【貿易】フォワーダーとは?特徴・選び方・メリットなど。

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    この記事はフォワーダーの役割、業務内容、選ぶポイント等を説明しています。

    外国間の輸送は、フォワーダーが活躍します。フォワーダーとは、キャリア(自社で船や飛行機を所有する会社)から輸送スペースを買いとり、そのスペースを荷主等へ再販売し、国際輸送サービスを提供する所です。

    なぜ、自社機を所有しないのに輸送サービスを提供できるのでしょうか? この理由を含めて確認していきましょう!

    一押し記事:国際輸送/フォワーダーを勝手にランキング!全50社の特徴

    1. フォワーダーの概要と役割・キャリアとの違い。
      1. フォワーダーの種類と通関業者との違い。大手五社やランキングは?
      2. なぜ、フォワーダーを利用するの?そのメリットは?
      3. フォワーダーの業務内容例と9つの特徴例
        1. フォワーダーの業内容例
        2. フォワーダーの特徴例
            1. 混載ダイレクト輸送
            2. 危険物混載輸送
            3. 重量物輸送
            4. 冷凍混載輸送
            5. 人気リゾート系の輸送
            6. マイナー国への輸送
            7. 中国との輸送
            8. 特定地域への輸送
            9. 航空輸送
      4. フォワーダーを選ぶときの基準9選
        1. 1.フォワーダーの得意・不得意な分野を把握する。
        2. 2.できれば、独立系フォワーダーがベスト
          1. 独立系フォワーダー例
        3. 3.処理は迅速か?
        4. 4.物流関連の情報を提供し、船会社の経営状況を把握している。
        5. 5.万が一の対応ができる(船会社の破綻など)
        6. 6.取り扱い件数が多い=スペース供給力(価格交渉力)がある。
        7. 7.荷主の「物流担当者」として、常に物流の最適化の提案ができる。
        8. 8.船会社と深い関係があること
        9. 9.海外営業所などを有していること。現地支店を日本人がコントロール
      5. フォワーダーへの見積もり方法 伝えるべき6つの情報
        1. 1.希望する輸送方法
        2. 2.輸送区間
        3. 3.貨物の内容
        4. 4.インボイスの総額
        5. 5.海上保険を付保する?
        6. 6.特殊貨物ではないのか?(危険物・重量物・温度管理)
      6. フォワーダーとの上手な付き合い方
      7. よくある疑問
        1. 大手フォワーダーは?
        2. フォワーダーとフリータイムの関係は?
        3. 3PL、国際複合一貫輸送との違いとは?
        4. 船会社とNVOCCのターミナル立場は、どちらが強い?
        5. 食品届に対応している?
        6. 香港や中国向けのフォワーダーは?
        7. フォワーダー名は、貿易書類のどこに記載されている?
        8. なぜ、フォワーダーを利用すると、様々な船を手配できる?
        9. 物量に限らず、あえてFCL(コンテナ輸送)にするケースもあり?
        10. フォワーダーを英語にすると?
        11. フォワーダーとクーリエの違い
        12. ノミネーションと言われることがあります。どういう意味?
        13. 船会社とフォワーダーの関係は?
      8. まとめ

    フォワーダーの概要と役割・キャリアとの違い。

    フォワーダーを理解するには、フォワーダー、キャリアなどの言葉が持つ定義や関係性が重要です。

    • キャリア=自社で航空機や船等を所有し、実際に貨物を輸送する業者
    • フォワーダー=キャリアからスペースを買いとり、荷主へ再販売する業者
    • 荷主=貨物の所有者で、国際輸送を希望する人

    キャリアとは、全日空、日本航空、日本郵船など、実際に輸送機を所有し、貨物を輸送する業者です。フォワーダーは、これらのキャリアから輸送スペースを買いとり、荷主へ再販売する業者です。

    例えば、東京からロングビーチ港までの20フィートコンテナを50本などです。この買いとったスペースを東京→ロングビーチまで輸送を希望する荷主に輸送スペースを再販売します。

    フォワーダーの種類と通関業者との違い。大手五社やランキングは?

    フォワーダーは、国際輸送の「スペース」を再販売することで、利潤をえます。しかし、フォワーダーには多様な形があり、決められた定義で区別するのが難しい一面もあります。

    例えば、フォワーダーの言葉には、次の意味があります。

    1. NVOCC
    2. ブローカー(取次業務)
    3. Air Freight Forwarder(航空輸送フォワーダー)、海上輸送フォワーダー
    4. コンソリデーター

    微妙に違いますが、自社で輸送機等を所有せず、国際輸送サービスを提供する点では同じです。

    なぜ、フォワーダーを利用するの?そのメリットは?

    なぜ、荷主はフォワーダーを利用する必要があるのでしょうか?

    一般的な考えを当てはめると、荷主は、フォワーダー等に依頼せず、直接、キャリア(輸送機を所有する飛行機会社や船会社)に依頼した方が安いのでは?と考えます。その答えは、以下の7つです。

    1. 輸送上の様々なリスクを軽減できる
    2. 一度の見積依頼で複数の船会社を比較検討できる。
    3. 陸、空、船の3つの輸送手段を組み合わせた提案をしてくれる。
    4. 輸送スペースの確保ができる。
    5. ある程度、輸送予定を変更してもらえる。
    6. 特殊貨物など、専門的な知識が必要な輸送をサポートしてくれる。
    7. 長期で付き合うことで、価格的なメリットを得られる。

    特に重要なのはキャリアと直接契約する=安くならないことです。一見すると、直接契約の方が安いと考えがちです。しかし、国際物流では、この考え方は違います。キャリアと直接契約することで、メリットがある荷主は非常に少ないです。(非常に巨大な輸送量が前提です)

    基本的には、フォワーダー経由で契約する方がメリットが大きいです。

    キャリアとの直接契約=安い はイコールにならない。キャリアと直接契約するメリットは、ある程度の物量がある荷主に限られる。少なくても、月に数十本の輸送本数が必要です。

    以上がフォワーダーの概要や利用するメリットです。以降の記事では、フォワーダーの業務内容などを詳しく確認していきましょう!

    フォワーダーの業務内容例と9つの特徴例

    フォワーダーの役割は、荷主が希望する輸送に最適な方法を提案して、確実に荷物が届くように手配することです。フォワーダーの業務は、この国際輸送を軸にした付随作業を提供しています。

    例えば、中東向けの輸送に特化。北米向けコンテナ料金に圧倒的な価格力。冷凍混載輸送が得意など、様々な分野に「特徴」があります。各荷主は、これらフォワーダーの得意分野を把握して、適切な所に依頼することが「物流コストの削減」につながります。

    フォワーダーの業内容例

    • 国際複合一貫輸送
    • 海上保険の手配
    • 梱包・検量
    • ブッキング
    • 物流相談
    • 輸出入通関
    • コンソリ
    • 検品や仕分け
    • 集荷
    • その他の付随業務

    フォワーダーの特徴例

    フォワーダーには、様々な特徴があります。HUNADEは、これらの特徴を大別した結果、次の9つの特徴があることがわかりました。

    1. 混載ダイレクト輸送が得意
    2. 危険物輸送が得意
    3. 重量物輸送が得意
    4. 冷凍混載輸送が得意
    5. リゾート地への輸送が得意
    6. マイナーな国への輸送が得意
    7. 中国輸送が得意
    8. その他、特定地域への輸送が得意
    9. 航空輸送が得意
    得意な輸送概要
    混載ダイレクト輸送
    ダイレクト混載輸送とは、A地点からB地点までを積み替えずに輸送することです。まずは、このダイレクト混載輸送が得意な業者がいます。
    危険物混載輸送
    危険物品、医薬品、毒劇物、化学品などの危険物の輸送を得意としています。
    重量物輸送
    巨大な施設を丸ごと輸送、建設機械、大型機械、大型プラントなど、大きくて重量がある物の輸送を得意としています。

    オーバーゲージ、重量物の輸送 業者選定の条件とコンテナの種類

    冷凍混載輸送
    日本から食材などを輸送するときに便利な物が「冷蔵品の混載サービス」です。タイ、ドイツ、イギリス、香港などに向け。混載のため、少量の物を輸送したい人に便利です。
    人気リゾート系の輸送
    ハワイやグアムなど、人気の観光地への輸送に強いフォワーダーがいます。ハワイなどへ輸出したい方、ハワイへ引越ししたい人などが利用すると便利です。
    マイナー国への輸送
    有名ではない国へ輸送することを得意とするフォワーダーがいます。パプアニューギニア、ミクロネシア、ヤップなどは、ぱっと言われても頭に浮かんでこないですね? そんなマイナーな国への輸送を専門にしているフォワーダーがいます。
     

    中国との輸送
    中国と貿易をしている方は必見です。大阪と上海間であれば、航空輸送に並ぶほど早く、かつ安い輸送方法があります。「しんがんじん」というフェリー船です。大阪と上海を最速48時間で結んでいるため「航空輸送はしたくない、最速で貨物を運びたい人」には、ぴったりな輸送サービスです。これを利用して高速船便サービスを提供する所があります。

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    特定地域への輸送
    特定の地域へ輸送することを得意としているフォワーダーがいます。特に中央アジア、東欧、東ティモール、カリブ海など、輸送方法が複雑な地域をあえて強みにしている所があります
    航空輸送
    航空輸送フォワーダーで有名なのの「近鉄エクスプレス」さんです。多方面の航空輸送に対応しています。

    フォワーダーを選ぶときの基準9選

    フォワーダーの特徴と実際の活用法をご紹介してきました。次にフォワーダーを選ぶときの選定基準をお伝えしていきます。フォワーダーの選定にも様々な観点がありますが、以下9つをチェックすると「良いフォワーダー」にあたる可能性が高いです。

    1. フォワーダーの得意・不得意な分野を把握する。
    2. できれば、独立系フォワーダーがベスト
    3. 処理は迅速か?
    4. 様々な物流情報を提供し、船会社の経営状況を把握している
    5. 万が一(船会社の破綻など)の時に対応ができる。
    6. 取り扱い件数が多い=スペース供給力(価格交渉力)がある。
    7. 荷主の「物流担当者」として、常に物流の最適化の提案ができる。
    8. 船会社と深い関係があること
    9. 海外営業所があること。できれば、そこを日本人がコントロールすること

    1.フォワーダーの得意・不得意な分野を把握する。

    フォワーダーには、得意な輸送ルートや貨物があります。

    例えば…..

    • 北米輸送に圧倒的な価格競争力がある。一方、欧州ルートは弱い….
    • 混載貨物が得意である一方、フルコンテナ輸送は苦手
    • 危険物や重量貨物の輸送が得意

    必ず得意な輸送ルートや貨物の種類があります。これを見極めます。不得手なフォワーダーに任せると、別のフォワーダーに再委託して利益だけ抜かれる形になってしまいます。(例:コーロード

    2.できれば、独立系フォワーダーがベスト

    フォワーダーにもいくつのタイプがあります。

    例えば、通関代行やその他の付帯サービス等を提供する所。日本国内の輸送まで行うところなど。この内、国際輸送の事業部分のみを限定する所が「独立系フォワーダー」です。独立系フォワーダーは、国際輸送事業の部分以外の全てを他社に回し、輸送スペースの部分に経営資源を投入しています。したがって、独立系フォワーダーは、最も価格競争力があります。

    独立系フォワーダー例
    1. ジャパントラスト株式会社
    2. 内外日東
    3. 日新

    3.処理は迅速か?

    船積み等のやり取りの際、その手続きが迅速であるのかも重要なポイントです。

    例えば、B/Lの差し入れや、アライバルノーティスのチャージをすでに支払っているとします。それでも貨物を引き取れないときがあります。この理由にフォワーダーの手続きが関係することが多いです。詳しくは、マスターB/LとハウスB/Lの違いをご覧ください。

    フォワーダーの処理が遅い=貨物到着の遅延につながる。

    4.物流関連の情報を提供し、船会社の経営状況を把握している。

    物流の最適化をするには、様々な情報(リスク評価)を入手し、その中から自社に最適なものを見つける必要があります。使いやすいフォワーダは、この部分をサポートしてくれます。また、韓国の大手船会社が倒産したように、昨今は、船会社間の競争が激しくなっています。

    大手船会社を含めて、コンテナ事業は、軒並み不振な所が多く、いつ、どこが破産するのかがわからない状況です。このようなときも、できるだけ正確な情報を入手できるフォワーダーだと良いです。

    5.万が一の対応ができる(船会社の破綻など)

    船会社の倒産、港湾ストライキ、紛争、海上封鎖など、物流においては、常に様々なトラブルに遭遇することが多いです。フォワーダーの真価は、この「イレギュラー時の対応力」にあります。平常時にしっかりと対応できるのは当たり前です。

    もし、あなたが船会社と直接契約をしているときは、破産した船会社とのやり取りが必要です。これが「フォワーダー」を通して契約をしているときは、フォワーダーが輸入港までの輸送義務を負っているため、フォワーダーの責任と費用をもって、最後まで輸送してくれます。

    6.取り扱い件数が多い=スペース供給力(価格交渉力)がある。

    フォワーダーは、船会社とサービスコントラクトを結んでいるため、卸売り価格で輸送ができます。フォワーダーは、この卸売り価格に自らのマージンをのせて、各荷主に販売することで利益を得ます。フォワーダーに力があるのかは、取り扱う物量で確認ができます。

    フォワーダーの取り扱い件数が多ければ、Co-loadはしません。また、荷主が必要なタイミングで輸送スペースの確保もできます。

    7.荷主の「物流担当者」として、常に物流の最適化の提案ができる。

    あなたは、どこかの国へ輸出をしているとします。このとき、輸送部分を「物流担当者」として、すべて任せられるのが良いフォワーダーです。「できるフォワーダー」は、常に荷主にとっての物流の最適化を提案します。輸送環境に合わせた最適なカスタマイズができるところを選びましょう。

    8.船会社と深い関係があること

    フォワーダーと船会社との間に深い関係があることもポイントです。

    例えば、船会社の立場から考えて、AとBというフォワーダーがいるとします。フォワーダーAは、常に情報を交換や意見交換をしている所です。

    一方、フォワーダーBは、必要なときだけ依頼をしてくる所です。このような状況の中、もし、スペースが残り一つしかなければ、船会社は、どちらに渡すと思いますか? もちろん、Aですね。そのため、できるだけ多くの船会社と深い関係にあるフォワーダーを選ぶことも重要です。

    9.海外営業所などを有していること。現地支店を日本人がコントロール

    輸送先の国にフォワーダーの営業所または現地代理店があるのか?も重要です。また、その現地支店に、日本人が常駐しており、その日本人の指揮命令の下、すべての業務が行われている所が良いです。つまり、サービス品質など細かな部分を含めて日本と同等レベルの対応力があるところが望ましいです。

    参考書籍:「物流最適化の科学/菅 哲賢」

    フォワーダーへの見積もり方法 伝えるべき6つの情報

    フォワーダーに見積もりを依頼するときは、最低限、以下の6項目を伝えましょう!

    1. 希望する輸送方法
    2. 輸送区間
    3. 貨物は何か?それがどれくらいあるのか?
    4. インボイスの総額
    5. 海上保険をどうするのか?
    6. 特殊貨物ではないのか?(危険物・重量物・温度管理)

    1.希望する輸送方法

    貨物を飛行機で輸送するのか。それとも船で輸送するのかを決めます。納期までの期間、輸送する商品、商品単価などによって判断します。

    2.輸送区間

    飛行機なら「○○空港~●●空港」、船であれば「〇〇港~○○港」などを指定します。もし、国境地帯などで荷物をやり取りするのであれば、その旨を含めて伝えます。

    3.貨物の内容

    貨物の中身と、物量を伝えます。貨物とは、アパレル、建機、家電製品、自動車、バイク、飲料水などのことをいます。一方、物量とは、貨物の実重量と容積で表します。

    例えば、縦×横×高さのそれぞれが30cm、重量が1つのダンボールにつき10キロあるとします。このダンボール50個を輸送するときの実重量と体積は、いくつになるのでしょうか?

    実重量は10キロ×50個=500キロです。一方、容積は、0.3×0.3×0.3×50=1.35㎥(エムスリー)です。つまり、輸送しようとしている貨物の実需量と容積は、以下の通りとなります。

    実重量:500キロ 容積:1.35㎥ 貨物の大きさなど(縦、横、高さ)

    フォワーダーには、この実重量と容積を伝えるようにしましょう。この計算結果によって、コンテナ単位(FCL)で輸送するのか、コンテナ未満(LCL)で輸送するのかを決めます。FCLとLCLの分岐点(境界線)計算ツール

    4.インボイスの総額

    国際輸送するときは、輸送する商品の価値がいくらなのかを知るために、インボイスの価格を参考にします。この商品価格によって、海上輸送費が変わったり、海上保険の料金が変わったりします。

    5.海上保険を付保する?

    輸送するにあたり海上保険をフォワーダー頼むのかを決めます。もちろん、これも貿易条件によって、輸出者と輸入者のどちらが保険を手配するのかが決まります。関連記事:海上保険入門

    6.特殊貨物ではないのか?(危険物・重量物・温度管理)

    輸送する貨物が危険物、重量物、または温度管理が必要な貨物でないのかを伝えます。通常貨物を輸送するのであれば「ドライコンテナ」の手配になります。

    関連記事:オーバーゲージ、重量物の輸送 業者選定の条件とコンテナの種類

    海上輸送の見積もりをお願いするときに伝えること

    以上がフォワーダーの種類と特徴、頼み方でした。フォワーダーごとに特徴があるため、まずは一つずつフォワーダーに問い合わせられることをお勧めします。

    フォワーダーとの上手な付き合い方

    最後にフォワーダーとの上手な付き合い方をご紹介していきます。既述の通り、フォワーダーには、得手、不得手なルート、品目があります。そのため、まずはお付き合いするフォワーダーの得意分野を把握しましょう!

    メインの一社と、あともう一、二社のサブでお付き合いをすると良いです。これらの会社とお付き合いを重ねながら、取引を進めていくと良いです。なお、全く新しい輸送ルートが必要になった場合は、上記の枠組みからは外れて、新たなフォワーダーを探すのが良いと思います。

    もちろん、その際も「複数のフォワーダー」から見積もりを取るのが原則です。もし、想定の予算等が決まっている場合は、フォワーダーに対して逆に提案もできます。しかし、フォワーダーも商売ですから、明らかに無理なお話は、全く聞き耳すら持たないです。

    何事も相場があり、それを大きく下回るときは、その分を誰かが腹を痛めているわけです。少しでも安くしたい気持ちはわかりますが、根拠なく、大きく出すぎると、その分、大きく跳ね返ってくる可能性が高いと考えおきましょう。

    メインフォワーダーが一社。サブが二社程度で輸送を依頼します。もし、新しい輸送ルートが必要になったら、必ずしも既存のフォワーダーにこだわらなくても良いです。

    よくある疑問

    大手フォワーダーは?

    1.日通
    2.近鉄エクスプレス
    3.三菱倉庫
    4.ジャパントラスト
    5.郵船ロジスティック
    6.日新

    フォワーダーとフリータイムの関係は?

    フォワーダーは、独自のサービスとして、このフリータイムの延長サービスをしています。もちろん、この期間は、フォワーダーや荷主とフォワーダーとの関係性によっても変わります。

    フリータイムを最大限に利用すると、倉庫費用の圧縮ができます。フリータイムのギリギリまで倉庫内(ヤード含む)に貨物を保管して、需要に合わせて配送先に届けられるからです。自社倉庫代わりとして利用もできます。

    フリータイムが長いフォワーダー例:AITさん

    3PL、国際複合一貫輸送との違いとは?

    国際複合一貫輸送とは、航空機、船舶、鉄道など、あらゆる輸送手段を自由に調達して物流を構築することを言います。先ほどもお伝えした通り、フォワーダーには、航空と海上を得意する所があります。航空や海上の分野を超えて最適な物流を構築する所が「国際複合一貫輸送に対応するフォワーダー」です。

    3PLとは、一つの会社にある物流のすべてまたは、一部を外部の業者に委託して物流の最適化をすることです。自由貿易の拡大もあり、激しいコスト競争に勝つためには、物流の最適化はかかせません。これを実現するにあたり「餅は餅屋に任せる」と言われるように、会社の物流部分をすべて物流会社に委託する流れが多いです。

    船会社とNVOCCのターミナル立場は、どちらが強い?

    どちらが強いということはありません。一昔前は、海運同盟が組まれており、他社を排除する「価格協定」が行われていました。しかし、現在は、これらの価格協定もなくなくなり完全に自由競争の時代です。カルテルが組まれているときは、船を持つ立場が圧倒的に強かったのは事実です。しかし、昨今では、船会社が破産するレベルで価格競争が行われており、船会社は、非常に厳しい立場に置かれています。

    「船が持っている物が立場が強い」

    この認識は明らかに間違いです。現在は、船会社とNVOCCは、どちらも「もちつもたれつ」の関係であり、そこに優劣の関係はありません。むしろ、フォワーダーは、各船会社と結ぶ「SC」によりコンテナの買取本数を決めてくれている「大口の優良顧客」です。

    食品届に対応している?

    フォワーダーの中にも通関業の許可を持っている所があります。そこに頼めば、税関への申告はもちろんのこと、各他法令(食品検疫、動物検疫、植物検疫)などにも対応しています。

    香港や中国向けのフォワーダーは?

    こちらについては「フォワーダーランキング」をご覧下さい。

    フォワーダー名は、貿易書類のどこに記載されている?

    フォワーダー名は、B/L(船荷証券)A/N(アライバルノーティス)に記載されています。

    なぜ、フォワーダーを利用すると、様々な船を手配できる?

    フォワーダーは、複数の船会社と「SC」を結んでいます。SCとは「これだけのコンテナを買い取ります!」という契約です。これにより、各荷主は、フォワーダーに「○○港~○○港の船を手配したい」と伝えるだけで、複数ある船会社から最適な船を提案できます。直接、船会社と契約しない方が良い理由は、ここにもあります。

    物量に限らず、あえてFCL(コンテナ輸送)にするケースもあり?

    はい、十分に考えられます。少ない荷物でも20フィート一本を手配しても良いです。FCLとLCLの選択は、運ぶ物量以外にも「貨物の早期引き取りをしたい」「貨物を保護したい」「CO-LOADされたくない」などがあります。また、LCLで運ぶ場合、輸入国側で「CFSチャージ」が課金されることも留意する点です。

    CFSチャージ例:5000円/㎥ 仮に物量が5㎥あると、このCFSチャージだけで15000請求されます。輸入者によっては「なぜ、CFSで運んだんだ!」と怒る方もいるため注意しましょう。特にFCLとあまり差異がない場合は、LCLで運ぶとCFSチャージの分だけ丸々損する可能性があるため注意しましょう!

    フォワーダーを英語にすると?

    「Forwarder」と言います。

    フォワーダーとクーリエの違い

    フォワーダーは、一般荷物の輸送を手配する業者です。一方、クーリエは、国際宅配便が担当する「書類の輸送サービス」を指します。国際宅配便は、書類以外の輸送であれば、スモールパッケージ(SP)とよばれるサービスもあります。国際宅配便は、小型の書類や貨物の輸送を中心にして、なによりも「迅速性」を第一にしています。

    ノミネーションと言われることがあります。どういう意味?

    船賃が「コレクト」の場合は、船会社またはフォワーダーがコンサイニー(輸入者・荷物の受け手)に運賃の支払いを確認します。要はしっかりと運賃を支払ってくれるのか?を確認するためです。この確認作業のことを「ノミネーション」と言います。フレイトプリペイドとコレクトの意味とは?

    船会社とフォワーダーの関係は?

    フォワーダーは、船会社とSC(サービスコントラクト)を結び、一定のコンテナスペースを継続的に購入し、船会社から安い価格でスペースを仕入れます。

    フォワーダー HUNADE

    コンテナスペースを買い取ったフォワーダーは、各貨物の荷主に対してばら売りをします。このバラ売りには、コンテナ一本単位(FCL)のときもありますし、コンテナ未満の少量スペース(LCL)のときもあります。フォワーダーは、荷主の意向にそって、コンテナスペースを販売します。

    フォワーダー HUNADE

    貨物の荷主は、フォワーダーに対して「〇〇港~●●港までの輸送をしたい」こと、「送る貨物の詳細情報」などを伝えます。すると、フォワーダは、荷主に対して、対象の路線と貨物の物量にあった輸送方法を提示します。両者の条件があうと、輸送契約は成立して、貨物を運送する手配を進めていきます。

    フォワーダー HUNADE

    まとめ

    フォワーダーは、船会社と荷主の間に立ち、独自の輸送サービスを提供する業者です。フォワーダーには、海上輸送に強い会社、航空輸送に強い会社、特定の地域への輸送に強い会社、冷蔵品の混載輸送に強い会社など、様々なところがあります。

    貿易をするときは、このフォワーダーの特徴を把握して、適切な会社へ配送依頼をすることが重要です。とりあえず大手に頼んでおこうなどと決めると、あまりコスト的なメリットがない輸送になる可能性が高いです。

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  • 個数: 100ケース
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    HUNADE

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