【必須】アリババから仕入れる(輸入)前に確認するポイント

アリババ 仕入れ 輸入 ポイント輸入ビジネス
この記事は約8分で読めます。

中国サイトの「アリババ」から商品を仕入れる方は多いです。画面上で様々な商品を探せるため、見るだけでも楽しいです。気に入った商品があれば、サイト上から販売者に連絡をして購入もできます。非常に簡単です!しかし、実際に商品を購入するときは注意が必要です。海外のアマゾンと同じ感覚で購入すると、戸惑うことが多いです。なぜでしょうか?

そこで、この記事では、アリババから仕入れるとき(購入するとき)に考えるべきポイントをご紹介していきます。(実際、弊社のアリババ通関サポートサービスを利用される方も、今回、ご紹介するポイントを理解されていないことが多いです。(=無駄な費用負担が発生する又は、輸入に多くの時間がかかることにつながる。)

アリババ 仕入れ 輸入 ポイント

アリババで仕入れる(購入)ときに考えるポイント

「私は、海外のアマゾンで何度も購入したことがある。だからアリババでも同じだし簡単だ!」と考えている方は多いです。しかし、次の2つの条件にあてはまる場合は、思ったより大変だと感じるはずです。

  1. 輸入総額が20万円をこえるとき
  2. インコタームズがDDUまたはDDP以外を指定されたとき

2番の条件は、少し専門的なので、ここでは割愛します。多くの場合、2番の条件は、自動的に当てはまります。よって、検討するべき条件は、1番の「輸入総額が20万円をこえるのか?」です。もし、輸入総額が20万円(個人使用目的の場合は、海外価格の30万円ほど)を超えるときは、日本側の通関手配をご自身で行う必要があります。

よくある間違い
  • すでにアリババで商品を購入しているから自宅まで商品が届く→ 間違い。
  • アリババで決済をしているから、その他の費用は一切かからない→ 間違い。
日本側の通関手配をご自身でする必要がある。

購入後、日本側の費用と通関手配にも注意が必要!

海外アマゾンなど商品を購入すると、そのまま「ご自宅」まで配送されてくるため簡単です。しかし、アリババは、この常識が通じません。アリババでは「東京港、横浜港、大阪港、成田空港、関西空港までは輸送する。そこから先の手配は、自分でやってね~」などの条件で取引をすることが多いからです。

例えば、アリババで商品を購入するときに「FOB SHANGHAI USD700ドル」の条件で取引をすると、あなたが次の費用や義務を負います。

  • 上海港から日本までの輸送代金
  • 日本までの保険代金
  • 日本側の通関費用
  • 日本側の港の諸費用(アライバルノーティス記載費用)
  • 日本側の関税及び消費税
  • 日本側の配送代金

CIP OSAKA USD700ドルでは、次の費用負担があります。

  • 日本側の通関費用
  • 日本側の港の諸費用(アライバルノーティス記載費用)
  • 日本側の関税及び消費税
  • 日本側の配送代金

いかがでしょうか? つまり、アリババの購入は、海外通販よりもハードルが高いです。アリババで商品を購入したら終わり~ではありません。購入後、日本に荷物が到着することを前提にして、日本側の通関手配が必要です。この部分を全く理解せず、通常の海外通販サイトの感覚で商品を購入すると、思わぬトラブルに巻き込まれるため注意しましょう。

アリババで商品を購入=日本までの配送手配まで全て完了ではない。多くは、日本側の港や空港どまりの手配

購入する時に考えておくべきポイント

アリババでの購入は、日本側で通関手続きが必要になるケースが多いです。ここから先は、この通関手配が必要になる点の他、購入するときのポイントをご紹介していきます。

  1. 輸入規制を調べること
  2. 日本側の通関手配を考えること
  3. 支払うべき費用をトータルで考えること
  4. 荷受けのときに考えるべきこと

1.輸入規制を調べること

原則、日本に商品を輸入することは、誰でも自由にできます。しかし、ある一定の商品は、治安の維持などを観点から禁止されています。(輸入禁制品)その他、輸入禁止とまではいかなくても、輸入に一定の基準がつけられている品目があります。代表的なのがお酒、植物、食品などです。これを「他法令の確認」と言います。輸入するときは、この輸入規制が非常に大きく関係するため、気を付けたいものです。

あなたが輸入する予定の商品は、輸入禁制品又は他法令の確認が必要な貨物に該当しませんか?

2.日本側の通関手配を考えること

次に日本側の通関手続きを考えます。通関手続きとは、税関に対して「○○国から○○を輸入します。関税と消費税は○○円」と申告することです。この申告に対して、審査がされて、必要であれば税関検査が行われます。審査と検査のどちらも問題がなければ、輸入許可となり貨物を引き取れます。この申告から貨物の引き取りまでの手続きを「通関」と言います。

通関は、ご自身の物を自ら申告をする場合は、通関業の許可等も不要で、誰でも自由にできます。これを「自社通関」と言います。しかし、実際、この自社通関をするとなると、意外に難しい手続きや税関に出向く時間が必要です。この手間を省くため、多くの方は、専門の業者(通関業者)に依頼します。ところが、この通関業者は、税関長の許可を得て事業を運営しているため「個人や個人事業主」及び「実績がない法人」からの依頼を断ることが多いです。

つまり、アリババで商品を購入しても、その通関手続きを受け付けてくれる通関業者が中々、見つからないのです。これがアリババで商品を購入するときの最大のデメリットです。

個人、個人事業主及び小規模法人の通関を受け付けてくれる業者が限られている。

3.費用をトータルで考えること

アリババの商品ページを見ていると、日本で販売されている商品の価格と比べて、恐ろしいほど安いことに気が付きます。しかし、安いからといって、安易に飛びつくべきではありません。先ほどから何度も申し上げている通り、アリババでの購入は、アリババ上で表示されている代金の他、様々な費用を追加で支払う必要があります。つまり、アリババで商品を購入するときは….

アリババでの価格+その他の全ての費用

この2つを合計した上で、それでも費用的なメリットがあるのか? 又は、日本では手に入らない物なのか?を考える必要があります。では、「その他の費用」を確認していきましょう!

その他の費用の例示

例えば、FCA SHANHAIの貿易取引では、次の費用がアリババで表示されている金額とは別に発生する可能性があります。

  • 船社チャージ(上海から日本までの送料。アライバルノーティス記載費用)
  • 日本までの海上保険代金
  • 日本側の通関手数料
  • 食品届費用(必要な場合)などの他法令対応費
  • 税関検査代金
  • 関税と消費税
  • デマレッジ(必要な場合)
  • 搬出料金(地区により異なる)
  • 日本側の国内配送料金
  • 日本側の荷受け費用

いかがでしょうか? 意外に多くの費用がかかるな~と感じられたのではないでしょうか? 上記の中でも特に費用負担が大きいのが船社チャージ、通関手数料、税関検査代金、関税などの諸税、そして日本側の荷受け費用です。

アリババで商品を購入するときは、画面上に表示される価格ではなく、トータルで考えること

4.荷受けのことを考えること

無事に輸入許可を受けた。いよいよ商品を引き取れる。ただし、ここでも注意が必要です。それが「荷受け」です。

例えば、荷受の場所を「自宅」にしているとしましょう。ドライバーが商品を配達してきました。そして、ドライバーはこう伝えます。

「荷台の上に貨物を用意しました。あとは、ご自身で荷下ろしをお願いします!」

上記の意味は、お分かりいただけますか? 実は、輸入品を運送するドライバーは、決して荷卸し作業及び荷運びを手伝いません。家の玄関先にも運ばないと考えた方が良いです。ドライバーの輸送義務と貨物補償による物です。また、この他、トラックを停車する時間に制限があること、配送資材の引き取り(プチプチや段ボール、パレットなど)は、すべて有料です。

  • ドライバーは手伝わない。
  • 停車時間も限られている
  • 配送資材(プチプチ、養生テープ、木パレレット、段ボールなど)の引き取りは有料
  • 路上作業はNG。必ず警察署への届出が必要(短時間の停車ならok)

荷受けをするときは、上記4点が絶対的な条件です。特に個人様や個人事業の方など、輸入に不慣れな方は、この荷受け部分に関して非常に誤解されている方が多いので注意が必要です。

  • ドライバーは、指定の場所に荷物を届けるのみ
  • 原則、購入者(荷物の受け手)が荷下ろしから宅内配送の義務を負う。

具体的なケースは?

例えば、あなたがマンションなどに住んでいるとしましょう。通常の宅配便は、玄関先又は、エントランスの宅配ボックスまで荷物を届けてくれるはずです。しかし、輸入品の配送は、マンションの入り口あたりにトラックを停めるだけで終わります。ドライバーは、トラックからの荷卸し、エントランスから部屋までの運搬、部屋内への運び入れなどは、一切しません。これが原則です。したがって、荷下ろしや荷の運搬に人が必要なときは、ご自身で手配する必要があります。

最低限の確認ポイント
  • 荷物の大きさを考えて、部屋までの輸送に何らかの障害は有りませんか?
  • その荷物は、エレベーターで運べますか?
  • 宅内に移動する際、何かしらの障害は有りませんか?
人数が足らないときの対処方法は?

荷受けをするために人手が足りないときは、別途「便利屋」などに依頼をする必要があります。また、荷物の重量などから、人力で荷下ろしが難しい場合は、あらかじめクレーン付きのトラックで配送する必要があります。

以上、アリババでの輸入をするときに考えるべきポイントをご紹介しました。すでにお分かりの通り、非常に多くのポイントがあります。通関等の部分も手配が難しい場合が多いです。ぜひ、弊社の「個人・個人事業主、小規模法人向けの個人輸入の通関代行サポートサービス」をご利用ください。貿易歴20年以上の専門家がアリババでの購入から、通関手配、国内配送手配までを二人三脚でお助けいたします。

まとめ

  • アリババで20万円以上を購入するときは注意が必要
  • 輸入価格の合計が20万円をこえるときは、日本側の通関手配が必要
  • 輸入規制を考えよう。
  • 輸入にかかる費用をトータルで考えること。アリババの表示価格+その他の合計=輸入原価
  • 荷物を届けるドライバーは、荷下ろし、荷運び等を一切手伝わない。
  • 荷受けに人が必要な場合は、便利屋などに依頼をする。
FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録

【HUNADE公式パートナー】

転送サービス

[スポンサードリンク]


\ 通関代行・対比表、輸送見積もり好評受付中 /
お問い合わせはこちら!
\ 通関代行・対比表、輸送見積もり好評受付中 /
お問い合わせ先
タイトルとURLをコピーしました