【2泊3日】タイのチャトチャック市場で買い付ける方法

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「私はサラリーマン。ネット上では、タイから仕入れて日本で売れば稼げると聞くことが多い。もし、稼げるなら私も挑戦してみたい!」

「でも、いきなりサラリーマンを辞めてまでタイの仕入れを始める程、勇気はない。しかも、サラリーマンだから時間的な制限も多い。とほほ…一体、何から始めれば良いのか…..」

世の中には「百聞は一見に如かず」という言葉があります。この言葉通り、タイの魅力に目を付けたのであれば、まずは実際にタイの市場をご覧になるべきです。日本であれこれ考えたり、調べたりしても「本場のタイ」に来なければ、得られる情報やチャンスは限られます。

そこで、この記事では、現在、会社員の方が三連休を利用して、タイにあるチャットチャック市場をまわるための方法をご紹介していきます。

タイを感じる弾丸ツアーの組み方

この市場は、必ず見てまわりたい。

滞在日程にもよるかと思いますが、出来れば以下の2つの市場を体験してください。

バンコクへ買い付けに行く人のほとんどは、どちらかの市場を体験します。その後も、市場のお店と取引していきます。プラトゥーナム市場は周辺にファッションモールが点在しているので、移動は徒歩で十分です。お昼前から見始めて、夕方迄にはだいたいまわりきれるでしょう。

次にチャトチャック市場ですが、1日でもまわれますが体力を使います。屋外にあるので暑く、出来れば2日に分けてまわった方が良いと思います。その他、ボーベーやサンペーン、ナイトマーケットなどは時間に余裕があれば見ておきたい所です。

最低でも2泊はしたい。それ程バンコクの市場には魅力がある。

上記の場所を検討している、または他の市場へ行く場合でも最低2泊3日がおすすめです。日本からバンコクへは夕方に到着する便が多いため、バンコク初日は、市場をまわるのが難しいです。

市場へ行けるのは次の日と帰国日の空港へ行く迄の時間です。そんなことから、日本出発&バンコク出発時刻を決めるのがとても重要です。2泊3日でも初日の夕方に着いて、3日目の帰国日が朝なら市場へ行けるのは1日しかありません。こんな滞在日程がないようにしたいものです。

度々、バンコクへ買い付けに来るお客さんや知り合いも、最低2泊はしています。日本からあらかじめオーダーしておいて、早朝にバンコクに到着しその日に検品&発送が出来るなら1泊でもいいでしょう。こんなことが出来るのはベテランのバイヤーですね。初めてのバンコクですから心に余裕を持って過ごしたいものです。

タイの仕入れツアーを始めるための準備

早速、タイへの弾丸ツアーを組むための準備をしていきましょう。主な項目に次の通りです。

  1. 仕入れ場所の選定
  2. 航空券の手配
  3. ホテル(宿の手配)
  4. 場内を周るための準備
  5. 買い付けた商品の持ち出し方法

1.仕入れ場所(リサーチ場所の選定)

当サイトでも「バンコク卸売り市場リスト」などでご紹介の通り、バンコク市内には様々な市場があります。そのため「一体、どこが良いのか」と迷う方も多いです。そこで、私から一つのアドバイスを差し上げます。

あなたがサラリーマンであり、タイの現地情報の収集や仕入れが初めてなら「チャットゥチャック市場」だけで十分です。これ以外の市場は考えなくても良いです。*土日限定に開催されている市場は、チャットゥチャック市場は、バンコクの卸売市場の縮図です。古着など、レディースファッションアイテムから小物、絵画、ペット関連品、シルバー品など、ほとんどの物が販売されています。しかも、市場の大きさは、35エーカーです。

35エーカーは、どれくらい大きいのかはわかりませんが、35歳のおっさんが品物を一切確認せず、場内をクルクル急ぎ足で周るだけでも、数時間はかかる大きさです。もちろん、店舗ごとに細かく確認をしていくなら、ニ、三日では足りないです。少なくても、二泊三日の弾丸ツアーで周る市場としては十分すぎる大きさです。

その他のプラン例

初日昼前から
  1. プラトゥーナム市場の「プラチナムセンター」で女性アパレル
  2. 女性モノが気になれば、徒歩で周辺のモールへ
  3. 「パラディウム」のB1Fシルバー店
  4. 「バイヨーク」でメンズのTシャツ
  5. 休憩を兼ねてセントラルデパートやBig-Cへ移動
  6. 船で「ボーベー」
  7. ホテルへ戻る。
  8. 体力があれば、チャトチャックのナイトマーケットへ
2日目朝から
  1. 「チャトチャック市場」セクション5&6の古着コーナーは見ておきたい
  2. セクション4‐1の人気コーナーへ
  3. 食事休憩
  4. その他のセクションへ
  5. ホテルへ戻る。体力があれば、ナイトマーケットへ
3日目

格安雑貨の街サンペーン市場へ→再び、チャトチャック市場へ

*2日間をかけてチャトチャック市場へ行くお客さんは多いです。また、別の場所で行われるチャトチャックのナイトマーケットもおすすめです。

2.航空券の手配

次に航空券を手配します。チャットゥチャックは、ドンムアン空港の方が近いです。ドンムアンであるため、必然的に「LCC(格安航空機」を使います。航空券は「スカイスキャナー」などを使い、あなたの利用する空港とバンコク路線を探します。航空券は、できるだけ早くとる方が安く、同じ路線・航空会社であっても、出発日が近いほど、高いです。

例えば、スカイスキャナーを使い、2020年2月22日~24周辺の航空券を探すと、次の通りです。ポイントは、2月21日の深夜に前出ができるのか?にあります。東京や大阪近辺に住んでいる方で、比較的、仕事が早く終わる方は、金曜日にバンコクに向けて出発ができます。

その他の出発空港の方、または、東京近辺であっても残業などで出発便に間に合わない方は、2/22日の出発で探します。このとき、滞在時間を最大にするために、あえて料金を気にせず、最速の航空会社を選ぶことも一つの考え方です。

2月21日2月22日2月23日2月24日(日本帰国)料金
札幌14:55→20:3555000円
8:35→17:05
東京20:15→1:2545000円
2:30→10:45
9:35→14:3528000円
0:30→8:15
名古屋10:50→15:3541000円
2:15→9:40
大阪23:45→4:0032000円
5:20→13:00
9:55→13:5547000円
1:15→8:40
14:30→19:1032000円
5:20→13:00
福岡8:25→12:3534000円
23:55→7:20

航空券を手配する上でのポイント

格安航空の航空券を手配するときは、予約段階で「手荷物」をどうするのか?を決めておきましょう。大手キャリアは、預入荷物は、無料です。しかし、LCCは、預入手荷物はすべて有料です。当日に追加をすると非常に高くなるため気を付けましょう。
仕入れた商品を手荷物として運ぶ場合は、最初から預入荷物の枠を購入しておこう。

スカイスキャナーのポイント

スカイスキャナーは、出発空港と目的空港を指定するだけで、多数の航空会社の料金を見られます。「様々な航空会社を見比べるのは、面倒だからいやだ!」という方には、便利です。このスカイスキャナーを使うときは、出発地と目的地を選ぶときにポイントがあります。必ず「○○(すべての空港)」を指定します。

例えば、東京全体を指定すると、成田と羽田空港の2つを含めて検索されます。他方、バンコク側にも「スワンナプーム空港」と「ドンムアン空港」の2つがあります。同じバンコク市街にありますが、場所が全く違うため注意しましょう。特にLCC(格安航空)での移動を想定している方は、バンコク側の空港は「ドンムアン」になります。目的地の空港を「スワンナプーム」にすると、検索結果にLCCが表示されないため気を付けましょう。

スカイスキャナーの出発地・目的地は「○○(すべての空港)」を指定すること

海外旅行保険はどうすればいい?

海外旅行保険は、律儀に入ることもできますが、滞在日数などを考えると、そこまでの重要性はありません。もし、必要であるときは、あなたのクレジットカードに付帯されている保険を検討します。クレジットカードの保険は、日本側で出国するときに、該当のカードで交通機関の支払いを求める物もあります。詳しくは、クレジットカード会社へお問い合わせください。

ドンムアン空港についたらすることは?

ドンムアン空港についたら最低限の両替(5000円で十分)と、シムカードを手に入れましょう。あなたが日本で使っているスマホがシムフリー端末であれば、タイのシムカードを購入すれば、タイ国内でも同じようにスマホを使えます。

ドンムアン空港のロビーには、シムカードの会社がいくつもあります。パスポートとシムフリーのスマホを用意するだけで、あとの難しい設定は、すべてお店のスタッフがやってくれます。ちなみにシムカードのお店は、クレジットカードは使えないので最初に両替をした後に行きます。

3.ホテルの手配

次にホテルの手配を考えましょう。今回は、チャットチャックだけを想定しているため、ホテルも市場の周りで取ればいいです。下の図をご覧下さい。ドンムアン空港からチャットゥチャックまでは、車で20分ほどです。ドンムアンには、ボロイ鉄道も走っていますが、無駄な時間を過ごす必要はないため、必ずタクシーなどでサクッと移動しましょう。あなたの目的は、タイの旅費を削ることではないです。一分一秒でも多く、チャットゥチャックの市場を周ることです。

 

ドンムアン空港からチャトゥチャック

*グーグルマップを加工

補足:初心者の方は、BTS周辺のホテルがオススメ

何度もバンコクへ買い付けに来て、市場周辺や移動の仕方を熟知している方なら問題ありません。初めての方には、市場周辺のホテルはあまりおすすめできません。以下、その理由です。

チャトチャック市場

郊外なので、この市場以外には観光する所はほとんどありません。

プラトゥーナム市場

周辺には500B‐1,000B程のホテルがたくさんあります。市場へは徒歩で行けますが、人と車の量が多くて騒がしいので休んだ気がしないかもしれません。他の市場へ行く場合、タクシー一択になる可能性が高いです。BTS(高架鉄道)への駅迄歩いて行くのにはやや遠いです。初めての方には、移動が不便なのが難点です。

おすすめの場所

BTSで移動が出来ることが一番です。チットロム駅からアソーク駅迄にあるホテルがおすすめです。特にチットロム駅周辺には、1,000B前後でそれなりにあります。1泊600B程度のドミトリーでもおしゃれな所が多く、使い勝手も良いと評判です。
プラトゥーナム市場へは最寄り駅からやや歩きますが、チャトチャック市場へはBTSで最寄りのモチット駅まで行けます。初めての方のホテル選びは、タクシーを使わずに気軽にBTSで移動が出来るかがポイントです。

両替はどうすればいい?

両替は、次の2つのタイミングに分けて考えた方が良いです。

  1. ドンムアン空港
  2. MRTチャトゥチャックパーク駅のメトロモール内にあるスーパーリッチ

ドンムアン空港の両替レートは、悪いです。そのため、ドンムアンでは、5000円札だけを両替して、タクシー代やコンビニなどでの購入にあてます。これが一回目の両替です。

二回目は、チャットチャックで買い付けをするための両替です。バンコクには、最も両替レートが良い「スーパーリッチ」があります。チャットチャックにもこのスーパーリッチがあります。場所は、MRTチャットチャットパーク駅の中にある「メトロモール」です。(駅の構内につながっている)

チャトチャック メトロモール スーパーリッチ

チャトチャック メトロモール スーパーリッチ チャトチャック メトロモール スーパーリッチ

両替のコツ

日本円を一万円札だけで持っていくと、必要以上に両替をしなくてはいけません。私の場合、海外に行くときは、千円札、五千円札、一万柄札の3種類を持っていきます。これであれば、現地通貨への交換を必要最小限にできます。

ちなみにスーパーリッチは「一万円以外を出すとレートが悪くなる」とのうわさ話がありますが、私が経験をしたアソークにあるスーパーリッチでは、一万円も三千円も電光掲示板と同じレートで両替ができました。「一万円札でないとレートが悪くなる」は単なるうわさ話かな?と思います。

3000円で交換してもBUYの「0.278」が適用されています。

4.場内を周るための準備

実際にチャットチャックを周るときは、どのような準備が必要なのでしょうか? 大きく分けると、次の3つです。

  1. チャットゥチャックマーケットの下調べをする
  2. 言葉の問題をどうするのか?
  3. 遊びではないことを肝に銘じておく。

1.チャトチャックの下調べをする。

チャットチャックは、非常に巨大です。あなたが考えている10倍は大きいと考えた方が良いです。そのため、できるだけ事前に下調べをしておくことをお勧めします。

1.あなたは、どのような物を仕入れたいのですか?
2.それはどのエリアに有りそうですか?

>>チャットチャック場内案内図の拡大写真

少なくても上記2つを自信で考えてみましょう。もし、何も思いつかない場合は、バンコク市内にある日系のカーゴ屋さんに相談に行くと良いです。彼らは、市場のこと、仕入れのこと、売れ行きが良い商品などを熟知しています。きっと、あなたの力になってくれるはずです!

チャットチャックの詳しい情報

2.言葉の壁はどうする?

商品の質問をしたり、交渉をしたりするときは、英語またはタイ語が必要です。とはいえ、非常に簡単な英語でやり取りできるため、そこまでの心配は不要です。ただし、より深い情報や価格上、有利な物が欲しいときは、タイ語ができる通訳がいると便利です。

もし、タイ語の通訳が必要なときは「トラベルコ」と呼ばれるサイトを使います。こちらのサイトを使えば、一日○○円~と、現地に住む日本人、かつタイ語ができる人が通訳として働いてくれます。または、現地に根付いた配送会社に依頼をすることも一つの方法です。

3.無駄な時間を過ごさない。

タイに来ると、どうしても遊びたくなってしまいます。異国の地であること、タイという土地柄から開放感を感じてしまうのだと思います。気持ちはわかりますが、あなたがタイに来た理由を忘れてはなりません。

あなたは、現状を変えるため、限られた時間の中でタイに来ているわけですよね? 私でしたら、すべての私情を捨てて、リサーチや情報収集に励みます。

5.買い付けた商品はどうする?

最後に日本への荷物の輸送方法を考えます。持ち帰り方は、次の2つです。

  1. 現地で発送をする
  2. 自分で持ち帰る

1.現地で発送する

チャットチャック市場の周辺には、DHLを含めていくつかの運送会社があります。この会社に発送を任せれば、日本で荷物を受けとります。場内のセクション26近辺にあります。チャトゥチャック市場

ただ、「いくつものお店を周りたいから、手で荷物を持ち歩きたくない。」という方も多いでしょう。実は、その場合に便利な「NIPPON47」という運送会社があります。この会社の特徴は、チャットチャックの店舗からNIPPON47に荷物を発送依頼するだけで、日本までの発送が完了する点にあります。

色々なお店で商品を購入したい。でも、買った商品を持ち歩いたり、どこかの配送会社へ持っていたりするのは大変。そんな悩みを解消するのがNIPPON47の「手ぶら実現・無料引き取り&楽々、日本発送」です。

手ぶら実現・無料引き取り&楽々、日本発送の流れ

  1. チャトチャックのお店で商品を購入。
  2. そのまま商品を預かってもらう。
  3. 他店で購入した商品も1のお店に保管してもらう。
  4. 1のお店に「他店購入分もまとめてNIPPON47へ発送して」と依頼する。
  5. NIPPON47が発送料を負担する形で、1のお店から商品が発送される。
  6. NIPPON47へ商品が到着。開封して日本向けに再梱包。
  7. 日本に荷物が到着する。

どこでも良いので購入したお店に「パラディウムにあるNIPPON47さんへ発送してください!」と伝えます。他のお店で購入した分も合わせて預かってもらい、一括で発送してもらいます。とても便利ですね!もし、うまく伝えられない場合は、次の紙をプリントアウトして、お店の人に渡しましょう!

NIPPON47の住所

2.自分で持ち帰る

自らが帰国するときに「携行品」として輸入もできます。いわゆるトランクケースなどに収納してハンドキャリーで輸入する方法です。この場合は、個人使用目的で輸入するときは、ある一定の携帯品免税を適用して輸入ができます。(商用貨物の場合、一品目の合計が1万円以下であれば免税)

ハンドキャリー通関の始め方

残ったバーツはどうすればいい?

ポケットチェンジ セントレア

タイの仕入れから帰国後、財布の中にバーツの紙幣が残っている場合は「ポケットチェンジ」を使えば、ワオンなどの電子マネーに換金できます。

その他のコツとワンポイント

タクシーでの移動は出来るだけGrabが良い。

バンコクではタクシー配車アプリGrabが人気です。その理由は安心して乗れるからです。運転手の中には、こちらが言わないとメーターを使わなかったり、すぐに高速に乗ろうとしたり、雨の日や渋滞時に乗車拒否する人がいます。私もたくさん嫌な体験をし、出来るだけGrabタクシーを使うようになりました。

Grabタクシーは、一応選ばれた人が運転手をしているので間違いはないでしょう。拾いたい場合はアプリを起動し、現在地と目的地を入力すれば5分以内でタクシーが来ます。支払いもカードでOKなので何かと便利です。

また、バンコクのタクシーの注意点としては、ホテルや市場前で待機しているのには乗車しない方が良いです。なお、チャトチャック市場のまわりで待機しているタクシーは大丈夫です。それでも移動はBTSに越したことはありません。

失敗さえも楽しもう。それが、一人で歩きまわる醍醐味でもある。

市場を歩きまわり、いろんな商品を目にすることで買って見たくなることもあると思います。その場合は、実際に手に取って感触を確かめてください。見た目は良くても生地がペラペラだったり、プリントの質が良くなかったりします。

タイの商品は、見た目はいいけど細かな仕上げが今一つのモノが結構あります。また、気になった商品は価格を聞きましょう。1枚or複数買うことによって価格が違ってきますので、タイの商品価格の決まり方を知ることはとても大切です。

お店の人と英語でやり取りするのはめんどうでしょうが、非日常的で楽しいことだと気づくでしょう。仕入れツアーに参加すればバイヤーが全てやってくれるので楽ですが、道に迷ったり、失敗したり、慣れない英語でやり取りすることも良い体験になると思います。一人で異国の市場を歩きまわれば、失敗さえも楽しい!

以上、サラリーマンでもできる弾丸タイツアーでした。

まとめ

  • まずはタイの実際を感じよう!
  • 航空券はできるだけ早く購入
  • 初リサーチ&仕入れはチャットゥチャクのみでOK
  • 遊びと仕事を切り替えよう。
  • 様々なツールやサービスを使えば、英語力がほとんどゼロでも大丈夫
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