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自社混載ができるLCLフォワーダー特集|少量貨物でも柔軟対応!

自社混載に対応したLCLフォワーダーのメリット

小さい荷物を海外に送るときは「LCL(混載便)」が便利です。ただし、仕分け・通関・納品などの手続きが多いため、フォワーダーの対応力がとても大切です。

中でも「自社混載便」を持つ業者は、次のような強みがあります。

  • 自社でコンテナを管理するため、スケジュール調整がしやすく遅れが少ない
  • 他社の荷物に左右されないので、破損や誤配送のリスクが低い
  • 少量(たとえば0.5㎥)の貨物でも対応しやすい
  • 自社倉庫で検品・ラベル貼り・写真撮影なども柔軟に対応

この記事では、LCLに強い信頼できる業者を5社紹介します。

混載業者ランキング(自社混載)は、内外トランスライン!

混載輸送を利用する際は、フォワーダーの集荷力を確認することが重要です。依頼は、自社混載を提供できるフォワーダーにするべきだと考えます。

例えば、関東地区であれば、以下の5社が有名です。仮に、これ以外の混載フォワーダーに混載輸送を依頼をしても、以下5社のどこかにコーロードされます。つまり、無駄なマージンの発生につながります。

混載輸送は「自社立てで混載輸送を提供するフォワーダー」に頼みましょう!

  1. 内外トランス
  2. 信永海運
  3. 郵船ロジスティクス
  4. トランスコンテナ
  5. ジャパンバンライン(特に北米向け混載が得意)

自社混載 vs. 他社混載

混載事業者には、自社混載 vs. 他社混載があります。

自社混載 他社混載 違い

自社とは、すべて自社の荷主だけで一つのコンテナ等に仕上げらる混載。他社混載とは、自社の荷主だけでは、コンテナ一本分の荷物にできないため、同業の他混載業者にさらに「合積み」をしてもらうことです。この合積みのことを「コーロード」と言います。

  • 自社混載=混載便事業者としての集荷力がある。
  • 他社混載=集荷力がない。

実は、混載便(LCL)に対応しているフォワーダーでも、それを自社便で立てられる業者は少ないです。多くの混載フォワーダーは、コンテナ1本分の荷主を集めることはできず、他社が仕立てている混載便に合積みして提供している場合が多いです。

つまり、他社混載に混載を依頼すると….

  • 他社混載業者のマージン+自社混載業者のマージン
  • 自社混載の提供業者のマージン

の2つを支払うことになるのです。

LCL専業または自社混載に強いフォワーダー

内外トランスライン

日本発の混載貨物輸送でトップシェアを誇る。

  • 国内シェアNo.1を誇る海上混載輸送サービス。
  • 自社混載サービスが最大の強み
  • 大阪発タイ向け冷凍小口混載サービス
  • インド向け輸出サービス
  • 食品輸出輸送サービス
  • 欧州・地中海発 日本向け輸入サービス
  • 神戸発CHITTAGONG向けダイレクト混載
  • 北米・中南米向けFCLスケジュール
  • アメリカ・メキシコ向けFCL輸送
  • 門司積み危険品倉庫サービス(内貨受けから一貫輸送)
  • 関東積み危険品倉庫サービス(内貨受けから対応)
  • 危険品輸出混載サービス
  • 韓国BUSANでの倉庫サービス
  • 小口輸送の専門企業=海外輸出混載シェアNO1企業
  • 華南、インド、メキシコ地域への直行便サービス
  • 航空輸送・超小口のドアツードアサービス
  • タイ・ラッカバン向け直行サービス

ジャパン・バン・ライン

海上混載輸送に強みを持ち、関東エリアを中心に複合的な物流サービスを提供

  • 米国のFMC(米連邦海事委員会)の認証も有り
  • 独自混載サービス「Flying Carpet Servise」を提供
  • 中国、台湾、韓国、東南アジアなどにダイレクト混載
  • 北米向け混載サービス重点事業
  • 米国主要67都市へのダイレクト混載サービス
  • 成田発、ブエノスアイレス向けエアー混載(2日到着)
  • 超重量級貨物の運搬が得意
  • 文化財の運搬実績あり

トランスコンテナ

  • 東京・横浜からのセブ行き直行の混載サービス
  • 名古屋発Laem Chanbang(タイ)向け輸出混載サービス
  • 名古屋発ジャカルタ向け輸出混載サービス(危険品もok)
  • 東京・横浜。大阪・神戸発インド向け(グルガオン)輸送
  • 横浜・神戸発南太平洋諸国向けコンテナ混載サービス

阪神ロジテック(株)

  • CHINA ROUND EXPRESSサービス
  • →中国各地から東京・大阪への自社混載サービス
  • 阪神ロジテムグループ
  • 温度調整が可能な特別装備車両を保有

イーストライズトランスポート株式会社

アジア圏を中心とした国際輸送サービスに強み

  • 自社混載
  • 石島・上海発東京行き→関東特快
  • 石島・上海発神戸大阪行き→関西特快
  • アパレル輸入に便利
  • 大阪・神戸発上海行の自社混載便
  • 日中の物流に強みを持つ。
  • 上海最速スーパーHD
  • アパレル特有の小口、多頻度輸送
  • 日本の高級消費財や電子部品の中国向け輸出
  • FBA納品、上海・石島→東京への最速輸送、自社混載、年間同一レートを約束

フェイマスパシフィックシッピング(株)

太平洋航路に特化した海上輸送サービスを提供。

  • インド・ナバシャバ、マニラ向け直行便
  • 深セン、ベトナム自社混載
  • 深圳CFS、岡山CFS、京都CFS
  • FPSグループを通じて世界130ヶ国へ貨物輸送が可能
  • ピークシーズンでも優先的な積み付けが可能
  • ドア・ツー・ドアサービス:出荷元から配送先までの一貫した輸送サービスを提供
  • 環境への配慮:持続可能な輸送プラクティスへの取り組み

信永海運株式会社

  • 那覇発 釜山・香港・基隆向け混載サービス
  • 門司・博多発 シンガポール向けサービス
  • 仙台/門司/博多発×釜山・香港経由の輸送
  • 名古屋/神戸/横浜発 ナジェバ向けダイレクト混載
  • 清水発 上海・釜山混載(2日~3日)
  • 横浜/神戸/東京/名古屋/大阪発 蛇口混載(約6日)

ゴールドウェイロジスティクス

  • 韓国釜山に自社CFSを所有
  • CONSOLIDATORとして業界上位に位置している
  • 釜山港を活用した「低価格・迅速・安全」な輸送サービス
  • 主に韓国の釜山港における強みを活かし、全世界への輸送を実現
  • LCLのコンソリデーションサービスや3PLサービス
  • 釜山港では、三つの自社倉庫を所有し、内2つは危険品倉庫。
  • 釜山港への輸送日数は、博多門司は一日。名古屋、大阪、神戸は2日。東京、横浜は、3~4日のみ。
  • 中南米向けLCL(釜山から南米港ダイレクト輸送21か所)
  • モンゴル向けLCL(秋田、横浜、東京、清水、名古屋など)
  • ロシア向けLCLサービス、コペル(スロベニア)向けLCL
  • カサブランカ(アフリカ大陸)向けLCL

株式会社イー・ロジット

通販物流にも実績を持つ同社は、東京・大阪発の東南アジア・北米向けに自社混載便を運行中。0.3㎥~の小口貨物にも対応し、EC業者からの信頼が厚い。WMS(倉庫管理)連携も可能でラベル貼りや写真撮影サービスも提供。

T.S. Lines(ティーエスラインズ)

台湾系NVOCCであり、アジア域内での混載便に強み。自社のCFS施設を通じて、細かな貨物の仕分けや優先積載に対応。コスト競争力とスペース確保の両立に定評あり。

ワールドトランス株式会社

中国・ベトナム・タイ向けのLCL混載便を複数運行。自社CFSと現地拠点を使い、引取から納品までを一貫管理。特に工業製品・雑貨の実績が豊富で、片道1㎥未満の対応にも柔軟。

協和ロジスティクス株式会社

関西発着の混載便に強い老舗NVOCC。中国・韓国便は毎週2便体制。自社ヤードでの荷役・倉庫内作業に加え、少量貨物に最適な配送料設定でスタートアップにも人気。

サイファーインターナショナル株式会社

B2BおよびB2C輸出対応に特化。月間200件以上の小口輸出実績があり、Amazon納品や個別配送にも対応。混載便の便数と安定性、通関・仕分け・写真報告体制が整っており、小口専門の安心感がある。

その他のフォワーダー

郵船ロジスティクス

日本最大級の物流会社で、海外にも多くの拠点があります。海上(LCL・FCL)や航空、通関など幅広く対応。小口貨物も安心して任せられます。

日新運輸

アジア、アメリカ、ヨーロッパなど多くの国に対応。自社倉庫や現地パートナーとの連携で、柔軟な対応が可能です。通関から配送までまとめて対応できます。

KWE(近鉄エクスプレス)

日本からの輸出入に強く、LCL・FCLともに実績豊富。通関、国内配送、倉庫管理まで一括で対応してくれます。

その他のフォワーダー

AIT(エーアイティー)

雑貨・アパレルに強み、日中・東南アジア間のLCL混載に特化。

阪神ロジテック

中国向け自社混載便(CHINA ROUND EXPRESS)など、日中混載に強み。

ゴールドウェイロジスティクス

韓国釜山港を活用したLCL混載、危険品対応、南米・モンゴル・ロシア向け混載に強み。

ワールドトランス

中国・ベトナム・タイ向けの小口混載、工業製品・雑貨に特化。

フォワーダー選びのポイント

LCL(混載便)を使うときは、次のような点をチェックしましょう。

  • 自社で仕分け施設(CFS)を持っているか
  • 最小出荷量が明確に示されているか(例:0.3㎥〜など)
  • 出発地や便数(東京・大阪・名古屋など)が豊富か
  • 他社の混載便も使えるか(納期やスペース調整に有利)
  • 検品・ラベル貼り・写真報告などのサービスがあるか
  • これらのポイントは、特に初心者や少量の出荷が多い会社にとって大切です。

まとめ

  • 自社で混載便を運営しているフォワーダーは、納期・コスト・対応力の面で安心です。
  • 「イー・ロジット」「協和ロジ」「サイファー」などは、小口対応が得意で、初めての輸出にも向いています。
  • 選ぶときは、「自社CFSの有無」「少量出荷の対応力」「付加サービスがあるか」を基準

 

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