輸出、輸入、国際物流など、貿易をするときは、様々な用語を使います。インボイス、パッキング、アライバルなど、初心者には、全くわからない用語が並びます。また、たくさんの用語がある上に、実務上の取り扱いで二文字の略語で表すため、さらに混乱しやすいです。
例えば、信用取引であるLetter of Creditのことを「L/C」と言います。また、輸出申告書(許可書)は「E/D(Export Declaration)」と表します。そこでこの記事では、貿易用語、国際物流の現場で利用する可能性が高い335語を一覧でご紹介しています。
主な貿易用語の略語
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貿易用語集
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用語 | 意味 |
A/N | 船が入港するときに船会社が荷受人に対して発行する書類 |
AMS | アメリカの輸入事前申告システム |
ACC | アラメダコリドチャージ ロングビーチ港を経由するときの負担金 |
ACL | ナックスの送信業務の一種。 B/L作成に必要な情報を船会社などに伝えること |
ACP/IOP | 海外居住者が代理人を立てて、日本側で輸出入申告ができる仕組み |
Acceptance | あること柄を受け入れること。使用例:先方からの提案をAcceptance(承諾)する。 |
Actual Carrier | 自ら運送設備を持ち、荷物を輸送する業者 対義語:NVOCC |
Advance Ruling(事前教示) | 税関にHSや原産地判定を前もって照会し、通関の予見性を高める制度。 |
ADR | 代替的紛争解決手段 例:貿易取引でもめた。でも、訴訟をするとなると、ハードルが高い。このような場合にADRを利用して争いの解決を図る。 |
AEO | 認定通関業者 通関業者の内、一定の基準を満たした業者に与える資格 輸出入者は、認定通関業者に依頼することで、様々な免除を受けられる。 関連:通関業者を100%信じるべきではない理由 2つをチェック、AEOの相互承認 |
AES | 自動輸出システム |
AFR | 日本版24時間ルール。仕向け地を日本とする貨物は、外国の港を出港する24時間前までに積荷情報を報告する義務がある。 関連:AFS(中国版24時間)、AMS(アメリカ版24時間) |
AFTA | 東南アジア諸国連合自由貿易地域の略 関連:ASEAN、ATIGA |
ATA | ATAカルネの略。商業用見本など、一時的に外国に貨物を持ち出すときに利用する |
ATA(Actual Time of Arrival) | 実到着時刻。ETAの予測に対し、現実に着いた時刻。 |
ATP | 引き当てができる在庫量のこと |
ATD | 実際に出発した時間 |
Air T/R | 輸入担保荷物保管証(約束手形) |
ALB | アメリカランドブリッジ。日本~太平洋~アメリカ西海岸~東海岸への輸送ルート |
ALL IN | 燃料割り増し系など、すべての加算費用を含めた価格 |
ARB | 長尺物・重量物に加算される費用 |
Along side | 船側のこと |
Alameda Corridor Charge | ロサンゼルス港と市東部にある鉄道ターミナルとを結ぶ鉄道の利用料金 |
AWB | 航空運送状(送り状)輸入通関を自分でするときは、AWBを入手した後、税関へ輸出申告する。 |
AWKWARD CARGO | サイズが不規則な貨物の総称 |
B/L(BOL) | 船荷証券=貨物の預かり証。輸出国側で船会社に荷物を預けると発行される。荷物を受け取るときは、B/Lを輸入国の船会社(フォワーダー等)に差し出して荷物を受け取る。 |
Back to back | EPA(自由貿易)の一つの仕組み 主にシンガポールなどを拠点にして、第三国に輸出するときに使用 関連:EPA |
Backhaul(帰り荷区間) | 往路に比べ需要が弱い復路。運賃が安い傾向。 |
BAF(BC,FAF) | 1973年の原油価格の大幅引き上げをきっかけに導入されたチャージ。石油相場の変動による損失をカバーする目的。トン又はコンテナあたりにかしている。 関連:BUC |
BAG | 粉末状の貨物を輸送するときの梱包方法 |
Bank L/G | 銀行が発行する信用状 例:B/Lが未着のまま貨物を引き取りたい。このような場合に船会社に対して、銀行が発行するL/Gを差し出す。 関連キーワード:船荷証券の危機、サレンダーなど。 |
BB CARGO | ブレークバルク |
BB FEE | 航空×貨物到着時の貨物を仕分ける際の費用。 |
BBP | Break Bulk Cargo。コンテナ船に入らない貨物(海上貨物用語) |
B/C(または BC) | B/C(Bill of Credit)または BC は、信用状(L/C)取引に関連して使われる略語で、「信用状条件に基づいた書類作成」や「買取依頼書」のことを指すことがあります。 しかし、文脈によっては「Bunker Charge(燃料割増料)」や「Bulk Cargo(ばら積み貨物)」の略として使われることもあるため、注意が必要です。貿易実務では、使用されている場面をよく確認することが大切です。 |
Berthing | バース=荷役をする施設 |
Binding Tariff Information(BTI/EU) | EUの拘束的品目分類照会。一定期間、関税分類が安定する。 |
Blank Sailing(運休便 | 配船取りやめ。ピークや需給調整で発生。 |
BOND | 保税地域(税金がかからない特別な場所)の総称。アメリカでは、輸入時にかかる税金として存在 |
BOOKING | 船を予約すること |
Booking Confirmation(BKG確認) | 予約確定の通知。航路・カット・フリー等の条件を確認。 |
BP | 輸入許可前引取承認 |
BPO | 銀行の支払い確約のこと |
BULK | コンテナサイズに入らない大型貨物の総称 関連:在来船 |
Bulky Charge | 一個当たりの容積が一定を超える貨物に適用されるサーチャージ |
BUP | Build up ULDの略 フォワーダーがULDポジションを購入して、自社で積み付けを行う。 |
BT | 在来線輸送の取引で使用する。 BERTH TERMの略 |
CAM KEEPER BENT(カムキーパーベント) | 海上コンテナの扉施錠装置における部品名称です。 「カム」は回転式のロック部品、「キーパー」はカムを固定する受け部品で、両者が連動してコンテナ扉を密閉します。「BENT」は部品の変形・歪みを意味し、施錠不良の原因となります。コンテナ扉の施錠機構を構成する部品 変形により機能不全を起こした状態 修理・点検が必要な故障箇所を示す用語 |
Call Sign(無線呼出符号) | 船舶・航空機の無線識別符号。通信・捜索に使用。 |
Carrier Haulage | 船社がトラック/鉄道も手配する形態。窓口一本化が利点。 |
Carrier’s Lien(運送人先取特権) | 未収運賃等の担保として貨物を留置できる権利。 |
CCA | Charge Correction Advice。運賃訂正指示。 |
CCC(3C) | 中国の認証制度 |
CCS | 航空関連会社を結ぶネットワーク |
CC FEE | 到着空港払い手数料。 |
Certificate of Analysis(分析証明) | 成分・規格を試験成績で示す証明。食品・化学で頻出。 |
C&F | 輸出者側が輸入港までの運賃を負担する貿易条件 |
C/O又はCOO | 貨物の原産地を証明する書類→Certificate of Origin 関連:B/L、特定原産地証明書、EPA |
C/W | 運賃計算をするときの基礎的な重量 輸送料金は、このC/W×料率で計算 関連:RT(レベニュートン) |
CAC | 食品の安全性の評価基準 |
CAF | 主要通貨(米ドル)とその他の通貨との交換比率の関係で実質的な収入が上下することを見越した調整金 |
Carrier | 実際に船や飛行機を運行する運送人 関連:NVOCCC |
CC | 運賃が着払いのこと 関連:フレイトプリペイド、フレイトコレクト、COD |
CFR | 輸出者側が輸入国までの運賃を負担する条件 関連:インコタームズ |
CFS | コンテナ未満の物を荷詰めや荷卸しする場所 |
CFS CHARGE | コンテナ詰めされていない状態)で貨物を荷受けした場合の船社によるコンテナへの積み込みから本船積めまでの費用 目安は、5000円/RT 輸出者は、輸入者のことを考えて、ある物量までいったら、コンテナ単位で輸送する方がよい。物量に関係なくLCLで送ると、輸入者側で多大なCFSチャージがかかり、クレームが来る。 |
CFS CUT | LCL(コンテナ未満)で輸送するときの貨物を預ける期限のこと。輸出者は、このカット日までに船会社やフォワーダーが指定する保税地域に、貨物を詰めて、輸出許可を受ける。 関連:CFS倉庫、保税倉庫 |
CHC | 輸入港内におけるコンテナ輸送代金 CY単位で輸送するときに課金される。 関連:アライバルノーティス |
CIC | 中国路線に加算される費用 |
CIF | 海上輸送専用/輸出者が輸入港までの海上運賃と保険代金を支払う貿易条件 関連:インコタームズ |
CIP | 輸出者が輸入港(空港もOK)までの運賃と保険代金を負担する貿易条件 関連:インコタームズ |
CISG | ウィーン売買条約の正式名 |
CITES | ワシントン条約のこと |
CKO | ナックスの業務コードの一つ |
CLASS9 | 危険物分類における一つのクラスです。 |
Clean on Board | 船荷証券に“清潔積込済”の記載。信用状でも要求される。 |
CM | 外注先の工場の総称 |
CMC | コンテナの修復に関する費用 |
CMF (Container Management Fee ) | コンテナを管理するために荷主が支払う費用 |
CMD |
|
CMR(国際陸上運送条約) | 国際トラック運送の基本ルール。ヨーロッパ域内で頻出。 |
COA | 数量運送契約(一定の期間、数量、場所を輸送する契約のこと) |
COC | 生産物流認証 加工流通経路を明らかにして、消費者が明確な識別ができるようにすること |
COD | 代引きのこと。海外通販を利用するときに目にすることが多い。 |
Collect | 荷物を受け取る側が運賃を支払うこと。アライバルノーティスの内、海上運賃がコレクトのときは、運賃を支払わない限りD/Oがリリースされず、貨物を受け取れない。 対義語:プリペイド |
Consignee | 荷物の受け手。多くは輸入者と同義 |
Congestion Surcharge | 港や鉄道の混雑に伴う追加料金。PCSとは別名義で出ることも |
COO | 原産地証明書のこと |
CPT | 輸出者は、輸出国側の港で貨物を引き渡+運送代金を負担する。 関連:インコタームズ |
CR2032 | コイン型電池。リチウムの含有量によって危険品になる。 |
Cross Trade(三国間輸送) | 貨物が仕出国と仕向国の間を、居住国を介さずに直接移動。 |
Cross-dock(クロスドック) | 入庫した貨物を保管せずに即日仕分け・出荷する運用 |
Crate梱包 | 貨物の中身を確認しやすいようした梱包方法 |
Credit Note | 荷物にダメージが発生したときのお話。輸出者が輸入者に貨物ダメージに基づく返金を約束すること 対義語:デビットノート・d/n(輸入者が請求できる権利)、ネッティング |
CS | ケースの略 |
CSC | CONTAINER SECURITY CHARGE |
CTN | カートンの略 |
CTC | 関税分類変更基準のこと。関連:原産地証明書 |
CTH | 関税分類変更基準の内、「項レベル」の変更を求めるルール |
Cumulation(累積) | FTAで原産材料の“足し合わせ”を認める仕組み。域内調達の利点を拡大。 |
Customs Authorisation Number | EUに向けた輸出者するときに関係。Customs Authorisation Number」には、自社の法人番号を記載する。(個人事業主は記載不要・税関発給コード等ではないためご注意) |
Customs Clearance | 税関に対する申告のこと |
貨物搬入票 | 貨物搬入票とは、FCL(コンテナ貸切)やLCL(混載便)の貨物を港や倉庫へ搬入する際に使う指示書です。FCLではコンテナヤード、LCLではCFS倉庫への搬入指示が記載されており、搬入期限や場所を確認するために必要です。フォワーダーや通関業者から発行され、正確な内容での搬入が求められます。 |
Cut & Run | 港混雑等で一部貨物を残して離岸。載らなかった貨物の対応が必要。 |
カット日 | 輸出するときは、指定日までに港へ搬入+輸出許可を受ける必要がある。この期限がカット日。ターミナルで作業する人は、このカット日までに準備が整ったコンテナを本船に積んでいきます。カット日に間に合わないと、船積みができずに納期遅れが確定します。 |
CY | コンテナを一時保管する場所 |
CY charge(LCL) THC(FCL) | 同じくアライバルノーティスにのっているチャージの一種です。 コンテナターミナル内で発生する費用。CY内のガントリクレーンによる荷卸し費用、ターミナル内の輸送、その他、コンテナターミナルの維持・管理の費用にあてられます。
関連:アライバルノーティス |
CW | Chargeable weight。 運賃適用重量。 運賃計算をするための基礎的な重量 |
D/A | 手形の期限に代金を支払うことを約束する物(危険) |
D&B | 世界的に有名な信用格付け会社 関連:ダンレポート、COFACE(欧州) |
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D/O | 貨物を引き取るために差し出す書類。入手手順は、アライバルノーティスに記載されている金額を支払う→D/Oを受け取る→ドレー会社に渡す(最近は、ほとんどペーパーレス)→ドレー会社が港で渡す→引き換えとしてコンテナを受け取るという流れです。なお、このときに合わせて輸入許可書が必要 関連:D/Oレス、ディスパッチ、LG、アライバルノーティス |
D/O FEE | 船会社(代理店)がD/O(貨物受取証)を発行するときの手数料。1件あたり5000円ほど。 関連:アライバルノーティス |
D/P | 手形を輸入地の銀行に送って代金を回収してもらう方法 関連:D/A、T/T、L/C |
D/R | 通関業者が作成して、ターミナルに差し出す書類。船荷証券の基 関連:B/L |
DPU(Delivered at Place Unloaded) | インコタームズ2020で新設。売主が仕向地で荷下ろしまで負担する条件。 |
DRS(ドレージサーチャージ・Drayage Recovery Surcharge) | ドレージや運転手不足を補う為の費用 |
DAP | 売り主は、輸入国側の任意の場所まで輸送する貿易条件 関連:インコタームズ |
DAT | インコタームズ2020で廃止 関連:インコタームズ |
DDP | 売り主が輸入国までの運賃、輸入国側の関税等の税まで負担 関連:インコタームズ |
DDC | 米国版のTHC |
De minimis(少額免税) | 少額貨物は関税・消費税を免除する閾値の総称(国・制度で水準が異なる) |
Dead Freight(死荷重運賃) | 予約量未充足でも契約量に対して請求される運賃。 |
Deadweight Tonnage(DWT) | 船が安全に運べる貨物・燃料等の重量の最大値。 |
Deemed Export(みなし輸出) | 国内での技術提供でも域外提供と同視して規制する概念。 |
Denied Party Screening(DPS) | 取引相手が制裁・禁止リストに該当しないかのスクリーニング。 |
Desiccant(乾燥剤) | 湿気を吸収しカビ・錆を抑える。量と交換目安が重要。 |
Declaration | 許可書の総称(輸入許可書I/D 輸出許可書E/D) |
Delivery | 貨物を輸送すること。この後にTOが加わると配達先を意味する。 |
Demurrage | 貨物が港に着いたらフリータイム内に貨物をピックアップする必要がある。フォワーダー、船社等にもよるが、搬入日から約5営業日がフリータイム期限の所が多い。このフリータイムを過ぎても貨物を引き取らないと、一日あたり延滞金が発生する。特に特殊コンテナ(リーファー)は、高いため注意する。 関連:ディテンションチャージ |
Destination | 目的地のこと |
DI | 動向指数 |
Discharge | 荷揚げ港 関連:対義語:Port of Loading(積出港) |
Dispatch | コンテナ搬出票 書面が発行されないD/Oの内、必要な手続きを終えた後に発行される。 関連:D/O、D/Oレス |
DIPLOMA | IATA公認Airwaybillの記入ルールや運賃計算の資格。または危険品取り扱い資格。 |
Doc fee / DCF | B/Lなど、船積み書類の発行手数料。アライバルノーティスに記載される「DOC FEE(B/L)」として記載される。 |
Door to door | ドアからドアの配送。いわゆる戸口輸送。身近な物でいえば、EMSやフェデックスなどの小口宅配 |
Drayage Recovery Surchage | 深刻なドレージ不足(コンテナを引っ張るトラック)への対策費 関連:東京港におけるドレージ不足は深刻!東京揚げは注意! |
DRUM梱包 | ドラムによる梱包方法 |
D/R | ドックレシート。最近は「B/L Instructions」として普及 |
DMF | ナックスの業務コードの一つ |
DUTY | 関税の総称 |
Dual-Use Goods(二用途品) | 民生・軍事の両方に使える品目。管理が厳格。 |
Dunnage Air Bag | エアバッグで隙間を保持し固定する貨物保護材。 |
Dunnage(緩衝材) | 木材・紙・樹脂などで空隙を埋め、荷崩れや擦れを防ぐ資材。 |
EAR(米輸出管理規則) | 米国のデュアルユース規制。米国起源性や再輸出にも及ぶ。 |
EAR99 | EAR対象だが個別分類外の一般品。行先・用途・相手先で許可が必要になり得る。 |
eBL(電子B/L) | ブロックチェーン等で発行・譲渡する電子化船荷証券。原本紛失や郵送遅延のリスクを低減。 |
空コンテナ取扱料金(ECHC) | 空コンテナを取り扱ったときに発生する費用 |
ECC | 電子通関システム |
ECCN | 米輸出管理の品目分類コード。規制水準や許可要否の判断軸。 |
ECR | 輸出貨物の情報登録 |
E/D | 輸出申告書兼許可書 |
EBS | 燃料割増系のチャージ |
ED | 税関へ提出する輸出申告書の略 |
EMC(Equipment management Charge) | コンテナ自体の品質管理にともなうコスト |
Emergency Intermodal Surcharge(EIS) | 内陸輸送の混乱時に課される緊急割増。 |
EPA | 自由貿易(FTA)とほぼ同じ意味。関税を免税や減税にしているため、自由な貿易取引ができる。 |
EPS | 使用済みのコンテナや空コンテナを移動する費用 |
EQMC | |
ERR | コンテナスペースを安定化させるための追加費用 |
ERS Emergency Recovery Surcharge | 北米向け輸出混載に関するサーチャージ |
ETA | 本船の到着予定日(日本の港へ入る日)です。ETAは、各船会社のサイトへ行き、コンテナ番号などを入力すれば「動船情報」として確認ができる。 関連:アライバルノーティス、ETD |
ETD(ETS) | 本船の出航予定日 |
EIR | コンテナ機器受け渡し書 |
EFF | サーチャージの一種 |
E/L | 輸出貿易管理令の許可 |
ex-godown | インコタームズには存在していない。GODOWNは倉庫の総称。 関連:インコタームズ |
EXW | インコタームズの一種。貨物を輸出者や製造者の倉庫などで引き渡す取引 関連:インコタームズ |
FH(フリーハウスチャージ) | 売主が買い手の指定する場所までの全ての費用を負担すること(イメージ:国際無料配送) |
First Sale Rule(第一次売買価格) | 多段売買で最初の独立売買価格を課税価格に採る米国特則。 |
F/T | 運賃トンのこと 関連:RT |
FAF | 燃料系の追加チャージの一種 |
FAS | 売り主は輸出国に停泊している船の船側につける。それ以降の費用と危険負担は、買主に移る。 関連:インコタームズ |
FAK | 貨物の種類に関わらず、重量や体積を単位として設定する単一運賃のことです。 |
FCA | 売り主は、輸出国側のコンテナターミナルの運送人に引き渡すことで引き渡しが完了する 関連:インコタームズ |
FCR | Forwarder’s Cargo Receipt |
FCL | コンテナ単位で輸送すること |
FEU | 40フィートコンテナ換算 |
Flat Rack Container | 側壁のないフレーム型。重量物・異形物向け。 |
Flexitank(フレキシタンク) | 20Fに装着する大型内袋で液体バルクを輸送。 |
FOB | 売り主が輸出国に停泊する本船の甲板に貨物を載せると危険と費用負担が分岐する 関連:インコタームズ |
FOC | 無料を意味する。主にサンプル品を請求するときに、相手方とのやり取りで使われる。 |
Freight Collect | 荷物を受け取る人が海上運賃などを支払うこと 対義語:フレイトプリペイド |
FSC | 燃油サーチャージ。航空会社がkgごとに金額設定。 |
FTL | トラック一台分を使い輸送すること。対義語=LTL |
FTZ | フリートレードゾーン |
Fumigation Certificate(燻蒸証明) | 害虫防除処理を施したことの証明。ISPM15対応で提示。 |
FWB | Master Airwaybillを電子化したもの。 |
Gate-in / Gate-out | コンテナのターミナル持込/持出し。時間帯と待機費に注意。 |
G/D | EX-GODOWNのこと |
G/W | グロスウェイト。梱包材などを含めた総重量 対義語:N/W |
GBF | 輸送代金に加算される費用の一種 関連:BAF、EBSなど |
General Average(共同海損) | 船・貨物の共通危難回避のための犠牲・費用を関係者で按分する制度 |
General Rules for Interpretation(GIR) | HSの解釈基本6則。複合品・セット品の分類に必須。 |
Gross Tonnage(GT) | 船の総容積を指数化した値。港湾料金や規制の基準。 |
GRI | 海運同盟がタリフ(基本運賃)を一律に値上げすること |
GST | オーストラリアに導入されている税金 |
Guaranteed Space | 船社・フォワーダーが積載保証する有料サービス。ピーク出荷で有効。 |
HAZMAT | hazardous material=危険物 |
Hague-Visby Rules | 海上運送での運送人責任を定める国際ルールの一つ。B/L運送の基礎。 |
Hamburg Rules | ハーグ・ヴィスビーより運送人責任が広いとされる条約案。採用国は限定的 |
HBL | ハウスB/Lの略。フォワーダーに輸送依頼する場合、フォワーダーのB/L(マスターB/L)から、ハウスB/Lを発行してもらう。 |
Headhaul(往路区間) | 需要が強い主力方向。運賃・混雑が高くなりがち。 |
Health Certificate(衛生証明) | 畜産・水産・食品等の安全性・衛生基準適合を証明。 |
High Cube Container | 高さ9’6”の背高コンテナ。容積は増えるが重量制限に注意。 |
HSコード | 品目を6桁以上のコードで示す物です。実行関税率表は、このHSコードに個別の関税率等を紐づけて管理しています。 |
HS Explanatory Notes(解説注) | HSの適用解釈に関する公式解説。分類根拠の補強資料。 |
IATA | 民間航空運送機関の略。 |
IBC(中型容器/Intermediate Bulk Container) | 中容量の液体・粉体容器。反復使用で省コスト。 |
I/L | 輸入するときに特別な許可を必要とする物 |
I/P | インボイスに記載されている価格 |
I/V(インボイス) | 貨物の価格が書いてある書類 |
IC、IM通関 | 直接輸入のこと |
IMO Number | 船に付与される固有番号。追跡・規制遵守の基礎ID。 |
INVOICE | 商品の価格を示す根拠書類。輸出者が作成&発行する。輸入者は、このインボイスを輸入地の税関に提出して申告する。 |
IN AND OUT CHARGEとは | 荷主が積込費用と荷揚費用を負担すること |
Intermodal(インターモーダル) | 異なる輸送モードを接続して一つの輸送として設計。 |
IS | 税関の承認を受けて保税蔵置場に貨物を入れること |
ISF 10+2(米国) | 米輸入者のセキュリティ申告。積載24時間前までに10項目+船社2項目を申告。 |
IMDG | 危険物の輸送をするときに重要な規則 |
IMO | 国際海事機構 |
IFS | 船社が米国向け貨物に対してかすサーチャージ |
ISOCC/IMO SOx Compliance Charge | MARPOL条約に基づく低硫黄燃料規制 |
ISO Tank(タンクコンテナ) | 液体・ガス用の圧力容器型コンテナ。バルク液輸送に最適。 |
ISPS | 港湾施設の保安強化に対応する諸費用 |
ISPM | 植物検疫規制こと |
ISPM15 HTスタンプ | 木製梱包材の熱処理を示す焼印。無印は差止めリスク。 |
ISW | 蔵出し輸入 |
ITS | 高度道路交通システム |
ITAR | 軍事品を規制する米輸出法。防衛関連は厳格な許可が必要。 |
Keep Cool | 要保冷貨物。 |
Lashing Belt(固定ベルト) | 貨物を床・フックに固定するベルト。STF/LCの表示に留意。 |
Last Free Day(LFD) | 保税エリア等の最終無料保管日。超過で保管料が発生。 |
Last Mile(ラストマイル) | 配送の最終区間。コスト・品質の差が出やすい工程。 |
Laycan(Laydays & Cancelling) | 積付許容期間と取消日。チャータリングの基本条件。 |
LDP | Lower deck パレット、旅客機下部に搭載サイズのパレット。 |
LDR | Local Delivery Recipt。保税輸送許可書。輸出貨物搬入時にエアラインへ渡す。 |
Letter of Indemnity(LOI) | 特定のリスクを荷主が補償する誓約書。クリーンB/L発行等で要求される。 |
LAYTIME | LAYTIME(レイタイム)とは、船積みにかかる荷役作業のために船会社が荷主に与える無償の時間のことです。つまり、船が港に到着してから貨物の積み下ろしを完了するまでに、追加費用なしで使える時間です。 この時間を超えると「デマレージ(滞船料)」が発生し、逆に早く終わると「ディスパッチ(早出料)」が支払われることもあります。主にばら積み貨物などの不定期船契約(トランパー契約)で使われる用語です。 |
JETRO | 日本貿易振興機構 輸出をするときに頼りになる貿易支援機関(国) |
L/C | 輸出者と輸入者の間に銀行を入れて決済する方法 |
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A B C D E F G H I J L M N O P Q R S T U V W Y
LC倉庫 | ロジスティックセンターの略 |
LCL | コンテナ単位未満で輸送すること |
LG | 保証状のこと。何かトラブルになりそうなときに要求される。例えば、B/Lの原本がないのに貨物を引取りたいときは、銀行のLG(保証状)を作成してもらい、これを船会社へ差し入れる。 |
loading | 貨物を船や飛行機に搭載すること |
L/I | 船荷証券(b/l)にリマークなど何らかのトラブルが記載されていると、銀行が書類の買取を拒否する。そのため、輸出者は、少しくらいのダメージには、lリマークを入れないでくれと依頼する。船会社は、この依頼を受けると、L/Iを求めて、船会社は一切責任を負わない旨の書類を要求する。 |
LSS / Low Sulphur Surcharge | 低硫黄燃料追加料金 |
LSF / Low Sulphur Fuel Surcharge | 北欧航路を航行するときに義務付けられた費用 |
m3 | 貨物の容積。実重量のキロと併記されることが多い。 |
MBL | マスターB/Lの略 |
Merchant Haulage | 荷主側で内陸輸送を手配。コスト最適だが責任分界を明確に |
MOQ | 輸入ビジネスなど、最低限、この単位以上であれば、発注できる。 |
Montreal Convention(航空) | 航空貨物の損害賠償や責任限度を定める国際条約。 |
MSDS | Material Safety Data sheet。製品安全データ。危険品かどうかを調べるときにも使用する。 |
Multimodal(複合一貫輸送) | 単一契約で複数モードを一貫手配。単一責任が利点。 |
MT | 1000キログラムのこと |
Notify Party | アライバルノーティスの通知先 |
N/M | ナノメートル |
N/W | ネットウェイト。梱包材などを省いた正味重量 対義語:G/W |
NACCS | 税関、船会社、フォワーダー、通関業者など、貿易に関連する官庁や民間企業をつなげる巨大なシステムのこと。輸出入の申告などもナックスを使う。 |
NCA | 日本貨物航空の略。日本で唯一の航空貨物専門会社。 |
NCV | ノーコマーシャルバリュー。商業的価値はないことを意味する予後。サンプル品などのインボイスに記載することが多い。 関連:アンダーバリュー |
NET | 先ほどのN/Wを略して呼ぶ時に使う。 |
NIL | 何もないことを示す。 |
notify party | 貨物の到着を知らせる「アライバルノーティス」の送付先 関連:アライバルノーティス |
Non-manipulation(非加工要件) | 積替え中に加工・混入がないことの要件。通過国での単純作業のみ可。 |
No-Roll Guarantee | 積み残し時の優先搭載・補償を提供するオプション。 |
No-Show Fee | 予約したのに持込しない場合の違約金。 |
Notice of Readiness(NOR) | 荷役開始の準備完了通知。レイタイム起算の基点。 |
NVD | 航空輸送のとき、貨物の運送人に対して貨物の価格を申告しないこと |
Obs | 燃料系の加算金の一種 |
Ocean Freight、o/f | オーシャンフレイトの略=海上運賃。これにサーチャージが加わる |
Ocean Vessel | 船の名前 例:SITC ○○ |
OFAC制裁 | 米財務省OFACの制裁規制。送金・取引停止のリスクがある。 |
OOG | ドライコンテナには詰めない貨物 |
On-carriage(後段輸送) | 本船から先の内陸配送区間。D/O後の手配が鍵。 |
OLT | 外国貨物のまま国内輸送する「保税運送」のこと |
Open Top Container | 天井が開放できるコンテナ。クレーン積みの長尺物に適合。 |
Pallet | パレットと呼ばれる四角形の板。木製や強化プラスチック製などがある。パレットに載せることで荷の移動を簡単にする。 |
Packing Declaration(梱包宣言/豪州等) | 木材梱包の有無・処理方法を申告する書類。 |
Particular Average(単独海損) | 個別貨物のみの損害。共同海損の分担対象外。 |
P/L | 貨物がどのように梱包されているのか説明する書類 |
POL | 輸出国側の港(積み地) |
P/O | 輸入者から輸出者に発行する注文書 |
PCB | プリント回路基板。航空会社によっては別で申告用紙が必要。 |
Payment Terms | 支払い期間 |
PC/PCS | インボイスなどに登場する個数を表す単位 |
PCC | パナマ運河を航行するときの費用 |
PCS(Port Congestion Surcharge) | 船混み割増料金 |
PE | 恒久的な施設のこと。各国は、PEの有無により、課税対象とするのか?を決めている。 |
Phytosanitary Certificate | 植物検疫証明。植物・木材・青果の通関に必要。 |
PIB | インドネシアの輸入申告書兼許可書のこと |
PIVOT | BUP使用時に課される最低重量。 |
パイロットサービス | 一定の水域の状況に精通し、船を誘導する人の総称 |
PL法 | 製造物責任法のこと。輸入品の場合、対象の商品を輸入した人がPL法の責任者に該当する。 |
POA | 通関業者への委任状など指す。 |
POD | 仕向け港 |
POR(place of receipt) | 荷受けをする場所 |
Port Omission(寄港飛ばし) | スケジュール乱れで港寄港を省略。積替・遅延が生じる。 |
Port State Control(PSC) | 寄港国による船舶安全・環境基準の検査。違反で入港拒否や遅延の恐れ。 |
Port Storage(保管料) | ターミナルに置いた期間の保管料金。フリー後は日割り上昇も。 |
Proof of Delivery | 配達証明 |
Pre-alert(事前到着案内) | 到着前に書類・データを先行送付し通関準備を促す通知。 |
Pre-carriage(前段輸送) | 本船までの内陸またはフィーダー輸送区間。 |
PSS | 季節ごとに急増する需要に対する割増料金 例:クリスマスシーズなど |
P/U | ピックアップの意味 |
Quotation | 見積や問い合わせ |
Rail Ramp(レールランプ) | 内陸の鉄道ヤード。コンテナの積替・受渡拠点。 |
Remark | 貨物に何らかのダメージなどが見つかった場合にB/Lにその旨を記載すること。 |
Received for Shipment | 本船積込前に“受取済”でB/Lを発行する様式。 |
ROA | 総資本回転率 |
Roll-over(積み残し) | スペース不足や接続遅延で次航に回されること。 |
Rotterdam Rules | ドアツードアを想定した包括的海上運送条約案。未発効だが用語として登場 |
RT | レベニュートンの略。貨物の容積重量か、実重量の大きい方を運送費の基準にすること。鉄1トンと綿1トンの例示が有名。運送料金は、実重量と容積重量を比べて大きい方を適用する、 |
Rules of Origin(原産地規則) | 関税特恵の“原産性”を決めるルール。CTC/VA/PSR等の基準を含む。 |
RR(rate restoration) | 運賃修復 |
S/C | サービスコントラクトとは、大口荷主が船会社に対して「一定期間、一定の輸送をする約束」をして、輸送料金の優遇措置を受けることです。ここでいう大口荷主には、次の2つがあります。
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Schedule B(米輸出統計) | 米国の輸出用品目表。輸出申告やデータ作成に使用。 |
SCAC | 米国の運送会社の識別コード |
Section 321(米少額免税) | 米国の少額通関簡素化枠。越境ECで配送最適化に活用。 |
S/I | 輸出者が通関業者へ発行する船積み依頼書 |
S/O | 船積み指示書のこと 関連:S/I |
S/A | シッピングアドバイス。船積みを完了させた後、輸出者が輸入者に発行する書類 |
Sea Waybill | AWBの海上輸送版 |
SEAL | コンテナに封をする物(鍵のような物) |
SEAL FEE | コンテナに封をする手数料。アライバルノーティスに記載される。 |
Shipper’s Load and Count 又は、Said to contain | B/L上(船荷証券)に記載する不知の文言(船社は中身を関知せず責任を取らないことを意味) |
Shipper’s Letter of Instruction(SLI) | 通関・船積指図の原票。必要書類・条件を明確化。 |
Shut-out(積み込み外れ) | 締切ミス等でその便に載らない事象。原因別に再手配。 |
SI Cut-off(Shipper’s Instruction) | B/L作成用データの締切。記載齟齬はディスクレ原因。 |
SO | 輸出者が輸入者に発行する販売契約書 |
SOC | コンテナは、船会社から借りる。輸出者は、借りたコンテナの中に貨物を詰めて輸送。しかし、特殊な貨物については、コンテナ自体を輸出者が所有しているケースがある。これがSOC。 |
Split B/L(分割B/L) | 同一出荷を複数B/Lに分けて発行。資金・在庫都合で運用。 |
SOUND | 純正品の市価を指す。 |
SLB | シベリア鉄道を利用して日本から欧州へ輸送するルートの総称 |
Slow Steaming(減速運航) | 燃料節約・CO2削減のための低速運航。リードタイムに影響。 |
Surrender B/L | 輸出国において、輸出者がB/L発行を受けた後、そのB/Lを船会社に戻したもの。これにより、輸入地側でB/Lの差し入れが不要となり、迅速に貨物を引き取れる。 |
SSC | セキュリティサーチャージ。保安費用。航空会社がkgごとに金額設定。 |
Stowage Plan(積付計画) | 重量配分・危険品区画・温度管理等を反映した積付図。 |
Switch B/L | 貿易当事者や仕向地を分岐用に入れ替えた再発行B/L。三国間・仲介取引で使用。 |
T/T | 最も広く使われている送金方法。銀行振り込みのこと 関連:L/C決済、ペイパル、エスクロー |
Term | 何らかの期間を指す。 |
TEU | コンテナ輸送の説明文を見ると「TEU」の表記を目にします。TEUとは、コンテナ船に積載できるコンテナ数を「20フィート単位」に換算した数字です。20フィートコンテナ=1TEUです。 例えば、20フィートコンテナを10本しか積載できない船は「10TEU」と言います。20フィートコンテナ×5本、40フィート×10本の場合は、40フィートコンテナ1本=2TEUと考えて「25TEU」の積載量があるとします。 |
Telex Release | 船社が電信でB/L原本なしの引取りを許可する仕組み。サレンダーと同趣旨だが案内方法の呼称。 |
Temporary Importation under Bond(TIB/米国) | 保証金を積んで一時輸入し、再輸出で免税・返還される制度。 |
THC | ターミナルハンドリングチャージ。積地/揚げ地のコンテナターミナル内で発生する諸費用(コンテナヤードの移送、空コンテナの回送費用など) |
Through B/L(スルーB/L) | 複数区間を一通のB/Lで一貫手配。クレーム窓口が明確。 |
Trade Terms | 貿易条件のこと 関連:インコタームズ |
Triangular Trade(三角貿易) | 第三国を介した売買・配送。インボイスやB/Lの設計が要。 |
TSD | 貿易及び持続可能な開発 |
ULD | 航空機内に積載する小型コンテナの総称 |
Under Value | 本来の価格よりも低く申告する行為 関連:アンダーバリュー |
UN(国連番号) | 安全に輸送する為、危険物を分類する番号です。 |
un3082 | 環境有害物質。輸送には厳しいルールが設けられている。 |
Vanning | コンテナの貨物を積み込みこと 対義語:デバンニング |
VAT | 付加価値税=日本でいう消費税 |
VAL | Valuable Cargo。貴重品貨物。 |
Vessel | 船のこと |
Ventilated Container | 通風孔付き。結露・湿気対策に使用。 |
VGM | 総重量確定情報です。貨物の補強材等を含む、コンテナの総重量です。 |
VGN | コンテナ貨物の総重量 |
VIA | 経由すること |
voyage | ボヤージュ。船の番号のこと |
War Risk Surcharge | 戦争・情勢不安に伴う危険割増料金。 |
Waybill | 単なる送り状のこと |
WCO | 世界税関機構 |
WH | 倉庫のこと 関連:Warehouse out(倉出し) |
Wharfage | ふ頭の使用料金/岸壁使用料 |
WM | 貨物の重量又は容積のこと |
YAS | 海上運賃に追加で加算される料金。船会社から荷主(輸入者)に請求される。請求の内訳は、アライバルノーティスにまとめられいる。請求の名目は様々。燃料調整なんたらや~、為替変動~など。 関連:アライバルノーティス |
アラメダコリドー | アメリカのカリフォルニアにある物流基地 |
イエローカード | 緊急連絡カードです。 |
1万円以下 | 課税価格が一万円以下の場合は、商売、個人問わず免税のことを示す場合が多いです。(根拠:関税定率法14条-18) |
インコタームズ | 貿易取引を円滑に進めるための取引条件の型。この型を基準にすることにより、輸出者と輸入者のするべきことが明確になる。 |
インタクト輸送サービス | 航空輸送に関すること。出発地(輸出国)においてフォワーダーが荷主から貨物を受け取り「ULD」と呼ばれるパレットに積み付け、航空会社に引き渡すサービス。 |
下のアルファベットをクリックすると対象の個所に移動します。
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インランドデポ | 内陸に設けられた通関施設の総称 |
エサフォーム | 商品などを梱包するときの緩衝材。簡易保冷や断熱効果などがある |
カートン | ダンボール一箱を指す。 |
カーゴ・アタッチ | 貨物の外装に貼りつけている書類。 |
カーゴラベル | Master Airwaybill番号を貨物の外装にも認識するように貼る。 |
喫水 | 水面から船体の底までの距離 |
空港止め | 貨物到着時に自分で取りに行く。 |
クーリエ | ドアツードアの配達の総称 |
クレームノーティス | 貨物にダメージが発生したときにフォワーダー等に通知することです。 |
個人輸入と薬機法違反 | 海外から化粧品や美容関連品等を個人使用目的で輸入した場合は、金額の大小関わらず、日本国内で販売禁止です。個人使用の物を販売すると薬機法違反です。 |
コンサイニー | 貨物の荷受人=輸入者のことを指します。B/L上ではconsigneeと表される。 対義語:シッパー |
コンテナのヘッドの長さ | 約6m |
コンビ ラベル | Master AirwaybillとHouse Airwaibillが一枚のラベルになっている。 |
サレンダー(surrender) | 輸出国において商品を預けると、B/Lが発行される。このB/Lを受け取ったときに、船会社に差し戻すとサレンダーになる。サレンダーにすると、輸入国側でB/Lの原本が不要で引取りができる |
サブレット | 船会社が同業他者(船会社)のスペースを借りて荷主に提供すること。 |
シッパー | 荷送り人=輸出者 関連:コンサイニー |
重量割り増し | 一個当たりの重量が一定基準を超えた場合に適用されるサーチャージ |
スタンバイ | 貨物到着までの余裕を見てもらう日数。 |
ステべ | 貨物の積み下ろしを専業にする人 |
スプリット | 指定の航空便に載せきれないなどの理由により、他の航空機に分割して運送すること 関連:ドロップ |
船社費用 | 海上輸送をするときに必要な費用の総称 |
背高コンテナ割増金 | 背高コンテナ(ハイキューブ)利用したときにかかる料金 |
船籍サート | 本船の建造年数などを証明する書類 |
タリフ | 基準となる運賃。例:海上運賃のタリフ、ドレージのタリフ、混載便のタリフなど |
ターミナル チャージ | 貨物の施設使用料。 |
建値 | 価格を建てる根拠。貿易取引では、次の2つの意味があります。
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積み戻し、全量破棄 | 輸入ができなくなった貨物は、積戻し又は、全量破棄のいずれかを選びます。積戻しとは外国に送り返すこと。全量破棄とは、ゴミにすることです。費用の関係から全量破棄が一般的です。どちらも必要な費用は輸入者が負担します。 |
ディスクレ | 信用状取引のときに、信用状の情報と貿易書類が不一致に至ること 関連:L/C決済、ペイパル、エスクロー |
ディテンションチャージ | コンテナを搬出後、デバン。その後、空のコンテナを指定期間内に戻さないときに課されるチャージ 関連:デマレッジ |
デクラ | 危険物の申告書のこと |
デスティネーションデリバリーチャージ | 船社が米国の揚げ地で貨物をに渡しする際の費用をカバーするため費用 |
デバン | 輸入したときにコンテナから荷物を出す作業 反対語:バンニング 関連:ドレージ |
ドアデリバリー | 海外と日本をドアからドアまでを一貫して輸送(ドア間料金が含まれている)することです。代表的なのがフェデックスやDHL等のインテグレーターです。ドアツードアの輸送契約の場合、一般的な小包であれば、荷物の受け手は、輸入諸税を支払うだけです。(正確には、インコタームズによる) |
ドラフト | 手形、水面から舟底までの距離又は、下書き。 |
ドライシッパー | 生鮮ではない貨物の荷送人。 |
ドレージ | 20フィートなどのコンテナを移動させること 関連:D/O、デバン、FCL、CY、CFS、デマレッジ |
ネゴ | 交渉すること |
ノミネーション | 船積みをするために船積みを依頼するときに、予定の船は、コンサイニー(荷受人)からの指定ですか?と問われるときに使われる。=輸入者側が運送業者を選ぶこと |
バース | コンテナターミナルの一部分 関連:はしけ |
バイコン | バイヤーズコンソリの略。バイヤーズコンソリとは、買い手が複数のサプライヤー(ベンダー)から商品を購入する際、これらの貨物を1本のコンテナ等にまとめて配送するサービスです。買い手は、個々の商品ごとに国際配送をするよりも送料を圧縮できる点が魅力です。詳細は:バイヤーズコンソリとは? |
パッキングリスト | 荷物の大きさ、重量、数量などを示す書類。インボイスなどと合わせて税関申告で必要となる。 関連:インボイス、B/L、アライバルノーティス |
バルク | 航空機最後部にあるバラ積み部分。 |
パレタイズ | カートンボックス貨物をパレット化する。 |
パレット | アルミ製の平面板。ULD。 |
バンク リリース | 銀行が保証して貨物の搬出指示がでる。 |
ピアパス | ロングビーチ港周辺の非営利団体が設定するロングビーチ周辺の混雑時の輸送にかけられる通行料 |
ビルドアップ | 貨物をULDに積み付けること。 |
フィーダー船 | ハブ港と地方港を連絡する船の総称。フィーダー船には、外航と内航の2種類がある。一般的には、上海やシンガポールなどのハブ港と日本の港を結ぶ船を指す場合が多い。詳しくは、フィーダー船の意味を理解しよう! |
フォアマン | 荷役をする総監督 |
フォワーダー | 輸出入者に代わって貨物の輸送部分を手配する業者 |
フォワーダーズパック | フォワーダーやコンソリデータなどが自ら「荷主」となり、船社等と運送契約を結ぶこと。この場合、船社から発行されるB/Lのシッパー欄は、フォワーダー名、コンサイニー欄は、フォワーダー自身又は、フォワーダーと提携するパートナーになっている。対義語:シッパーズパック |
不寄港証明書 | 航空機や船舶機がある特定の国に寄港していないことを証する書類 |
ブルーサイン | ブラジル向けのコマーシャルインボイスには、ブルーインクの肉筆サインが必要です。 |
フリータイム | 輸入後、コンテナターミナルや蔵置場などから無料で引き取れる期間 |
ブレイクダウン | パレットに組んだ航空貨物をばらすこと |
ブレイクバルク貨物 | 長尺物や重量物など、コンテナ規格外貨物の総称 |
ペイロード | 航空機が運航する上で貨物搭載可能重量。 |
ベリー | 航空機下部エリア。 |
マニフェスト(Manifest) | 積荷目録。船主が輸入国の税関に提出する品目の一覧 |
ミニマムルール | シッパーズパックかつ、占有使用する場合は、1個のコンテナに詰め込むべき最低の物量が決まっている。これがミニマムルール。 コンテナの完全利用をはかるための仕組み。容積立て、重量建てのそれぞれにコンテナ最大積載量の何%または何トンなどが基準。 |
ミッシング | 貨物が紛失している状態。 |
ミニマム | 貨物最低運賃。 |
ヤード | コンテナターミナルともいう。 |
ユーザンス | 支払いの猶予期間 |
ラッシング | 在来船の甲板上で荷崩れを防止するためにワイヤーなどで固定 |
リマーク | 積荷にダメージがあったときにB/Lにその旨を記載すること 関連:荷印 |
リリース | 貨物や書類などを手放す総称 |
レンジアウト | 基準の枠内から著しく外れること。例えば、税関の輸入申告価格がレンジアウトすると、税関検査に当たりやすい。 |
引き合い | 買いたいや売りたいなど、何らかの商行為の求めの総称 |
横持ち | コンテナターミナル周辺は、保税地域から保税倉庫への輸送や、保税地域から税関検査場などに輸送することを指す場合が多い。その他、ある目的を達するために必要最小限に輸送する意味合いがある。コンテナの場合は、ショートドレージともいう。 |
乙仲 | 意味を深く考えない方が良い。通関業者や港湾業者全般を指すと考えればよい。 |
荷印(Shipping Mark)/ケースマーク | 貨物の所有者を識別するために、貨物の外装には、固有のマークを入れる。これをパッキングリストやB/Lなどに記載して書類と荷物の整合性を保つ。 |
荷姿 | 荷物がどのように梱包されているのか?まとまっているのか?を示す。 |
荷主 | 荷物の所有者 |
荷受人 | 荷物を受けとる人、別名コンサイニーまたは輸入者 |
荷送人 | 荷物を送る人、別名シッパー又は輸出者 |
荷揚げ港 | 輸入港 |
危険負担 | インコタームズが定義する負担の一種。危険とは、万が一、貨物が紛失、滅却、ダメージなどが発生したとき、その責任を負うのは、どちらなのか?を明確にすること |
空港止め | 仕向け地を空港として、そこから先の全ての手配は、輸入者が行う。 |
決済条件 | どのようにお金を支払うのか?又は、それをいつ実行するのか?を明確にすること |
工場渡し | インコタームズの一種。別名:EXW。輸出者は、自社の工場や倉庫で輸入者に貨物を受け渡す取引 |
才 | 一尺の立方体の体積。1才=0.0027826立方メートル 重量:8KG |
車上渡し | トラックの荷台に積み込んだ状態で荷物の受け渡しをすること。荷物にあげる責任、荷物を卸す責任などは、すべてインコタームズで細かく定義されている。 |
上屋 | 輸出入貨物を一時保管するための施設。大きな特徴は、壁が一切設けられておらず、柱と屋根のみで構成されていること。最も似ている施設は、ガソリンスタンド |
対査 | 輸入許可書などの明細を確認すること |
通関 | 税関への輸出入申告の総称 |
通関料 | 通関業者に対して支払う料金。1件11800円の法定料金 |
評価 | 輸入申告価格の決定原則に基づく、加算するべき価格の総称 |
保険証券 | 海上や航空輸送中に貨物に何らかのダメージがあったときにカバーする保険の証券 |
保税運送 | 別名、OLTという。外国貨物の状態のまま日本国内を輸送すること |
関税割当 | 一定の数量内の輸入を低い税率、それを超える部分を高い税率にする仕組み。低い税率を一次税率といい、これは、日本全国で数量の枠がある。代表例が革、チーズなど。 |
容積 | 貨物を縦、横、高さをかけて、M3などに換算した値。 |
容積重量 英語 | 上記の容積に対して、規定の指数をかけることで得られる重量 例:混載便輸送の場合は、容積×280 |
燻蒸(くんじょう) | 虫が付着している貨物に対して、植物防疫法に基づき、虫を取り除く作業 |
20フィートコンテナ | 約6mのコンテナとう輸送用の容器のこと。この倍が40フィート 関連:FCL |
自由販売証明書 | 輸出する商品が輸出国で自由に販売できることを証明する書類。特に東南アジアに化粧品、食料品などを輸出するときに求められることが多いです。 関連:食品→各地の厚生労働省、化粧品→日本化粧品工業連合会 |
第5輪 荷重 | 第5輪とは、けん引自動車の「けん引装置」のことです。ここにかかる荷重のこと |
輸入者コード | 輸出入の実績を記録するために、一個人又は一法人に設定されている個別コードです。貿易を始めた場合は、必ず取得しましょう! |