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海上速達便・D2Dの説明書 実際、どうやって利用すればいい?

中国輸送の「海上速達便」は、中国の主要都市から日本全国へ最短3日間で配送する超速輸送です。他方、姉妹サービスの「D2D」は、少しスピードを遅くして、安さを追求します。

以前、輸入代行やEMS貿易の卒業方法でも記載した通り、本格的な輸入ビジネスには、魅力的なサービスです。

しかし、そんな魅力はわかりつつも、実際、どのように利用すればいいのかわからない方も多いでしょう。実は、過去、弊社でも次の質問を受けたことがあります。

アリババでどのように輸送についての交渉をするのかわかりません。過去は、アリババ出店してる会社のイイネで輸送してもらってましたが高すぎて大きな重い工具、建材を輸入するには不適切なので輸入代行を頼もうかと思いましたが、輸入代行よりも貴社サイトを見てもっと良いかもしれないと思いました。

アリババでの輸送について、貴社を利用するのをどうやって交渉中に頼むのか、方法のご教示おねがいします。

本日は、上記の疑問を抱えている方に対して、実際に海上速達便やD2Dを利用する手順、交渉方法について解説していきます。

海上速達便・D2Dの利用方法

前提として、海上速達便及びD2Dは、中国輸送のプロ、エフシースタンダードロジックス株式会社が提供するサービスです。現在、HUNADEは、エフシーさんと共同で、利用者様の拡大に努めております。

ちなみに、過去、エフシースタンダードロジックス株式会社の代表取締役の田井氏にインタビューをさせて頂いたこともございます。

海上速達便やD2Dの魅力はわかる。でも利用方法がわからない。

過去、弊社の記事内でも何度か説明している海上速達便とD2D。どちらも十分に説明しているつもりです。しかし、今だ、サービスを利用する側の疑問に応えられていない部分があるようです。

利用を検討されている方:「結局、実際は、どうやって利用すればいいの??」

実際に利用する側は、売り手との交渉の中で、海上速達便を検討することになるでしょう。となると、その交渉過程の、どのようなタイミングでサービスを比較すればいいのか迷います。

  • 「いつ比較するの?」
  • 「どのように比較すればいいの?」

などの疑問ですね!

この記事は、そんな疑問をお持ちの方々に対して、貿易交渉の中で、海上速達便等の比較・検討方法を説明していきます。

サプライヤー(売り手)との貿易交渉

ここでは、主に海上速達便等の利用方法を中心に説明していきます。より具体的な情報は、輸入ビジネスの記事をご覧さい。

1.サプライヤーへのコンタクト

まず日本側の需要等をリサーチして商品を探しますね!中国から輸入する場合は、以下の卸サイトを利用する方が多いです。もしくは、誰かのネットワークを使い、サプライヤーを見つけることもできます。

ただし、中国の場合は、輸出の権利を持っている所(商権)と取引をする必要があります。

  • Alibaba
  • GlobalSources
  • Hong Kong Trade Development Council (HKTDC)
  • Aliexpress

2.売り手との交渉開始

売り手と交渉する内容は、以下の3つです。

  1. 価格(The price)
  2. 最小注文数 (MOQ)
  3. 支払い方法(Payment Options)

交渉を通じて、何の商品を? 最低数量いくつから注文できて? その代金は、どのように支払うのか?などを決めていきます。

例えば、支払い方法には、T/T(銀行振込)、エスクロー等があります。T/Tの場合は、前払いとして30%~40%を上限として、残りは、出荷後に支払うのが一般的です。もし、アリババを使っているなら、アリババのエスクローサービスがいいです。

アリババ等、いずれかのサイトでサプライヤーを見つけた場合は、以下のようにファーストメールを送ります。

このとき、重要なことは、あなたは何者なのか? どういう販路を持っているのか?などの情報を端的に伝えることです。

例えば、英語版の自社サイトのURLを紹介するのもいいです。名刺当には、売り手がよく使うSNSの連絡先を記載するのも重要です。例:Wechatなど。

売り手に対するファーストメール例

Dear 売り手の名前

My name is 自分の名前 and I am the どういう立場(バイヤー、社長等)

We are a (どういう商材を扱って、どういうビジネスをしている?) and are operating in 国名(どこの国をメインにしている?)You can check our website : 会社のURL等

I’m writing to you  to inquire about the product below :

モデルナンバー等(見積もりを希望する商品)

Could you please give me the following information

  • Incoterms
  • Price
  • MOQ
  • Certification
  • Lead time
  • Payment terms

If you have any questions please don’t hesitate to contact me.
Thanks and best regards,

売り手に問い合わせるときのポイント

  • 複数のサプライヤーに依頼する
  • 自分が貿易初心者でることを言わない。
  • 売り手の事業許可書等、認証の有無等を確認
  • 必要な場合は、会社情報を説明する資料をもらう。

3.交渉

上記のメールを送信後、サプライヤーから返答があったら、貿易交渉(オファーやカウンターオファー)に進んでいきます。まずは、サンプル品の取得までを行い、日本側で検証しましょう!

その後、製品の品質等を確認して、よければ、再度、サプライヤーにコンタクトします。二回目以降、コンタクトする場合は、より具体的な価格等を交渉していきます。

例えば、製品を中国の○○港まで輸送する場合の価格は? 又は、製品を日本側の○○港まで輸送する場合の価格などです。

売り手の間では….

  • どこで商品を引き渡すのか?
  • 引き渡しポイントでの価格はいくらなのか?

を交渉によって決めていきます。この検討のときに、海上速達便やD2Dを含めます。具体的に確認していきましょう!

売り手と価格交渉3パターン

売り手と価格交渉をする場合は、商品の引き渡しポイント、輸送方法等を総合的に考えながら行っていきます。

例えば、一般的なパターンには、次の物があります。

  1. 売り手が中国の港までの送料を負担する価格
  2. 売り手が日本の港までの送料を負担する価格
  3. 売り手は中国国内倉庫までの送料を負担。そこから先の部分は、買い手が負担する価格

基本的に、中国のサプライヤーからは、1番の価格(FOB)で提示されることが多いです。2番ならCIFです。このとき、第三の候補として、海上速達便やD2Dを入れるのですね!(売り手は、中国国内の倉庫まで輸送等)

もう一度、現在の状況を整理しましょう。

  1. 現在、売り手と交渉中
  2. 売り手からFOB、CIF、中国側の指定倉庫渡しの価格を提示されている。

この状況下にあります。そして、この中で並行して、海上速達便等を使った場合の送料を確認していきます。

海上速達便等のオンライン見積もりツール

ここから先は、海上速達便またはd2dの簡易的な料金計算方法を説明していきます。

海上速達便等の簡易見積もりをする場合は、D2Dのオンライン見積もりツール又は、海上速達便の見積もりツールのページで行います。荷物の縦、横、高さ、重さ、個数を入力すると料金と日数が表示されます。

D2D 見積もりツール

上記ページで表示される価格が中国の指定倉庫から、日本の玄関先(最終納品地)までの価格です。この価格と中国の売り手から価格を提示された価格を以下のように比較します。

パターンあなたが商品代金以外に支払う費用例
1.売り手が中国の港までの送料を負担する場合
  • 中国から日本の港までの送料
  • 日本の通関費用
  • 日本の国内配送費用
  • 輸入諸税
2.売り手が日本の港までの送料を負担する場合
  • 日本の通関費用
  • 日本の国内配送費用
  • 輸入諸税
3.売り手が中国の指定倉庫(D2D等の指定倉庫)まで送料を負担。買い手は、中国の指定倉庫から、日本までの送料を負担する場合
  • D2D又は海上速達便の費用
  • 輸入諸税

上記1~3を比較して、最も有利な物を選びます。この内、3番だけが「日本の国内指定地までの輸送価格」です。輸入実務では、日本に到着後に様々な費用が加算されて予想以上の費用がかかることが多いです。

D2Dや海上速便は、利用前の時点から、日本側の指定地までの着値がわかる点が最も魅力的です。

1~3を比較して、あなたの貿易ビジネスが最も有利になるのは、どれですか? もし、3番の海上速達便やD2Dになると判断した場合は、さっそく、会員登録作業を進めていきましょう!

海上速達便やD2Dの会員登録作業

海上速達便やD2Dは、全てオンラインで見積もり依頼や担当者とのやり取りができます。一度、会員登録をすれば、二回目以降は簡単です。

海上速達便の登録ページに行き、会員登録作業を進めます。登録作業は、次のステップで行います。

  1. 事前準備(リアルタイム口座と輸出入者コードの取得)
  2. 会員登録&事前相談
  3. 担当者とのやり取り開始
  4. 新規口座開設(新規取引確認フォームと通関委任状)

この内、2番の事前相談で、現在の売り手との交渉状況を伝えて「中国側のどこの倉庫を引き渡しポイントにすればいいのか?」を確認します。

事前相談に必要な情報

  • 何をどこから、どこに輸送
  • 売り手とどういう交渉状況?
  • 貨物の大きさは?重さは?輸送個数は?
  • リアルタイム口座や輸出入者コードの有無は?

FCスタンダードロジックス株式会社から、引き渡しポイントを確認したら、再度、売り手側に指定引き渡しポイントを基準にした商品価格(エフシースタンダードロジックス株式会社から聞いた場所)を再提示してもらいます。

上記の手順により、下記1~3のパターンにおける商品価格を比較できます。

パターンあなたが商品代金以外に支払う費用例
1.売り手が中国の港までの送料を負担する場合
  • 中国から日本の港までの送料
  • 日本の通関費用
  • 日本の国内配送費用
  • 輸入諸税
2.売り手が日本の港までの送料を負担する場合
  • 日本の通関費用
  • 日本の国内配送費用
  • 輸入諸税
3.売り手が中国の指定倉庫(D2D等の指定倉庫)まで送料を負担。買い手は、中国の指定倉庫から、日本までの送料を負担する場合
  • D2D又は海上速達便の費用
  • 輸入諸税

三つを検討した結果

上記3つを検討した結果、1または2が良いと判断すれば、そのまま国際輸送の部分を売り手と交渉すればいいと思います。

但し、3番(海上速達便やD2D)は、1番又は2番の方法にはない利便性の点も含めて検討することを強くお勧めします。

  1. 価格は、日本側の指定地着の価格であること→ 1番、2番は、売り手に支払う代金以外にも費用が掛かる
  2. 輸送速度が最適化されていること→ 海上速達便及びD2Dは、中国輸送のプロが料金や輸送日数を最適化
  3. 輸入通関、国内配送代金も含む→ 1番、2番は、日本に到着後、自身の責任と費用の下、通関等の手配が必要

海上速達便やD2Dは、上記3つの点で非常に優れた輸送サービスです。国際物流は、価格等だけでなく「全体最適」が必須です。

まずは色々と考えず、D2Dや海上速達便を使われると良いと思います。きっと、価格以外の様々な利便性を感じられるはずです。

*もし、海上速達便とD2D、どちらを使えばいいのかわからない場合は、その点を含めてエフシースタンダードロジックス株式会社に相談をしてみましょう!

 

d2d
海上速達便

 

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