インテグレーターの意味 フォワーダーとは何が違うの?

DHL 国際輸送
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貿易をするときは「フォワーダー」に手配することが多いです。フォワーダーは、飛行機や鉄道、その他の貨物を所有せず「運送サービス」を提供する会社です。具体的には、フォーダーは、飛行機などの所有者(キャリア)と運送契約を結びスペースを借ります。その後、借りたスペースを個々の荷主に「再販売」することで利益を得ています。

フォワーダーの言葉と共に聞くのが「インテグレーター」です。「フェデックスやDHLは、インテグレーターだから貨物が早い」と聞くことも多いです。一体、インテグレーターとは、どのような意味なのでしょうか? そこで、この記事では、インテグレーターについて説明していきます。

インテグレーター

インテグレーターとは、航空機などを所有した上で、自ら荷物のピックアップから配達までを一貫して行う業者です。ポイントは、自社で輸送機を所有し、フォワーダー業務までを行うことにあります。詳しく確認していきましょう!

重要なポイント:自社で航空機などの輸送機を所有していること。かつ、フォワーディング業務をする。

DHL

フォワーダーとの違いとは?

一般的にフォワーダーは、航空会社と輸送契約をした後、買い取ったスペースを使い、自社の荷主へ輸送サービスを提供します。

例えば、HUNADE航空を所有しているBさんがいるとします。そして、このBと契約しているのがフォワーダーCです。

フォワーダーCは、貨物の輸送スペースを卸売り価格で購入します。その後、フォワーダーCは、荷主Dにスペースを小売価格で販売します。つまり、Cは卸売り価格で仕入れたスペースを小売価格で販売することで利益を得ます。このように自ら「航空機などを所有せず」運送スペースの再販売でビジネスをするのがフォワーダーです。

一方、インテグレーターは、スペースの再販売をするわけではありません。自らが飛行機を所有しつつ、フォワーダー業務も行います。元々、インテグレーターは、国内のトラック輸送事業を行っていた所、航空機輸送事業もやり始めたのがいきさつです。

トラック→航空機事業も拡大

という流れからもわかる通り、インテグレーターは、運送設備を所有する前提のビジネスです。一方、フォワーダーは、自社で設備を使用せずビジネスをします。これがフォワーダーとインテグレーターの大きな違いです。その他、インテグレーターは、主にスモールパッケージ(小口貨物)や書類などの輸送を得意する。一方、フォワーダーは、一般貨物を得意とするなどのすみわけもありますが、近年はなくなりつつあります。

キャリア、フォワーダー、荷主とハウス、マスターB/Lの関係

航空機を所有する所を「キャリア」と言います。では、このキャリアとフォワーダー、荷主のB/Lはどうなっているのでしょうか? フォワーダーは、キャリアと運送契約を結び卸価格でスペースを確保します。このとき、航空会社からフォワーダーに「マスターB/L」が発行されます。その後、フォワーダーから荷主に対して発行されるのが「ハウスB/L」です。

インテグレーターの方が優れているの?

フォワーダーは、スペースの再販売により利益を得るビジネス。一方、インテグレーターは、自社が所有する運行機のスペースをそのまま販売します。では、これらの違いにより、荷主としては、どのようなことを考えておくべきなのでしょうか?

もし、あなたがインテグレーターに依頼をする場合は、どこよりも早く荷物を送れるメリットがあります。インテグレーターは、自社機のスペースで輸送、かつ、自社貨物の輸送を最優先にしています。この優先順位の考え方は、クリスマスなどのスペースが厳しいときに重宝します。

例えば、「もう貨物はいっぱい、どこも入らない」という状況であれば、インテグレーターは、自社の貨物を最優先に輸送。入りきらない分は、次のフライトにまわすなどです。よく「荷物が落とされた」といわれるのは、この優先順位にあります。まずは自社の貨物を優先、次に関係が強いフォワーダーの貨物を優先するため、積み荷を落とされてしまうことがあります。

一方、フォワーダーは、利用する航空機に縛りがないため、柔軟に航空機を選択できるメリットがあります。また、航空機などを所有していない分、コストがかからず、それが輸送費に反映される可能性が高いです。つまり、同じ所に、同じものを送るときに、フォワーダーが提案する価格の方がインテグレーターの物よりも安くなる可能性があります。これがフォワーダーのメリットです。

インテグレーターとフォワーダーのそれぞれのメリットを考えながら、自社にとって最適な方を探します。

インテグレーターの代表格

  • フェデックス
  • ユナイテッドパーセルサービス(USP)
  • DHL
  • TNT

フェデックスのメンフィス飛行場

インテグレーターの代表格である「フェデックス」は、アメリカにある「メンフィス飛行場」をハブ空港としています。

Inside the FedEx Express World Hub

まとめ

  • インテグレーターは、自ら輸送機を所有しながらドアツードアの配送をする所
  • フォワーダーとの大きな違いは、この輸送機を所有するか、否かの部分
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