「輸出」コンテナ船を選ぶ5つのポイント 盲点はココにある!

コンテナ船 選ぶポイント国際輸送
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あなたは、20フィートや40フィートなどのコンテナを使い輸出しようとしています。輸出先の国、貨物、物量なども決まっており、あとは「コンテナ船を選ぶだけ」です。さて、このコンテナ船は、どのような基準で選べば良いのでしょうか? やはり、名の知れた大手船会社を選ぶのが良いのでしょうか?

そこで、この記事では、コンテナ船を選ぶときのポイントをご紹介していきます。

コンテナ船を選ぶときのポイント

コンテナ船を選ぶときのポイントは、次の6つです。

  1. 適切な海上運賃(フレイト)を提示していること
  2. 寄港地が少ないこと
  3. なるべく新しい船であること
  4. オンデッキでないこと
  5. 信頼できるフォワーダーに頼むこと

1.適切な海上運賃(フレイト)を提示していること

輸送する区間に対して、適切な海上運賃が提示されているかを確認しましょう。海上運賃の目安は「WFR」を利用すれば、ウェブ上でも目安がわかります。正確な見積もりが欲しいときは「海上運賃の見積もりサービス」をご利用ください。いくつかの項目を入力するだけで、貴社に最適な海上運賃の見積もりができます。

2.寄港地が少ないこと

寄港地とは、船が寄る港のことです。

例えば、福岡県の博多にいるとして、大阪、名古屋、東京と寄港して札幌に行くなどのことを指します。もちろん、博多から札幌までダイレクトに行った方が早いですね。やはり、目的港に着くまでの寄港地ができるだけ少ない方が良いです。寄港地の有無は「シッピングガゼット」やフレイタスなどで調べられます。

寄港地と合わせて「積み替え船であるのか?」も重要な要素です。寄る港が多いほど、目的港へのスケジュールに変更が発生しやすいです。

例えば、東京から大阪に向かうときに….

  • 東京→大阪と直接いく場合
  • 東京→金沢→大阪と行く場合

この2つの場合は、どちらがよりスケジュール通り、目的地に着けると思いますか? 普通に考えれば、直接、東京から大阪に行く方が予定通りにつく可能性が高いです。金沢経由で大阪に向かうと、途中で何らかのトラブルにあう可能性が高まります。

例えば、雪で列車が動けなくなるかもしれません。または沿線で火災が発生して運休するかもしれません。もちろん、単なる例えです。ただ、海上輸送に限っては、このようなことがよくあります。

「途中までは順調だったけど、○○港で濃霧の影響で出航できなかった。だから、到着予定日は、3日ずれる」などです。

海上輸送は、なるべ最短で行けるルートがお勧め!間に挟む港が多いほど、遅延のリスクは高くなる。

3.できるだけ新しい船であること

コンテナ船の「年齢」も重要です。船は、年数を重ねるほど、故障リスクが高まります。そのため、貨物を乗せる船が古いと、輸送上のリスクが高いとみなされて、割高の保険料金を支払わされます。船の建造年は「マリントラフィック」で確認ができます。 古い船の目安:16年以上

4.オンデッキでないこと

オンデッキとは、コンテナ船の「甲板(かんぱん)」のことです。写真でいうと、赤枠部分がオンデッキ(甲板)。青枠がアンダーデッキです。オンデッキのコンテナは、船からむき出しになっているため、太陽や潮風の影響を受けやすいです。そのため、オンデッキは、アンダーデッキよりも輸送リスクが高いと判断されています。=割高な保険料を支払わされます。

ちなみに、海上運賃は、オンデッキ、アンダーデッキとも料金は変わらないため、できる限りアンダーデッキで予約した方が良いです。ただし、このアンダーデッキのスペースは、限られているため、有力なフォワーダーを通して予約されることをお勧めします。

オンデッキ

5.信頼できるフォワーダーに頼むこと

世界の船会社は「大手が破綻する危機的な状況」にあるため、名前をよく聞く大手だとしても、それだけで信頼できるとはいえません。むしろ、一般の荷主は、船会社と直接契約をするより、財務体質が健全な「フォワーダー」と輸送契約をした方が良いです。万が一、船会社が破綻しても、フォワーダーの輸送義務によって揚げ地まで輸送してもらえるためです。*1

また、フォワーダーは、東京~バンクーバーと二地点を結ぶ航路でも、複数の船会社と「S/C」を結んでいます。荷主は、フォワーダーに対して「○○~〇〇までの見積もりを欲しい」と伝えるだけで、フォワーダーは、希望する地点間の複数の船会社から最適な輸送を提案してくれます。

関連記事:海上輸送/フォワーダーを選ぶときの5つのポイント(注意点)

*1.フォワーダーは、荷主に対してFCRを発行しています。そのため、万が一、船会社が破綻しても、FCR(Forwarder’s Cargo Receipt)を発行しているフォワーダーが揚げ地までの輸送義務を負っています。

海上運賃の見積もり・削減コンサルフォーム

まとめ

  • コンテナ船を選ぶときは、あらゆるリスクを下げられるように工夫します。
  • リスクには、積み荷が遅れる、無くなる、船会社が倒産するなどがあります。
  • 餅は餅屋の言葉通り、物流面はプロである「フォワーダー」と二人三脚になった方が良いです。
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