ワイン・ビール、酒の関税計算ツール
このツールは、ワイン、ビール、リキュール、酒の関税及び酒税の計算ツールです。ツールを使用するときは、次の点にご注意ください。
- 簡易的なツールです。端数計算等も非対応
- 一度の輸入価格が約20万円以内
- 簡易税率とは=関税+消費税+地方消費税の合計
- 酒類の輸入=関税+酒税を支払う。
- 個人使用及び商用利用のどちらにも適用可能
- EPA締約国のお酒は関税率が無税(ツールはEPA税率を反映していない。)
- 2020年減税のEPA締約国は、次の通りです。
以下の国の酒類は、関税が無税の可能性が高いです。=酒税のみの支払いでOK!
2020年3月現在のEPA締約国一覧 | ||||
シンガポール | マレーシア | タイ | インドネシア | ブルネイ |
アセアン全体 | フィリピン | ベトナム | インド | モンゴル |
オーストラリア | メキシコ | チリ | ペルー | スイス |
CPTPP(TPP11) | 日欧EPA | 日米貿易協定 | ||
今後増えるかもしれない!? | ||||
カナダ | ニュージーランド | RCEP | FTAAP |
酒類の関税と消費税の決まり方
酒類の関税と消費税は「従量税」により決まります。従量税とは「量」を基準に課税することです。
例:関税 / 0.5円/L、輸入数量100L
上記の場合、0.5円×100=50円が納めるべき関税です。この従価税を含めて、関税は輸入する課税価格が20万円?で「一般税率」と「関税税率」の区分けがあります。簡易税率の場合は、ビール、ワイン、蒸留酒など3つの税区分しかありません。一方、一般税率は、非常に細かく設定されています。このツールは、輸入総額が20万以下であることを前提にしています。
- 20万円をこえる場合:一般税率
- 20万円以下の場合:簡易税率
関税の他、酒税も発生する
お酒を輸入するときは、関税の他、酒税が発生します。酒税は、関税率表とは別に存在し、国税庁のページで確認ができます。酒税は、22000KLと「キロリットル単位」で表示されているのが特徴です。
例:220,000KL、輸入数量100L
上記の場合は、220×100=22000円が酒税です。そして、お酒を輸入するときは、関税と酒税の合計を納付します。


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