輸出入者符号(税関発給コード)輸出や輸入をするなら取得!

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    輸出・輸入をするときは「輸出入者符号(コード)/法人番号」の取得をお勧めします。コードを取ることによって「貿易商」としての第一歩がスタートします。今回は、輸入者コードのメリット、デメリット、取得方法、申請書類などについてご紹介していきます。

    ■この記事の結論

    • 個人事業主は、税関発給コードを取得
    • 法人は、法人番号を使える。(紐づけ登録が必要)
    • 輸出入者符号は、貿易実績を記録するために重要

    輸出入者符号(税関発給コード)

    輸出入者符号とは?

    金額の大小に関わらず、物を輸出入することが多い方は「輸出入者符号」の取得をお勧めします。

    例えば、コンテナを使い輸出入をしている方、海外通販サイトを使い輸入+日本で転売しているなど、金額の大小は関係ありません。輸出入しているなら、取得した方が良いです。下の12桁の数字が輸出入者符号です。個人事業主又は、1法人に一つ紐づけされます。そして、輸出入者は、税関に対して、この符号を使いながら申告します。

    「1 0012345 0000」

    なお、輸出入者符号を

    • 輸入者符号
    • 税関発給コード
    • ジャストプロコード

    などという方も多いですが、意味は同じです。また、2020年現在は、税関発給コードとジャストプロコードの取り扱いは、次のように変更されています。

    2017年4/1日・制度改正により法人番号を採用!

    2017年の4月1日から、法人の輸出入申告は、これまでの税関発給コード又は、ジャストプロコードに代わり「法人税番号」を入力することになりました。そのため、2020年3月現在の輸出入者符号の取り扱いは、次の通りとなります。

    • 法人→法人番号による申告
    • 個人や個人事業主→無入力又は税関発給コード
    法人は、法人番号による申告。 個人事業主は税関発給コード

    輸入者符号を取得するメリットとデメリット

    輸出や輸入をするためには、必ず輸出入者符号(法人番号)がいるのでしょうか? この答は「NO」です。輸出入をする上での使用義務はなく「無入力」で申告もできます。ただし、法人番号等を使わずメリット、デメリットを理解された上で判断をした方が良いです。

    デメリット

    • 輸出入者としての実績が蓄積されない。
    • 法人の場合は、ジャストプロへの登録手続きの際、わずかな手数料が発生する。

    メリット

    • 輸入者の実績が蓄積される。
    • 貿易関連企業との処理が高速に行える。
    • 口座振替による納税
    • 特例申告関係ができる

    色々なメリット、デメリットがありますが、最も重要な点は「輸出入実績の記録」です。税関は、ナックスと呼ばれるシステムを使い、輸出入者符号(法人番号)に情報を紐づけて管理しています。

    例えば、誰が。いつ、どんな貨物を。どこの国から。どのように。どこの港に。いくらで?などの情報です。これと合わせて税関検査の有無とその結果結果など、輸出入者の様々な情報をコードに紐づけて管理しています。これがいわゆる「輸出入者実績」です。税関のシステムは、過去の輸出入実績などを踏まえながら「税関検査の実施をするのか?」「簡易審査扱いにするのか?」「通常審査扱いにするのか?」などを「審査区分」として判定します。

    つまり、輸入者符号(法人番号)をとらないまま輸出入申告をしていると、いつまでたっても実績はたまらず、その分、審査に時間を要したり、税関検査に当たりやすくなったりします。この「実績の蓄積」が符号を取得する上での最大のメリットです。 要は「実績がない人=信用ならない。だから重点的に税関検査をする」ということです。

    取得方法・費用

    輸出入者符号は、2020年現在、個人事業主のみが取得できます。法人が新たに取得する場合は、ジャストプロからのみ申し込みができます。

    1. 個人事業主 →税関発給コード
    2. 法人 →法人番号を活用したコード(ジャストプロで取得)
    税関発給コードとジャストプロの違いは?

    機能的には、同じです。ジャストプロの場合は、新規登録して6600円が必要です。他方、税関発給コードは無料です。

    1.税関発給コードの申請と必要書類の一式

    税関発給コードは、税関の新規申し込みページから手続きをします。必要書類等は、次の通りです。

    • 取得費用→無料
    • 新規申請書式
    • 住民票
    • 住民票に記載のある氏名と個人事業者名の両方が載っている公的書類(開業届けなど)
    • 委任証明書(通関業者に代理で登録してもらう場合)
    税関発給コードを個人名で取得する流れ

    1.税関発給コードのエクセルファイルを作成する。
    2.1で作成したエクセルファイルを東京税関へEメールで送付
    3.確認書類で住民票を選んだ方は、別途住民票を郵送
    4.これで手続きは完了です。後日、東京税関から発行完了の通知が届く

    個人事業主として取得する流れ

    1.税関発給コードのエクセルファイルを作成
    2.1で作成したエクセルファイルを東京税関へEメールで送付する。
    3.住民票に記載されている住所を管轄する税務署に「開業届」を提出
    4.確認書類で住民票を選んだ方は、住民票と開業届の控え(コピー)を郵送
    5.手続きは完了です。後日、東京税関から発行完了が通知される。

    税関発給コードの新規申請書の記載例

    申請条件

    今回の申請書は、個人事業主であり、住民票に記載されている住所とは別の住所(レンタルオフィス等)で税関発給コードを受ける場合を想定しています。もし、住民票に記載されている住所で申請をしたい場合は、下記の図中にある「住所2」の記載は不要です。

    主なポイント

    代理申請者の欄は、本人が申請する場合は不要です。住所一には住民票に記載されている住所を記入します。もし、レンタルオフィスなど、住民票の住所とは別のところを登録したい場合は住所2を記入してください。このポイントを抑えていただければ、特に困ることなく書類の作成は完了するはずです。

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    書類の完成後

    上記の書類が完成したら、エクセルのファイルを東京税関にEメールで送信します。Eメールへの添付は、件名部分に「新規申請(登録名)」として送付します。エクセルファイルを添付したことを確認してから送信ボタンを押してください。その後、住民票や開業届の控えを郵送(書留)によって下記の場所へ送付します。一週間くらいで税関コードが発行されます。

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    2.ジャストプロの申請

    法人であり、新しくコードを取得するときは「法人番号」を使います。法人番号とコードの紐づけ手続きは、ジャストプロのページからおこないます。

    取得の流れ
    1. 新規取得費用は6600円のみ
    2. 法人事業用の新規登録申し込みをする。
    3. 法人の印鑑証明(写)と法人番号指定通知書(写)を提出
    4. 新規登録手数料6600円を納付
    5. 1~3をジャストプロに郵送
    6. 審査後、登録完了
    7. コードが郵送される。

    参考:国際郵便で輸入するときも活用ができる。

    実は国際郵便や国際宅配便で小さく輸入するときもこの輸出入者コードの使用ができます。つまり、小さな小包一つであっても、あなたの輸入実績にできます。具体的には、国際貨物や国際郵便には、トラッキングナンバー(問い合わせ番号)があります。この「トラッキングナンバー」と「自分の輸出入者コード」を合わせて、配送を担当する会社に伝えます。

    国際郵便系なら郵便へ、その他の会社であれば、担当する会社の通関部門の方へ伝えます。ここで忘れてはならないことは、荷物が日本へ到着をして輸入申告(国際宅配便)や税関が関税を決定(国際郵便)するに伝える必要があります。

    よくある疑問

    Q.コードの情報を変更するには?

    住所などの変更をしたい場合は、それぞれのページから行います。
    税関の変更ページ
    ジャストプロの変更方法

    Q.更新期限は?

    税関発給コードの更新期限はありません。ジャストプロは3年間です。

    まとめ

    • 貿易ビジネスをするなら輸出入者符号をとろう。
    • 個人事業主は、税関発給コードを使用
    • 法人は、法人番号を使用する。
    • コードは、輸出入実績を記録する意味で重要

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