世界各国 EMSで必要な書類の確認方法

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    海外に向けた荷物の発送は、EMS(国際スピード郵便)が便利です。国際スピード郵便は、すばやく確実に荷物を運べるからです。他の配送会社(DHLなど)と比べても、圧倒的に安い価格で運べる点も魅力的です。EMSで発送するときは、相手先の情報と送る荷物の中身を専用ラベルに記入します。これが「EMSラベル」です。

    一般的に、輸出をするとなると、インボイスなど、ややこしい書類や手続きが必要です。しかし、EMSであれば、たった一枚の書類を書くだけで、世界各国に荷物を届けられます。この点において、とても便利なサービスです。

    先ほど申し上げた通り、EMSを使うときは、専用ラベルに商品名などを記入するだけです。しかし、実は、発送する先の国や荷物の種別によっては、EMSラベル以外にも、インボイスや税関告知書と呼ばれる別の書類が必要になるときがあります。

    そこで、この記事では、各国ごとに決められているインボイスや税関告知書など、EMSラベル以外で必要になる書類の確認方法をご紹介していきます。

    国際発送

    EMSで必要になる書類とは?

    基本的に、EMSは、発送ラベルの記入だけで世界中に荷物を発送できます。これが最大のメリットです。しかし、発送先の国や商品の種別によっては、ラベル以外の書類が必要になることもあります。それが次の2つの書類です。

    1. インボイス
    2. 税関告知書

    インボイスとは、商品を受け取る相手と、どのような取引をしたのかを証明するための書類です。

    例えば、AさんとBさんは、ある商品を一つ500円で何個売買した。この売買事実を証明するために、インボイスという書面にします。輸入国に到着した荷物は、現地の税関により確認が行われます。確認内容は、次のポイントです。

    • 箱の中に入っている貨物に関税をかけなくてもいいのか?
    • 不自然なほど、安い価格ではないのか?
    • 法律上、問題がある貨物ではないのか?

    などです。現地税関は、これらの点をEMSラベルや付属のインボイスなどで確認します。必要であれば、小包の荷受け人に対して、関税などを課税します。要は、インボイスも税関告知書も税関が貨物の中身をチェックするときに使う書類です。詳しい解説記事は、次のリンク先でご確認下さい。

    EMSで使うインボイスの書き方

    税関告知書(CN22/CN23)を使って国際発送に挑戦!

    EMSラベルについている書類

    基本的に「個人使用目的の物」を発送するときは、EMSラベルだけで発送ができます。問題になるのは、商売物品をEMSで配送するときです。この場合、記述の通り、EMSラベルとは別に、インボイスや税関告知書が必要です。ただし、一点だけ覚えておきたいことがあります。それは、EMSラベルには「税関告知書CN23が2枚同封されている点」です。

    EMSラベルには税関告知書CN23が2枚同封されている

    下の画像をご覧ください。こちらは、郵便局などに設置してあるEMSラベルの写真です。実は、このラベルは複写式になっていて、その中の一つとして、税関告知書CN23が二枚ついています。つまり、EMSラベルの一枚目を記入するだけで、税関告知書CN23を二枚提出していること同じです。

    「EMSラベルには、CN23が二枚ついている」

    これを必ず覚えておきましょう。つまり、仮のお話として、商売目的で発送するときに「CN23を3枚」要求している国であれば、EMSラベルとは別に、CN23を一枚追加するだけでいいです。CN23が二枚要求される国であれば、EMSラベルだけの記入するだけです。

    ポイント:EMSラベルには、CN23が二枚ついている。よって、EMSラベルとは別にCN23を発行するときは、3枚以上要求する国だけです。

    EMSの発送に必要な資料を確認するところ

    EMSの発送に必要な資料は「こちらのページ」で確認できます。リンク先のページを開くと、以下の画面が出てきます。この画面の見方を説明していきます。ページの上部には、アジア、オセアニア、北・中米などのタブがあります。ここを押すと、下に表示される内容が変化します。現在は「北・中米」のタブを開いています。

    今度は、下の画面に注目しましょう。赤枠と青枠がありますね。赤枠は、業務用書類を送るときに必要な書類。青枠は「物品」を送るときの書類です。まずは、2つに大別されいていることを覚えておきましょう。ちなみに、ここでいう業務用書類とは「特定原産地証明書」や「銀行からの書類」「契約書」「カタログやマニュアル」など、仕事で使う書類全般です。EMS 必要書類

    次に国ごとの欄に注目してみましょう。赤枠と緑枠に分かれています。

    赤枠は「商売目的で物品を送るときのルール」、緑枠は「個人使用目的で送るときのルール」です。

    例えば、下のアメリカであれば…..

    ・商売目的で物品を送るときは、CN23が一枚、インボイスが2枚必要です。

    ・個人使用目的で送るときは、CN23かCN22のいずれか一枚だけです。よって、この場合は、EMSラベルだけで発送できます。(CN23が二枚内包されているため)

    このように、同じ国に差し出す貨物であっても、商売目的なのか? それとも個人使用目的なのか?によって、必要になる書類が変わります。

    EMS 必要書類

    アメリカ以外の国も確認してみましょう。下のカナダであれば….

    商売目的・CN22、CN23のいずれか3通(金額により異なる)とインボイスが3通必要です。この場合は、EMSラベルへの記入+CN23一枚、インボイス3枚が必要です。

    個人使用目的・CN22、CN23のいずれか3通が必要ですから、EMSラベルとCN23を一枚用意します。

    EMS 必要書類

    最後にエルサルバドルです。

    商売目的の場合は、CN23を三通とインボイスが一枚です。つまり、EMSラベルの作成の他、CN23とインボイスを一枚ずつ用意します。

    個人使用目的の場合は、CN23が三枚必要です。つまり、EMSラベルの他、CN23を一枚用意します。

    EMS 必要書類

    以上、EMSの発送で必要な書類の調べ方でした。

    まとめ

    • EMSラベルには、CN23が二枚同封されている。
    • EMSで必要になる書類は、各国ごとに異なる。
    • ポイントは、商売目的で発送するのか?
    • 各国で決められている必要枚数から、CN23分を二枚引きましょう。

    オススメの記事:「初心者」知識ゼロからの国際郵便入門

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    この記事の執筆者
    HUNADE

    貿易サイト「HUNADE」の代表。通関業者で勤務した経験をもとにして「もっと貿易を身近に。」をミッションに活動中!難しい貿易をできるだけわかりやすく解説し、貿易の一助になることが目標。基本的には、東海地方に住みながら国内各地、海外などでも活動し、できるだけ柔軟な発想を維持できるように努力しています!

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