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【貿易】バイヤーズコンソリデーション(バイコン)とは?

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「少しでも輸入経費を安くしたい。効率的な配送を実現したい」この考え方がもとになってうまれたのが「バイヤーズコンソリデーション」です。

バイヤーズコンソリデーションとは、輸出国側の港で荷物を管理して、好きなとき、好きな量をまとめて輸送する仕組みです。これにより、輸入者は、輸入ごとの手数料や物流コスストを下げることができ、無駄がない輸入ビジネスを展開できます。

そこで、この記事では、貿易におけるバイヤーズコンソリデーション(バイコン)の意味、仕組み、メリット、LCL(混載便)との違いなどをご紹介していきます。

【特集】輸入ビジネスの始め方

バイヤーズコンソリデーション(バイコン)とは?

「輸入コストを下げたい」「もう少し効率的に配送をしたい」このようなときは、輸入するまでの流れの中で、少しでもコストを削れる部分がないかを検討します。見直しをする上で輸入の流れをいくつかに分けて考えてみましょう。すると、次の部分で無駄なコストや手間が発生していることがわかるはずです。

工場

不良品の発生

工場から輸入するまでの物流

  • 検品
  • 出荷ミス
  • 配送ミス
  • 無駄な配送
  • 複数のベンダーからの荷物の管理

この中でも特に多いのが物流からくる「無駄」です。

例えば、複数のベンダー(仕入れ先)から商品を輸入しているとします。このとき、それぞれの仕入れ先から別々に商品を輸入していると、配送料金や通関に関する費用が無駄にかかります。これが輸入ビジネスにおいて、非常に大きな無駄です。これを解決するのが「バイヤーズコンソリデーション」です。

バイヤーズコンソリデーション(バイコン)の意味

バイヤーズコンソリデーションとは、別称「コンソリ」とも言います。コンソリとは、何かと何かを合わせることです。そして、この場合における合わせるとは、>複数の海外ベンダー(生産者や供給者)が供給する商品を中国側の工場において「コンソリ(あわせる)」することです。

下の図をご覧ください。こちらがコンソリを行う前の形態です。輸出国の供給者(ベンダー)ごとにばらばらに輸送しているため、無駄な発生します。この無駄が輸送コストにつながります。

コンソリを導入すると……輸出国側で貨物をまとめた後、コンテナ単位で輸入できるため、配送料金をぐっと下げられます。これがコンソリの大きなメリットです。

バイヤーズコンソリデーション(バイコン)3つのメリット

バイヤーズコンソリデーションのメリットは、大きく分けると次の3つです。

  1. コスト削減 複数の貨物を一本にできる
  2. 自分のタイミングで商品を輸入できる。
  3. 現地にて貨物の状態をチェックできます。

1.コスト削減 複数の貨物を一本にできる。

まずは、コストの削減が大きいです。輸出国側で複数のベンダーの貨物を一つのコンテナにバンニング(詰め込む)するため、通関費用や輸送費用などを大きく削減できます。

 
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2.自分の好きなタイミングで商品を輸入できる。

バイヤーズコンソリデーションは、購入した商品を輸出国側の港で管理します。すでに生産が終わり納品されている状態であるため、ご自身の好きなタイミングで輸入ができます。必要なとき、必要な分だけを輸入する流動性が高い輸入ができます。

3.現地にて貨物の状態をチェックできる。

輸出国の倉庫において検品が行えるため、製品の品質に関するクレームを言いやすいです。また、不良品が発見されたときに、輸出国側の倉庫から返品などが行えるため、不良品がでたときの対応の手間を小さくできます。

バイヤーズコンソリデーションの立場をおさらい

では、コンソリデーションの仕組みとメリットを理解できた所で、それぞれの立場を今一度、確認しておきましょう。

コンソリデーション

ベンダー商品を生産する人または供給する人です。一般的には、ベンダーといいます。
フォワーダーコンソリの要になる存在です。輸入者側の意向により、ベンダーから貨物を購入したり、荷物をまとめて発送したりします。輸出国での通関と配送、納期管理、出荷管理などを一手に引き受けている業者です。
輸入者輸入者は、日本での販売状況や生産状況を見ながら、2番のフォワーダーに出荷の指示を出します。例えば、「ベンダーAの商品を50、ベンダ-Bの商品を100、ベンダーの商品100で一つのコンテナにして、何月何日に荷物をつけてほしい!」などと指示を出します。

2番のフォワーダーは、コンソリ対応ができるのかどうか? できる場合は、どの国で可能なのか?をホームページ上などで掲載しています。

LCL(混載)との違い

バイヤーズデーションの仕組みを知ると、何だかLCL(混載貨物)の仕組みに似ています。たしかに、一つのコンテナの中に合積みする点は、同じですが、送付する先の荷主(コンサイニー)がすべて同じである点は、大きく違います。

例えば、LCLであれば、輸出者A、B、Cの別々の輸出者が一つのコンテナに合積みします。もちろん、輸出者A、B、Cの輸出先の人(コンサイニー)はバラバラです。

一方、バイヤーズコンソリデーションは、これら複数のベンダーの物であても、一つの輸出先(コンサイニー)に届けられます。また、コンソリデーションは、必ずしも合積みだけを指しません。輸出国側での出荷管理、バンニング、輸出管理など、すべての調整を含めています。ただのLCLとは、一味も二味も違います。

コンソリ対応のフォワーダーを見つけるには?

バイヤーズコンソリをお願いしたいときは、バイヤーズコンソリに対応しているフォワーダーを見つけましょう。個人事業主の方でも、ある一定の規模感があれば、普通に対応してくれるはずです。

 

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まとめ

  • 輸入コストを下げたい。効率的な輸入をしたいときは、バイヤーズコンソリデーションが便利です。
  • バイヤーズコンソリデーションとは、輸出国側で複数のベンダーからの荷物を一つに集めて、コンテナ単位で輸出することです。
  • 複数の荷物を一つのコンテナにすることにより配送コストなどを大きく削減できます。
  • コンソリデーションで非常に大きな役割を果たすのが「フォワーダー」です。
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  • 5.フォワーダーへの見積依頼
  • 6.輸入通関、消費税、関税等
  • 7.輸入許可後の国内配送
  • 8.輸入許可後の保管方法
  • 9.輸入許可後の保管方法
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