「ABTC」APECカードを取得! 入国審査をファーストパス

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    海外出張が多いビジネスマンの悩みとして、入国審査への待ち時間があげられます。どれだけ飛行機のランクを上げたとしても、ほとんどの方が同じ入国審査を受けるため、こればかりはお金で解決することは難しいです。しかし、今回、お伝えするABTC(APECカード)を使えば、それほど、特別な立場でなくても専用レーンを使った「最速の入国審査」を受けられます。これで煩わしい入国審査の時間をぐっと短縮できます。

    そこで今回は、アジア地域の出張で役立つAPECビジネスカードについて詳しくご紹介していきます。

    APECカード

    APECとは、アジア太平洋経済協力会議です。太平洋をぐるりと囲む国々が経済発展、投資の自由化などを行い、ビジネスの発展を目指すことを目的としています。APECに加盟している国は、ざっと20ほどです。もちろん、日本もAPECのメンバーであり、その他の加盟国としては、次の国々があります。

    APECの加盟国

    日本、中国、オーストラリア、ブルネイ、チリ、香港、マレーシア、メキシコ、インドネシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、韓国、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム、(アメリカ)

    APECビジネスカードとは?

    APECには、日本をはじめとした20ほどの国が加盟しています。APECの大きな目的は、域内のビジネスを活発にして、経済発展を促すことです。したがって、その目標を達成するために、なるべくビジネス的な交流をしやすい環境を整えています。その一つが「APECビジネスカード」です。

    APECビジネスカードは、APEC加盟国内をビジネス目的で往来するビジネスマンにあたえる入国カード(ABTC)です。このカードを所有していれば、商用目的かつ一時的な入国であれば、本来、ビザが必要な物を「ビザなし」で入国できます。ビザなし入国と聞くと、日本パスポートを持っていれば、多くの国でビザなしで入国きることを想定します。しかし、ABTCは、それとはまったく別の仕組みです。

    1. APEC加盟国の国民
    2. 貿易や投資に関するビジネスをしている人

    この2つの条件を満たす人に対して、特別な入国審査を行います。

    APECカードのメリット

    APECカードのメリットとして、APEC加盟国であれば、ビザなし入国ができる点があります。これで煩わしいビザ取得をする必要はなくなります。その他、APECカードのメリットは、入国審査のときに発揮されます。入国審査と言えば、時間帯によっては、多くの時間がとられてしまいます。しかし、このAPECカードを持っている人は、専用の入国審査ゲートが設置されているため、ほぼ並ぶことなくスイスイと入国審査を終えられます。

    それでは、APECカードのメリットの仕組みやメリットがわかったところで、具体的な説明をしていきます。

    取得できる4つの条件

    APECカードを取得できる条件は、次に示す4つの条件をすべて満たす方です。おそらく1~3の部分については、一般的な方であれば、特に問題なくクリアする条件です。問題は、4番のビジネスまたは投資実績を有することです。これは、APECの基本概念を表している条件とも言えます。

    APECは、アジア太平洋地域におけるビジネスの発展を目指す活動です。そのため、実際にその目的を達成するために、力を発揮してくれる方に対して、入国審査の簡易化などの特別なメリットを与えています。したがって、当然、その恩恵を与えるにふさわしい人であるのかは、ビジネス実績や投資実績によって判断されます。具体的には、事業や投資の実績などを確認できる決算書、インボイス等の書類によって行われます。

    1. 有効な日本パスポートを持っていること
    2. 申請書の内容に虚偽がないこと
    3. 犯罪歴がないこと
    4. 金額の大小に関わらず、何らかの投資や貿易ビジネスを行っていること

    ABTCの申請先・方法と手順

    APECカードを申請するときは、外務省のAPEC室に必要書類を郵送して行います。申請の流れは、次の1~3です。まずは、日本側で申請要件に適合するのかを確認した後、APECの全加盟国に対して事前審査を行います。審査状況などは、インターネットなどで確認ができ、全加盟国の審査結果が判明次第、カードの発行が行われます。外務省のホームページによると、申請から交付までは、平均6カ月間かかるそうです。

    1.日本で審査
    2.全加盟国に対して事前審査を依頼
    3.審査状況はインターネット上で確認

    申請料金:13000円

    有効期限:5年間

    必要な書類

    ABTCの申請に必要な書類は、下記の通りです。法人と個人事業主の違いは、登記事項の有無です。また、申請書類で重要な点は、海外とのつながりを示す点です。ABTCの目的は、APEC域内の投資や貿易ビジネスの拡大を目指す物であるため、金額に関わらず、海外との事業的なつながりが必要です。

    個人事業主の場合

    • ABTC申請書
    • 写真2枚(パスポートサイズ
    • 旅券写し(顔写真のページを1部)
    • 在職証明書(開業届の写し又は、在職証明書)
    • 登記事項証明書(提出不要
    • 貿易・海外投資実績を説明する文書(インボイス等)
    • 企業パンフレットなど(取引先,事業規模,事業内容の詳細)
    • 定形封筒(返信先住所記入)・414円分の郵便切手
    • 収入印紙13,100円・手数料納付書(専用用紙をダウンロード)

    APECビジネスカードの詳細については、外務省のサイトをご覧ください。

    実際の申請の様子は?

    • 2021年の2月24日付で外務省に申請。
    • 最初の回答は、2021年4月22日の二か月後です。
    • その後、不足する書類を再提出をしました。特に実際に貿易取引をしている書類をしっかりとチェックされるようです。
    • 4/27日、外務省より返事が来る。日本側の申請は終わり各国の審査に入ると通知される。その際、申請番号と各国の承認状況を確認できるURLを伝えられる。
    • アプリケーション番号と国を選ぶと、以下のように自分の申請に対する各国の承認状況がわかる。どんどんと追加されていくイメージです。

    ABTC

    よくある質問:海外旅行目的でAPECカードは取得できるの?

    取得できません。あくまで商用目的で一時的な入国をするビジネスマンに対して発行されるカードです。APECの基本理念の部分を理解すれば、遊び目的での取得は難しいことがわかります。

    まとめ

    APEC地域に出張が多い方は、ぜひAPECビジネスカードの取得をお勧めします。取得するメリットとしては、ビザが不要であることの他、APECカード専用の入国審査レーンを使用できる点が大きいです。申請から交付までは、およそ6月ほどの期間が必要なため、取得すると決めたら、なるべく早く申請することをお勧めします。

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