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【貿易】CFSチャージの概要と計算方法を解説!

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貿易をしていると「CFS」という言葉を聞くことが多いです。また、これとあわせて「LCL」も聞きます。中には、CFS=LCLと記載しているサイトもあり、いろいろと混乱されると思います。また、CFS貨物には「CFSチャージ」が請求されます。

そこで、この記事では、CFSチャージの役割と計算方法について説明していきます。

CFS(混載貨物に関する倉庫)

LCLとは?

LCLとは、コンテナ未満で貨物を輸送することです。

例えば、荷主Aさんがどこかの国へ貨物を輸出するとします。輸出するときは20フィート(約6メートル)や40フィートのコンテナ(容器)に詰めて運びます。ところが、荷主Aさんは、運ぶ荷物の量が少ないため、どう考えてもコンテナ1本のスペースは不要です。そこで「合積み」を考えます。

「荷主Aさん一人だけではコンテナ一本を満たすことはできない」だから荷主Bさん、荷主Cさんの貨物も合わせて、1本のコンテナに入れてしまう。これがLCLです。

CFSとは?

一方、CFS(コンテナフレイトステーション)は、全国にあるコンテナターミナルターミナル近くに設置されている施設です。このLCL単位の貨物を取り扱い施設を「CFS」と言います。CFSは、コンテナターミナル近くに設置されており、ここでコンテナ詰めをしたり、コンテナから貨物を出したりします。

CFSチャージの意味と計算方法

CFSチャージは、CFSにてコンテナから貨物を取り出したり、詰めたりするときの作業代金です。作業代金といっても荷主側でどこか別の所に依頼できるのではなく、輸送契約をしているフォワーダーと提携する業者が作業を行います。そして、CFSチャージは、本船が到着する間際に発行されるアライバルノーティスの中にある船社チャージの一つとして請求されます。

CGSチャージは、約4,000円/RT前後

このCFSチャージの相場は、1RTあたり4000円ほどです。R/Tとはレベニュートンの略です。実重量と重さを比較して重い方を基準とする考え方ですね!一般的なケースであれば、アライバルノーティスの中にあるこの部分の数字です。

CFSチャージ

CFSチャージの計算方法

アライバルノーティスに記載されている以下の費用です。これがCFSです。多くの場合は、4000円前後/RTとなっているはずです。

CFSチャージ 計算方法

例えば、B/Lやアライバルノーティスの貨物容積の部分が「5M3」と記載されている場合は、CFSチャージは、4000円×5の20000円です。CFSチャージは、各フォワーダーによっても異なります。

 
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計算例: 5㎥=4000×5

CFSチャージとコンテナ輸送の選択ミス

CFSチャージは、国際輸送でトラブルのもとになることもあります。

「なんでLCLで送ったんだ!これだったらFCL(コンテナ輸送)の方が安い」と輸入者からクレームを受けることがあります。すでに説明した通り、CFSチャージは、M3単位で発生するため、必ずLCLとFCLの分岐点が出てきます。要は、これ以上のボリュームであれば、FCL(コンテナ)で運んだ方がトータル費用が安くなるラインのことですね!

もし、物量などの関係からFCLやLCLで判断に迷った場合は、必ず輸入者に確認をした方が良いです。必ずLCLよりもFCLで輸送した方が料金が安くなる基準があります。

 

FCLとLCLの分岐点(境界線)計算ツール

 

CFSチャージとTHCチャージの違いとは?

THCは、ターミナルハンドリングチャージと言い、コンテナターミナルでコンテナを取り扱ったときに課金されるお金です。つまり、ほとんどの人は、課金されます。

 

まとめ

  • CFSは、コンテナターミナルに併設されている小口貨物を取り扱う施設
  • CFSには、コンテナに貨物を積めたり、「から」取り出したりする役割があります。
  • 実は、その他の役割もありますが、ここでは省略
  • 輸送する物量からコンテナか、それ未満かを迷ったときは、CFSチャージを考えましょう!

 

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