「私は服の輸入をしている。日本側の関税分類が複雑で困っている」
「紡織用繊維?編み?織り?人造繊維?」
「クロセアミ、メリヤス編みの区別もわからない」
このツールは、上記の悩みを抱えている人など、商売目的で「衣類」を輸入している人が…..
- 服の品目を完全無視できる
- 商売目的で必須な「加算するべき費用」の計上と按分ができる
- その上で関税と消費税の計算ができる
要は「細かいことは良い。およその関税額と消費額を知りたい人」に便利な物です。
関連記事:衣類の関税決定ポイント、子供服の輸入ビジネス
衣類の関税計算ツール
このツールは、衣類を輸入するときに、日本側でかかる関税と消費税を計算するツールです。なお、衣類とはHSコード61類、62類、63類の「完成している衣服」です。反物などは該当しませんので、ご注意下さい。また、ツールを使用する上での注意点や覚えておくべきポイントも多数あります。
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- 同時利用者数の増加によりツールの動作が遅くなる可能性があります。その際は、リロードまたは時間を空けてください。
- このツールは、日本に衣類を輸入するときの関税と消費税を計算できます。
- 商売目的での輸入です。個人使用目的の方は、個人輸入の関税計算ツールをご利用ください。
- 20万円以下の簡易税率、それを超える一般税率のどちらにも対応しています。
- 関税の計算で使う「端数処理」は未対応です。この部分の要望も受け付けられません。
- 衣類に関する関税率は、約420程あります。その上で、WTO協定税率とEPA税率ケース分け。それぞれの最小と最大値を表示します。
- EPAは、最小の0%から最大の10.4%。WTOは、最小の0%、中央値の9.1%、最大の13.4%の3つを表示します。
- 関税の最小と最大値を表示することで、衣類の関税率決定で重要になる、原産国以外のすべての項目(編みや材質など)を無視できます。
- 「評価」とは、輸入する商品を製造するときに日本側から提供している資材や役務、道具類、代行手数料の総称です。関税の計算は、この評価を加えた額(CIF)に対しておこないます。このツールは、これらの評価を全て計上した上で、按分ができます。
- 按分とは、ある物を「合理的な基準」で振り分けることです。通関では、この按分の考え方が浸透しており、ビジネスで輸入する場合は知っておくべきことです。このツールを使えば、最初に評価全体の価格を算出。それを個々の商品の数量に応じて自動的に配分します。
- EPAは、次の国に表示される国です。アメリカは、近日中に発効する見通しです。
2020年3月現在のEPA締約国一覧 | ||||
シンガポール | マレーシア | タイ | インドネシア | ブルネイ |
アセアン全体 | フィリピン | ベトナム | インド | モンゴル |
オーストラリア | メキシコ | チリ | ペルー | スイス |
CPTPP(TPP11) | 日欧EPA | 日米貿易協定 | ||
今後増えるかもしれない!? | ||||
カナダ | ニュージーランド | RCEP | FTAAP |

