目次
国際輸送する際は、安全性や強靭性とコスト面のバランスが大切だと考えます。このバランスをとる上で重要な役割を果たすのが輸出梱包資材です。
輸出梱包資材にも様々な物がありますが、世界的な評価、安全性、強靭性、使いやすさ等（作業性）を考えて、トライウォール社の梱包資材が良いと考えます。
そこで、この記事では、トライウォール梱包の6つのメリットをご紹介していきます。特に国際航空輸送を利用する方にとって、トライウォール梱包は様々な課題の解決策として有効であると考えます。
トライウォール梱包を利用する理由
- 納期遅延のリスクを下げられる。
- 輸送コストを最適化し、競争力のある輸出価格を実現できる。
- 安心輸送。顧客との信頼を維持できる。（強度、壊れた貨物の防止）
- 作業人員を選ばない。誰でも扱いやすい。
- 色々な貨物に対応
- 企業イメージの向上（高いリサイクル性）
1. 納期遅延のリスクを下げられる。
ポイント１：「確実に納期を守りたい。少しでも遅延リスクがあるなら、それを小さくしたい。」と考える荷主さまにピッタリ！
国際輸送で最も重視することは「納期」です。コスト削減は二の次。まず、海外の取引相手との約束通り、指定の日時に、指定の場所まで貨物を届けられることを重視しています。
海外の取引先にもさらに取引先が存在し、取引が連鎖しています。国際輸送（特に航空輸送）では、迅速性が最も求められます。よって、その納期を少しでも狂わせるリスクがあるのなら、徹底的に小さくしたいと考えます。
例えば、2025年3月に強化されたRA/KS制度です。爆発物検査（爆検）の対象範囲が拡大され、検査に要する時間が大幅に長くなっています。これにより、貨物を載せられないことが多くなり、納期遅延に至る可能性が高まっています。
トライウォール梱包は、この規制強化に対応するために重要です。同社の梱包材でオーバーパックすることで、爆発物検査の対象となる数を減らし、納期遅延のリスクを小さくできます。
新規制の爆発物検査強化による遅延対策として有効です。
2. 輸送コストを最適化し、競争力のある輸出価格を実現できる。
ポイント2. 「海外の取引先に競争力がある価格を提示し、末永い取引を実現したい！ 梱包材と国際輸送価格は密接に関係。利益を減らす【見えない費用】に厳しくありたい。」と考える荷主さまにピッタリ！
海外取引先との契約継続には、価格競争力の維持が不可欠です。価格競争力がある輸出価格を維持するためには、輸出価格の大きなウェイトを占める輸送費の最適化が必要です。
- 航空輸送の費用は、実重量と容積重量が深く関係する。
- 実重量と容積重量は、輸出梱包材が関係する。
- 輸出梱包材次第で、輸送リスクと費用負担が高まる。
梱包材を最適化＝実重量や容積重量の最適化を達成し、結果、輸送費の削減＝競争力がある輸出価格の維持につながります。
軽さは正義！梱包材の最適化が重要な理由
- 一つ100gの梱包資材が1000になると？ 梱包資材だけで何キロ？
- その梱包資材を運ぶために、いくらの輸送代金がかかっている？
国際輸送（航空輸送）は、梱包資材自体の重量も重要です。一つ100gでも1000集まれば、100g × 1,000個＝100kgです。
国際輸送代金は、貨物と梱包資材の合計重量に対してかかるため……..
- 梱包材自体が軽いこと
- 梱包材の体積を最小化すること
- 内容積を最大化すること
は非常に重要です。大切な商品を運ぶための梱包であって、梱包材を運ぶための国際輸送ではないですね！決められた輸送費の中で、できる限り多くの本体を輸送する。これが重要です。やはり、梱包材は軽くて丈夫。これに強度の３つの条件を満たせるものがベストです。
- 軽いこと
- 強いこと
梱包材の最適化により、輸送費の最適化
ができます。なお、トライウォール梱包は、強固な梱包の代表格である木箱と比較しても次の特徴があります。
- 木箱と比較して1/3～1/4の重量
- 木箱と比較して10%～40%小さい
- 入数を増やすことで、貨物当たりの物流費を小さくできる。
3. 安心輸送。顧客との信頼を維持できる。（強度、壊れた貨物の防止）
ポイント３．「梱包材には、プロレスラーのような強靭性を求めている」荷主さまにピッタリ！
「貨物が壊れていた」 「貨物が水濡れしていた」
輸出取引では、貨物の破損に関するクレームを受けることがあります。一定の率で発生することを理解しつつもできる限り、避けたい所です。
取引先からクレームメールではなく、『今回も良い商品をありがとう』と言われる方が望ましいですね。やはり、貨物が本来の形で届くこと。この『当たり前』を確実に実現できる梱包材は魅力的です。
トライウォールの梱包材は、非常に強いです。その品質の高さは、世界42カ国の政府規格に適合、米軍の輸送でも活用されている点からもわかります。
- 高耐圧強度・高耐衝撃強度、強耐湿・強耐水性・防錆性
- 100㎏～2000㎏の重量物に対応
- 一般段ボールの約10倍の耐圧縮強度
- 耐水ロングファイバーライナーで高い耐水性と耐湿性
- 衝撃吸収性が高く、衝撃材の使用量を減らせる
- 輸送中の温度変化による影響を最小限にする。
プロレスラーのような強靭さを持っているので、安心して輸送に使えます。
4. 作業人員を選ばない。誰でも扱いやすい。
ポイント４：「梱包材は、強さだけではなく”扱いやすさ”も重要」と考える荷主さまにピッタリ！
人材の採用コストが上昇する中、輸出商品の梱包作業にも工夫が必要です。どれだけ強い梱包材でも、使いにくい物でしたら大変です。
女性でも、ご高齢でも、作業が不慣れな方でも…..
扱いやすさは、とても重要です。
トライウォールの梱包材は、こんなに扱いやすい！
- 軽量設計で、安全性も高い。
- テープ止め・バンド締め作業が中心
- 釘打ち、工具、のこぎりなどは、不要でかんたん！
- 折り畳んだ状態で保管できる。（作業スペースを削減）
- 検査後のリパック（再梱包）作業も容易
梱包現場で活躍する女性にとって、扱いやすさは重要です。梱包材自体が軽い、工具や難しい組み立ての知識も不要です。誰でも扱いやすい梱包材です。
万が一、税関検査時の再梱包作業も簡単です。再梱包時間を短くすることで、納期遅延のリスクを小さくできます。
5. 色々な貨物に対応している。
ポイント５：「”規定サイズの梱包材”ではなく、貨物に”フィットする梱包材”を手に入れたい」と考える荷主さまにピッタリ！
「わが社は、超巨大な製造機械で一点物を扱っている」
「特殊な液体を輸送したい」
など、トライウォールの梱包材は、カスタマイズ性にも優れています。
- 通常の貨物より非常に重量がある。
- 特定の部分が突き出た形状をしている。
など貨物にあわせた梱包材を手に入れられます。
国際輸送（輸出）をする上で色々なオーダーにも対応してくれる
例えば、「こういう商品を輸送したい。この製品をしっかりと保護しつつ、縦、横、高さのそれぞれを何センチ以内にした上で、入数が最大になるように梱包材を設計して欲しい！」
他、「わが社の製品は、赤道上を通るため、高温多湿になりやすい。しかしながら、ドライコンテナでの国際輸送に適した耐熱・防湿性能を持つ梱包材を開発してほしい」
小ロットオーダーにも対応してくれる。
小規模な会社では、新しい梱包材を試したくても、発注ロットが大きくて難しい場合が多いです。トライウォールは、一点物や、比較的、小さなロットでもカスタマイズされた梱包材の発注ができます。
6. 企業イメージを高められる。（リサイクル性も高い）
ポイント６：「1枚100円でも1000枚使えば？ 梱包資材代を減らせるリサイクル性もグッドポイント！一つ、一つの費用は小さくてもまとまったらすごい費用。少しでも手残りを増やしたい」と考える荷主さまにピッタリ！
2026年の8月の適用が予定されている「EUの包装材規制強化」もある通り、梱包材に対する環境規制を強化する流れがきています。
→輸送用包装材の最小限化要件を設定
本来の強度を維持する意味での反復利用はおススメしないと前置きしつつ、トライウォールの梱包材は、非常に強靭性があるため、何度かの反復利用も可能です。また、全てリサイクルできる素材で作られているため、廃棄も簡単です。トライウォールの梱包材を使うことで、木材使用量を60%も削減できます。
トライウォール梱包は、ドイツの古紙回収保証マーク(RESY4108)を取得しています！
トライウォールと一般ダンボールの比較
| 比較項目 | トライウォール | 通常ダンボール |
|---|---|---|
| 耐久性 | 高い（木箱並み） | 低い（破損リスクあり） |
| 重量 | 軽量 | 非常に軽量 |
| コスト | 中程度 | 低コスト |
| 航空輸送適性 | ◎ | ○ |
| 海上輸送適性 | ○ | △（湿気対策が必要） |
| 環境負荷 | 低い（リサイクル可能） | 低い（リサイクル可能） |
特にトライウォール梱包をお勧めする方
上記の比較の通り、トライウォールの導入は、以下のケースで有効です。
- 高額商品や精密機器を輸送する人：強靭な保護ができる。
- 航空輸送が中心の事業者：軽量化により輸送コストを削減できる
- 航空輸送の爆発物検査による遅延でお困りの方：KS制度に対応しやすい。
以上、私がトライウォール梱包をお勧めする6つの理由です。
トライウォール梱包資材、オーバーパックの詳細はこちらです。
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