リアルタイム口座の利用時は残高不足に注意!

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  • 輸入者は、海外から商品を輸入するときに輸入諸税を支払う義務があります。納付方法は、通関業者を通じた支払い(立替)の他、輸入者の口座から引き落とす「リアルタイム口座」などがあります。

    実は、貿易業界は、この輸入諸税を立て替える習慣があり、フォワーダー通関業者は、本来、輸入者が納めるべき税金を立て替えている所が多いです。しかし、昨今の厳しい時代を反映し、通関業者等は、資金的なリスクを小さくするために、輸入者に対して、リアルタイム口座の導入を積極的にすすめています。

    実際、弊社の貿易会社の起業ガイドの中でも貿易三点セットの一つとして、このリアルタイム口座の開設をお勧めしています。しかし、いざ、リアルタイム口座を活用し、輸入をするときには、トラブルになることがあります。その最たるものが「口座残高不足」です。

    そこで、この記事では、リアルタイム口座の留意点、トラブル事例等をご紹介していきます。これからリアルタイム口座を活用し、輸入取引を検討している方は、ぜひ、最後までご覧ください。

    リアルタイム口座の注意点

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    *当サイトの記事を編集・加筆等し、独自の記事として公開する行為を固くお断りいたします。

    まずは、簡単にリアルタイム口座の説明をしていきます。詳しい内容は別記事「リアルタイム口座の解説メリットと概要のまとめ」をご覧ください。

    リアルタイム口座とは、登録した銀行口座から、輸入諸税を引き落とす仕組みです。

    例えば、輸入者、通関業者の二者が輸入申告をしているとしましょう。通関業者は、輸入者に代わり、税関申告の代行をします。税関は、申告内容を確認し、問題がなければ、輸入許可を出します。税関は、この許可の条件として、輸入諸税の納税を求めます。

    1. 税関に対して申告
    2. 税関が審査をする。
    3. 審査内容=OKと判断する。
    4. 必要な輸入諸税を納税させる。
    5. 納税の確認ができたら輸入許可を出す。

    輸入諸税の納税が完了することで、輸入許可が出されます。そして、上記の内、4番の場面で、輸入諸税を通関業者が立て替えるのか? それとも輸入者が直接支払うのか?が問題となります。今回、ご紹介するリアルタイム口座は、後者の輸入者が直接支払う方法です。

    リアルタイム口座は便利。但し、残高不足に注意する

    輸入者がリアルタイム口座を利用する上でのトラブルは「口座の残高不足」です。つまり、引き落とされる税額(納税額)より、口座の残高が下回ることです。

    例えば、ある商品を輸入し、輸入諸税の合計が50万円だとしましょう。この場合、少なくても口座には、50万円以上の残高が必要です。先ほども述べた通り、輸入許可とは、納税後(延納手続きも含む)に出されるため、引き落としができないと、いつまでも輸入許可がでません。

    実際、この口座残高不足の問題は、私の通関業者時代でも経験したことがあります。特に比較的小さな企業で、常に資金的にギリギリな所が、この現象に陥ることが多かったです。もう輸入許可の寸前なのに、口座残高不足により、輸入許可が下りないのです。

    中国輸送の専門家の経験談

    中国輸送の「エフシースタンダードロジックス株式会社」の担当者の方も、リアルタイム口座の残高不足の経験や問題点を次のように説明しています。

    「過去、弊社でも経験がございます。お客様は、輸入者コード等もお持ちで、リアルタイム口座を利用されていました。ちょうど、弊社の「海上速達便」を利用されている方ですね。

    弊社の海上速達便は、中国から日本各地までのドアツードアを最速で輸送する点を売りにしています。そのお客様の荷物も最速で輸送してきたのですが…最後に「事件」は起きたんですね!

    あのときは、税関検査がありました。そして、問題もなく、税関審査も終了したのでいよいよ輸入許可が下りるかなと思ったら。なんと、「リアルタイム口座の残高不足」だったんです…汗

    一瞬、「え~!!」と思いましたね。弊社としては、ここまでの手配を可能な限り迅速にしてきたのですが、最後の最後で……という感じでした。

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    すでに税関の輸入審査が終わっている。しかし、荷物を動かせない。 

    このような「もったいない」状況でした。もし、残高が不足していなければ….すでに納品地に向けて出発できていたのにな..などと考えていましたね。実にもったいない状況だなと。

    ご存じの通り、税関検査が終わっても、輸入許可がおりるまでは、一切荷物を動かすことはできません。そのため、急いで輸入者様に連絡をし、早急に口座に入金していただきました。その後、無事に輸入許可となり、荷物をお届けできた経験がございます。」

    口座トラブルは企業の与信に影響

    また、別のフォワーダーは、リアルタイム口座のトラブルについて次のように説明します。

    「弊社は、お客様にリアルタイム口座の活用をお勧めしています。新規にお取引を始めるかどうかを判断するときに、上司に資金的なリスクについて説明がしやすいからです。やはり、新規のお取引様には、資金的なリスクがあることを否定できません。特に昨今の流行病の影響下ではなおさらです。

    新規の取引は始めたい。でも、少しでもリスクを下げたい。 これが弊社の本音です。そして、実際に取引を始めた後に、その企業とのやり取りを確かめますね!

    例えば、やり取りがスムーズに行くのか? 申告外の怪しい貨物をのせていないのか? 輸入諸掛りの支払いは期日通りか? リアルタイム口座の引き落としトラブルはないのか?などです。

    これは、あくまで弊社の場合となりますが、リアルタイム口座で引き落としができない=資金管理ができていないとの見方をしています。もちろん、たまたまその時は…ということもありますが、それが複数回続くとなると、やはり資金的なリスクが高いと判断せざる負えないですね。当然、弊社としても取引継続することが難しくなります」

    リアルタイム口座から資金が引き落とせない。

    一見すると、輸入者個人の問題のように感じられますが、実は、他者から(通関業者やフォワーダー等)が輸入者(あなた)との取引を継続するべきか?を判断される側面でもとも理解するべきです。

    リアルタイム口座の引き落としミスは、社外からの評価にも関係する。引き落としができない=資金的にやばいのでは?と感じられる。

    輸入者には、輸入者側の準備も必要

    上記の事例でもわかる通り、国際輸送、通関手配等、どれだけ迅速に手配をしても、輸入者側の準備ができていない場合は、それまでの手配が台無しになることがよくあります。今回のケースであれば、輸入者側の「残高不足」ですね!これにより、本来のリードタイムよりも長くなり、つまるところ、販売機会の損失につながっています。

    例えば、弊社の別記事「貿易会社を設立するときに準備すること」を公開しています。この中でもリアルタイム口座について触れています。他、輸入者コードなどもあります。基本的に、上記の記事内容は、すべて重要です。今一度、よくご覧いただき、「もったいない状況」に陥らないようにしましょう! 必要であれば、輸送のプロに問い合わせが必要です。

    例えば、HUNADE内で何度もご紹介する「エフシースタンダードロジックス株式会社」さんは、中国路線を中心とした輸送の専門企業です。中国・台湾・東南アジア等をカバーし、それぞれの国内流通、物流、通関や倉庫の仕組みなど、多様な知識や深いネットワークをお持ちです。

    もし、ある一定規模で貿易取引をする場合は、一度、相談されることをお勧めします。輸送については、輸送のプロに相談をする。これが非常に重要です。素人が素人の相談をしても、適切な答えを導き出すことは困難だと思いますので…汗

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    口座残高不足に陥らないようにするには?

    口座残高がギリギリの方は、あらかじめフォワーダー(通関業者等)に対して、輸入諸税の引き落とし額を聞いておきましょう。通関業者等であれば、輸入書類から納税額を算出できます。輸入者は、少なくても、引き落とし額を上回る口座残高にしておきます。

    まとめ

    • リアルタイム口座とは、輸入者の口座から輸入諸税を引き落とす仕組み。
    • リアルタイム口座を利用する場合は、口座の残高に注意する
    • 口座の残高がぎりぎりの場合は、フォワーダー等から引き落とし予定金額を聞いておく。

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