国際郵便マイページサービスの使い方 どんなことができる?

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    国際郵便や国際eパケットを使う上で悩むのはラベル(伝票)の作成です。EMSも国際eパケットも決められたフォームの中に英語で書き込む必要があるため、色々と大変です。しかも住所の書き方も違う、荷物の商品名や価格まで書かなければならないため、日本国内の発送とは大きく違います。平たく言えば、とても面倒です。そこで国際郵便マイページをお勧めします。

    国際郵便マイページとは、日本郵便が運営する伝票の作成サービスです。オンライン上で操作をした後、プリンターで伝票を印刷して使います。もちろん、プリンターでの印刷だけはなく、EMSのラベルに必要事項を印字した物を郵送してもらうこともできます。そこで、この記事では、国際郵便マイページの使い方をご紹介していきます。なお、まだ会員登録が終わっていない方は「国際郵便マイページサービスの会員登録方法」をご覧ください。

    国際郵便マイページサービス

    海外に荷物を送るときに大変なことは、ラベルの作成です。すべての項目を英語で書かなければならない上、内容品の記載などが必要になるためです。そんな大変なラベル作成も国際郵便マイページサービスを使えば、簡単にできます。オンライン上で、発送元情報、発送先情報、品名などを登録しておけば、あとは、その情報を使い、ラベルの印刷(作成)ができます。

    国際郵便マイページサービスでできる4つのこと

    国際郵便マイページサービスでできることは、以下の4つです。

    1. EMSラベル印字ネット受付サービス
    2. オンラインシッピングツール
    3. リスト管理:情報管理ツール
    4. マイカレンダー

    それぞれのできることと特徴は、次の通りです。

    1.EMSラベル印字ネット受付サービス

    EMSラベル印字サービスは、EMSのラベルに、依頼者情報や宛先情報を入力した物を郵送してくれるサービスです。具体的には、国際郵便マイページサービス上で依頼者と送付先情報を決めた後、必要な枚数を選びます。申し込んだEMSラベルは、およそ2営業日ほどで郵送されてきます。

    2.オンラインシッピングツール

    オンラインシッピングツールとは、EMS、国際小包、国際eパケット、国際eパケットライト、国際書留郵便の送り状やインボイスを作成するサービスです。作成したラベル(A4サイズ)は、ご自身のプリンターで印刷をした後、専用のパウチに入れて使います。パウチとは、以下の透明な袋のことです。これを国際郵便オンラインサービスから取り寄せます。

    郵便局の袋

    1番のEMSラベル作成サービスは、EMS用しか作れませんが、このオンラインシッピングツールは、国際郵便に関するすべてのラベル(伝票)を作成できます。

    3.リスト管理:情報管理ツール

    リスト管理ツールは、EMSラベル作成サービスや、オンラインシッピングツールで使う「ご依頼人情報」や「送付先情報」品名などの情報を追加したり削除したりするときに使うツールです。国際郵便マイページサービスを利用するときは、最初に、このリスト管理・情報管理ツールを操作します。

    4.マイカレンダー

    配送予定を登録したり、主要国の祝日などを確認したりできる機能です。

    1.最初に行うことはリスト管理

    まずは、EMSラベル印字ネット受付サービスなどで必要になるリストの管理をします。ここでいうリストとは、発送元の情報、発送先の情報、商品名の一覧などを指します。

    例えば、発送元の情報を登録しておけば、ご自身の住所を発送の度に入力する手間を省けます。発送先の情報登録も同様です。また、商品名の一覧とは、商品名を英語表記にした物です。「インスタントラーメン」「ご飯」などを英語で書くにはどうすればいいのか? これを発送の度に考えるのは大変ですね。ですから、よく発送する商品名をリストに登録して、発送の度に英語化する手間を省きます。

    • ご依頼主登録 → 発送元の情報を登録(複数登録可能)
    • お届け先登録 → 発送先の情報を登録(複数登録可能)
    • 内容品登録 → 品名を英語化したリストの登録

    国際郵便マイページサービス

    1.ご依頼主登録の方法

    発送元の情報を登録します。発送元ですから、荷物を送る側である、あなたの住所情報を登録します。登録する情報は、以下を参考にしてください。日本語の住所を英語の住所に変換したいときは「日本住所英語化ツール」を使います。ただし、この登録画面では、2番のフォームに郵便番号を入力した後「住所設定ボタン」を押せば、ほとんどの住所を自動で入力してくれます。あとは、自動で入力された物に修正を加えるだけで良いです。

    番号入力例
    1Tarou Hunade
    2100-0014
    3番地以外自動入力されます。先頭に番地を追記します。
    4自動入力
    5プルダウンから選択します。
    6電話番号を入力します。入力例090-1234-5678の場合、 +81-90-1234-5678

    国際郵便マイページサービス

     

    入力内容に誤りがないかを確認した後、登録ボタンを押します。

    国際郵便マイページサービス

    2.発送先情報の登録

    今度は、発送先に関する情報を入力します。以下の入力例を参考にしてください。参考例:700 Khaosan Road, Pranakorn , 10200 バンコク, タイ

    番号入力例
    1Mr. Tarou Hunade
    2国を選びます。
    3700 Khaosan Road,
    4Pranakorn

    国際郵便マイページサービス

     

    発送元情報と発送先情報の登録が完了したら「アドレス帳を見る」というボタンを押しましょう!

    国際郵便マイページサービス

     

    アドレス帳を見るボタンを押すと、登録したアドレス情報が一覧表示されます。青枠部分を押すことによって、発送元の情報と発送先の情報を切り替えて表示します。

    国際郵便マイページサービス

    以上がリスト管理ツールの機能紹介です。次にEMSラベル印字ネット受付サービスと、オンラインシッピングツールの使い方をご紹介していきます。念のため、重ねて説明しますが、EMSラベル印字ネット受付サービスは、EMSラベルに印字をして郵送してもらうことです。一方、オンラインシッピングツールは、EMSに限らず、すべての伝票作成で使える物です。

    2.EMSラベル印字ネット受付サービスの操作方法

    まずは、EMSラベル印字サービスの操作方法をご紹介していきます。「EMSラベル印字オーダー」をクリック!

    国際郵便マイページサービス

     

    ご依頼人情報を選択します。ここでリスト登録している情報が表示されます。ご依頼主情報を空欄にしたいときは「空欄」を選びます。

    国際郵便マイページサービス

     

    次に発送先情報を選びます。ここにもリスト登録している物が表示されます。ちなみに、ご依頼主情報と発送先情報は、どちらかを空欄にすることはできますが、どちらも空欄にすることはできません。もちろん、両方を埋めて印刷することもできます。

    国際郵便マイページサービス

     

    今回は、ご依頼主情報を空欄。発送先情報のみを記入したラベルを取り寄せます。左にある赤枠部分がご依頼主情報、右にある青枠部分が発送先情報です。EMSラベルは、このプレビュー画面通りに印字されてきます。この内容で良ければ、必要枚数を入力します。

    国際郵便マイページサービス

     

    入力の間違いがないかを確認します。ご依頼主情報、必要枚数、オーダー取り消しなど、すべての編集ボタンが設置されています。必要であれば、それぞれのボタンから編集します。これで良ければ「オーダーを確定する」を押して完了です。2~3営業日以内に、印字されたEMSラベルが届きます。

    国際郵便マイページサービス

    3.オンラインシッピングツールの操作方法

    次にオンラインシッピングツールの使い方を説明していきます。オンラインシッピングツールは、EMS、国際eパケット、国際小包なで使う伝票、インボイス、パッキングリストなどをまとめて作成できます。発送に関するすべての情報を入力した後、自宅のプリンターを使って印刷します。利用者は、印刷したラベル(伝票)を専用のパウチに入れて使います。

    オンラインシッピングツールのメニューは、以下の通りです。パウチの請求は、2番。送り状の作成は、1番のメニューから行っていきます。

     

    最初に2番のメニューボタンからパウチを取り寄せていきましょう!ちなみに、パウチとは、以下の物です。

    郵便局の袋

     

    パウチを届ける先を指定します。すでに登録している住所を指定することもできますし、新しく住所を入力することもできます。これでパウチの請求は完了です。

    オンラインシッピングツール

     

    次に1番の「送り状を作成する」ボタンから伝票を作成していきます。まずは、ご依頼人情報(発送元情報)の入力です。リスト管理ツールで登録してある住所が表示されているはずです。

    オンラインシッピングツール

     

    次にお届け先を指定します。こちらも同様に、リスト管理ツールに登録されている情報が表示されます。もし、リスト管理ツールに登録していない物を使うときは「ご依頼主を登録する」を押しましょう!

    オンラインシッピングツール

     

    新しいお届け先の入力画面です。リスト管理ツールの入力方法と同様に、上から順番に項目を埋めていきましょう。

    オンラインシッピングツール

     

    発送種別を選択します。1番の項目と2番の項目は連動しています。1番でEMS、国際eパケットを選択しているときは、2番の項目は選択できません。2番は、小型包装物や国際小包を選んでいるときに限り選択できます。

    • 航空便・飛行機で運ぶ方法です。最も配送料金が高いです。ただし、早いです。
    • SAL便・航空便と船便を組み合わせて運ぶ方法です。配送日数と料金のバランスがちょうど良いです。
    • 船便・船だけで運ぶ方法です。最も安く送れますが、最も遅いのが難点です。

    オンラインシッピングツール

     

    このように連動しています。

    オンラインシッピングツール

     

    また、一番で「物品」を選択しているときに限り、下の内容品登録を操作できます。リスト管理ツールで登録してある商品から選ぶときは、右側の「内容品一覧を参照」、新しく内容品を登録するときは、左側の「内容品を登録」ボタンを押します。

    オンラインシッピングツール

    オンラインシッピングツール

     

    リスト管理ツールで登録してある商品は、このように一覧で表示されます。今回のラベル印刷に反映したい物にレ点を入れた後、2番のボタンを押します。

    オンラインシッピングツール

     

    もし、リスト管理ツールで登録していない物をラベルに入れたいときは、以下のボタンを押した後…..

    オンラインシッピングツール

     

    こちらの商品登録画面で商品を登録します。

    オンラインシッピングツール

     

    商品の登録が終わったら、それぞれの個数と価格を選びます。単価などを編集したいときは、右側の変更。削除するときは「削除」ボタンを押します。内容品種別の欄は、次の項目を参考にしてください。ちなみに、こちらの種別ボタンの選択によって、相手国での関税の徴収に関係してきます。

    贈り物商売目的ではなく、プレゼントの意味合いです。多くは、ここに該当するはずです。
    書類書類を送るときに選択します。
    商品見本商売目的のサンプル品を送るときに選択します。
    身の回りの品留学や海外赴任などを行うときの引っ越し免税に該当するかどうかに関わります。
    商品商売目的の商品を送るときに選びます。
    その他不明

     

    オンラインシッピングツール

    ■商品価格に関する疑問

    ギフトや見本品など、相手に対して無料で送るものにも価格は必要なの?

    はい、必要です。ここでいう価格とは、あなたが相手に対していくらで送っているのか?ではありません。その商品自体の価値はいくらなのか? この部分が問われています。

    例えば、価格1万円相当の靴を無料でプレゼントしたからといって、単価をゼロにすることは間違っています。この場合であれば、単価1万円と記入します。その上で、相手に対して無料でプレゼントした申告します。単価をゼロにしていると、何らかの事故の際の保険も商品価値ゼロで計算されるなどの問題もあります。つまり、保険補償の対象ではなくなります。

     

    すべての入力項目を埋められたら、危険物の確認にレ点を入れて、発送関連情報の入力画面へ進みます。

    オンラインシッピングツール

     

    続けて発送情報を入力していきます。次の1~5の項目の部分は、以下を参考にしてください。

    1発送予定日を入力します。
    2発送個数を入力します。
    3ダンボールに入れた状態の総重量を書きます。単位は、グラムになっているため注意です。
    43番で入力すると、自動的に表示されます。
    5何も指定しなくても標準で2万円相当の保険は入っています。もし、2万円では収まらない物を輸送するときは、希望の価格を入力します。この欄へ入力すると、右側の保険料が自動的に表示されます。

    オンラインシッピングツール

     

    基本は、そのままで良いです。

    オンラインシッピングツール

     

    その他、発送するにあたり、添付資料などがあれば、こちらへ入力します。

    オンラインシッピングツール

     

    特に原産地証明証明書輸出貿易管理令の非該当証明書を添付するときは、インボイスの備考欄に記入します。下の例文であると、JTEPA(日タイEPA)に関する原産地証明書を添付していることになります。

    オンラインシッピングツール

     

    配送のステップごとにメールが欲しい方は、こちらに設定します。

    オンラインシッピングツール

     

    こちらが最終確認画面です。変更点があれば、変更ボタンで変更します。内容が正しければ、画面下にある「送り状を印刷する」を選択します。

    オンラインシッピングツール

     

    こちらの画面が表示されたら、ラベルの登録は完了です。次に登録したラベルを印刷します。

    オンラインシッピングツール

     

    印刷した書類は、指定の箇所に署名などを必要とするケースがあります。以下の表を参考にして、ご自身で行うべきことを確認しましょう。

    オンラインシッピングツール

     

    作成したEMSのラベルのプレビューが表示されています。

     

    ラベルを印刷する方法は、2種類あります。どちらか好きな方で印刷してください。

    • 自宅のプリンターで印刷をする。
    • コンビニのプリンターで印刷する

    もし、自宅のプリンターで印刷するときは、画面の右上にある1番のボタンを押した後、2番の印刷を押します。オンラインシッピングツール

     

    コンビニのプリンターで印刷するときは、1番を押した後、2番のダウンロードを押します。

    オンラインシッピングツール

     

    ダウンロードを押すと、パソコン上のダウンロードフォルダなどに、以下のようなPDFファイルが表示されているはずです。これをUSBファイルなどに保存して、パソコンのプリンターで印刷します。関連記事:空港で資料を印刷したいときは、コンビニのプリンタが便利!

    オンラインシッピングツール

     

    以上、国際郵便マイページの使い方でした。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

    まとめ

    • 国際郵便マイページサービスを使うと、ラベルの印刷が簡単にできます。
    • 主なメニューは、EMSラベル印字サービス、オンラインシッピングツールです。
    • それぞれのサービスで使う情報は、リスト管理ツールで管理します。

    オススメの記事:「初心者」知識ゼロからの国際郵便入門

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    この記事の執筆者
    HUNADE

    貿易サイト「HUNADE」の代表。通関業者で勤務した経験をもとにして「もっと貿易を身近に。」をミッションに活動中!難しい貿易をできるだけわかりやすく解説し、貿易の一助になることが目標。基本的には、東海地方に住みながら国内各地、海外などでも活動し、できるだけ柔軟な発想を維持できるように努力しています!

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