貿易旅部の歩み方

トラベラー海外出張/貿易サービス
この記事は約13分で読めます。

貿易ビジネスをするときは、海外での情報収集が欠かせません。もちろん、インターネットが発達した世の中では、ある程度、ネットから情報を得られることも事実です。しかし、ネットに出ている情報は、氷山で言う所の「表面部分」に過ぎない場合も多いです。やはり、現地にいき、自分の足で歩いて新鮮な情報を入手することが重要です。

当サイトでは、旅をして現地情報を収集する人を「貿易旅部」としています。貿易旅部の中心ターゲットは、東南アジア。LCCなどを使い、片道5時間ほどで行けることが条件です。そこで、この記事では、そんな貿易旅部になるためのお役立ち情報をご紹介していきます。

トラベラー

ネット検索力×現地情報収集力=貿易旅力

私の個人的な考えでいうと、これからの貿易ビジネスは、ITリテラシーと現地情報の収集力が必要だと思います。少し前、インターネットがまだ発達していなかった頃は、貿易をするときに、そこまでのITリテラシーが必要ではありませんでした。元々、インターネットとは、ごく限られた人が使うものであったため、一般の人がお目にかかるものではなかったからです。当然、これにより、情報が伝わる速度は圧倒的に遅かったです。

しかし、2018年現在はいかがでしょうか? 小さな子供から大人まであらゆる世代の人がスマホを手にしています。「○○に来ている!」とつぶやけば、それに即座に反応する人がいます。日本の裏側、ブラジルから商品を購入することも簡単ですね。「今、イギリスでは、どんな服が流行っているんだ~」と思ったら、イギリスのサイトに行き情報を収集することも簡単です。

インターネットは、誰もが簡単に、世界のどんな情報にもアクセスできる道を開きました。もちろん、これは、良い部分もあれば、悪い部分もあります。貿易ビジネスでいえば、価格情報の「見える化」が悪い側面です。少し前までは、外国からの輸入品とあれば、その価格に疑いを向ける人は少なかったでしょう。

仮に疑いを持ったとしても調べる術がないため、どうしようもありません。しかし、最近の貿易ビジネスは、まったく違います。商品の買い手であるバイヤーは、インターネットの力を使い、あなたが提示する価格と、日本国内での流通価格または、海外での価格をすぐに調べられます。

貿易ビジネスを20年ほどをおこなっている方であっても、この価格の見える化について、次のように言います。

「昔と比べてやりずらくなった」

この一言からもわかる通り、今後、貿易ビジネスでご飯を食べていこうと考えているのなら…

  • ITリテラシー
  • 情報収集力
  • 語学力

この3つが必要になります。これらがあることを前提として、さらに、この記事では、貿易旅部として歩むために必要だと思う知識をご紹介していきます。

貿易旅部になるには?

貿易旅部では、次の3つのパートに分けて情報をまとめています。必要な部分をご覧ください。

  1. 旅に出る前の準備
  2. 旅中のこと
  3. 帰国するときのこと

1.旅に出る前の準備

まずは、旅に出かける前の準備をします。海外渡航となると、住民税、所得税などの手続きがありますが、そもそも旅部は、そこまで長期間、海外にいることを前提にしていません。イメージで言うと、好きなときに海外に行き、好きなときに帰国する。ちょっと、気になることがあったら、また海外へ飛ぶ。そんなイメージです。

私自身、これまで多くの国へ行ってきましたが、結局「日本の方が良い」との結論にいたります。ご飯もそう。住むクオリティもそう。最初は、物珍しい部分もあるかと思いますが、海外は海外なりの悪い部分が見えきます。必ず、いつかは「隣の芝は~」という言葉の意味をしみじみと分かる日がくるかと思います。

だからこそ、私自身は、数か月単位、しかも気が向いたら海外にいくようなスタイルを貫いています。

私の中で海外は、お金儲けのために行く。日本は、住を満喫する所だと考えます。日本自体もまだまだ知らない所がたくさんあります。世間一般的には、海外志向=かっこいいとか、進んでいる~などのイメージが強いですが、それは、言葉通り、イメージに過ぎないと思います。やはり、結局、ふるさとである日本のほうが色々と住みやすいと感じるはずです。

いや、むしろ、日本という国をもっと知ってみたい。と考えております。つまり、これがふなでのミッションに通じるものでもあります。

日本を知る=日本の素晴らしい商品を世界に広める。

と、ここまでが前置きです。これからは、実際、旅に出るときには、どんな準備をすれば良いのかをご紹介していきます。基本的に長期での旅を想定していないため、住民税と所得税の説明は省きます。ここでは、海外保険、安全情報の収集、予防接種、海外航空券とホテルの手配、お金を減らさない工夫についてご紹介していきます。

1-1.海外保険とは?

海外に行ったときに病気やケガをすると、高額な医療がかかる可能性があります。日本は、医療制度が整っているため、1000円の治療費がかかったとしても、わずか300円を支払うだけで満足できる治療を受けられます。しかし、海外では、この治療費の全額負担が求められます。

例えば、海外にいるときに、風邪をひいてしまった。転んでけがをした。虫歯になった~などがあります。日本に帰国してからでも大丈夫な症状であれば、我慢できないことはありません。しかし、そうではなく、今すぐ、病院へ行かなければならないときがありますね。このようなとき、高額な医療費がかかるからと言って、治療を受けないわけにはいきませんね。そこで役立つのが「海外保険」です。

海外保険に入れば、万が一、海外で何らかの治療を受けることになっても、その全額(補償内容によりことなる)を保険会社がカバーしてくれます。これで、万が一の医療体制の確保ができ、とても安心ですね。病は突然来る。これを想定しておくことが重要です。海外保険の加入は、次の三つのポイントを考えるようにしましょう。

1.自身が持っているクレジットカードの補償ではカバーできないか?

2.期間はいつからいつまでなのか?(出国日と帰国日

3.どこまでの補償が必要なのか?

です。具体的な補償内容などについては、各、保険会社のサービスページでご確認ください。

1-2.安全情報の収集

海外に行くときは、必ず現地の治安状況を確認することが重要です。何年か前、バングラデッシュのカフェ?で日本人が被害にあった痛ましい事件がありましたね。ここまで悲惨な事件は、なかなかありませんが、いわゆる軽微な犯罪は、よくあります。

例えば、フィリピンのマカティ(繁華街)を歩いていたら….や、タイのバンコクで、同じ日本人ぽい人から○○被害に合った。という事例はたくさんあります。また、一見すると、平和に見えて、実は争っている国もあります。カンボジアとタイなどですね。やはり、現地に行くのであれば、必ず最低限、安全情報を確認した方が良いです。

海外における安全情報は、外務省の「海外安全情報」に掲載されています。このページの中で紹介されてる「犯罪被害の事例」などを確認しておきましょう。特に、マップ上の色が黄色または赤色になっている国には、注意が必要です。

1-3.予防接種

海外では、日本では蔓延していない病気が流行っている可能性があります。特に、東南アジアなどは、まだ、いろいろな部分で未成熟であるため、その危険性が高いです。

例えば、

・トレッキングなどへ出かけようとするとき。
・動物園にいくとき。
・ジャングルツアーにいくとき
・川下りツアーへいくとき

など、少し自然があふれる場所へ行くときは、注意が必要です。どの国へ行くときは、どんな予防接種が必要であるのかは「東南アジアに行くときに予防接種を受けるべき?」の記事をご覧ください。

1-4.海外航空券とホテルを手配する

海外航空券とホテルを手配します。もちろん、旅行代理店に全てをお任せすることもできますが、それだと、費用的にも高い場合が多いです。やはり、なるべく無駄な経費を少なくして、貿易ビジネスが完全に軌道にのるまでは、できるだけ経費は節約するべきです。経費を節約するときに便利な物が海外航空券予約サイトやアプリです。

例えば、JALやANAの航空券を購入するとしても、JALやANAのサイトから直接購入するよりも、以下にご紹介する旅行サイトを通して購入したほうが安い場合が多いです。これらのサイトは、航空券だけを購入することもできますし、ホテルも含めて購入することもできます。とても自由度が高いため、比較検討するようにしましょう。

・フリーバード
・トラベルコちゃん
・エアトリ

もし、安さを求めるのであれば、LCCまたはスカイチームに所属している航空会社のチケットを狙います。また、現地のホテルだけを吟味したいときは、アゴダやエクスべディアと呼ばれるサイトでの予約も有効です。すべてインターネット上で予約を完了できるため、現地のフロントにてややこしいことを言われないメリットもあります。

1-5.お金を減らさないための準備をする。

アルバイトなどで生計を立てている人は、働いた分の賃金しかもらえませんね。仮に一か月間、海外に暮らそうと思えば、その間の収入は、ゼロ。その上で、現地での生活費がかかります。仮に正社員であったとしても有給休暇には上限があるため、働かなければ無収入になることとしては、本質的に同じです。

もし、あなたが貿易旅部として生きていこうとするのなら、この「働いた分=収入」という給与システムから、なるべく早く抜ける必要があります。どこで、どんなことをしていても、自分のポケットにお金が入ってくる仕組みを作る必要があります。もちろん、その収入を入れるための方法は何でも良いです。

例えば、最も気軽、かつ、お金をかけずに仕組みを作りたいのであれば、ブログを始めるのも一つの手です。しかし、実際、このブログを運営するとわかりますが、なかなか自分が思うように広まらないのが現実です。当サイトも、今でこそ、一日あたり数千名もの読者さんが訪れてくれていますが、ここまでくるのに、多くの苦労があったことは事実です。

決して楽ではない道でした。これは断言できます。もし、このいばらの道を本気で進みたいと考えているのであれば「ブログの歩み方」の記事を参考にしてみてください。超大手ブログには及びませんが、皆様よりも1%ほど、先に歩んでいる者がそのノウハウを書かせていただきました。

もちろん、「ブログなんて無理だよ~」と思う方もいらっしゃるはずです。この場合は、別の方法による収入を作れば良いと思います。

例えば、メルカリやアマゾンなどのプラットフォーム上でビジネスを行うのも良いですね。ではなく、実は、現実世界でもビジネスのチャンスはあります。喫茶店広告スペースビジネス、ガチャポンビジネスなどです。要は、一度、仕組みを作ってしまえば、あとは、修正や微調整をするだけでコントロールできるビジネスが理想です。

人が動くことが前提になるビジネス(例:便利屋など)は、好きなときに、海外に行く「貿易旅部」には、合わないモデルだと思います。もちろん、便利屋が悪いと言っているのではなく、あくまで貿易旅部としてに生き方を貫く上では、都合が悪いということです。

■旅を始めるための準備まとめ

・日本と東南アジア(近い外国)を好きな時に行ったり来たりする

・海外で発生するリスクに備えること

・海外に行っている間に無収入状態にならないこと

2.旅中のこと

実際に現地では、どのようなことをすれば良いのでしょうか? 私自身は、次の4つを意識しています。

  1. 現地へ赴いたパフォーマンスを最大化すること
  2. 現地での費用を安くする工夫
  3. 現地での快適さをます工夫
  4. 現地でお金を稼ぐ方法

2-1.現地へ赴いたパフォーマンスを最大化すること

せっかく、現地に来たのであれば「行った甲斐があった」と言える滞在にしたいですね。仮にあなたが何らかの商品を輸入するビジネスをしているのであれば、前回とは、違う市場へ赴いてみることもありです。市場を少し変えるだけで、扱っている物がガラリと変わるのがアジアでのマーケットの特徴です。

逆に輸出ビジネスをしているのなら、現地のスーパーに行き、どのような輸入商品が幅を利かせているのかをチェックします。また、現地ではやっているアニメ、映画、本なども抜け目なくチェックです。可能であれば、ラング8などで知り合った現地の人と会い、色々とおしゃべりをして情報収集をすることも一つの手です。扱っている商品を求めている人は、どのような場所にいるのかを意識することが重要です。

2-2.現地での費用を安くする

完全に貿易ビジネスが立ち上がっていないときは、やはり現地での滞在費を安くすることが重要です。安くする上で役に立つのがアゴダです。もちろん、歩き回り、なるべく安い宿を探すことも一つの手です。しかし、この宿選びなどに時間を費やすのは、あまりにももったいないです。やはり、ネット上で予約と決済ができるサイトを利用するべきだと考えます。

アゴダを使えば、一泊一万円というホテルを使う必要もなく、かといって、集団宿泊施設(ドミトリ)に泊まる必要もないです。自分の身の丈に合った最適な宿を探せます。現地で滞在するホテルは「自分の疲れがなくなり、かつ、ある程度の品質」であれば、どこでも良いと思います。宿に質を求めるのは、もう少し先のことだと思います。

また、現地での食費などにも気を遣います。私たち日本人を含めて、外国人に対して「二重価格」を設定しているお店があります。要は、同じ商品であっても、現地人には、一本100円、外国人には、1本300円などと価格差をつけている所です。一回の額的には大したことはありませんが、つもりにつもり、大きな費用になります。このあたりも注意すると良いですね。

関連記事:安い滞在費で住める国まとめ

2-3.現地での快適さを増す工夫

「どこで両替をすればいいのか?」

「この仕入れ先を登録したい」

「このホテルを予約したい」

など、滞在中に感じる不便なことは、アプリが解消してくれることが多いです。

例えば、商品に書いてある文字が全くわからないときは「カメラによる翻訳ができるアプリ」を遣います。また、自分の所から最も近い両替所を表示するときは「Get4x」を使います。滞在中で感じるほとんどの不便は、これらのアプリによって解消されると覚えておきましょう。

関連記事:海外旅で便利なアプリのまとめ 東南アジアの電気プラグの形状と電源まとめ

2-4.現地でお金を稼ぐ方法を考える。

とても細かい話をすると、労働ビザで入国していない限り、現地で働くことはできません。ただし、現地で働かなくても収入を得ることは可能です。その最大のリソースは「現地にいること」です。現地だからこそできること、知れることなどを武器にすれば、何らかの方法で収入を得ることは可能です。

例えば、現地のホテルに取材を重ねた上で、現地のホテルガイダンスサイトを作ることもできます。もちろん、普通のホテルガイドでは、すでに他のサイトも行っているため、今から参入しても難しい可能性が高いです。ただし、それは、あくまで「普通のホテルガイダンスサイト」を作った場合です。

ポイントは、普通のホテルサイトではなく、何か別の要素と組み合わせることです。または、日本に住んでいるアフィリエイターたちでは、記述することができない情報を盛り込むことです。ただのホテルを紹介するサイトにするのではなく、そこに一工夫を加えることにより、あなたのサイトへ来るべき理由ができます。

詳しくは「海外でお金を稼ぐ方法」をご覧ください。

■旅中のまとめ

・貿易旅に出かける目的を明確にしましょう。

・無駄な費用を抑えること

・海外の環境を利用すれば、あらゆるマネタイズが可能

3.帰国するときのこと

現地での情報収集も終わり、いよいよ日本へ帰国するときは、次の2つを考えます。

1.日本で儲かる物を持ち帰る

2.仕入れた商品の持ち帰り方法

3-1.日本で儲かる物を持ち帰る

海外での情報収集も終わり、いよいよ日本に帰国です。ただし、手ぶらで帰国しません。現地で手に入る物、かつ日本での販売価格に開きがある物を購入して持ち帰ります。

例えば、○○国の○○という商品は、日本での販売価格は、およそ5倍以上です。しかも非常に需要が高いのに、供給者が圧倒的に少ないです。それを日本へ持ち帰り転売します。もちろん、税関への申告は「商売目的」として行います。また、食品届が絡む物などは、輸入が難しくなるため、避けたほうが無難です。(実はここにもチャンスがあり)

日本へ帰国するときに「ただ、帰国する」のではなく、少しでも旅費を浮かせるように、または、それ以上に儲かるように、現地から価格差がある物を持ち帰るようにします。

3-2.仕入れが商品の持ち帰り方

現地で仕入れた商品には、次の2つの持ち帰り方があります。

1.別送品

2.旅具通関(ハンドキャリー)

別送品とは、現地の郵便局など荷物を「別送品」として送ることです。別送品として送ると、帰国時に「一緒に持ってきた扱い」になり、旅行者の携帯品免税が適用されます。ただし、別送品として送る場合でも、それが商売目的であるときは「携帯品免税の適用は除外」されます。

旅具通関とは、総額30万円までの貨物を簡易的な通関で処理できる仕組みです。よく大きなスーツケースに入れて、ドカンと輸入している方は、この旅具通関をしています。ちなみに、商売目的の商品を個人使用目的として偽って通関することも可能です。ただし、そのようなことは、数が増えてこれば、おのずと無理が出てきます。

であれば、最初から正規の手続きをおこなった上で、国内売価設定をした方が賢明です。偽りの輸入は「関税法違反」という脱税行為です。少なくても、この記事をご覧になっている、あなたには、このような行為を行わないことを切に願います。

以上、貿易旅部の歩き方でした。

■帰国するときのまとめ

・日本と外国との価格差があるものを見つけて持ち帰ろう。

・うまくいけば、旅費または旅費以上の儲けも可能

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