応
・無料同梱発送
・保険代金 100ドルまでは無料
こじん輸入.com・荷物が10kg以下 1500円
・荷物が10kg以上 20kgは3000円
・検品:オプション
・日通、フェデックスなどに対応
・送料は、サーチャージを含めた価格
・保険 2500ドルまで自動適用

輸入ビジネスなど、業務目的の転送会社は?

もし、輸入ビジネスなど、毎月、一定量の転送をする予定がある方は「ビジネス向け転送サービス」を利用します。良し悪しは、別として以下の会社があります。

  • USAGO(https://www.usago5.com/)
  • ハッピー転送(http://happytenso.com/)

転送サービスの流れ

転送業者を利用するときは、最初に簡単な会員登録をした後、転送先の住所を登録するだけで利用できます。今回は、アメリカの転送サービスを利用する上での一般的な流れをご紹介します。

  1. 会員登録
  2. 米国のアドレスを取得
  3. 荷物が転送会社に届く
  4. 荷物が届いた連絡が入る
  5. 転送依頼を作成する
  6. 転送代金を支払う
  7. 入金確認ができたら発送

1.会員登録

まずは転送会社の会員登録を済ませます。会員登録は、無料です。

2.米国の住所を取得

会員登録を済ませると、米国の住所が手に入ります。(転送会社の倉庫住所)海外ショップで購入するときにの配送先をこの転送会社の住所にします。

例えば、アマゾンであれば、最後のお届け先の欄へ「転送会社の住所」を入力します。

3.荷物が転送会社に届く

ショップで購入した商品が倉庫(転送会社)に到着します。このとき、簡易的な荷物の検品が行われます。詳細な検品を希望するときは、追加料金を支払います。

4.荷物が届いた旨の連絡がくる。

転送会社の荷受けが終わると、依頼者に「荷物が到着したこと」をお知らせする連絡が入ります。

5.転送依頼を作成する。

荷物の到着連絡が来たら「日本の転送先」を指定します。(転送依頼の作成)転送会社は、この転送依頼に基づいて請求書を作成します。。

6.転送代金等を入金する

請求書に記載の内容で問題なければ、入金を済ませます。なお、転送代金は、すべて前払いです。料金を支払わない限り転送はされないため注意しましょう!

7.入金確認ができたら発送

無事に入金確認ができたら、貨物が日本に発送されます。

us buyer 転送

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