「iPhoneアプリ版」マリントラフィックの説明書

マリントラフィックiphoneアプリ使い方海外出張/貿易サービス
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マリントラフィックを使えば、世界中の船の位置を調べられます。貿易ビジネスでは、コンテナ船を使った海上輸送がメインになるため、このマリントラフィックがとても役立ちます。まだ使ったことがない方は「マリントラフィックの使い方」の記事を参考にして、試されることをお勧めします。

今回は第二段である「iPhone版マリントラフィックの使い方」をご紹介していきます。

iPhone版マリントラフィックの使い方

iPhone版マリントラフィックは、パソコン版のマリントラフィックをiPhoneの画面でも操作しやすいようにアプリにした物です。アプリ版のマリントラフィックは、最初の一回だけ、アプリの購入代金として600円(2018年3月現在)を支払います。

今回は、この600円のiPhone版アプリの使い方をご紹介していきます。その前に「なぜ、マリントラフィックは、船舶の位置を表示できるのか?」という仕組みの部分と、iPhone版マリントラフィックでできることをご紹介します。

マリントラフィックの仕組み

マリントラフィックのアプリを起動すると、一秒もたたないうちに、海上船舶の運行状況を地図上に表示できます。これらの位置情報は、ほぼリアルタイムで表示されるため、何だか不思議な感じがします。そもそもなぜ、このようにリアルタイムでの表示が可能なのでしょうか? その秘密が「AIS」です。

AISとは、日本語で「自動船舶識別装置」といいます。船舶から発信される電波の中に「船名、位置情報、進路や目的地」などの情報を加えて置き、それを地図上に反映するものだそうです。マリントラフィックの説明によると、このAISの情報が一日当たり17万件も処理されているため、広範囲かつ様々なルートの船舶情報を表示できるそうです。

マリントラフィックでできること

マリントラフィックは、とてもたくさんの船舶情報を処理しているため、船舶に関係する仕事をしている方にとっては、とても貴重な存在です。

例えば、貿易をする人であれば、常に船舶の動向が気になります。輸出者から案内されている「シッピングアドバイス」通りに船積みされているのか? 出航した船は、今、どのあたりにいるのか?が気になることが多いです。これらの本船動向は、港への入港日、ひいては、客先への納品日に関係してくるからです。

貿易をする方がマリントラフィックを使うのであれば、次の部分が優れています。

  • 船舶、ヨットなどのリアルタイムな位置を表示できます。
  • ほとんどの主要な港湾やルートをカバーしているから、情報を探しやすいです。
  • 風向き、船の軌跡(過去、未来)を表示できます。
  • 自分だけの船舶リスト(MY FLEET)を作成して船の動向を追跡可能です。
  • ブッキングする船が、いつ建造されたのかがわかります。(古さ・船舶事故率)
  • レイヤー機能としてウェザー(天気情報)が提供されています。(本船入港の遅れにつながる要素はないのか?)
  • 有料拡張機能「AUGMENTED REALITYツール」を使えば、iPhoneのカメラを地平線に向けるだけで、港湾情報、船速、自分と船の距離がわかります。
  • 有料拡張機能「ROUTE PLANNERツール」を使えば、ルートを計画してETA(到着日)を計算できます。

以上がマリントラフィックの仕組みと、できることでした。次にマリントラフィックを使うときは、どのような準備をすれば良いのかをご紹介します。何度も申し上げる通り、マリントラフィックは、パソコンでも利用できます。パソコンの場合は、特に準備をすることなく、そのまま使えます。

準備すること

iPhone版のマリントラフィックを使うときは、アプリをダウンロードします。アップストアまたは、グーグルプレイなどで「マリントラフィック」または「MARINETRAFFIC」と入力して、アプリをインストールしましょう! もし、船舶リスト機能(MY FLEET)を使いたいときは、マリントラフィックへの会員登録も必要です。(後ほど説明)

iPhone版マリントラフィックの使い方

それでは、マリントラフィックの使い方を説明していきます。以下の写真がマリントラフィックの操作画面の全景です。下に緑色や青色のマークが書かれていますね? これらが船舶の位置を示しています。緑色、赤色、四角、船型など、すべてに意味があります。色々とお試しください。

 

この中にある船舶をクリックすると……

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

船舶に関する情報が表示します。この画面は、画面上から赤枠部分、緑枠部分、青枠部分の3部分に分かれています。赤枠の部分と緑枠部分は、連動して動きます。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

赤枠部分の「Voyage」を選択しています。以下の画面から、尼崎・西宮から名古屋までの航路。出発は3/24、到着は3/25日。出航してから1日と7時間が経過していることがわかります。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

赤枠のPositionを選択しています。このボタンを押すと、現在の船の位置を示します。ステータス部分が現在の船の状況を示します。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

今度は、画面の下にあるボタンに注目してみましょう。中央にある「MY FLEET」が船舶リストです。追跡したい船などを登録できます。登録するときは、マリントラフィックへの会員登録が必要です。FLEEとは、自分のまとめたいグループのような形で使うと良いです。イメージで言うと、A、B、CというFleetを作り、各fleet(グループ)の中に○○丸、○○号などの船を登録していきます。

例えば、FLEETとして中国ルート、北米ルートなどを作成しておき、それぞれに「SITC(中国路線の船)」や「APLペルー(アメリカ方面)」という船名を登録します。アプリ上の操作ボタンとしては、次の通りです。

  • add to Fleet=作成済みのグループへの船舶の登録
  • add to new Fleet=グループの新規作成

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

Fleetへの登録ボタンを押したときに、会員登録をしていないと、以下の画面が表示されます。未登録の場合は、下にある「Register」から登録していきましょう!

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

登録方法は、次の記入例を参考にしてください。特に間違いやすいのが一番下にある「I have read….」へのチェックです。なぜか、この部分がとても薄くなっているため見落とす可能性が高いです。また、パスワードの条件は、全体が6文字以上、かつ1文字以上のローマ字+1文字以上の数字が入っていることです。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

船の軌跡も見ることができます。画面下にある「一番左側にあるボタン」を押します。Past Track=過去の軌跡。Route Forecast=未来の軌跡を表示します。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

こちらが過去の軌跡です。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

こちらが未来の軌跡です。どのように船が進んでいくのかも一目瞭然です。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

ここからは、船の詳細画面から出て、アプリのトップ画面の説明をしていきます。画面左上にある船のマークを押すと、iPhoneの画面一杯に地図が表示されます。(フルスクリーンモード)

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

虫眼鏡のマークを押すと、港名、船の名前などから様々な情報を検索できます。検索結果をさらに表示したいときは「show all results」を押します。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

画面の一番右側にある三本線のマークを押すと、様々な機能が表示されます。正直、すべてのボタン機能を説明するのは疲れるため、一部のみをご紹介します。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

 

この部分は、マップ上に表示できるレイヤーのコントロールができます。レイヤーとは、ある情報を重ねて表示する機能ことです。下の図であれば、地図上に船の情報ではなく、港や灯台?の情報を重ねて表示しています。マップ情報がゼロの状態、それに透明なレイヤー(特定の情報)を重ねて、上からのぞくと一つの情報として表示されるイメージです。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

レイヤーの仕組み

 

登録したMy Fleetは、こちらのボタンで確認します。

マリントラフィックiphoneアプリ使い方

以上、iPhone版のマリントラフィックの使い方でした。

まとめ

マリントラフィックをiPhoneで使うときは、有料版のアプリを使います。マリントラフィックのアプリは、同種のアプリと比べて表示できる情報数が圧倒的に多いです。アプリの中では、若干、高いものですが、ここまで高機能であれば、十分、購入する価値はあると思います。

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